2018/01/11 - 2018/01/11
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motogenさん
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振り返るとエレベータが見えます。
降りてしまいましたが、遣り残したことがたくさんある気がしてなりません。
米軍が落とした爆弾で、どこかに洞穴ができていたんじゃなかったかな?
他にも何か、重要なポイントがあったような・・・
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
降りた場所には、観光バスや自家用車が停まっています。
バスの横面にはハングル文字が多く、韓国人のためのツアーバスなのか・・
と韓国人の勢いの良さを再確認。
さて帰ろうか、とバス停に向かって歩きだすと、 -
あら、こんな所に洞窟があります。
たくさんの人が行き交いしているので、五行山 山・渓谷
-
疲れもあるけど、せっかくここまで来たのだらからと、入場料(1人100円)を払って、私たちも入ることにしました。
-
入口にあったのは大理石の橋で、欄干に十二支の石像が並んでいます。
子・丑・寅・卯・ 辰・巳・午・未・ 申・酉・戌・亥
と一つ一つ見ていきますが・・・ -
なんと、ネコがいるではありませんか。
ウサギがいません。
ベトナムの十二支は、ウサギでなくネコなのか?
まあ、この十二支というのものは、元来は動物ではなくて、複雑難解な易のことです。
教養のない大衆には理解できないからと、動物で代行したのだと聞きます。
動物ではなく、樹木にしても良かったし、虫にしても、花にしても、何でも良かったのですから、本来は動物そのものに意味はなかったのです。 -
洞窟の中は薄暗く、壁におごそかな像が彫られていたりして、
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神秘的といえば神秘的で、ここに入れば心がシャンとします。
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これまで数々の洞窟寺院を見て来ましたが、ここは人の手がしっかり入っていて、無難な洞窟といえます。
足場も平らで水溜りもありません。 -
仏像を照らす照明も創意工夫され、
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少しやり過ぎかと思うことも、なきにしもあらずですが、
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奥に進んで、はっとするものを見つけました。
真上に伸びている竪穴です。
真上から光がそそがれていますが、かなり高く、岩肌を削った石段が作られています。
不規則で、雑な作りで、踏み外したら落下すること間違いなしという石段です。 -
つかまるところがありません。
高所恐怖症の私には無理か。
それでも恐さよりも好奇心が勝って、登っていきます。
帰りの恐さのことは考えていません。
もちろん女房は下に待たせてあります。 -
整備された洞窟だと思っていたのに、そんなありきたりの洞窟ではありませんでした。
途中から階段はなくなり、所々の岩壁に鉄の輪っかが打ち込まれているだけの、ただの岩になってしまいました。
スリル満点、体力トレーニングとしては一級品です。 -
根性を入れ直し、やっとのことで登り切りました。
下を見れば、降りるのが心配になります。 -
登った場所は展望台となっていて、
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先の展望台よりは位置は低くなりますが、見飽きない気色です。
苦労に見合った展望です。 -
周囲の人に助けられて降りることができました。
空腹です。
どこかに食堂はないのかな? -
と歩いていると、石材屋の並ぶ道端に食堂がありました。
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大理石の粉塵が舞い散る食堂で、テーブルの上もほこりだらけです。
嫌な顔をしている女房に気づいて、おばちゃんが拭いてくれました。
可愛い赤ちゃんを見て遊んでいると、 -
注文した焼きそばとスープ麺が運ばれてきました。
野菜付きで、量がたっぷりあります。
しゃれっ気はありませんが、こんな場所での食事もなかなかのもので、アイスクリームも食べて500円でした。 -
ホイアンに戻るバスを待ちます。
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だだっ広い道路で待つこと数分で、
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バスがやって来ました。
ドアは半開きで、バスの揺れでバタンバタンしてます。 -
6~7歳と見える女の子と、そのお兄ちゃんが乗ってきました。
車掌さんに言われて女の子は、 -
シートの出っ張りにチョコンと座りました。
バス代らしきお金をギュッと握り締めています。 -
床には竹かごや天秤棒、ダンボール箱の荷物が持ち込まれていて、いかにもローカルバスといった感じが出ていて、楽しいバス旅です。
生きた鶏や魚や、大きな家具や家電などを持ち込んでも、臭いとか邪魔だとか危ないとか、そんな苦情をいうクレーマーはここにはいません。
ゆるくておおらかな東南アジアです。
日本だって、かってはこうだっのではないでしょうか。 -
そんな面白いバス旅も、あっという間に終点に到着し、
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夕方になって、今日も旧市街に繰り出しました。
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日本橋をのぞくと、門番はいません。
これはいい!
この隙に渡ってしまえ!
時刻は5時半をまわっています。 -
木の板でできている床は、歩くとコツコツと音が響き、京都の寺院の縁側を歩いているみたいです。
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この時間、中央にある寺院にも自由に入れるようで、
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たいしたものはありませんが、とにかく見学し、
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橋のたもとの置き物も見ます。
河童なのか、狐なのか、それとも犬なのか・・・
ガイドブックに何か書いてあった気がしますが、見るのは面倒です。 -
橋を渡って、フーフンの家に入ってみます。
最後の入場チケットを使おうと考えていた観光スポットですが、馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー
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しかしここにも門番はいなく、自由に出入りしています。
5時を過ぎると、こうなるのかな・・
と、得した気分です。 -
貿易商人の二階建ての家で、広い吹き抜けがありました。
洪水の時にはここから荷物を階上に運び上げたようです。 -
二階に上がってみると、土産物売場となっていました。
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昔は倉庫として利用していたのかも知れませんが、
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屋根の作りや、柱や梁の構造がよく見えて、
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窓からは表通りを歩く人や、
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周囲の家々を眺めることができました。
残念なことは、当時の家屋がこうして残っているというのに、当時の人々の生き生きとした生活風景が、私にはさっぱり想像できなかったことです。
想像力が不足しているようです。 -
今一度、複雑に絡み合う木材構造を観察して、夕食とします。
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昨夜のレストランが気に入って、今日も橋を渡ります。
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ビールに春巻きにフライドチキン。
ヘルシー食をもっとうとしている私たちには、これだけで充分です。
量はたっぷりあります。
どこからともなく日本語が聞こえてきました。 -
女子会を開いている女性が4人座っていました。
日本人もいたんだ!
嬉しくなってきました。
韓国人と中国人ばかりの町で、やっと出会えた日本人ですが、声はかけません。 しかし嬉しさのあまり、シャッターをそっと押してしまいました。 -
絵画店に目が止まります。
味のある作品、魅力を感じる作品が多く、食い入るように見つめてしまいます。
1軒の絵画店は、1人の画家の作品だけを扱っています。
もしかしたら作家の店なんでしょうか
その作者に興味が湧き、欲しくなる作品もありますが、買っても我が家には飾るような立派な部屋はなく、持ち帰るバッグもありません。
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この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2018/02/28 07:37:57
- より一層中味が濃く感じる(僕の大好きな展開と状況)
- 好奇心が増せば増すほど面白くなるし意味の無さそうな物でもジッと見てると何かを感じる、ホイアン&ダナンは当たりだね、後半は旧市街?
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