2017/03/08 - 2017/03/13
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binchanさん
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3月9日木曜日、嘉義市内観光の後は阿里山森林鐵路に乗ります。
阿里山森林鐵路か阿里山森林鐵道か、略する場合は林鐵なのか森鐵なのか。悩ましいところです。まあ、現在鉄道を所有している行政院農業委員会林務局が「阿里山森林鐵路」と書いているのでこれは鐵路で統一。略称は昔は林鐵だったようですが、最近はなぜか森鐵が多い。昔は「林業鉄道」を略していたけれど、現在は林業には使われないので「森林鉄路」を略しているといったところでしょうか。こちらは語感がいい林鐵で行きたいと思います。
今回の旅行では3日にわたって林鐵の駅を巡ります。現存する駅とかつて存在していた駅全部を巡りたいところですが、事情により訪問できない駅がたくさんありました。
最初に林鐵の全ての駅を列挙してみます。
<本線>
嘉義・▲(栄町)・北門・▲(盧厝)・▲(崎下)・▲灣橋・▲(朴子埔)・▲鹿麻産・▲(新竹崎)・竹崎・▲木履寮・樟腦寮・獨立山・梨園寮・交力坪・水社寮・奮起湖・△(多林)・△十字路・△(屏遮那)・△(二萬平)・神木・阿里山
<東埔線(已廃線)>
▲(東山)・▲(児玉)・▲(新高口)
<祝山線(沼平線含む)>
沼平・△(對高口)・祝山
<眠月線(全線運休中)>
△(塔山)・△(眠月)
<水山線(運行予定なし)>
△水山
括弧なしは今回訪問した駅です。括弧ありは訪問できていない(あるいは不可能)な駅。▲は廃駅、△は休止中の駅です。
阿里山駅よりさらに先に、かつては東埔線や眠月線などいくつかの支線がありました。それらは林場線といいます。林場線こそが林鐵の真髄だったと言えるのかもしれません。調べたことをちょっと書いておきます。
東埔線は当時台湾で最高標高だった鉄道路線で、昭和初期に日本人が熱狂した新高登山の起点「新高口駅」がその線上にありました。しかし林業の衰退とともに廃止。路盤をそのまま道路に提供してしまったため、線路跡はもちろん駅の跡さえ現在はどこにもありません。
塔山線は1983年に観光路線に転向し、眠月線と名前を変えて1999年まで運行されていました。大変な人気路線だったそうです。現在も復旧を完全にはあきらめていないようで線路は残されています。
旅客運送はしていませんでしたが、霞山線の一部は特富野歩道で線路跡を見ることができます。
また上で列挙した水山線は東埔線の最初の1.6キロを観光路線として近年整備した路線ですが、なぜか運用されることなく遊歩道化しています。林場線にも水山線という名前の路線がありましたが、それとはまったく別物。なぜこんな紛らわしい路線名にしたのかは謎です。
2017年3月現在の阿里山森林鐵路は嘉義・奮起湖間のみの運行で、一般的には奮起湖から阿里山までが復旧すれば全線開通とされています。でも、戦前の観光客が熱狂した新高口までの登山路線は永久に復活しないし、1980~90年代に人々が心躍らせた眠月線も復旧の現実的な計画はないのです。
「全線復旧していない」からといって林鐵の魅力がないわけではありませんし、「全線復旧した」としても壮大な林場線のスケールに思いを馳せる浪漫が色あせることはありません。この旅行記で林鐵の魅力が少しでも伝わって、もっともっとたくさんの旅行者が利用するようになったらいいな~と願っています。(という割にあまり面白そうな旅行記になってないですがOrz…。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
熱い麺料理を早食いして、急ぎ足で嘉義駅までやってきました。09:00の林鐵に乗る予定なんです。
08:51、なんとか間に合って嘉義駅ホームに到着。
台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅
-
一応、台鐵嘉義站の站牌を撮影。
林鐵の駅は台鐵嘉義駅の中にあります。 -
阿里山森林鐵路を所有しているのは林務局ですが、実際の運行は台湾鐵路(台鐵)に委託しています。
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じゃ~ん、記念すべき林鐵最初の訪問駅「嘉義車站」です。
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今回は可能な限りこの站牌を撮影することにしましたが、撮影に失敗した駅、あるいはこれがない(と思う)駅もありました。
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これって何でしょう?水のタンク?
