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フランス北部ノルマンディー地域圏、マンシュ県の村であるル・モン-サン-ミシェルを訪れました。言うまでもなく、フランスを代表する世界遺産、モン・サン-ミシェルおよびその湾、を目的とした訪問です。<br />★近郊のホテルに泊まり、夕方・夜・朝のモン・サン-ミシェルを散策。<br />★ホテルのレストランにて、仔羊を使った郷土料理、プレ・サレをいただく。<br /><br />[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]<br />◎プレ・サレ

ル・モン-サン-ミシェル_Le Mont-Saint-Michel 大天使ミカエル!そのお告げで誕生した聖地は、要塞・監獄を経て再び聖地へ

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2017/04/30 - 2017/05/01

171位(同エリア1849件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

フランス北部ノルマンディー地域圏、マンシュ県の村であるル・モン-サン-ミシェルを訪れました。言うまでもなく、フランスを代表する世界遺産、モン・サン-ミシェルおよびその湾、を目的とした訪問です。
★近郊のホテルに泊まり、夕方・夜・朝のモン・サン-ミシェルを散策。
★ホテルのレストランにて、仔羊を使った郷土料理、プレ・サレをいただく。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎プレ・サレ

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー 徒歩 飛行機
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • ジヴェルニーから300km、高速道路をひた走りル・モン-サン-ミシェルに近づいてきました。モン・サン-ミシェルの看板。

    ジヴェルニーから300km、高速道路をひた走りル・モン-サン-ミシェルに近づいてきました。モン・サン-ミシェルの看板。

  • 地平線に見えるモン・サン-ミシェルの影…と牛たち。とうとうここまで来ました。

    地平線に見えるモン・サン-ミシェルの影…と牛たち。とうとうここまで来ました。

  • ここから先はゲートがあり一般車は入れません。域内のホテル宿泊者は入れますので、ホテルにTELして本日のパスコードを聞いて入力。

    ここから先はゲートがあり一般車は入れません。域内のホテル宿泊者は入れますので、ホテルにTELして本日のパスコードを聞いて入力。

  • この日の宿泊は、ホテル・メルキュール・モンサンミシェル(Mercure Mont Saint Michel)。

    この日の宿泊は、ホテル・メルキュール・モンサンミシェル(Mercure Mont Saint Michel)。

  • 修道院まで2kmのパーク内にあるホテルです。そのフロント。

    修道院まで2kmのパーク内にあるホテルです。そのフロント。

  • 宿泊棟はフロントから歩いて1分の別棟。車は目の前に駐車可能。

    宿泊棟はフロントから歩いて1分の別棟。車は目の前に駐車可能。

  • 客室。

    客室。

  • 広さは充分です。

    広さは充分です。

  • バスルーム。

    バスルーム。

  • 客室の窓からはクエノン川。

    客室の窓からはクエノン川。

  • チェックインの後はさっそく、モン・サン-ミシェルへ向かいます。ホテルの前から無料の定期巡回バスにて。<br />島の頭上には黒い雲が立ち込め、雨が降ってきてます。

