2016/05/03 - 2016/05/05
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ウェンディさん
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2016年のゴールデンウィークは、雪山遊びをテーマに富山県・立山へと出かけてきました。
立山での1日目は軽い雪山の足慣らしと雪の大谷、2日目は雄山へ雪山トレッキングを考えていました。
しかし、旅は計画通りにはいかないモノ。
今年のゴールデンウィーク後半の立山の週間天気予報は、運が良くて<曇りまたは雨>の日があるくらいで、その殆どが雨マークという旅人泣かせの天気予報で、山小屋を2泊予約した私達には博奕的な面もありました。
でも楽天的思考の持ち主である私。
山の天気はいつだって変わりやすいもの。晴れていたと思ったら、あっという間に黒雲が広がり土砂降りの雨が降り出す…なんてことは日常茶飯事だし、その逆も亦、然り。
と云う事で、行ってみてのお楽しみ…な感覚で旅に挑みました。
そして、旅の2日目である雄山への雪山トレックの日。
早朝は前の晩の嵐の名残があったものの、日頃の行いが幸いしてか9時過ぎには真っ青な空が広がるトレッキング日和♪
トレッキング途中で、山の上から何かが落ちてくる!という少し怖い体験はありましたが、切り立つ雪の稜線を歩くという初めての本格的な雪山トレックをアドレナリン全開で、目いっぱい春の立山を満喫してきました。
そんな雪山を愉しんだ家族旅の旅行記(立山?2日目-雄山登山編)です。
☆2016ゴールデンウィーク春旅の日程&Travel Blog☆
□5/3 雪山Girl 天空の秘湯へ http://4travel.jp/travelogue/11131621
■5/4 雄山へ雪山トレッキング http://4travel.jp/travelogue/11140098
□5/5 日本一の滝とお宝さがし http://4travel.jp/travelogue/11201617
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
立山2日目の朝。
前の晩は20時過ぎには記憶が無くなっていたので、朝は早くに目が覚めた。
時刻は朝5時前。
山小屋の朝というと朝4時位から賑やかなことが多いが、ここは朝5時でもまだ結構静か。
せっかく目が覚めたので、まだ寝ている家族を起こさぬようそうっと部屋を抜け出し、温泉へと向かう。
この山小屋【みくりが池温泉】の温泉は天空の秘湯とも呼ばれる温泉で、日本で一番標高の高いところにある天然温泉だ。
山小屋なのに宿泊者は23時間入り放題という太っ腹な温泉で、朝湯なんていう贅沢な時間を過ごすことも出来る。
(温泉の写真は朝5時頃のモノ。朝イチは貸切状態だったが、5時半を過ぎると混みあい始めた)みくりが池温泉 宿・ホテル
-
温泉のお湯はとろりとしていて、かなり熱めだ。
湯上りには肌がトロリとするお湯は、pH2.18を示す酸性が強い硫黄泉。
酸性のお湯はピリピリして苦手な筈だったのだが、此処のお湯は何故か平気。
(草津の酸性湯は肌に合わなくて、湯上り後に体中が痒くなって大変だったのに…) -
温泉でゆっくりと筋肉をほぐした後は部屋へと戻り、窓から外を眺める。
昨晩は台風が来たのかの様な強風雨が吹き荒れた夜で、山小屋全体がガタガタと揺れ、窓が風の吹く振動数に呼応するかの様にビリビリと震えていた。
そして、その翌朝である今朝。
窓の外はガスで白く煙り、全く遠くが見えない。
宿の前に作られたカマクラも昨晩の暴風雨爆撃で無数の穴が開いてしまい、レース状の春仕様へと姿を変えていた。
立山2日目であるこの日は旅の中で一番楽しみにしていた日。
朝から晩までこの山で過ごすので、お天気になって欲しかったのに…。
それなのに、無情の雨…。 -
実はこの日の雨は、ここへ来る前からある程度長期予報で予想はしていた。
だから、こんなことも有ろうかとは思い最悪1日雨で外へと出ることも出来ない状態も危惧して、本なども持っては来ていたのだが…。