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阿里山森林鐵路0キロ地点。
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すでに列車は到着してます。
乗客は写真撮影に忙しい。私も急がねば。 -
今回の機関車はDL49。これが往復します。
日曜日は3往復便あるので機関車も3台稼働します。12日に乗った列車は、阿里山號1、2がDL45、中興號の往復がDL49、阿里山號3、6はDL51が担当でした。このほか祝山線や神木線の機関車もありますから、意外とたくさんの機関車が現役で頑張ってるんですね。 -
客車は5輌編成。
1号車はSPC50。 -
2号車はSPC40。
-
三号車はラッピング塗装でSPC35(C)。
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四号車はSPC52。
-
五号車はSPC42。
全部番号が違いますが、2~4号車は座席の配列は同じです。 -
先頭車両(5号車)。
登山鉄道は、万が一車両の連結が外れてしまった場合、ふもと側の車輌に動力がないと際限なく滑り落ちて行ってしまう危険があるため、常にふもと側に動力車両が連結されています。なので登っていく便では最後尾に機関車、それをコントロールすることができる運転席付きの客車が先頭です。機関車にも2名運転士がいて、先頭に守車人員と車掌さんがいたと記憶しています。(先頭車輌の窓に「守車人員には話しかけないでください」と書いてあったので、先頭車輌でコントロールしている人を守車人員と呼ぶようです。日本語ではなんというのでしょう?) -
いいね~記念撮影。観光列車はこうじゃなくっちゃ。私も撮影をお願いしました。
-
先頭車輌以外にも守車としての機能はあるみたいです。
緊急ブレーキのレバーがさりげなくぷらぷらしてます。「絶対ひっぱるな」って書いてありますが、間違って引っ張っちゃたらどうなっちゃうの。 -
車両の間には一応扉がありますが、走行中は絶対に開けてはいけません。危険です。
-
ここが私の座席。こちら側の列は2列並びなのですが、一番後ろのここだけは一人席です。
最初ここには別の人が座っていて、切符を見せても代わってもらえませんでした。車掌さんを呼んできて無事ここに座ることはできましたが、その人はこの車両の別の座席の切符を持っていたみたい。勘違いなのか、故意なのかわかりませんが、ちょっと感じ悪かったな~。
では、奮起湖に向かって出発♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- へけけさん 2017/04/15 08:52:43
- ご無沙汰です。
- binchanさん こんにちは。
やっと始まりましたね。まだ一か月ですがとても懐かしいです。この旅行記はこれから阿里山鉄道に行かれる方にはとても参考になりますね。自分ももう一度行きたくなりました。
binchanさんの影響で最近は鉄道の廃線跡、トンネル等の建造物とか歴史にも興味が出てきました。日本の御殿場線とか碓氷峠とか行ってみたいです。
binchanさんが廃線とか大砲跡とかに興味を持つっていうのは永遠の謎です(笑)
へけけ
- binchanさん からの返信 2017/04/15 13:04:25
- RE: ご無沙汰です。
- へけけさん、こんにちは。
本当に、「やっと」始まりました(^^;。
前回の深澳線も萌え萌えだったんですけど、林鐵はさらに面白いです。日本にもたくさん林業鉄道があったので、老後はそういうところを見にこうかな〜。
廃線跡、駅跡、跡って浪漫しかないですからね。近所のお店なんかも、営業当時は買いに行ってなかったくせに、なくなったとたんに懐かしくなったりして。勝手なもんです。
へけけさんも廃線方面の興味がわいてきたとは!今後の旅行記が楽しみですよ。
では、私の旅行記が終わるのはGWくらいになりそうです。そのころには懐かしいどころではなく、そんなことあったね〜って感想になってるかも…。
binchan
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