    チェックインの後はさっそく、モン・サン-ミシェルへ向かいます。ホテルの前から無料の定期巡回バスにて。
    島の頭上には黒い雲が立ち込め、雨が降ってきてます。

  • 妻がかねてから来たかった場所、モン・サン-ミシェルにいよいよ上陸です。「前哨門」から。

    妻がかねてから来たかった場所、モン・サン-ミシェルにいよいよ上陸です。「前哨門」から。

  • これまで欧州には色々訪れましたが、交通アクセスの不便さや観光地化しすぎているという雰囲気も感じ、何となくここを後回しにしてしまってました。

    これまで欧州には色々訪れましたが、交通アクセスの不便さや観光地化しすぎているという雰囲気も感じ、何となくここを後回しにしてしまってました。

  • ですがこの度、ロワールの古城と併せて回ってみようということになり敢行。

    ですがこの度、ロワールの古城と併せて回ってみようということになり敢行。

  • 実際に訪れてみると、海に浮かぶ孤島に築かれた修道院は凄まじい聖地のオーラを放っており、多くの人々を惹き付けるのも納得です。

    実際に訪れてみると、海に浮かぶ孤島に築かれた修道院は凄まじい聖地のオーラを放っており、多くの人々を惹き付けるのも納得です。

  • 雨が強まる中、グランド・リュ(大通り)を抜け修道院をまっしぐらに目指します。

    雨が強まる中、グランド・リュ(大通り)を抜け修道院をまっしぐらに目指します。

  • なぜならば、明日はメーデーで修道院はクローズ…なので雨が降ろうが槍が降ろうが今日のうちに見ておかねばなりません。

    なぜならば、明日はメーデーで修道院はクローズ…なので雨が降ろうが槍が降ろうが今日のうちに見ておかねばなりません。

  • 無事に入場。

    無事に入場。

  • 「大階段」を登ります。<br />この修道院は、8世紀にこの地域の司教が大天使ミカエルのお告げを受けて礼拝堂を造ったのがはじまりなのだそうです。

    「大階段」を登ります。
    この修道院は、8世紀にこの地域の司教が大天使ミカエルのお告げを受けて礼拝堂を造ったのがはじまりなのだそうです。

  • 西のテラスに出ました。海を渡ってくる桟橋。

    西のテラスに出ました。海を渡ってくる桟橋。

  • テラスから見上げるラ・メルヴェイユ。

    テラスから見上げるラ・メルヴェイユ。

  • 修道院付き聖堂の内部。<br />

    修道院付き聖堂の内部。

  • 見事な身廊です。15世紀に再建されたゴシック様式とのこと。

    見事な身廊です。15世紀に再建されたゴシック様式とのこと。

  • この修道院自体は、10世紀に修道院が建てられ、13世紀にはほぼ現在の形になったそうな。

    この修道院自体は、10世紀に修道院が建てられ、13世紀にはほぼ現在の形になったそうな。

  • 回廊は工事中。

    回廊は工事中。

  • 食事室。

    食事室。

  • 大天使ミカエルのお告げを受ける、オベール司教。

    大天使ミカエルのお告げを受ける、オベール司教。

  • 迎賓の間。

    迎賓の間。

  • 大きな暖炉。

    大きな暖炉。

  • 大柱の礼拝堂。

    大柱の礼拝堂。

  • この修道院は、フランス革命以降は監獄として使われました。19世紀初めに設置されたこの車輪(復元)は、政治犯の食料運搬のために使われていたものだそうです。

    この修道院は、フランス革命以降は監獄として使われました。19世紀初めに設置されたこの車輪(復元)は、政治犯の食料運搬のために使われていたものだそうです。

  • この下から搬入ですね。

    この下から搬入ですね。

  • 下から見るとこんな感じ。

    下から見るとこんな感じ。

  • 最後に騎士の間。

    最後に騎士の間。

  • …というわけで、2時間ほどで修道院を見終えました。

    …というわけで、2時間ほどで修道院を見終えました。

  • ここからは、塔頂の大天使ミカエルの後姿。

    ここからは、塔頂の大天使ミカエルの後姿。

  • この日の目的だった修道院は見終えたので、その後は周囲を適当にぶらついてみましょう。

    この日の目的だった修道院は見終えたので、その後は周囲を適当にぶらついてみましょう。

  • 潟を見渡せる城壁塔へ。

    潟を見渡せる城壁塔へ。

  • 干潟を歩く観光客。

    干潟を歩く観光客。

  • この島は、修道院の南東側がいわゆる小さな町になっていて、通りが幾つかあります。(修道院へ向かった大通りもその一つ)<br />

    この島は、修道院の南東側がいわゆる小さな町になっていて、通りが幾つかあります。(修道院へ向かった大通りもその一つ)

