2017/12/05 - 2017/12/07
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旅人のくまさんさん
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大阪湾の周りの名城巡りです。有岡城址の見学の後は、かつての城下町の散策です。城下町を意識した街路整備が行われ、古刹の姿も各所で見かけました。(ウィキペディア、日本百・続百名城公式ガイド)
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『ニトリ』の伊丹駅前店の建物光景です。1967年12月に『似鳥家具店』を創業 して以来、2015年10月に400店舗を達成した、急成長の家具企業です。 現在29期連続増収増益を記録している優良企業でもあります。(同上)
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振り返って眺めた、東側方面の光景です。先ほど見学した、ニトリのお店の南側の本瓦を載せた白壁が見えていました。現在のこの通りは、『伊丹酒蔵通り』と呼ばれています。(同上)
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南北に走る尼崎池田線を西に渡った時の光景です。兵庫県道13号尼崎池田線は、尼崎市から川西市を経由し大阪府池田市を結ぶ主要地方道です。地元では『産業道路』とも呼ばれています。(同上)
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東西の『伊丹酒蔵通り』と、南北の県道13号尼崎池田線とが交差する交差点の西北角の建物光景です。菰被りの『白雪』が二段に積んでありましたから、創業450年の小西酒造の敷地の一部のようでした。(同上)
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『伊丹酒蔵通り』の延長線上の西側方面の光景です。この辺りも有岡城下町の雰囲気を残す町並みが続いていました。褐葉した大木の街路樹は、ケヤキ(欅)のようでした。電線類が地中化され、街路樹も大木に育ったようです。(同上)
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イチオシ
酒屋さんの近くにあった、若山牧水(1885~1928年)の歌碑の光景です。『てにとれば消えなむしら雪はしけやし この白雪はわがこころ焼く』の文字が刻まれていました。『はしけやし』は、『愛おしい』の意味です。伊丹の銘酒『白雪』が直接詠み込まれています。創業450年の小西酒造の『白雪』は、江戸時代から有名ブランドの一つでした。また牧水は、『酒なしにして何の楽しみ』、『それ程にうまきかと人の問うたらば 何と答えん此の酒の味』とも詠じています。(同上)
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酒屋さんの店先光景です。牧水は43歳の短い人生でしたが、彼は生涯こよなく酒を愛しました。朝2合、昼2合、夜6合、1日合計1升を飲む大酒豪だったとされます。牧水は200首、酒を詠んだとされますが、その中の1首です。
『一杯を思い切りかねし酒ゆえに 今日も朝より酔くらしたり』 (同上) -
通り抜けになった歩道の上に設けられた、本瓦を葺いた屋根の光景です。その中央に杉玉らしい飾りがありました。右手に見える酒屋さんと関連しているようでした。(同上)
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焼け残った木造家屋ではなく、木材の防虫・防腐のために表面を焦がしてあるようでした。それにしても、相当な焦がし方です。家具のニトリの側面と同じように、本瓦を載せた白塀も設えられていました。(同上)
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同じ家屋の側面からのズームアップ光景です。白壁とのコントラストを強調した建物のデザインだったかもしれません。あとで調べた結果では、なんと白雪のレストランでした。(同上)
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景観アップを目的として造られた白塀のようです。その上に載せられた瓦のズームアップ光景です。左巻きの巴紋の軒丸瓦と、蔓草文様の軒平瓦でした。(同上)
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あとで現在位置を確認するため、道路標識、町名表示、町内案内看板などもよく撮影しています。これは町内看板の類です。現在位置が、中央3丁目の『長寿蔵』の南に記されていました。先ほど紹介した、モノトーンの建物の名前も分かりました。ネット検索しましたら、『白雪ブルワリーレストラン 長寿蔵』が正式名でした。『ブルワリー』は、ビールなどの醸造所の意味です。(同上)
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先程の案内図には、『伊丹郷町』と記されていた界隈のお店の光景です。オレンジ色の暖簾が懸かっていたレストランの光景です。『西洋懐石』等の看板がありました。(同上)
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先程の小粋なレストランから少し西に向かい、北側に曲がった場所の街路光景です。町内案内図には、『大蓮寺』と記されていました。この辺りには、このお寺をはじめ、法源寺、正善寺と法専寺の四ケ寺が密集していました。お寺がお城の守りの一部だった時代の名残のようでした。(同上)
