２０１８ＧＷ　ＮＲＷ州とモーゼル川沿いの旅　【２７】　再びのトリアー

2018/05/04 - 2018/05/04

コッヘム２日めのこの日は、２つの街を訪ねました。
まずは２０１２年以来２度めのトリアーへ。
古代ローマ帝国のアウグストゥス帝が建設した植民市を起源とし、帝国の防衛拠点及び交易の要衝となって発展した街。
その繁栄を今に伝える遺産群が１９８６年に世界文化遺産に登録されています。
６年前はその遺産の中心的存在である「大聖堂」で、ちょうど大きな宗教イベントが行われている日に当たってしまい、あまりの人の多さに中へ入ることができませんでした。
６年越しにその心残りを果たす機会が訪れたのです。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　　４月３０日（月）　福岡～関空～フランクフルト～ケルン
　　５月　１日（火）　ケルン～エッセン～デュイスブルク
　　　　　　　　　　　　～デュッセルドルフ～ケルン
　　５月　２日（水）　ケルン～モンシャウ～シュトルベルク～ケルン
　　５月　３日（木）　ケルン～ボン～コッヘム
　☆５月　４日（金）　コッヘム～トリアー～ビットブルク～コッヘム
　　５月　５日（土）　コッヘム～トラーベン・トラーバッハ
　　　　　　　　　　　　～モーゼル川クルーズ
　　　　　　　　　　　　～ベルンカステル・クース～コッヘム～マインツ
　　５月　６日（日）　マインツ～フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　　５月　７日（月）　羽田～福岡

エリア トリアー(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

７：３０から朝食へ。
１階の広いレストランでいただきます。

実は、こちらのホテルの朝食は８：００から。
でもこの日、８：４１コッヘム駅発の列車に乗りたかったので、８：００から朝食を摂り始めるとちょっと慌ただしい。
前日にホテルのスタッフさんに相談したところ、７：３０からいただけるようご対応いただけました。
大変助かりました。ありがとうございました。

早速お料理をいただきに。
パンや飲み物。

小さなティーポットがかわいらしい。

ハムやチーズ類。
早い時間というのもありますが、この量からするとあまり宿泊客はいなかったのかもしれません。

スモークサーモンは鮭の形のお皿に！

贅沢なことにこの空間をひとり占めです。

この日は日の出６：０２、日の入り２０：５４。
少しずつ日が長くなっていきます。
そして今日も快晴！

７：４３からいただいたようです。
上の写真とこの写真は違うアプリですが、いずれも地名が”コーヘン”と表示されています。
ガイドブックやネット上、日本語では”コッヘム”と表されることが多いですが、実際の発音は”コーヘン”の方が近いのかしら。
（このアプリの日本語表記がどこからきているものか不明ですが。）
そして、その下の”ラインラント・パラティネート”とは？
ここはラインラント・プファルツ（Ｐｆａｌｚ）州ですが、調べてみると英語ではパラティネート（Ｐａｌａｔｉｎａｔｅ）だそう。
ほかのヨーロッパ諸国での名称もこれに類するそうです。
ということは”コーヘン”も英語読みなのでしょうかね。

ホテルの方のおかげで朝食をゆっくりいただき、８：１５頃出発しました。

今日も抜けるような青空！
では、「アルテ・トルシェンケ」よ、行って参ります！

モーゼル川沿いのプロムナードを歩いて駅へ向かいます。

振り返ってズームすると「ライヒスブルク城」。
行って参ります！

芝生には野鳥が。

鴨の仲間かな？鴈かな？　おはよう。

この辺りはバスの停留地なのか、以前にもここにバスが待機しているのを見ました。
「ライヒスブルク城」のイラストが描かれたかわいいバスですね。

気持ちのいいプロムナード。８時台ですがまだ誰もいませんでした。

のんびり歩いて１０分ほどでコッヘム駅に到着。
トランクがなければ楽勝です。

何もない駅ですが、構内に”Ｇｌｅｉｓ９”（９番線、９番ホーム）という小さなカフェのようなお店が。
朝食かな？数人いますね。

小さな駅構内。

＃Ｇｌｅｉｓ９”には、中からも入れるようです。

ホームへ出ました。
向かい側はコブレンツ方面へのホーム。

私はこちら側、トリアー方面のホームへ。
少し早めに着いたので、しばらくのんびり待ちました。

定刻にＲＥがやって来ました。乗車します。

車内はがらがら。

モーゼル川の見える左側に座ります。

いいお天気に感謝。

対岸の小さなかわいい村の景色を楽しみます。

途中駅Ｂｕｌｌａｙ。
この翌日、乗り換えのために下車しました。

朝陽の反射で窓に車内が写り込みますが、美しい景色に何枚も何枚も撮影してしまいます。

あの斜面も夏秋には葡萄の葉で緑色になるんだろうな～。

こんな小さな村での暮らし、どんなものなのかしら？

右手には葡萄畑が続きます。

途中駅Ｓｃｈｗｅｉｃｈ。

そして、９：３０にトリアー中央駅に到着しました。
コッヘムから５０分ほど。あっという間でした。

トリアー中央駅構内。

壁にはこんな絵が。
モーゼルの流れと、街の代表的スポットが描かれています。

反対側には街の紋章も。

外へ出ました。街歩きの前に次の街へのバスの乗り場を確認に。
駅前のロータリーです。

６番乗り場から発車するようです。よし、確認ＯＫ！

１１：３８発のバスに乗りますので、トリアーで２時間ほどの街歩きです。

では、街歩き開始！
駅前に延びるバーンホフ通りを進みます。

すぐに観光トラムに遭遇。
カラフルですね～。

お役所かしら？大きな建物です。
中央にはどなたかの像が。

窓の間の丸い飾り。中に象られているのは船のように見えます。
ズームしてみればよかった。

緑豊かなアレーを歩きます。

こちらはたぶんホテル。
「ホテル　アルトシュタット」と思われます。
きれいな建物ですね。

そして、そして。
こちらに到着です。

巨大な石の門「ポルタ・ニグラ」。
中世、苔のために黒く変色し、「黒い門」という名になったそう。

では、ここをくぐって旧市街へお邪魔します。
続きは次の章で。