2017-03　阿里山・林鐵・達邦　嘉義逍遥12　バスで阿里山方面へ

2017/03/08 - 2017/03/13

　３月10日金曜日、この日はバスで阿里山森林遊楽区へと向かいます。

　林鐵の休止駅を探訪したり、林鐵支線に乗ったり、散策したりしますよ。

エリア 阿里山周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

　05：50、ホテル出発。
　最寄りのバス停をチェック。2017年３月現在、駅前バスターミナルの工事に伴い、市内のバス運行経路が若干変更されています。阿里山へ行くバスにはここからも乗れるはずですが、今日は念のため駅前のバス停まで歩きます。

　本来はこちら側のバス停に阿里山行が来るのですが、この時（2017年３月）は対向車線のバス停に変更です。

　嘉義駅。駅前までは地下道もありますが、早朝は利用者がいないのでちょっと怖いかな。

　駅前の工事ではロボットも労働してます。

　駅の構内。昨日の朝もこんなだった…。店とかが営業している時間に駅に来ることが少ないです。

　嘉義駅前。ネオンの門があるのが中正路。昔はに華やかな商店街だったと思われますが、今は古い横丁って感じかな。

　反対側。この右手がタクシー乗場、反対車線側は中正路出口にタクシーがいます。

　バス停。「乗り場が変更になってますので注意」の横断幕が目立ちます。
　手前に置かれているのは山間部に届ける新聞などの荷物。帽子のおじさんが荷物室に積みこんでいました。石棹や阿里山で現地の係りの人が積み下ろすシステム。

　06：08、嘉義縣公車7322路バスがやってきました。05：55大雅總站発の始発バスです。

　前日に全家（ファミリーマート）の端末（FamiPort）で購入しておいた座席指定のバス切符。往復分確保済みです。
　購入方法については番外編①をご参照ください。

　乗車時に運転手さんはこれをちらっと見るだけでした。下車時に半券をもぎられます。座席指定については何も説明がありませんが、赤いカバーがかかっているのが指定席。何列目（排）の左から何番目（號）かを自分で数えて座席を探します。青いカバーが自由席なので、指定切符を持っていない人はそちらに座ります。悠遊カードでも乗れますよ。早朝の便ですが８～９割の座席が埋まっていました。
　この日はは桜祭り（櫻花季節）初日で、蒸気機関車の運行もあります。普通の平日よりはちょっと混んでいたかも。

　07：36、石棹到着。
　このバスは石棹で10分の休憩がありました。復路のバスは、運行が遅れていたわけでもないのに休憩はありませんでした。運転手さんの裁量なのか、始発だからなのか、新聞とかを積んでいるせいなのか。

　石棹という地名は、石卓と書いてあることもあります。使い分けはどうなっているのでしょう。とりあえず発音が違うので口頭で地名を伝える場合どっちでも伝わるのかな？

石棹 散歩・街歩き

　石棹では奮起湖や達邦へのバスが分岐します。

　石棹の海抜は1,300ｍ。台湾高山茶は海抜1,000ｍ以上の茶園で栽培された茶葉とされているので、このあたりのお茶も高山茶ですね。
　阿里山公路沿いには広い茶畑が多く見られ、その間を歩ける遊歩道があります。そういうところにも行ってみたいなあ。

　奥に向かう道路が阿里山方面、右の分かれ道が達邦への道です。

　達邦への道にこんな私製看板がありました。
　結婚披露宴のため道が不通？回り道が示してありますが、ちょっと見には数十メートル先に迂回路があるように見えません？現実には13キロほど先まで山道を行った先で曲がるんです。知らない人は絶対わからないって。そもそもこんな小さな看板、車からは絶対見えないよね？私の勘違いですか？
　ちなみに不通になってる道には路線バスが通ってるんですけど。どうするんだろう。

　あ、ちょうどそのバスが来た。
　本当に道は不通なんだろうか。達邦行きもここで時間調整していたので、行く末を見届けることができませんでした。

　休憩中、ほとんどの乗客はこういった店やコンビニで何か買って食べていました。
　私もここで包子（具のない肉まん）を買いました。

　具がないとはいえ、表面にたっぷりと野菜がまぶされています。野菜に味がついていておいしかった。

　出発までに全部食べきることができず、座席で残りを食べました。このバスには飲食禁止とは書いてなかったのですが、別のバスには「車内に匂いがこもるので飲食はしないでください」と書いてありました。しまった～、ニラ入りのを食べちゃったよ。ごめんなさい。

　石棹から先は集落も少なく、バス停間の距離が今までに比べ格段に長くなります。
　08：07、途中の十字村で下車。買った切符は阿里山までで、途中下車前途無効です。差額は36元。ちょっともったいないですが、十字村までの区間を座席予約できないため、座席を確保したい場合はやむを得ません。（大雅總站でなら途中区間までを座席予約できるのかどうかは未確認です。）

　バスを降りたところにあった建物。停牌からはちょっと離れたところにあります。阿里山方面のバス停は写真奥に小さく見えてます。下りのバス停はちょうどこの建物の向かいです。

　道路の向いから建物を撮影。
　

　十字村で下車したのは、林鐵の運行中止区間にある駅を見るため。
　この上の方にあるので、これから向かいます。