2016/08/13 - 2016/08/13
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fmi(ふみ)さん
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静岡県三島市は、富士山のふもとに位置し、その溶岩流の上に扇状地を形成してるので、湧水が町のいたるところに湧き出している。それも北総の谷津とか多摩のハケとかのような崖から染み出すという類ではなく、自噴している所ばかり。
その代表が隣町の柿田川湧水だが、三島駅周辺にもそのミニチュア版が多数ある。
今回、その三島駅周辺と、柿田川湧水を見に行ってきた。三島市内、意外なところにある湧水、水郷を思わせる清流、それを今回紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京から三島までは新幹線こだま号で来た。
新幹線だと1時間足らずで到着。東海道新幹線 乗り物
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三島駅。まだ8時40分くらい。
三島駅 駅
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駅前の観光難内所
三島市観光協会 名所・史跡
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まずは駅をでて東南方向へ歩く。駅からすぐにこういうような湧水をあつめた川が流れている。
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岩の隙間から水が湧き出ている。
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最初の目的地、菰池。湧水が池になっている。駅から東、10分くらい。
菰池公園 公園・植物園
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池の隅のあちこちから水が湧いている。この池から川が結構な水量で流れ出ている。
菰池公園 公園・植物園
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池の周りは公園。
菰池公園 公園・植物園
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あついのかカモが休んでいる。人が近寄っても逃げない。
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池から流れる川は透き通って清らかだ。桜川といってこの先白滝公園でさらに湧水を集め、三島大社まで流れてる。
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桜川の流れ。
桜川 自然・景勝地
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下流へ向かって歩くと川幅が広くなって池のようになる。
多量遊水地帯、白滝公園だ。白滝公園 公園・植物園
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公園内のあちこちから湧き出た水が、川に勢いよく流れ込む。
白滝公園 公園・植物園
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岩の下、隙間、草むらの茂み、そういったところから流れるように水が湧いている。
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白滝公園、園内に池が数か所あるが全部湧水が集まったもの。すごい。
白滝公園 公園・植物園
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川は三島大社へ向かって流れる、ここは水上通り。
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白滝公園風景
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めぐみの子、からくり構造のモニュメント。
水辺の文学碑 名所・史跡
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白滝公園、道を挟んだ隣が楽寿園なのだが、今回入園したが、池の水が枯れていた。
楽寿園 公園・植物園
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楽寿園内の池。最近このように枯れてしまうことが多いらしい。
楽寿園 公園・植物園
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楽寿園から川が2筋流れ出すのだが、こちらは周辺の湧き水を集め、水量は安定していた。これは西側の「宮さんの川」
蓮沼川 自然・景勝地
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正式には蓮沼川。川の中にモニュメントがいろいろある。
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もう一筋。こっちが観光のメインだが、源兵衛川。親水公園になっていて川沿いを歩け、川の中にも入れる。水は冷たい。
川沿いのあちこちから湧水が。 -
川の中に遊歩道がある。
水辺の遊歩道 公園・植物園
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このようにいたるところから湧水が染み出す。
源兵衛川水辺の道 公園・植物園
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源兵衛川、清らか。
水辺の遊歩道 公園・植物園
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他にもビルの合間からいきなり自噴井戸があったりと、まさに水郷三島。
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以前はそのまま水道として使っていたそうだ。
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旧東海道。三島本町のあたりです。
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三島広小路、伊豆箱根鉄道線の橋梁と源兵衛川。