やはり、朝から雨が降る景色を目にしてしまうと落ち込んでしまう。
山小屋の柱に貼ってあった、この日の天気予報。
朝6時からお昼までの天気は、曇り、晴れ、雨の何でもありの天気。
その後、午後からは晴れ間がでてきそうなので、天気は回復傾向にはあると思うのだが、その回復し始める時間が何時なのか…。
外の景色を眺めては、ため息が出てしまう。 -
でも、私が焦っても天気は回復しないと思うので、まずは天気回復後の行動のための腹ごしらえの時間。
朝食はブッフェ形式で、20種類以上のお料理が並んでいた。
一品目ずつお皿に乗せていたら全ては乗らないので、好みのものをセレクト。
山小屋の朝食はいつもの我が家の朝食の何倍も豪華だ。
そして朝食後は、ふて寝の時間。
畳に寝転がり、足を高く上げゴロゴロと部屋の中を転がる。
普段の休日は何かと忙しく動きまわっているので、思わぬところで出来てしまった何もしない時間…と云うのがちょっとだけ新鮮だ。
窓には雨粒が強くたたきつけ、天気の回復はまだしばらくかかりそう…。
雨音が子守唄に聞こえてきて、つい微睡みの中へ。 -
イチオシ
いつしか雨音が聞こえなくなったと思ったら、いきなり部屋の中に明るい光が差し込んできた。
何事かと思って飛び起き窓の外を見ると、朝の真っ白いガスのかかった景色が嘘のような青空の出現。
山は風が強く、雲が流れるのが早い。
吃驚するくらい早い天気の回復だ。
私の脇で同じくゴロゴロしていた二人も窓の外を眺め、一気に表情が引きしまる。
さあ、出陣の時間♪立山室堂 名所・史跡
-
5分で急いで支度を整えて、銀行強盗スタイルの出来上がり。
もともと山へ行く装備をしていたのでそれほど時間はかからなかったが、娘と私の支度はかなり速攻だった。
春の雪山は紫外線が強い上、雪原の反射も強烈で、日焼け止めクリームごときでは肌へのお日様攻撃は防ぎきれない。
だから、こんな銀行強盗スタイルとなったのだが…。
歩いていると呼気でバンダナが湿り、更に体感温度は0度以下なので垂れてきた鼻水でバンダナの内側は悲惨な状況に…。
娘はそんな状況に耐えかねて、途中でバンダナを外したのが運のつき…。
この日の雪山登山の後には、彼女の顔にはクッキリと日焼けの跡が残ってしまった。 -
イチオシ
外へと出ると、眩しい位の青空。
サングラスが無ければ、目を傷めてしまいそうな強い反射光だ。
みくりが池越しに、これから登る一ノ越と雄山の山頂が見える。 -
小屋の前の階段も凍ってはいない為、まだアイゼンは必要ない。
まずは、トロリーバスの駅である室堂駅へと向かう。 -
何故、直接山の方向へ向かわず、15分かけて遠回りをして室堂駅へと行ったのか。
それは、昼食を買う為。
勿論、山小屋でも頼めばオニギリ弁当を作ってくれるのだが、その量はコスパ的に見たらイマイチだったので、昨日の内に室堂駅の売店にオニギリが入荷する時間を聞いておいた。
運よく、晴れ間がでてきた時間帯がそのオニギリ搬入の時間帯だった。
そして、狙い誤らず、オニギリとチョコパンを入手。
朝8時半の室堂駅前は、早朝のバスで上がってきた観光客で賑わっていた。ハイキングの昼食は室堂駅で買うのがお得 by ウェンディさん室堂駅 駅
-
ここからが本当の行動開始。
山登りの起点となる、室堂山荘の方へと向かう。
で、天気はというと…室堂山荘に到着する頃には、さっきまでの青空は何処へ行った???の状態。
でも、大丈夫。上空の雲の流れは速い。
登っている時に曇りなのは、気にしない。
大事なのは頂上で晴れているコト。立山室堂山荘 宿・ホテル
-
此処からは、山道も細く歩きにくくなるので、滑り止めのアイゼンを着用する。
-
一ノ越山荘までの道はひたすらダラダラとした緩い登り道。
昨晩の雨で湿った雪が靴に絡み付き、足取りを重くする。
更に、ザラザラとした雪は足元で簡単に崩れ、踏ん張って歩いても後方へと足が滑る感じで、アイゼンを付けていても歩き難かった。 -
歩いている内に雲も晴れ、立山の主峰である雄山の峰もクリアになってきた。
と、ここで事件発生!
