日本語しか出来ない７４歳の母が桃園国際空港の入国でトラブル

2017/04/24 - 2017/05/01

　今年も母の日と言うことで、母を台湾旅行に連れて行ってあげようとなったが、
４ヶ月前の時点でGWの前の週の関空ー台北（桃園空港）往復チケットが、
中華航空だと８万円もする。なんとか４万円ちょっとの長栄空港（エバー）で、
私の到着便と１０分しか変わらないのがあったので、それで飛んで貰うことにし、
１０分遅れの私の方が、母親の預け荷物が出てくるブースへ行き、母と合流する。
という流れで今年も飛んで貰う。
　私の中華航空のチケットは半年前の１０月上旬に抑えていたものである。
本当に、この時期の台湾へのチケットはそれくらい前から押さえないと
安い席は空いてないのである。と、母には１０月の時点で言ってるのに、予定が
わからないとかグズグズ言うのである。再度１２月にせっついて、強行的に
押さえられたのが、別の航空会社、となるのである。
　７０歳過ぎたら、海外旅行は「老いては子に従え」である。

　関空で私は中華航空のカウンターへ、母はエバーのカウンターへ。
この時、ダメ元で「私、マイレージ溜まってるから、ビジネスクラスにアップグレードしてほしいなー。」と
地上係員さんにお願いしてみたら、１５０００マイルでビジネスに振り替えてもらった。
ラウンジを使うか１５００円分の関空内で使えるクーポンのどちらがいいか？で
母をラウンジに呼べないとのことなのでクーポンにしてもらって、エバーの搭乗手続き終わった母を
ピックアップして、関空３階の杵屋に行く。
杵屋、行くたびに小麦粉の配合が変わってどんどん味が落ちてくる。なのに値段は上がる。
こんなことなら桃園駅前の新光三越の地下の丸亀製麺のきつねうどんの方が良かった。。。

　で、二人別々の飛行機で桃園空港。
　ビジネスに乗ってた私はさっくり、入国。荷物もピックアップして、母の荷物が出てくるレーンで
モバゲーして待つ。待つ。待つ。。。。あれ？
　あんなにうるさかったレーンは人もまばらで、母のトランクのほか５つくらいの荷物が寂しく
回るだけである。
　もしかして、関空で乗り損ねたか？とタブレットからエバーのサイトに飛んで、
どうやって母の追跡をしようか？と考えてたらやっときた。

「もう！なんで、宿泊先のホテル教えてくれないのよ！適当に台北ホテルって書いたら
『そんなホテル存在しない！』って別室連れて行かれたわよ！」母が猛烈に怒っている。
「別便に自分の娘がいる。入国してるはずだから、アナウンスして！」くらい、身内の娘に対してではなく
他人に対して強気になってもらいたいものである。

　そもそも台湾の入管も日本人のばーさん一人で犯罪なんか起こせるわけないんだから
混乱させるような質問などせずに、さっさと入国させてくりゃーいいのに！

エリア 桃園(台湾)

• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機

私が乗る中華航空の関空の搭乗口。ビジネスだし、ゆったりできるだろうと思ってネトゲやってたら、ビジネスクラス側も列ができていて慌てて並ぶ。
飛ぶ前に言われたこと「お客様、フルーツミールをオーダーされてますが、あいにくビジネスクラスにそのお食事のご用意がございませんので、通常のミールになりますが。」はい！ビジネスクラスの食事でお願いします！

ビジネスクラスは当然ゆったり。隣に誰かいることもなく。
周りはおっさんばっかり。
実は３月にバンコクからビジネスに乗った時は、赤ん坊喚きっぱなし＆
夫婦共平気な顔で参った。
　赤ん坊が泣くのは仕方ないが、泣き止ませる努力しない親には
子なしの私からすると、許せない。
　あと赤ん坊が泣きわめくのは耳抜きが出来なくて苦しいから。
それくらい親なら気付け！親の都合で飛行機乗せるんなら、耳抜き対策
ちゃんと準備して来い！

