青蓮院門跡と祇園あたり　　春の京都をふらふら歩く。前篇

2018/03/10 - 2018/03/11

春の京都１泊2日の旅。

今回の旅のメインディッシュは城南宮の梅。
これは2日目に行くことにして、初日はどこへ行こうかと新幹線の中で思案。

あれこれ迷って決めたのが、将軍塚清流殿。
ここは一度青蓮院門跡から徒歩で登ろうとしたものの時間がなく断念した場所。将軍塚にはずいぶん前に車で行ったことがあるけれど。

調べると三条から五条を通って三条へ戻るバスが出ているようだ。

ではそれに乗って行ってみるかと、今回もお気楽無計画旅。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩

バスの時間まで後1時間。
天気も良いので、京都駅から京阪五条までぶらぶら歩いていくことに。

渉成園の脇を抜けて北上。

渉成園 （枳殻邸） 名所・史跡

五条大橋の南側あたり。

写真じゃ音は伝わりませんが、ウグイスが良い声で。

なんだか魅惑的な橋。

無論、用もないのに渡ります。

おや、銭湯が開いている。

朝風呂というのも脳裏をかすめたけれど、これは次回の宿題に。

時間もあるので路地裏散策。

通り抜けられるのが図子、行き止まりが路地。
通りにけられる路地もいっぱいあるけれど、一応そういうことになっている。

では小路は何かというと、文字通り小路。

そうこうしている間に京阪五条に到着。
１時間に1本のバスに乗り込みます。

バスの時刻はこちらをご参考に。
http://www.shogunzuka.com/access.html

バスはこの門の中に停まりました。

拝観料500円を払って中へ。

ちなみに門跡とは皇族や公家などが出家して寺主となる寺のこと
ここは青蓮院門跡の飛地境内

青龍殿の内部

将軍塚青龍殿 名所・史跡

青龍殿はもと武道館だったそうです。

桓武天皇は平城京から長岡京へ遷都。
しかし様々な災いが続きわずか１０年で平安遷都。

都の鎮護のためにこの地に将軍の像を埋めたと伝えられています。
遷都の理由は怨霊だとか、色々言われていますねえ。


国家の大事があるとこの将軍塚が鳴動すると言われています。

将軍塚 名所・史跡

こちらは大舞台ができる前からあった見晴らし台

過去に来たことがあるはずだけど記憶になし。

振り返ると向こうに比叡山、右手に清流殿、眼下に将軍塚

では大舞台に行ってみますか。

おーっ広い。

こういう角度で鴨川を見たことないなあ。

わぁー凄い！

という声が聞こえていましたが・・・

しばらくすると無人に。

なんというか、拠り所が無くて手持無沙汰になっちゃうんですよねえ。

意味もなく清流殿を振り向いてみる。

しかし、何のための舞台なんだろう？

ガラスの茶室が設置されていたようですが今はありません。
http://architecturephoto.net/41498/

清水寺の舞台の４.６倍というこの大舞台、絶景なんですがちょっと持て余しちゃいますね。

大舞台の模型が置かれていました。

なかなかの庭も併設されていました。

梅も見ごろ。

山上の枯山水もいいですねえ。

帰りのバスの時間までまだ時間があるので、どこかに座ってゆっくりと庭を楽しみますか、と歩いていたら一方通行をうまく誘導されて外に出てしまった。

時間があるので周囲を散策。
駐車場。

将軍塚って心霊スポットとしても有名ですがこの車止めの方がよほど怖い。

絶対今まで何台か落ちてるな。

門の脇に登山道。
青蓮院門跡より、東山トレイルで徒歩30分。

ここから上がってくるのか。

歩いて降りるか、とちょっと思ったけれど今日はやめとこう。

一応売店もチェック。
クリアファイル　500円。

うーむ。

おっとバスの時間だ。

京阪三条に向かうバスに揺られて車窓を眺めていると、目に入ったのがこの古川町商店街。

なぜか外国人に人気だという昔ながらの商店街。
久しぶりにちょっと覗いてみますか。

デビットボウイが八幡巻を買ったという魚屋はここかな。

古川町商店街 市場・商店街

商店街を抜けるとこんな景色が。

渡りたくなるよなあ、誰だって。

白川 自然・景勝地

ぶらぶらと白川沿いを岡崎の方へ歩くのも悪くない。

知恩院古門

左へ行けば知恩院、右へ行けば祇園。
さてどっち？

桜の状態を確認すべく巽橋へ。

白川　巽橋

白川 巽橋 名所・史跡

かにかくに碑

桜はさすがにまだ早い。

かにかくに碑 名所・史跡

おーっサガン！

ずーい分昔に祇園のサガンというバーに連れて行ってもらい感動してその後何度も店を探したのだけれど見つからなかった店。

まだ、あったんだ。今度行ってみよ。

今宵の宿は、京都駅八条口のイビス スタイルズ 京都ステーション。

荷物を置いて汗を流して、繰り出しますか。

イビススタイルズ京都ステーション 宿・ホテル

今宵は五条大橋下がったところのにこみ屋六軒に腰を据えます。

ここ実は、朝に歩いた場所だったりして。
歩いた理由も店の場所確認だったりして。



明日は今回の目的である城南宮へ向かいます。

にこみ屋六軒 グルメ・レストラン