  • その中でも、外周の城壁沿いを歩いてみます。

    その中でも、外周の城壁沿いを歩いてみます。

  • その雰囲気は、ちょっとした丘の上の城壁の町の様。

    その雰囲気は、ちょっとした丘の上の城壁の町の様。

  • お店も並んでいたりして。<br />

    お店も並んでいたりして。

  • 晴れていればテラスが気持ち良さそう。

    晴れていればテラスが気持ち良さそう。

  • 所々で修道院+下の街並みを眺められます。

    所々で修道院+下の街並みを眺められます。

  • 大通りの入り口付近。

    大通りの入り口付近。

  • 門の上から。

    門の上から。

  • 門の階段を下りると、有名なオムレツの店「ラ・メール・プーラール」。卵かきまぜデモ中。

    門の階段を下りると、有名なオムレツの店「ラ・メール・プーラール」。卵かきまぜデモ中。

  • というわけで、この日は島内の修道院と街歩きを終えて、一旦ホテルへ戻ります。

    というわけで、この日は島内の修道院と街歩きを終えて、一旦ホテルへ戻ります。

  • 憎らしいことに、今ごろ晴れてきました。

    憎らしいことに、今ごろ晴れてきました。

  • 陽を浴びて黄金に輝く大天使ミカエル。

    陽を浴びて黄金に輝く大天使ミカエル。

  • さて、一日移動と歩き回ったので腹ペコです。ホテルに戻ってディナーと行きましょう。

    さて、一日移動と歩き回ったので腹ペコです。ホテルに戻ってディナーと行きましょう。

  • ホテルに付属するレストラン「ル・プレ・サレ(Le Pre Sale)」にて。

    ホテルに付属するレストラン「ル・プレ・サレ(Le Pre Sale)」にて。

  • 時間が早めだし空いてるかな...と思ったら、意外に混んでいたのでバーで一杯飲みながら待つことに。

    時間が早めだし空いてるかな...と思ったら、意外に混んでいたのでバーで一杯飲みながら待つことに。

  • この辺りはパークの様なエリアなので、レストラン街や飲み屋街といったものはありません。よって、ホテルのレストランで手近に済ますパターンにならざるを得ない感じです。

    この辺りはパークの様なエリアなので、レストラン街や飲み屋街といったものはありません。よって、ホテルのレストランで手近に済ますパターンにならざるを得ない感じです。

  • 席が空いたようで、ご案内。

    席が空いたようで、ご案内。

  • メニューはアラカルトで。<br />欧州に来るといつも必ず野菜不足に陥るので、摂れるときには摂っておく。で、グリーンサラダ。

    メニューはアラカルトで。
    欧州に来るといつも必ず野菜不足に陥るので、摂れるときには摂っておく。で、グリーンサラダ。

  • スープ。

    スープ。

  • ワインはボルドーの赤で。

    ワインはボルドーの赤で。

  • メインは「プレ・サレ」。仔羊のローストです。<br />

    メインは「プレ・サレ」。仔羊のローストです。

  • レストランの名前にもなっているプレ・サレは、この地域の低湿地帯を指すそうです。<br />潮に耐えるここの牧草を食べる仔羊は、潮の香りで独特の風味を持つことから同様にプレ・サレと呼ばれるのだそうです。

    レストランの名前にもなっているプレ・サレは、この地域の低湿地帯を指すそうです。
    潮に耐えるここの牧草を食べる仔羊は、潮の香りで独特の風味を持つことから同様にプレ・サレと呼ばれるのだそうです。

  • 日本ではなかなか食べられないそうで、旅グルメに拘る私たちとしては食べないわけにはいきません。風味はどうだったかというと…普通の仔羊?<br />メインの後は、デセールまでしっかり。

    日本ではなかなか食べられないそうで、旅グルメに拘る私たちとしては食べないわけにはいきません。風味はどうだったかというと…普通の仔羊?
    メインの後は、デセールまでしっかり。

  • まぁ、プレ・サレにもブランドがあるようですから。<br />デセールその2。

    まぁ、プレ・サレにもブランドがあるようですから。
    デセールその2。

  • さてさて、ディナーの後は、モン・サン-ミシェルの夜景を見に行きます。

    さてさて、ディナーの後は、モン・サン-ミシェルの夜景を見に行きます。

  • せっかく泊まるのですから、これは見ておかないと。再び無料巡回バスに乗って。

    せっかく泊まるのですから、これは見ておかないと。再び無料巡回バスに乗って。

  • あえてちょっと手前で降車します。おーライトアップされていい感じです。

    あえてちょっと手前で降車します。おーライトアップされていい感じです。

  • 曇った空が逆に背景でいい味出してます。こう見ると要塞ですね。<br />実際、百年戦争時には要塞として使われていたわけですが。

    曇った空が逆に背景でいい味出してます。こう見ると要塞ですね。
    実際、百年戦争時には要塞として使われていたわけですが。

  • 翌朝…ホテルの部屋から外をのぞくと、自転車や…馬に乗って散歩。優雅ですね。

    翌朝…ホテルの部屋から外をのぞくと、自転車や…馬に乗って散歩。優雅ですね。

  • 朝食も昨夜と同じレストラン、ル・プレ・サレにて。

    朝食も昨夜と同じレストラン、ル・プレ・サレにて。

  • 温かい玉子やベーコンもあって…

    温かい玉子やベーコンもあって…

  • パンの品数も豊富で(他のゲストハウスほどおいしくなかったけど…)

