青函トンネル開業30周年記念勝手に記念企画　「えきねっとお先にトクだ値」＆「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」で行く北海道の鉄道満喫の旅（パート１）

2018/04/13 - 2018/04/15

　ご覧戴きましてありがとうございます。
　2018年４月をもって青森県と北海道を結ぶJRの青函トンネルが開業30周年を迎えたそうで、今回はその青函トンネル開業30周年にちなんだ北海道の鉄道についての旅行記です。
　2018年４月14日現在、JR東日本とJR北海道では「北海道＆東日本パス」という割引切符を発売しています。
　この切符、春・夏・冬の指定された期間においてJR東日本とJR北海道の他、青い森鉄道・ＩＧＲいわて銀河鉄道・北越急行の各鉄道路線の快速列車・普通列車の自由席が10,850円で連続する７日間利用し放題という内容です。ちなみに2018年の春の場合、2018年４月22日まで利用可能です。
　基本的には快速列車・普通列車の利用が前提の切符の為、北海道新幹線の新青森～新函館北斗間を除き、新幹線や特急列車を利用する場合は乗車券部分も含めて利用できず、別途乗車券や特急券等が必要になります。（急行列車の場合、乗車券部分は有効で、別途急行券を購入すれば利用可能です。）但し奥羽本線の新青森～青森間と石勝線の新夕張～新得間のそれぞれ区間内の利用に限り特急列車の自由席にも利用可能となります。また新青森～新函館北斗間の北海道新幹線の場合、座席の指定席を受けずに普通車の空席を利用する特定特急券を別途購入する場合に限り、特急特急券と北海道＆東日本パスで利用可能です。
　と…ここまでが基本的な取り扱いですが、2018年春のシーズンの場合、「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」なる切符が別途発売されています。
　この「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」、「北海道＆東日本パス」と一緒に利用する場合に限り、北海道新幹線の普通車の空席とJR北海道エリアの特急列車の自由席が１日6000円で利用し放題となるという内容です。
　というわけで今回は「北海道＆東日本パス」と「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」を利用して北海道の列車を堪能した時の様子を中心にご覧戴きます。
　３部構成での公開を予定しており、前回のパート１では切符についての紹介、14日の土曜日の行程のうち新青森～新函館北斗間の北海道新幹線を往復利用した時の話等をご覧戴きます。

　

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　４月13日の金曜日、時刻は19時10分頃、只今、JR東京駅のホームにいます。

　この日は青森市内のホテルで宿泊することにしていましたので、東京19時20分発はやぶさ37号新函館北斗行きに乗り、新青森まで乗車しました。

　従来はＥ５系というJR東日本の新幹線車両が使用されていましたが、この日はＨ５系というJR北海道の新幹線車両が使用されていました。

　新青森まではこちらの切符を利用しました。
　「えきねっとお先にトクだ値」という割引切符です。
　この切符、「えきねっと」というJR東日本が運営している指定席予約サイトで購入できる切符で、利用する日の概ね14日前までに「えきねっと」で予約すると乗車券・指定席特急券が所定の料金より大幅に割引された値段で買えるという切符で、今回利用した東京～新青森間の場合、所定の料金より25％オフとなる13,010円で購入・利用が可能です。
　但し発売枚数が少なく、現実的には発売開始でほぼ売りきれることが多いと思います。

　新青森駅には所定到着予定時刻である22時30分頃に到着しました。

　新青森からは22時46分発普通列車青森行きに乗り、青森まで乗車しました。

　青森駅には所定到着予定時刻である22時52分頃に到着しました。

　この日は青森駅前にあるホテル（東横イン青森駅正面口）で一夜を明かしました。

　改めましておはようございます。
　2018年４月14日の土曜日、時刻は７時20分過ぎ、JR青森駅前に来ています。

　まずは北海道新幹線に乗るべく青森７時34分発普通列車弘前行きで新青森まで乗車します。

　新青森駅には所定到着予定時刻である７時40分頃に到着しました。

　新青森駅構内には青函トンネル開業30周年を記念してかパネル展が展示されていました。

　それではここから「北海道＆東日本パス」と「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」での旅が本格的にスタートします。
　といってもまずは北海道新幹線の新青森～新函館北斗間を往復することとし、そのスタートには新青森７時56分発はやて93号新函館北斗行きに乗りました。

