2018/01/14 - 2018/01/15
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motogenさん
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ネット情報で評判の良いシンツーリストの寝台バスは、フエのオフィスで予約すると、ハノイまで1人995円でした。
フエにやって来る時に乗ったバスは1500円ですから、その3分の2です。
「夕方の5時にオフィスの前に来てね」と言われています。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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オフィスは競技場の目の前にあります。
荷物を引きずって5時に行くと、ミニバンに乗せられて、 -
川岸にある駐車場まで連れて行かれました。
-
指定席です。
シートナンバー11と12は、下のベッドで助かります。
リクライニング装置もしっかりしています。
車内も綺麗です。
これなら大丈夫。
ぺットボトルの水も配られました。
トイレはありませんが、あの狭いトイレはこりごりですから、なくても良いです。 -
「このバスの方がずっといいね。」
女房は揺れの少なそうな中央の列に陣取りました。
惜しむらくは、毛布がないことで、ダウンを着込んで寝ることにします。
ホイアンでもダナンでも、フエでも、どこでもダウンを着ていたことになります。 -
バスの中は空き空きで、乗車率は50パーセントほど。
途中で乗り込んで来るのかと思いましが、そんなことはなく、 -
定刻の5時半に5分ほど遅れて出発すると、そのままの状態でした。
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橋を渡る頃には、夕闇が迫り、フエの旧市街が遠ざかります。
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1時間半後、夕食休憩となりました。
ドンハの中心街より北に5~10kmほど走った場所です。 -
夕食を済ませている私たちは、みんなが食べるのを見ているだけです。
女房はトイレに行き、女子トイレなのにドアのないことに驚きました。 -
バスの中は話し声でうるさく、来た時と同様です。
隣同士でひそひそ話なら分かりますが、バス内で知り合ったおじさんとおばさんが、離れた場所で大声で話しているのです。
数々の寝台バスに乗りましたが、話し声がうるさかったという経験はありません。
タブレットで読書することにします。 -
そのうち女房は眠ったようですが、
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私はすっかり目が覚めてしまい、外の明かりを見て過ごします。
でもそのうち、ウトウトしたらしく 、 -
気がつくとバスが止まっています。
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トイレ休憩です。
ビンとタンホアの中間点のようで、時刻は2時近くです。
周囲を見回しても、だだっ広い暗闇ばかりです。
空気は肌寒く、周囲からの音はなく、孤独・・
これもまたいいものです。 -
眠れたのか眠れなかったのか、それさえはっきりしない夢うつつの中で、ふと目覚め、
「あれっ、ここ見たことある!」
とマップで調べると、ニンビンの町中を走っていました。
時刻は4:10。
これでは暗いうちにハノイに着いてしまいそう。
早すぎる! -
有料道路から降りて、
-
川沿いの道を走って行くと、
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車内に照明が灯り、ハノイに到着するとの車掌の声が響きました。
えっ、もう着いてしまうのか!
こんな時間じゃチェックインできないぞ! -
バスが停止しました。
6時です。
12時間半でやって来たことになります。
早すぎます。 -
降りた場所は旧ロンビエン橋と新ロンビエン橋との中間点。
シンツーリストのオフィス前です。
人の顔も判別しがたい暗さです。 -
予約してある『Old Quarter Boutique ホテル』はここから200mほどで、数分で歩けます。
人気のない路地をグズグズと歩き、 -
少し迷いましたが、見つけました。
ドアの隙間を押し入り、起きたばかりらしいスタッフに声をかけますが、満室らしくチェックインはできません。
できるのは2時過ぎで、荷物を預けて外に出ます。 -
宿無しの私たちは、ホエンキエム湖で休憩するしかありません。
今日はシルク村に行こうと思っていますが、シルク村も開くのは9時です。
時折小雨が散らつきます。 -
広場にあった巨大なイベント構造物は消えていて、いつものおばさんたちの舞踊が復活しました。
このおばさんグループの活動は、私が知ってからずっと続いていて、いつ見ても良い雰囲気です。
技能はそれほどでないけれど、数々の小道具を持参して集まって、楽しい演技を披露してくれます。
動画も撮ってみました。
https://youtu.be/FjycBxg2xNo
https://youtu.be/o9Zn_KsrsLo -
「ああ、そうだ・・こんな天気だけど、笑いヨガやってるかな?」
と思い出して駆けつけると、集まってはいましたが、終わるところでした。 -
私たちを覚えていてくれ、再会を喜んでくれます。
バインミーまでもらってしまいました。
お腹が空いていた私たちには、ありがたい朝食となります。 -
みんな揃って記念写真を撮り、今日はこれでお別れ。
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大教会を見学に行きました。
しかし扉は閉まっていて、内部を見ることができません。
フエの教会もそうでしたが、なぜ信者のために解放されていないのでしょうか?
寂しい気持ちになって、 -
行くあてもなく、近くのカフェに座って、
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カプチーノをちびちびと味わっていると、
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目の前のバイクに目が止まりました。
すごい!
ハーレーには違いないが、 -
年代物なのかと、周りをぐるぐる俳諧し、触りたいのを我慢して、OHV(オーバー・ヘッド・バルブ)エンジンの構造にドキドキしたのでした。
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付近を彷徨っていると怪しい路地を見つけ、
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入ってみるとお寺でした。
ビルの谷間に、タイムスリップしたようなお寺があることにびっくりし、 -
叱られないかと心配しながらも、そっと内部に侵入してみると、
-
何とまあ、赤銅色に輝く仏像が並び、その前に数々のお供え物があるではありませんか。
信心など毛頭ありませんが、隠れ家のようなお寺の雰囲気に酔いしれます。 -
さて、そろそろバスを探そうか・・
と、今一度大教会の前を通ると、教会の扉のわずかな隙間から、中に入っていく人がいます。
その後に続きました。
聖堂の中は薄暗く、物音もなく、人の姿もありません。 -
アーチ型の天井を見上げると、信者でもないのに厳粛な思いが生まれてきます。
宗教施設というものは、人々の心をコントロールするように造られているとは知りながら、逆らうことなくそれに従います。
教会の中に響き渡る美しい聖歌を、女房に聞かせてあげたいのですが、ミサの始まる気配はありません。 -
聖壇に一礼して、
-
幻想的なステンドグラスを鑑賞して、バス停に向かうことにします。
シルク村が開く時間です。
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冬服が手放せないハノイ・フエ・ホイアン・ダナン
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この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2018/03/12 17:52:36
- ドンデン返しは必ず起きるね(^o^)
- ハーレーのアイアン883!イイねぇ~、いまだに販売され続けているロングセラーだね、でもハノイでこれを買うのは大変かも、本体価格だけでも日本円で150万円弱です。
ちなみに883と言うのは排気量です!
ハノイって意外とキリスト教徒が多いかも、フランス統治時代の名残かもね。
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