    パンの品数も豊富で(他のゲストハウスほどおいしくなかったけど…)

  • 団体観光客も受け入れる大型ホテルではありますが、悪くはなかったです。何と言ってもモン・サン観光には立地が最高。

    団体観光客も受け入れる大型ホテルではありますが、悪くはなかったです。何と言ってもモン・サン観光には立地が最高。

  • 朝のモン・サン-ミシェル。メーデー(祭日、修道院はClose)であることもあって、観光客はほぼ皆無。

    朝のモン・サン-ミシェル。メーデー(祭日、修道院はClose)であることもあって、観光客はほぼ皆無。

  • 大通りへ入ってみます。

    大通りへ入ってみます。

  • 前日の喧騒が嘘の様に静か。

    前日の喧騒が嘘の様に静か。

  • 人が居なくなると、通りの趣ある風情に改めて感じ入ることができます。

    人が居なくなると、通りの趣ある風情に改めて感じ入ることができます。

  • さて、この日の目的はまずここ、サン・ピエール教会。

    さて、この日の目的はまずここ、サン・ピエール教会。

  • 入口には、ジャンヌ・ダルクの像。

    入口には、ジャンヌ・ダルクの像。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • 大天使ミカエル。

    大天使ミカエル。

  • 次に、一旦モン・サンを出て左の入口を入ります。

    次に、一旦モン・サンを出て左の入口を入ります。

  • ここです。

    ここです。

  • 入ってみると、ここにも城壁塔。

    入ってみると、ここにも城壁塔。

  • 更に進むと「聖オベール礼拝堂」が見えてきました。

    更に進むと「聖オベール礼拝堂」が見えてきました。

  • 15世紀に建てられた、オベール司教を祀る礼拝堂です。

    15世紀に建てられた、オベール司教を祀る礼拝堂です。

  • この時間、干潟を歩けました。

    この時間、干潟を歩けました。

  • そろそろ、モン・サンを後にしましょう。

    そろそろ、モン・サンを後にしましょう。

  • クエノン川に架かる橋、「バラージュ・デ・モン・サン・ミシェル」。

    クエノン川に架かる橋、「バラージュ・デ・モン・サン・ミシェル」。

  • ダム機能を持った橋。

    ダム機能を持った橋。

  • そこから見るモン・サン-ミシェル。

    そこから見るモン・サン-ミシェル。

  • クエノン川越しに見る聖地。観光地化してようが、荘厳なものは荘厳ですね。

    クエノン川越しに見る聖地。観光地化してようが、荘厳なものは荘厳ですね。

  • パークへ戻ってきました。

    パークへ戻ってきました。

  • お土産屋さん。

    お土産屋さん。

  • この真ん中のモン・サンの油絵にやられました。お買い上げです。

    この真ん中のモン・サンの油絵にやられました。お買い上げです。

  • そろそろモン・サン-ミシェルを後にします。

    そろそろモン・サン-ミシェルを後にします。

  • 元々は先住民ケルトの聖地だったというモン・サン-ミシェル、その後カトリックの聖地として多くの巡礼者を集め、戦乱や政情不安時には要塞や監獄になり、そして近世また聖地へと返り咲いた…そんな重厚な歴史を背負い、人々を魅了しながら、これからもサン・マロ湾に浮かび続けることでしょう。<br />などと思いつつ、次の目的地サン・マロへ。

    元々は先住民ケルトの聖地だったというモン・サン-ミシェル、その後カトリックの聖地として多くの巡礼者を集め、戦乱や政情不安時には要塞や監獄になり、そして近世また聖地へと返り咲いた…そんな重厚な歴史を背負い、人々を魅了しながら、これからもサン・マロ湾に浮かび続けることでしょう。
    などと思いつつ、次の目的地サン・マロへ。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • makiさん 2018/01/26 09:30:50
    今日は!
    毎日寒いですね!
    写真の無い旅行記にいいねを頂き感謝です!
    私はパリのみでモンサンミシェル言ってないので
    楽しく拝見しました!
    表紙の海に浮かぶ教会?島がきれいで
    良い写真が撮れましたね!
    又違う旅行記にも訪問しますね!

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