遥か前方の山の峰を歩く登山者が、大きな声で何かを叫んだのだ。
明らかにその声は危険を促す響きを伴っていて、下方の斜面を歩く登山者の顔に一斉に緊張が走る。
初めは雪崩が起きたのかと思ったのだが、どうやら違うようだ。
よく見ると、目の前に聳える雄山の崖に先ほどまで無かった1本のラインが描かれていた。
そのラインは、まるで大きな丸いものを転がしたかのように真っ直ぐにこちら向かっている。
ヤバい!大きな落石だ!
すぐさま石の進行方向から身をよけようと思ったのだが、いつまでたっても転がってくる石の姿は見えない。
どうやら途中の傾斜が緩い部分でスピードダウンして止まったようだったのだが、久しぶりにヒヤリとした。 -
室堂山荘(標高約2400m)から一ノ越山荘(標高約2700m)までのコースタイムは1時間半。
しかし、ソレはグリーンシーズンの話で、雪が積もるこの時期はもう少し長く、2時間弱かかってしまった。
室堂山荘の前には小さな小屋(写真)があるのだが、その小屋はほぼ屋根の高さまで雪に埋もれ、かろうじて三角屋根が見える程度だ。
そして、その後ろに見える山が、これから登る山:雄山だ。
立山のゴールデンウィークは、どう見ても未だ冬だ。一ノ越山荘 宿・ホテル
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先ほどまで一面のガスに覆われていた山も青い空が見え始め、黒部方向はかなり見通しがきくようになった。
-
さぁ、一ノ越山荘からが本日の正念場。
此処まではお遊びの雪山トレッキング。
これから向かうのは切り立つ雄山の稜線域。
お遊び雪山のつもりでいたら、自分をこの世から抹消してしまう怪我に繋がるかもしれない場所。
一歩、一歩慎重に登り始める。
稜線域の斜度はかなり急で、あっという間に先ほどまで居た一ノ越小屋を見下ろす高さへと登る。ゴールデンウィークの雄山(立山)は、冬山装備で by ウェンディさん雄山登山 自然・景勝地
-
湿った雪は重く、歩きにくい。
しっかりとアイゼンの爪を立て一歩を踏みだしたつもりでも雪で滑ってしまい、実際に歩いている歩幅はいつもの2/3程度。
思うように前進出来ないもどかしさとその運動量、そして雪山の緊張で、摂氏0℃近い気温なのに体が汗ばんでくるほどだ。 -
雪の時期の立山は、本来ならば初心者の私が歩くには少しレベルの高い山でヘルメットやザイル、ハーネス等の用意も必要な場所だ。
我が家では救助担当は相棒という事になっているので、彼がザイルを何本かは持ってきてはいたが、今回の雪山歩きではそれを使う機会に出会う事はなく無事に歩けたので良かった。
しかし、私達が訪れる数日前には山の稜線からの滑落事故で亡くなられた方もいる山なので、油断は禁物だ。 -
歩くのは雪の山道ばかりでは無い。
春山なので日当たりの良い斜面は雪が溶け、歩くとガラガラと崩れる岩場も有る。
いつもならば岩場は高度が稼げるので嫌いではないのだが、今回は別。
雪上歩きの滑り止めであるアイゼンを装着したまま岩の上を歩くので、歩きにくい事この上ない。 -
一ノ越小屋から急登を登り始めて50分。
緊張感と疲れで、岩場で一休み。
雪の立山は、私が以前に歩いた栂池や日光白根山の雪山とは全く別格で、歩いている時の緊張感が倍以上違う。 -
少し休み、甘いお菓子でエネルギーチャージをした後は、また岩場登り。
右手にはピッケルを持っているので、岩を登るのに両手を上手く使えない。
ピッケルは雪の斜面では体を支えるために雪に打ち込む杖代わりとなって便利だったが、岩場では邪魔なだけだ。