メニューを渡されたので、迷わず日本食チョイス！

エコノミーのふやけた飯に脂ぎっとりの肉が乗ってる高カロリーでマズイ、
しかも臭いミールと違って、まともな食事ですね～。
エコノミーと大違いですね。

デザート。本当はハーゲンダッツも用意されているが、事もあろうに大嫌いな抹茶フレーバーしかなかった。クッキー＆クリームにしてよ～

食事が終わると、ズリズリリクライニングで寝る。あっという間に桃園空港到着！

タイの空港ならビジネスクラスのお客は、プライオリティー入国で
長い入国審査の列に並ぶ必要はないのだが、台湾はそうではないらしい。
薄い小豆色のパスポートみたいでそうじゃない冊子を持ってる客が割り込んでくる。これは台湾だけの行き来が許されている許可証を持った中国人。
年寄りだし２人だけなので割り込ませてやったが、この二人の入国の時に
入国審査官が私を呼ぶ。私が彼らの娘だと思っているらしい。
冗談じゃない、私の親はもっと礼儀正しい上品な親です！
ちょっと軽く英語で切れ気味で即答しました。

　やっと入国させてもらえた母。怒りの矛先を消すため、両替を促す。
フォートラベルの教えてコーナーなどを参考にする限り、空港で両替するのが一番無難なレートなのである。
　タイの空港だと市内の両替所より１割レートが悪いので、
最初は信じられなかったんですが。

って、レート悪い！
去年は確か１万円で3000元はあったはずだが？？？？
ちなみに私は台湾元はタイで買ってきて６万元くらい準備してきました。

両替も終わり、無事に入国、税関もスルーで、いつもの通りお約束で、
5059路のバスに乗ります。桃園空港から桃園站（台湾鉄道）まで44元。
ん？去年確か53元じゃなかった？まあいいや。
母の分だけ現金で払い、私は悠遊カード使用。
　桃園市街に入ると、国道沿いにセクシーなお姉ちゃんの店が。

しかも、バスがちょうど信号で止まったのを良いことに、アップで撮影。
セクシーな格好をしていますが、売っているのは「檳榔」噛みタバコだけです。噛むと興奮作用があるんですが、噛む前に興奮させて、商品の効果を誤魔化す作戦なのですね。
　どちらかと言えば、道路沿いで、ブスで思いつめた顔して詰める作業してるおばちゃんの店から買う方が、キツイです。タバコ吸わない、酒飲まない私が１粒試したら、瞳孔が開きっぱなしでゲロを吐くほどです。

渋滞もなく、桃園駅終点。100m歩いて、グッドフレンドビジネスホテルに到着。雑居ビルの１１階のホテルだが、ここはウォシュレットがあるので、いつもここに泊まってしまう。

ホテルの窓から見える桃園の街並み。
これといって特徴のない、台北から30分離れたベッドタウンです。

このホテル部屋の格差がすごい。こちらは１３１号室。ここは大当たり。広いしゆったり。

当たりの部屋だが、TV前のベッドで横になったら、頭上のカーテンが
パイプごと落ちてきて、頭に当たった。。。

ホテルに荷物を置いたら、母が小腹が空いたという。聞けばエバーのエコノミーの機内食は脂っこくて臭くて食べられなかった、と言う。
小籠包食べたいというので、民灌路の廟横の炭水化物しか売ってない店に
連れて行く。

店内でも食べられるが、ほとんど、地域住民のテイクアウトの店である。
炭水化物と飲み物以外、野菜が置いてないのが最大の理由である。

小籠包二つ頼んだところで、母のわがままが始まり、焼き餃子も食べたいとか言い始めた。
　小籠包が生ぬるく、餃子は冷たい。炭水化物は冷えるとマズイ。

　夜、私だけは一人で駅前の新光三越の地下の丸亀製麺で
きつねうどん食べた。関空の杵屋より美味しい。
しかし、うどんを茹でるにいちゃんのスピードが日本の倍。
さらに、前で天ぷらを物色する台湾人客がノロノロと選別するので、
レジまでたどり着くのに2分くらいは時間を奪われる。
　さらにトッピングに行けば生姜が終了。
ああ、うどん食べるだけのことになんでこんなに
イライラさせられるのだろう。。。
　

後日、復興路を台北方向に５０m進んだところにも２４時間営業の炭水化物の店発見。ここは小口乞がある。次回からはこっちを利用することにした。

ついでにここのホテルは朝食付きである。しかし、客が少ないとどこからかハンバーガーを買ってきて渡すのみ。

朝食が提供されているときは、そこそこまともそうなものを出してくれるが、部屋が暗いので美味しそうに見えない。

朝にコーヒー飲まない人だっているというのに、お茶は用意がないので
仕方なく白湯を飲む。