2012/10/07 - 2012/10/07
892位(同エリア1412件中)
jiuさん
東洋一の湧水量を誇るという柿田川湧水群が気になって、日帰りで三島まで出掛けてきました。三島市内の三嶋大社、源兵衛川、楽寿園を散策したあと、隣の清水町に柿田川公園までバスで往復しました。
メインの柿田川湧水群だけでなく、三島市内にも湧水ポイントがあちこちにあって、気持ちいい散策が楽しめました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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自宅を出るときは雨が降っていましたが、三島駅に着く頃には止んでるだろうと思っていました。しかし、まだ雨が降っていたので、駅のすぐ南側にある楽寿園は後回しにして、先に三嶋大社へ行くことにしました。
写真は三嶋大社に向かう途中にあった白滝公園。この水はどこから流れてきているんだろう?とウロウロしてみると、どうやら公園が湧水ポイントのようでした。 -
桜川
木々がこんもりしている所が白滝公園で湧水は桜川へ流れ出しています。 -
カルガモ
桜川の水がきれいなので頭を突っ込んで逆立ちしても丸見えです。(^^) -
三嶋大社 大鳥居
手前の道路は旧国道1号、つまり旧東海道です。歌川広重が描いた東海道五十三次の三島の風景はこの辺り。 -
厳島神社
鳥居をくぐると参道の左右に神池があり、左側の池に厳島神社があります。 -
矢田部盛治(やたべもりはる)の像
幕末から明治はじめ頃の神主で、安政元年(1854年)の東海大地震で倒壊した社殿を復興したり、戊辰戦争では官軍の求めに応じて伊豆伊吹隊を結成するなど、ご活躍された方です。 -
腰掛け石
治承4年(1180年)、源頼朝が平家討伐の挙兵前に祈願に来た際、休息したと伝えられる腰掛け石。小さい方は北条政子の腰掛け石だそうです。 -
一番奥の本殿に着いた頃に雨が止みました。
ちょうど結婚式の最中。そういえば本日は大安でした。 -
樹齢1200年と云われる国の天然記念物のキンモクセイ。残念ながら花は咲き終わったあとでした。
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宝物館
北条政子が奉納したと伝えられる梅蒔絵手箱(国宝)の復元品が展示されています。本物は東京国立博物館に預けられています。 -
境内の茶屋でちょっと休憩です。
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縁起餅の福太郎とお茶のセットで200円です。
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源兵衛川
旧東海道に沿って西へ500mほど歩くと小さな川が流れています。今度は川に沿って南へぶらぶら歩いていきます。川に架かる小さな橋から上流側をパチリ。 -
看板の表示に従って川に下りていくと・・・
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川の中に飛び石や板で散策ルートが整備されています。
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芙蓉の花。
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水はこのとおり透明で綺麗。
ご多分に漏れず、高度成長期に汚れてしまったそうですが、環境整備のおかげで再び綺麗な川になったそうです。 -
水の苑緑地
この辺りでカワセミが飛んでいるのをちらっと見掛けました、というより私が歩いてきたせいで飛んで逃げたみたい、、、。望遠を手にした2、3人のカメラマンがため息ついてましたから。(^^; -
水の苑緑地
太い青い線が源兵衛川で、ニョロニョロした青い細線の辺りが親水公園の「水の苑緑地」。ここにも湧水ポイントがあるそうです。 -
源兵衛川をさらに下ります。曇ってるとはいえ進行方向は逆光なので、振り返って撮っています。
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ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)
白い小さな花はバイカモ(梅花藻)。 -
ハグロトンボのオスは胴がキラキラ緑色。
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県道に出たところで源兵衛川に別れを告げ、楽寿園に向かうことにしました。写真は途中で見掛けた湧水ポイントです。
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県道を真っ直ぐ北へ歩いて行ったら楽寿園の正門にたどり着きました。実は楽寿園の正門は白滝公園のすぐそばです。
小松宮彰仁(こまつのみやあきひと)親王の別邸として造られ、現在は三島市が管理しています。入園料は15歳以上300円、4歳以上50円。
写真は園内の小浜池。なんだか水が少ないな〜と思ったら、、、 -
昭和37年以降、これが普通の水位になってしまったそうな。実は源兵衛川の源はこの小浜池。昔は源兵衛川の水量ももっと多かったんでしょうね。
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園路をはさんで小浜池の反対側に美しい小鳥がいました。多分、キセキレイ(黄鶺鴒)。
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楽寿園の中に「どうぶつ広場」と「どうぶつふれあい広場」があります。結構いろんな動物がいます。300円にしてはとってもお得。(^^)v
久々にカピバラとご対面。伊豆半島のシャボテン公園などで飼育されていることは知ってましたが、三島は盲点でした。 -
レッサーパンダはウトウト夢の中?