周囲が雪で白い風景なので、写真では高さの感覚を上手くは伝えられないのだが、この写真で娘と私が登っているのはかなり急斜度の稜線部分。
風が強く吹き、体が飛ばされそうになる中をひたすら上を目指して歩く。
細い陵線上の切り立った場所にいるのは頭では理解しているが、周りが雪の白色のためか脳が錯覚を起こし、高さをあまり感じさせないでいてくれるのがありがたい。 -
岩場の途中には小さな祠がある。
こんな命がけ雪山登山をしていると、祠を見ると手を合わせたくなる。 -
一ノ越小屋を出て1時間半。
ようやく立山・雄山の山頂である雄山神社の社務所(この時期は閉鎖中)が見えてきた。
一ノ越小屋からのコースタイムが1時間のところを1.5倍の時間がかかったのは、私のトレーニング不足が大きな原因なのだが、ともかく、切り立つ崖を怪我をすることなく歩けて良かった…というのが正直な感想だ。 -
まずは山頂の三角点のある場所へ。
雄山は霊峰立山の主峰である山で、神が降臨する地としてその名を知られる立山信仰の中心となる山だ。
そのせいか、山頂を示すモニュメントもとっても立派だ。 -
まずはお天気の良い内に山頂をぐるりと巡って、白い頂の立山連峰の景色を堪能する。
次は、腹は減っては戦が出来ぬ…と云う事でランチタイム。
この日は、風に対して体を向けて立つと吹き飛ばされそうになる程の強風の日。
山頂での風除けとなるモノは雄山神社の社務所の小屋なのだが、小屋の周りは雪の吹き溜まりとなっていて、うかつに近づくと緩んだ雪を踏み抜き、数mある雪の奈落に落ちそうな気配だった。
雪の奈落に落ちてしまったら、その後の運命はアイスマンになるだけなので、そんなことはできれば避けたい。 -
風が出来るだけ当たらない、見晴らしの良い場所(どう見てもこの二つの条件は相反するものでそんなものはありえないのだが)でのランチタイム。
朝に室堂駅で買ってきたオニギリとパンをパクつく。
本来ならばコッヘルであったかいココアでも作りたかったのだが、あまりに風が強すぎて断念。
それに、オニギリを食べる時に手袋をはずしていたら、瞬く間に乾いた冷たい風に体温を奪われて指の感覚があっという間に無くなってしまい、凍傷になってしまうかと思ったほど。
雪の上に腰を下ろしていると、防寒着を着ていても体の熱がどんどんなくなって行くのを感じ、コレはまずいという事で、ランチタイムは速攻の10分間で終わらせて、胃の中に栄養物を押し込む。 -
実は、この日の立山の雪山トレックの最終目標地点はここではなく、もう少し先。
それが、この写真。
雄山神社の社務所がある場所は立山・雄山の山頂ではあるが、この山頂が立山信仰の総元締めである雄山神社の峰本社ではない。
峰本社があるのは、更に山を登った先の部分、雄山の尖った崖の上にある。
鳥居の脇を通り、峰本社に向かう。 -
写真を見て、鳥居ってどこに…?と思われた方もいるかもしれない。
鳥居があるのは、写真の下の場所。(1枚前の写真では右中央)
木製のベンチの様に見えるモノが雪に埋もれ、頭だけが見えている鳥居だ。 -
そしてここから先が本当に危険な部分。
峰本社への道はゴロゴロと浮石が多い岩道で、その道幅は非常に狭い。雄山神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
山頂から峰本社までは距離は短いが、風に煽られてバランスを崩し道を踏み外したら、アイスマンどころではない大参事が起きる。
救助隊が出動しなければならない事故となるだろう。
だから、一歩一歩、慎重に足を運ぶ。 -
そして、ついに峰本社へと到着!