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川沿い遊歩道はさらに下流へ続く。
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きれいで低温の湧水のおかげで、このような希少な水草が自生する。ミシマバイカモが花を咲かせている。
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さらに下流、自然の流れになってる。
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イチオシ
川がいくつかの池になっている。水の苑緑地だ。
源兵衛川 自然・景勝地
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水の苑緑地のすぐ東隣が、ミシマバイカモの自生地。
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ミシマバイカモの園。
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ちょっと行くと国道1号三島バイパス。ここからタクシーでいよいよ柿田川へ。
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柿田川水源の手前に、国道沿いにこのようなドライブイン? があり、広い駐車場もある。柿田川に行くにはここで車をとめる。湧水を使ったコーヒーだとかアイスだとか、豆腐まで作ってる(豆腐から作ったアイスとかもあり)。
カメヤ 柿田川豆腐館 グルメ・レストラン
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かなり広い駐車場とドライブイン。
茶房 蔵 グルメ・レストラン
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そのとなり、柿田川湧水公園だ。国道1号線の脇にある崖線からすさまじい量の湧水が出ているのだ。湧水群は展望台から望むようになってる。
柿田川公園 公園・植物園
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公園は、湧水群の東側が芝生広場と2つの展望台、展望台から西南の方向に遊水池を眺めることになる。写真は第一展望台へ降りる道。標高差がかなりあって、国道の脇から降りていくかたちになる。それでも川面からは5m以上高い処から見渡すことになる。
公園の南(湧水群の東)に小さな遊水池が多数あり、そこは木道があり、遊水池を渡る形になる、またその付近に、湧水を集めた小さなプールがあり、そこは水に入ることができる。柿田川公園 公園・植物園
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これが第一展望台からの眺め。川は写真の右がわにある崖から始まっている。写真の右、右斜め下、左斜め下から多量に湧き水が噴出している。崖から染み出るんじゃなくて、底から砂を噴き上げながら湧き上がってる感じ。
で、この写真の右後方の上すぐに国道1号線、その周囲はショッピングセンターとかが林立してる。ここだけが別世界なのだ。柿田川 自然・景勝地
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イチオシ
展望台左側の湧き出し口。白い砂が円を描いてるのが中央に見える。ここから清水が噴き上げている。
柿田川湧水群 自然・景勝地
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この清らかな流れを見よ。見るからに涼しそう。
柿田川遊水池は三島市ではなく隣の駿東郡清水町にある。三島駅からは2.8km、徒歩で30分以上かかるので、歩いていくにはきついかも。
三島駅からバスが出ている。遊水池のすぐ後ろにエディオンとサンドムーン柿田川という大型ショッピングセンターがあって、そこまでバスが通っているのだ。柿田川湧水群 自然・景勝地
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お次、第2展望台。第1からちょっと南に行ったところにある。
柿田川湧水群 自然・景勝地
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これも写真とかで有名だね。昔の工場の井戸の跡。そこから水が噴出してる。水が青い、本当に青い。
柿田川湧水群 自然・景勝地
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遊歩道が伸びており、もうちょと進むと、川面までフラットな高さになる。水量が実に豊か。対岸にはもっと下流に行かないと渡れない。
柿田川 自然・景勝地
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こういうふうに水遊びが出来る遊水池もある。水がすごく冷たい。
柿田川公園 公園・植物園
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湧水群の中を木道で渡れるところもある。
柿田川湧水群 自然・景勝地
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湧水井戸がまじかに。
柿田川湧水群 自然・景勝地
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遊歩道は沢伝いに斜面をあがり、いくつもの湧水を見ながら、最初に来た駐車場とドライブインのところに戻って来る。
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湧水群の真上はこういう所です。ウソみたいな光景だ。
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目の前のサントムーン柿田川からバスで三島駅に戻る。
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帰りは三島駅から東海道線を乗り継いで帰ってきました。東京まで2時間以上かかるが、熱海からグリーン車に乗ったので快適。18きっぷのシーズンだから普通電車は激混みだ。
三島と柿田川は初めて行ったが、噂以上の名水の町だった。東京東久留米の湧水群、国分寺のおたかの道とあちこち湧水巡りをしたが、規模が全く違う。まさに溶岩地形と富士の雪解け水のたまもの。名水好きには欠かせない所だ。JR東海道本線 乗り物
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