2017/03/08 - 2017/03/13
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binchanさん
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3月9日木曜日、阿里山森林鐵路で奮起湖から戻ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
16:11、北門站で下車。切符は嘉義までですが、全駅訪問のために途中下車です。
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本線上に機関車を連結した台車がいます。
竹崎でも台車を見かけましたが、これが運行することはあるんでしょうか?現在復旧作業をしている区間には大型トラックが入っていけるような連絡道路がないので、重機や資材をこれで運んでいても不思議じゃないですよね。現行区間でも、保守作業をしているところをたくさん見ました。線路脇に重機や資材が置いてありましたしね。
どなたか、これが運行しているのを見た、という方はいらっしゃいませんか。
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下車したホームから対面を撮影。これを撮りたくてホームに残っていたら駅員さんに怒られた。列車ごとに駅を締め切るみたいです。
駅舎のの対面に、なぜあんな立派な(ホームのような)設備があるのでしょう。実はその背後にある建物がホテルで、そこの宿泊客専用ホームになるはずだった設備なんですって。 -
1945年からずっと阿里山森林鐵路は林務局によって所有運用されてきました。現在も台鐵は運行を委託されてはいますが、所有者は林務局です。
存在意義だった林業を失い、1981年の阿里山公路開通後は一日数便の旅客運送で黒字になるわけもなく、林務局は1990年代以降このお荷物鉄道を民営化できないものかと画策します。2005年、宏都阿里山公司という会社がBOT方式での運営権を取得し、Railway・Resort・Restaurantを複合的に経営し、全体で黒字化するという計画を開始しました。(正式民営化は2008年から)
沼平や北門に大型ホテルを建設し、SLやかつての中興號動力客車を復活運転するなど頑張っていたようですが、自然災害に運営が左右される鉄道事業は、さすがに手に負えなかったようです。
2008年、樟腦寮・獨立山区間(嘉義から23キロ地点)で大規模な崩落が発生、復旧には多大な費用と労力が必要です。しかしBOT方式で事業を進めている以上は、復旧の上運行をする以外選択肢はありません。宏都は、崩落は林務局が山林の管理を怠ったことに起因するとし、工事費用は林務局が負担すべきだと主張しました。林務局はもちろん納得しません。
さらに、2009年には莫拉克台風によって線路は寸断。全線不通に陥りました。もう宏都になすすべはなく、民営化は失敗に終わりました。
林務局側は宏都の違約を訴えこのホテルの権利を要求し、2013年には勝訴しましたが、2016年の二審では敗訴。2017年3月現在も上訴中だそうです。
林鐵BOT失敗事件は、調べていると林務局側の言い分を目にすることが多く、宏都の無責任さを感じていましたが、知るにしたがっていろんな手を打っていたことがわかってきました。鉄道事業だけには公金を投入するとかして継続していたら、もっと面白い結果になっていたのかもしれません。
ウィキペディアによると、現在の林鐵は林務発展及造林基金から多額の運営費を注入しており、その基金には台湾全土の森林遊楽区の入園料から資金が導入されているとのこと。やはりそのくらいの裏技を使わなければ維持できない気もしますね。
考えてみると、あのとんでもない設備を一から計画して、それで儲かってたんですよね、木材運んでた頃って。つくづく、あのころの林業ってすごかったんだなあって感心してしまいます。 -
問題を早く解決して、とにかくこのホテルを稼働してほしいです。実にもったいない。
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駅の案内看板にも、ホテル側のホームは「竣工した新駅北ホーム(未開放)」って書かれてます。
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駅の中です。
北門站は1910年に初代駅がこの場所に建てられ、その後1973年に一度移転しました。移転先は先ほどのいわくつきホテルがあるところ。駅の移転後もこの駅舎が取り壊されることはありませんでしたが、1998年に火災に遭い40%を消失してしまいました。それを再び紅ヒノキを使って修復し、2007年にはまた北門站として復活したのです。
史蹟指定されているので、かつての建築を忠実に再現しています。
レトロ駅舎を復活させることができ、さらに二代目駅舎の跡地にホテルを建てられて、一石二鳥の策なんですけどね。ホテルを開業できれば…。
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切符売り場。
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粘って写真を撮ってますが、駅員さんは早く私を追い出して施錠したくてイライラしてます。史蹟なんだからさ、ゆっくり見せてくれたっていいじゃん。
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よく見るとホームから出るときは駅舎内を通らない動線になってます。要するに、乗車するときにしか駅舎内部は見学できないってこと?
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嘉義站は海抜30mだったのでここまでで1メートルしか変わらない。
北門の一つ前が嘉義なのはわかるけど、次の駅が鹿麻産なのは不思議です。鹿麻産はとっくの昔に廃駅になっていますから。 -
施錠したくて仕方ない駅員さん。
仕方ないので外に出ることにします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- へけけさん 2017/04/19 21:09:01
- 立派なホテルなのに。
- binchanさん こんばんは。
北門站は今回自分が場所を間違えて皆さんに迷惑をかけた站ですが次回はゆっくり見学したいです。
日本もかつて木曾の森林鉄道とかあちこちにあって有って林業っていうのは重要な産業だったんですね。
ところで姉さんも答えてますが最近は重油燃焼のなんちゃって蒸気機関車が増えてますが、大井川鉄道なんかはちゃんと石炭使ってますよ。JRのD−51とかも。全軸駆動ですが確かに電気機関車もディーゼル機関車も大体全軸駆動ですが電車はモーター付き車両と無しの車両が有って6M4Tっていうとモーター付きが6両モーター無しが4両っていう意味です。シェイ式は急こう配用なので全部の車輪が駆動します。しかも普通の蒸気機関車と違ってギア駆動なので効率が良いですって言ってもわかってもらえないと思いますが(笑)
へけけ
- binchanさん からの返信 2017/04/20 14:14:28
- RE: 立派なホテルなのに。
- へけけさん、書き込みありがとうございます。
現在運行しているシェイはやっぱり燃料がオイルなんですね。1982年の蒸気機関車運行動画を見ても、煙の出方が全然違いますし。あんな煙が出るようでは、平地区間での蒸気機関車運行は絶対無理ですよね〜。
全軸駆動の件はよくわかりました。「軸」を勘違いしてました。すべての車軸が駆動系とつながっているということですね。先ほどたまたまCK124の運行の様子をビデオで見ていて、シェイ式とは全く違っていることも確認できました。なるほどです。つくづく、わかって見ていないと気づかないことだらけですね。同じ動画も、こうして調べる前と後では見え方が全然違います。
そんなことばっかりやってるので相変わらず旅行記が進みません。脱線ついでに、さっき見た阿里山関連動画から小ネタです。
昔、通信機器が発達していなかったころ、奮起湖のお弁当屋さんが今日お弁当をいくつ作ったらいいか知るために、嘉義から伝書鳩で手紙を送ってたという話。嘉義から奮起湖まで、鳩は15分くらいで着いたそうですよ。やっぱ空飛ぶものは速い!
では午後はまじめに旅行記書きます…。
binchan
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