運動量よりも緊張感でヘトヘトな感じだ。 -
峰本社の背後には有名な剱岳の姿も見える。
立山・峰本社の崖の上は狭いので、あまりゆっくり滞在していると後続を歩いてくる登山者の迷惑となるので、グルリと立山の雄姿を眺めた後は、下山をする。剱岳 自然・景勝地
-
イチオシ
実は雪山登山で、危ないのは下りの道。
ピッケルをシッカリと雪に刺し、安全を確保しながら歩くのだが、時折足がずるりと滑り、ヒヤリとすることも…。
写真は相棒が写した娘と私。
二人の動きが妙にシンメトリなのが、親子だなぁ…なんて思ったりした。 -
下りは私自身が安全に降りるのに必死で、写真を撮る余裕があまりなかった。
-
アイゼンを装着していたので岩場も歩き難かったのだが、怖かったのが薄く雪が積もった氷の上。
雪があると思って足を着くと、その下はツルツルの硬い氷でアイゼンの歯が立たなく、そのまま片足がズルリと滑る。
何回か冷や汗をかいた。眺めても楽しい・登っても面白い 家族旅行向けの山 by ウェンディさん立山 (立山連峰) 自然・景勝地
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そんな時に見つけた小さな祠。
今回は、真剣に、怪我をせずに降りることが出来ますように…とお願いをする。 -
でも、そんな怖い稜線域も一ノ越小屋近くまで降りてくれば、かなり安全に。
この辺で、カメラを持つ手にも余裕が出来た。 -
そして、朝の歩き始めから4.5時間後の14時半。
雷鳥が営巣するみくりが池へと無事に戻って来られた。みくりが池 自然・景勝地
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山小屋へと入り、まずは湿っている防寒具や靴を乾燥室へと干して、荷物を部屋へと運ぶ。
-
普通は登山の後のお楽しみと言えばビールなのだろうが、我が家の場合は相棒がお酒は飲まないので、アイスクリーム。
みくりが池山荘のアイスクリームは美味しいと評判だったので、これを楽しみに歩いていた部分も有るかも…。
娘はバニラ、私はブルーベリーミックスを注文する。
(ここで、耳より情報! 登山をする方ならば登山用品店のモンベルの会員である方も多いと思う。実は、みくりが池山荘のカフェはモンベルの会員証で、ソフトクリームが1個が貰えるという特典があるので、会員証をお忘れなく)
雪焼けで火照った体にアイスの冷たい刺激ととろける甘さがたまらなく美味い。
やっぱり、登山の後はアイスに限る。珈琲が美味しいと評判の温泉カフェは、ソフトクリームも美味い♪ by ウェンディさん喫茶 みくり グルメ・レストラン
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そして、温泉でゆっくりと体を温めた後は、待望の夕食の時間。
昨晩は気が付かなかったが、食堂の黒板に本日の献立が書かれていた。
私達は2泊目なので、つぼ煮ではなくぶり大根らしい。 -
イチオシ
目の前に並んだ御馳走の数々。
昨晩も感じたが、山小屋の食事というレベルではない豪華さだ。 -
ただ、疑問に思ったことが一つ。
鍋ものなのだが、献立にあったのは【春野菜と豚の小なべ仕立て】。
でも、私に鍋に入っていた蛋白源は、私には白身の魚の切り身に見えた…。 -
18時、夕焼けの時間。
夕方になるにつれ空には厚い雲が現れ、青空を覆い隠してしまった。
天気が良ければ富山湾の漁火が見えるかと期待していたのだが、この雲では無理そうだ。
そして、夜半。冷えるな〜と思い窓を見ると、外は猛吹雪。
試しにと窓を開けたら、ものすごい勢いで雪が部屋の中へと降りこんできて家族から怒られた。
初めての本格的な雪山登山。
トレーニング不足でコースタイムを大幅にオーバーしてしまったが、雪山の美しさを十分に堪能できた立山での2日間となった。
2年前の冬までは、なんで寒い冬にわざわざ危険な思いをしてまで雪山に行くのだろう…と考えていたのが嘘のように、雪山って面白い!
