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フランス中西部、サントル-ヴァル・ド・ロワール地域圏、アンドル-エ-ロワール県の町であるランジェを訪れました。世界遺産「ロワールの渓谷」沿いに点在する古城のうちの一つであるランジェ城を中心とした城下町です。<br />★ランジェに向かう前に、「眠れる森の美女」の舞台のモデルとされるユッセ城に立ち寄り。<br />★フランスがブルターニュを併合する政略結婚の舞台を含め、中世が再現保存された城館を巡る。

ランジェ_Langeais ブルターニュ併合!歴史的政略結婚の舞台となった城

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2017/05/03 - 2017/05/03

36位(同エリア377件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

フランス中西部、サントル-ヴァル・ド・ロワール地域圏、アンドル-エ-ロワール県の町であるランジェを訪れました。世界遺産「ロワールの渓谷」沿いに点在する古城のうちの一つであるランジェ城を中心とした城下町です。
★ランジェに向かう前に、「眠れる森の美女」の舞台のモデルとされるユッセ城に立ち寄り。
★フランスがブルターニュを併合する政略結婚の舞台を含め、中世が再現保存された城館を巡る。

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  • レンタカーでロワールの古城を巡る旅、シノンからランジェへ向かう途上にユッセ城へ立ち寄り。

    レンタカーでロワールの古城を巡る旅、シノンからランジェへ向かう途上にユッセ城へ立ち寄り。

  • ここも、世界遺産「ロワール渓谷」に含まれます。<br />

    ここも、世界遺産「ロワール渓谷」に含まれます。

  • シャルル・ペロー著の「眠れる森の美女」で、お姫様が目覚めた城のモデルとされる城です。ですが、ここは入場せず目的地であるランジェへ。

    シャルル・ペロー著の「眠れる森の美女」で、お姫様が目覚めた城のモデルとされる城です。ですが、ここは入場せず目的地であるランジェへ。

  • さきの訪問地シノンからは北東へ約20km、ランジェの町に近づいてきました。

    さきの訪問地シノンからは北東へ約20km、ランジェの町に近づいてきました。

  • ランジェ橋を渡って、ロワール川の北岸へ。

    ランジェ橋を渡って、ロワール川の北岸へ。

  • 城の南東50mのところにある無料のPへ。

    城の南東50mのところにある無料のPへ。

  • きれいな街並みを歩いてランジェ城へ。

    きれいな街並みを歩いてランジェ城へ。

  • ランジェ城の入口です。こちらは15世紀に建てられたルイ11世の城、外側は見た感じ城塞です。

    ランジェ城の入口です。こちらは15世紀に建てられたルイ11世の城、外側は見た感じ城塞です。

  • 城の入口から振り返ると、ホント整備されててきれいな街並みですね。

    城の入口から振り返ると、ホント整備されててきれいな街並みですね。

  • 跳ね橋を渡って入場。

    跳ね橋を渡って入場。

  • チケット売り場、兼おみやげ屋さん。

    チケット売り場、兼おみやげ屋さん。

  • ここで日本語ガイドを貸し出してくれます。

    ここで日本語ガイドを貸し出してくれます。

  • 「千の花」のサロン。16世紀のタペストリーが飾られています。

    「千の花」のサロン。16世紀のタペストリーが飾られています。

  • 紋章の部屋。

    紋章の部屋。

  • 宴の間。

    宴の間。

  • 領主の食卓。

    領主の食卓。

  • 15世紀末のタペストリー。鹿狩りを描いたものです。

    15世紀末のタペストリー。鹿狩りを描いたものです。

  • 客間。

    客間。

  • プライベートの寝室。13世紀のベッドのレプリカ。

    プライベートの寝室。13世紀のベッドのレプリカ。

  • 16世紀のタペストリー。タペストリーは調度品でもあり、石の壁からの冷気をさえぎる物でもありました。

    16世紀のタペストリー。タペストリーは調度品でもあり、石の壁からの冷気をさえぎる物でもありました。

  • 婚礼の間。1491年12月6日に、フランス国王シャルル8世とアンヌ・ド・ブルターニュの結婚式が執り行われた部屋。この結婚により、ブルターニュ公国はフランス領となりました。

    婚礼の間。1491年12月6日に、フランス国王シャルル8世とアンヌ・ド・ブルターニュの結婚式が執り行われた部屋。この結婚により、ブルターニュ公国はフランス領となりました。

  • 貴婦人の部屋。

    貴婦人の部屋。

  • 子供部屋。<br />1886年に、実業家であるジャック・ジークフリートという人がこの城を買い取りました。

    子供部屋。
    1886年に、実業家であるジャック・ジークフリートという人がこの城を買い取りました。

  • そして、築城当時の調度品を集めて修復・保存したそうです。この子供用の椅子もその一つですかね?

    そして、築城当時の調度品を集めて修復・保存したそうです。この子供用の椅子もその一つですかね?