　そしてここからは「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」を使います。
　冒頭でも紹介しましたが、こちらの「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」、北海道＆東日本パスと同時に利用する場合に限り、北海道新幹線の普通車の空席とJR北海道の特急列車の自由席が１日6000円で利用し放題となります。
　但し利用可能なのは自由席（北海道新幹線の場合、普通車の空席）のみで、特急列車の場合、普通車指定席ならびにグリーン車を利用する場合、北海道新幹線ではグリーン車・グランクラス車両を利用する場合、また普通車でも指定席特急券・指定席券の交付を受けて座席を利用する場合はこの切符での利用はできず、所定の運賃と特急料金等が必要となります。
　またこの切符で北海道新幹線を利用する場合、新函館北斗～盛岡間を利用する等東北新幹線にまたがっての利用は一切できず、東北新幹線で使用する切符と組み合わせて利用することも出来ない扱いになっています。
　この場合、乗車した区間の所定の運賃・特急料金等が請求されるそうです。

JR東日本のＥ５系という10両編成の新幹線車両が使用されていました。

　車内はこのような感じです。

　このはやて93号新函館北斗行き、東北新幹線の盛岡～北海道新幹線の新函館北斗間で運転され、途中、いわて沼宮内を除く新幹線各駅に停車します。
　ちなみに「はやて」という列車種別は東北新幹線の八戸開業時にＥ２系という新幹線車両を使用して大宮～仙台間をノンストップで運転する全席指定席の列車に使用されていましたが、Ｅ５系の投入、さらに320㎞運転の開始によりほとんどの列車種別は「はやぶさ」に変わり、「はやて」という列車種別で運転される列車はかなり少なくなりました。

　新函館北斗駅には所定到着予定時刻である９時02分頃に到着しました。

　新函館北斗から先はまだ車止めがあり、レールは伸びていません。

　新函館北斗駅の構内はこのような感じです。

　自由通路からは新幹線のホームを見ることが出来ます。

　新函館北斗駅でも青函トンネル開業30周年を記念してかパネル展が実施されていました。

　また記念撮影スペースもありました。

　それでは新函館北斗駅付近の景色もご覧戴きます。まずは南口からです。

　もう１枚ご覧戴きます。

　かわって北口側です。

　北口側は正直いってなにもないという感じでした。

　新函館北斗９時31分発はやぶさ16号東京行きに乗り、新青森まで乗車します。

　この列車、木古内～奥津軽いまべつ間で青函トンネルを通りますが、その青函トンネルを通る前の景色です。

　青函トンネルに入りました。

　青函トンネルに入った時には出入口上の電光掲示板にその旨の表示があります。

　青函トンネルを抜け、青森県側に入りました。

　奥津軽いまべつ駅に停車中の様子です。

　新青森駅には所定到着予定時刻である10時39分頃に到着しました。

　新青森駅前の様子です。

　新青森駅構内には「あおもり旬味館」という商業施設があります。
　観光客向けの施設で、様々なお土産品店・飲食店・NEWDAYSというJR東日本系列のコンビニ等があります。

　再び新青森駅です。

　この後は特急列車を中心に本格的に北海道の列車を満喫するべく新青森11時21分発はやぶさ５号新函館北斗行きに乗り、新函館北斗へ向かいます。
　長くなりましたのでこの先の様子は次回パート２で紹介させて頂きます。
　なお、2018年春シーズンの「北海道＆東日本パス」は2018年４月16日の月曜日までの発売、2018年４月22日までの利用となっており、今回紹介した「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」も少なくとも2018年４月16日までに「北海道＆東日本パス」を購入しないと利用出来ませんので、ご利用予定の方はご注意ください。
　ここまでご覧戴きましてありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• とのっちさん 2018/04/15 11:19:52