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ケープハイラックス
初めて見ました。アフリカ南部に生息。イワタヌキ目イワタヌキ科って一体どんな動物なんだろう?少なくとも日本のタヌキとは別物にしか見えない。 -
アルパカは毛を刈られてスリムになってました。刈られた毛はいずこに?!
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草が生えて分かりにくくなっていますが、三島溶岩流が露出しています。
このあと駅前口から出て、三島駅前のバスターミナルから東海バスで柿田川公園に向かいました。 -
柿田川公園
「柿田川湧水公園前」で下車して進行方向にそのまま少し歩き、国道1号線を渡ったところが入口。 -
まずは第一展望台へ。急な階段は足元に注意。
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何故なら滑りやすいだけじゃなくて、たまにカニが歩いているから。
薄暗かったせいかすごいピンボケになってて悲しかった。(T_T) -
第1展望台から右手の方。写真の左上と右上の灰色っぽい所で湧水とともに砂がモコモコ湧き上がって来ます。
この辺りが柿田川の源流。湧水群全体の湧水量は1日約100万トン、水温は一年中15℃前後。 -
こちらは第1展望台から左手の方。透明な水の流れを見ているだけでも気持ちいいです。
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上の写真の左端の部分をズーム。湧水に吹き上げられて砂が踊っています。こんなにはっきり見える場所はなかなか無いでしょう。
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次は第2展望台。こっちからだと空が反射してよく見えない・・・。
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右側に移動したら底の方まで見えました。肉眼ではもっとモノクロ調なイメージでしたが、デジカメでは青っぽくなってしまいました。
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湧水の出ている所を「わき間」と呼んでいます。
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柿田川
源流(第一展望台付近)から約300メートル下流でこの川幅と水量です。これも富士山の豊かな伏流水のおかげ。もっとも柿田川は狩野川に合流するまでたった1.2キロしかないベリーショートな河川です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちゃみおさん 2012/10/28 21:34:34
- 富士山からの贈り物!
- jiuさん、こんばんは。
地下から湧き出したばかりの水ってほんとうにきれいですね。
あのきれいな流れを見ているだけで、体が浄化されていくような感じがしそうです。
きっとこの地域の水道水も美味しんだろうな〜って思いました。
富士山からの贈り物ですね♪
私の中では、カピバラと言えばjiuさんって連想してしまうんですよ。
そしたら、またまjiuさんの旅行記に登場しましたね。
残念ながら温泉でまったりしてる姿ではなかったけど、やっぱり憎めない顔しててかわいいですね^m^
ちゃみお
- jiuさん からの返信 2012/10/30 00:33:39
- RE: 富士山からの贈り物!
- ちゃみおさん、こんばんは。
> あのきれいな流れを見ているだけで、体が浄化されていくような感じがしそうです。
ちょっと前にちゃみおさんの面河渓ドライブ旅行記を読みました。あそこも水が透き
通ってて綺麗ですよね。東京からだとアクセスが大変ですが、一度行ってみたいな〜。
> きっとこの地域の水道水も美味しんだろうな〜って思いました。
柿田川の水は周辺の水道水にも利用されているそうです。いいですよね〜。
> 富士山からの贈り物ですね♪
そうそう、そう思いました!
> 私の中では、カピバラと言えばjiuさんって連想してしまうんですよ。
カピバラとは長崎でお友達になりましたから。(^^) バイオパーク以みたいに餌やり
できるところが無くてね〜。
> 残念ながら温泉でまったりしてる姿ではなかったけど、やっぱり憎めない顔しててかわいいですね^m^
奥に小さいプールがあったんですが、この日は見向きもしませんでした。
雨上がりは日向ぼっこの方が好きなのかな?
jiu
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