  • そのおかげで、こうしてルネサンス初期の貴族の暮らしが垣間見える貴重な遺産となりました。<br />ここは宗教芸術の間。

    そのおかげで、こうしてルネサンス初期の貴族の暮らしが垣間見える貴重な遺産となりました。
    ここは宗教芸術の間。

  • 勇士の部屋。

    勇士の部屋。

  • ランジェ城は、軍事戦略の鬼として恐れられたアンジュー伯フルク3世により、10世紀に建てられました。(この城館の傍にある別の城砦)

    ランジェ城は、軍事戦略の鬼として恐れられたアンジュー伯フルク3世により、10世紀に建てられました。(この城館の傍にある別の城砦)

  • その後、15世紀になってルイ11世によって建てられた城がこの城館です。

    その後、15世紀になってルイ11世によって建てられた城がこの城館です。

  • 塔の窓から見る町の眺望。

    塔の窓から見る町の眺望。

  • 再び城内の部屋へ。

    再び城内の部屋へ。

  • ランジェ焼き。19世紀にここランジェで生まれたファイアンス焼きの陶器。

    ランジェ焼き。19世紀にここランジェで生まれたファイアンス焼きの陶器。

  • ルイーニの部屋。壁には勇者のタペストリー。

    ルイーニの部屋。壁には勇者のタペストリー。

  • レオナルド・ダヴィンチに影響を受けたという画家ベルナルディーニ・ルイーニのフレスコ画。

    レオナルド・ダヴィンチに影響を受けたという画家ベルナルディーニ・ルイーニのフレスコ画。

  • タペストリーの展示室。

    タペストリーの展示室。

  • ということで、城館内を一通り見終わりました。

    ということで、城館内を一通り見終わりました。

  • 内部を見てきた、ルイ11世の城館の全景。外側の城塞風とはうって変わリ、中庭側はルネサンス風の城館。

    内部を見てきた、ルイ11世の城館の全景。外側の城塞風とはうって変わリ、中庭側はルネサンス風の城館。

  • その向かいに立つのが、フルク3世(フルク・ネラ)の城砦。フランスで最も古い城砦のひとつとされています。

    その向かいに立つのが、フルク3世(フルク・ネラ)の城砦。フランスで最も古い城砦のひとつとされています。

  • シャルル8世と結婚したアンヌ・ド・ブルターニュは、その数年後の王の死に伴い、彼のいとこであるルイ12世と再婚しました。

    シャルル8世と結婚したアンヌ・ド・ブルターニュは、その数年後の王の死に伴い、彼のいとこであるルイ12世と再婚しました。

  • アンヌは結婚の際、もしシャルル8世との間に嫡子がないまま王が亡くなった場合、次のフランス王と結婚するという約束をしていたそうです。

    アンヌは結婚の際、もしシャルル8世との間に嫡子がないまま王が亡くなった場合、次のフランス王と結婚するという約束をしていたそうです。

  • そんな、フランス史においても重要な政略結婚の舞台となったのがこのランジェ城です。<br />お揃いのハーレーで城観光ツーリングに来てる人が居るようです。いーなー…いつかはやってみたい欧州ツーリング旅。

    そんな、フランス史においても重要な政略結婚の舞台となったのがこのランジェ城です。
    お揃いのハーレーで城観光ツーリングに来てる人が居るようです。いーなー…いつかはやってみたい欧州ツーリング旅。

  • また、その中世の歴史的舞台を再現し保存したジークフリートさん、グッド・ジョブ!

    また、その中世の歴史的舞台を再現し保存したジークフリートさん、グッド・ジョブ!

  • きれいな町なので少しブラついてみたかったのですが、時間の関係で断念。次の目的地、アゼ・ル・リドーへ向かいます。

    きれいな町なので少しブラついてみたかったのですが、時間の関係で断念。次の目的地、アゼ・ル・リドーへ向かいます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • たかえもんさん 2018/03/09 20:37:58
    歴史と古城めぐり
    RAINDANCE様

    旅行記、拝見させて頂きました。
    初日のジヴェルニー、とても綺麗ですね。
    私は10月に行き、それでも綺麗でしたが、花の季節は圧巻ですね。

    車で古城めぐりは魅力的ですね!!
    自分のスケジュールで回れるし、ストライキなどでトラブルがあっても電車での移動時間を心配する必要が無いし、歴史をおさらいしながら見るのは、楽しそうで憧れます。移動中の風景なども助手席に座れば特等席で羨ましいです。
    引き続き、旅行記を楽しみにしています。

    RAINDANCE

    RAINDANCEさん からの返信 2018/03/10 21:31:11
    RE: 歴史と古城めぐり
    たかえもんさん

    旅行記ご覧いただきありがとうございます。

    そうなんです。ヨーロッパ、特にフランスはストが多くて...
    その点、レンタカーだと大都市部に入らない限りは気楽で、自由がききます。

    私も、計画を立てるところも含めて自由な旅が好きなので、たかえもんさんが
    今回ご自分で全部手配されたことは素晴らしいと思います。
    (時にはツアーも楽で良いので、行先や状況によって使い分け、かと思います。)

    今後も、自由な自分だけの旅、応援させていただきます!

     RAINDANCE

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