2017/03/08 - 2017/03/13
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binchanさん
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3月10日金曜日、朝から阿里山観光をしていますが、日帰りなので時間がひっ迫しています。
当初の計画では、十字分道(眠月線と祝山線の分岐点)も姉妹潭も行く予定でしたが、到着早々に絶対無理なのを悟り切り捨てました。そうすればゆっくり見て回れるかと思っていましたが、もう神木站まで歩いて神木線に乗るだけでギリギリな時間。せめて阿里山香林神木だけでも見たい!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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14:37、まずは櫻之道を歩きます。
樹木の根元を傷めることもありませんし、花を間近でみることができます。 -
まあ、まだ桜は少ししか咲いてないんですけど…。
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詩が書かれている場所があったりして風流ですよね。
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これは何桜でしょうか、かなりつぼみが膨らんでいます。
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櫻之道出口。逆走しちゃダメみたいですね。
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阿里山派出所の前あたりに出ました。
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ここからは石畳の道が続きます。
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これは河津桜かな。
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まずは阿里山賓館というホテルを目標に歩きます。ここではまだ神木站という案内矢印は出てませんから。
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想像以上に下っていきます。神木から沼平は高低差136m、直線距離(GooleMapで計測)904m。斜度は150。階段が続くのも納得です。
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歩道の周囲にも変わった形の木や切り株が。
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14:48、阿里山賓館前到着。
100年以上の歴史を持つ老舗ホテルです。 -
こちらは新館。
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ホテルの前には八重桜みたいなのがほぼ全開。正しくは何という花でしょう?
木や花を見ても種類はわかりませんが、八重桜はソメイヨシノより遅く咲くはずですよね?まだちょっと早いかなあと思って…。 -
こちらは寒緋桜ですよね。ちょうど満開です。寒緋桜は阿里山でなくても見られるので、本当は山桜やソメイヨシノが咲いているところを見たいものですが、そんな時期(4月)にはもっとすごい人出で桜見物どころじゃないはず。
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こちらがソメイヨシノ。まだまだつぼみも固いです。
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14:54、神木站との中間点あたりまで到達しました。15:30の神木線に乗らないと間に合いませんが大丈夫でしょうか。
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象鼻木を発見。
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象に見える切り株。
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どの角度が正しいのかよくわかりませんが、象に見えるような気がします。
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その近くにある「三代木」。
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一代目の倒木の上に二代目の木が育ち、二代目も老い朽ちたところに三代目が根付いています。林の中で見かけた変わった形の木も、こんな経緯があるのでしょうか。
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別の角度から見た三代木。
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香林橋を渡って阿里山香林神木への遊歩道を歩きます。
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と思ったら!工事中だった。
ちょっと回り道をしないといけないみたい。時間がないのに~~。 -
迂回路までやってきました。150mならそんなに遠くないけど、その先の神木站への道は大丈夫なんだろうか。
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途中に展望台がありました。
塔山方面が見渡せ、雲海と夕日の名所らしいです。 -
かすかに塔山が見えますが、残念ながら絶景は霧の中です。
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阿里山博物館の前も通りました。もちろん見学している時間はありません。
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あと40m!
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慈雲寺の鐘楼の前を通って…。
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15:06、阿里山香林神木に到着。
阿里山神木といえば100年前から神木站横の神木と決まっていました。ところが2度にわたる落雷で枯死、半倒壊し危険であったため、1998年に切り倒されてしまいました。そこで第二代目阿里山神木を投票で決めたのだそうです。
そこで二代目に決まったのがこの神木。かつては「光武檜」と呼ばれていました。樹齢から計算すると、後漢光武帝の時代に萌芽したことになるのだそうです。なかなか素敵な名前だと思いますが、二代目襲名時に阿里山香林神木と改名されました。
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樹高45m、胸高の周囲12.3m、樹齢は2,300年と推測されています。
一代目神木は樹高50m、胸高の周囲23m、樹齢は推定3,000年でした。先ほど見てきた水山神木は樹高30m、胸高の周囲が16m、推定樹齢2,700年。
私個人は、水山神木のあるシチュエーションが神秘的で、威厳や姿でもワンランク上だと感じました。阿里山香林神木は周りを木桟道で囲まれ、たとえ自身の姿が神秘的でもそのヴェールを全部剥がされてしまっている印象。自分好みの巨木を見つけて、こっそり自分の中で二代目認定をしたりするのも楽しいかも。 -
ちなみに、ただの「香林神木」というのが別の場所にあります。どうしてそんな紛らわしい改名をしたのかわかりません。
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神木の根本。
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神木の近くに阿里山開発の父ともいえる河合鈰太郎博士の旌功碑があります。琴山というのは博士の号(漢詩を詠んだという記録があるので雅号かと)です。旌も見慣れない字ですが、「せい」と読み「功績や善行を明らかにするために門や碑をたてる」という意味。河合博士は愛知県名古屋市のご出身なんですよ(私は愛知県在住)。
裏面の碑文では、阿里山開発の歴史と博士の功績が漢文で書かれているそうですが、自分自身は裏面をあまりよく見てきませんでしたが、かなり摩耗しているようです。2009年に古蹟指定されています。 -
神木の近くにある慈雲禅寺。周囲が工事中のせいか肩身が狭く見えます。
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お寺の前に「阿里山殉難者紀念碑」。これだけの開発ですからさぞかし多くの死傷者がいたことでしょう。
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