  おぉ、さっそく！

  フロンティアさま
  
  こんにちは。気になるチケット、さっそく使われましたね！もしかして旅先からアップされているとか？
  
  「はまなす」が廃止になり、北海道東日本パスは一生使うことはないだろうと思っておりましたが、このオプション券を見て空想旅行で遊んでいたところです。このタイミングで長期休みは取れないので…のっけから新幹線１往復半とは、興味深い使い方です（笑）。青函間はフェリーの夜行便で移動できるし、道東道北まで一気に距離を稼ぐくらいしか使い道がなく、結局特急乗り比べで終わってしまいそうな気がします。「はやて９１号」→「スーパー北斗３号」→「ライラック１５号」→「サロベツ１号」→「宗谷」のような…（笑）続きも楽しみです。
  
  とのっち

  フロンティアさん からの返信 2018/04/15 22:06:09

  Re: おぉ、さっそく！

  　こんばんは。コメントありがとうございます。
  　とのっちさん、お見事！推理的中です。旅先からの投稿です。というのも「北海道＆東日本パス」自体、明日までしか買えないのでその参考にしてもらうべく急いで作りました。
  　ちなみに北海道＆東日本パス北海道特急オプション券の旅を終え、東京から東海道新幹線で浜松まで向かっています。
  　今回の「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」は気になっていた切符で、春の嵐による交通障害が予想されたなか、さほど大きい影響がなく、ホッとしました。
  　その「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」ですが、基本的には普通列車での移動が不便な網走・稚内方面への利用を意識して発売されたようですが、あの切符を使って網走・稚内へ向かう場合、札幌からの特急料金は最大でも3000円位なので、あまりお得感は感じにくい気がします。また乗車券も遠距離を通しで買えば近距離の切符に比べてあまり高くならない為、尚更です。また特急券は１日6000円なので、１日・２日程度の利用ならばまだしも長期間の特急利用となると「北海道フリーきっぷ」26000円位の切符が在来線の特急７日間乗り放題なのでそちらを利用したほうが良いと思います。
  　BTSさんへの返事にも書きましたが、この切符の最大のメリットは北海道新幹線が１日乗り放題ということで、新青森～新函館北斗間を往復したのはよりモトをとる為に利用しました。
  　もし次の土日に休めるようであれば22日の日曜日限定ながら「北海道150周年記念日帰りパス」とかいう乗車券部分が3000円で利用できるフリー切符がありますので参考まで…
  　パート２・パート３にかけていろんな特急列車に乗りましたので、宜しければまたご覧ください。
  
  　
  

• BTSさん 2018/04/15 11:09:10

  北海道＆東日本パス北海道特急オプション券

  フロンティアさまへ
  
  こんにちは～
  北海道＆東日本パス北海道特急オプション券を参考にさせていただきました。
  なるほど～北海道新幹線（新青森駅～新函館北斗駅）とJR北海道の特急列車に自由席に限り一日乗れるんですね。さすが企画切符の達人です。
  
  フロンティアさんは、まずウォーミングアップがてら新青森駅～新函館北斗駅間を往復して更に新函館北斗駅へ向かったんですね。このオプション券だと稚内・釧路・網走に行くときに使うと便利でお得ですね。
  
  BTS
  
  

  フロンティアさん からの返信 2018/04/15 21:54:28

  Re: 北海道＆東日本パス北海道特急オプション券

  　こんばんは。コメントありがとうございます。
  　只今、北海道＆東日本パス北海道特急オプション券の旅を終え、東京から東海道新幹線で浜松まで向かっています。
  　今回の「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」は気になっていた切符で、春の嵐による交通障害が予想されたなか、さほど大きい影響がなく、ホッとしました。
  　その「北海道＆東日本パス北海道特急オプション券」ですが、基本的には普通列車での移動が不便な網走・稚内方面への利用を意識して発売されたようですが、あの切符を使って網走・稚内へ向かう場合、札幌からの特急料金は最大でも3000円位なので、あまりお得感は感じにくい気がします。何しろ１日6000円なので、１日・２日程度の利用ならばまだしも長期間の特急利用となると「北海道フリーきっぷ」26000円位の切符が在来線の特急７日間乗り放題なのでそちらを利用したほうが良いと思います。
  　つまりこの切符の最大のメリットは北海道新幹線が１日乗り放題ということで、新青森～新函館北斗間を往復したのはよりモトをとる為に利用しました。
  　なおBTSさんならば「大人の休日パス」なるフリー切符があり、こちらならばJR北海道だけでなくJR東日本の新幹線・特急も乗り放題なのでそちらのほうがよい気もします。