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先程の町内案内図には『みやのまちバラ通り』と記されていた東西の通りの光景です。『みや(宮)』は、今向かっている『猪名野神社』を指しているようでした。(同上)
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同じく、『みやのまちバラ通り』の街路光景です。この道を真っ直ぐに進みますと、『宮の町商店会』を通って『猪名野神社』に行き着きます。(同上)
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『ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)』の花のようです。タデ科イヌタデ属の多年草です。日本には、明治時代に渡来したとされます。紫色の大きな葉は、ツユクサ科のムラサキゴテン(紫御殿)のようです。(同上)
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薄紫の花を咲かせたハーブの仲間、『ローズマリー』の光景です。地中海沿岸地方を原産とする、シソ科マンネンロウ属の常緑性低木です。(同上)
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この辺りが、町内案内地図に記された、『みやのまちバラ通り』の北端、『宮の町商店会』の南端付近になるようでした。通りの先に小さく見える樹木は、『猪名野神社』の鎮守の杜のようでした。(同上)
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左端に見える、梅の花をあしらった看板には、『伊丹郷町商店会」の文字がありました。左向きの矢印が『市営宮ノ前駐車場』でしたから、振り返って眺めた南側方面の光景だったようです。(同上)
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斬新なデザインの建物は、町内案内地図に『伊丹アイフォニックホール』と記されていました。平成3年12月にオープンした、伊丹市立音楽ホールでした。(同上)
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伊丹は城下町を偲ばせるお酒の町でした。お店の看板代わりに空になった一升瓶が並んでいました。お城巡りで、城下町と造り酒屋の組合せはよく目にします。尾張地区でも、徳川家康に縁がある大高城址の近くの旧市街には造り酒屋が並びます。また、犬山城下町には忍冬酒の和泉屋があります。(同上)
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町内案内看板と同じように、知らない町でよく撮影するのが交通案内標識です。直進(東進)すれば大阪国際空港方面や豊中・吹田方面、この先の大通り(産業道路)の右方向が尼崎、左方向が猪名川方面の表示でした。『猪名野神社』に向かう南北の通りと交差する、大通り(伊丹豊中線)の東側にありました。(同上)
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現在位置が、『伊丹アイフォニックホール』と『伊丹商工会議所』の間に記された町内案内看板の紹介です。宮の町商店会を北に抜ければ、『猪名野神社』の鳥居になります。その途中の右側(東側)に、古刹の金剛院が記されていました。(同上)
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『宮ノ前足湯』の光景です。残念ながら、カラーコーンを置いて、使用禁止になっていました。ネット情報によれば、2014年(平成26年)にテープカットされたばかりの施設でした。足湯には、半身浴と同じような血行促進の効果や、リラックス効果などもあるようです。(同上)
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城下町跡を再現したような本瓦と漆喰塗のように見えた白壁の建物光景です。格子戸と、右側の建物の金色の家紋が、その雰囲気を引き立てていました。(同上)
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イチオシ
真言宗御室派のお寺、『金剛院』の山門光景です。立寄って見学しました。延喜4年(904年)宇多法皇の勅願所として、山城醍醐寺の聖宝理源大師が薬師如来を本尊に開基した古刹です。当初は『善楽寺』といい、別院を金剛院と称したとされます。(同上)
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『有応山・金剛院』の表示があった掲示板の光景です。兵乱で廃棄された時期もありましたが、久安6年(1150年)、源為朝が当寺に宿を取り、牛頭天王の霊夢によって寺社を再興したと言われています。天正7年(1579年)、荒木村重の乱で炎上しました。(同上)
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『有応山・金剛院』は、この後見学した『猪名野神社』との縁が深いお寺です。手水舎の建物はありませんでしたが、年代物の水盤が置かれていました。(同上)
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境内摂社か末社のような造りの小さな社です。傍らに『八大龍王(龍神)』と記された立札がありました。一升瓶がお供えされ、『難病、苦難を救う水の神』との表示もありました。八大龍王は、古代インドではナーガという半身半蛇の神様でしたが、中国や日本を経て龍の形となりました。(同上)
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