あの春に聞いた雪山の魔物の甘い囁き声が、また聞こえた気がした。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- のんき茂野さん 2016/06/16 22:18:29
- こんばんは〜
- こんばんは〜
今日の播磨はお昼ごろまで雨
その後雨は上がりましたが
どんよりとした天気で涼しいのか
蒸し暑いのか・・・? よくわかりません!
プロの登山家・・?と思える表題部に
思わずポチしてしまいました。
トレッキング?されているメンバーさんも
多いですが・・・
これは・・・登山では?
トレッキングの範疇に留まっているのですかぁ〜?
あのトゲトゲで岩場を歩くのは怖いでしょうね〜
昔しのゴルフシューズどころじゃないですもんね〜
ゴルフシューズで平坦なコンクリートの上を歩くのも
怖いのに・・・
斜面の岩場・・・滑る上に石が動きますから
なお更怖いでしょう・・・!
のんき茂野は運動能力0%ですから足元が不安定な
スポーツは大の苦手・・・
雪山の日焼けは登山家の写真を見てもわかりますが
海水浴場の昔し流行ったCMソングや小麦色の・・・
どころじゃありませんよねぇ〜
写真を見ているだけでも、ソフトクリームの画像には
ほっとしました。お気をつけて・・・
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/44/18/80/src_44188046.jpg?1466081426
播磨の国から のんき茂野
- ウェンディさん からの返信 2016/06/18 11:37:53
- RE: こんばんは〜
- のんき茂野さん こんにちは。
関東では昨日から30℃に近い暑さが続いていて、もはや気分は夏本番です。
そんなころにアップした雪山旅行記。
見た目だけでも少しは涼しく感じていただけてでしょうか。
のんき茂野さんが作ってくださった素敵な写真、ありがとうございます。
山小屋のお鍋の食材は、やっぱりタラみたいな白味の魚の切り身に見えますよね。
立山地方では、白味のお魚を豚さんと表現するわけではないと思いますし…。
魚好きの私にとってはありがたい間違いでしたが、ちょっと不思議なお夕食でした。
運動能力という面では私も全然能力に恵まれておらず、得意なのは歩くこと位です。
でも、お遊びのトレッキングは運動能力よりも必要なのは楽しむ能力の気がします。
雨が降っても、荒天でも、歩くことを愉しめる心の余裕が大事ですよね。
この雪山では顔を覆ってはいましたがそれでも鼻の頭が日焼けして、皮がペロリと行ってしまいました。
春先の紫外線は強いので怖いですね。
ウェンディ
- のんき茂野さん からの返信 2016/06/18 14:33:47
- RE: RE: こんばんは〜
- > 立山地方では、白味のお魚を豚さんと表現するわけではないと思いますし…。
> 魚好きの私にとってはありがたい間違いでしたが、ちょっと不思議なお夕食でした。
・・・のんき茂野にはチヌ(黒鯛)のように見えますが〜?
ただ・・・河豚を見たなら? てっちりの河豚には皮は
付いていませんよね?湯引きなら別ですが・・・?
>
> 運動能力という面では私も全然能力に恵まれておらず、得意なのは歩くこと位です。
> でも、お遊びのトレッキングは運動能力よりも必要なのは楽しむ能力の気がします。
> 雨が降っても、荒天でも、歩くことを愉しめる心の余裕が大事ですよね。
・・・イエェ〜そうかも知れません!
まぁ〜のんき茂野には斜面をころげ落ちる楽しさは
味わえるかも? = ・・・って遭難?
捜索隊の費用って凄いんですってねぇ〜?
特にヘリコのガス代電気代が?
ウエンディさんのお父上のように宝箱があれば別ですが・・・
のんき茂野のエプソン インクジェットでは透かしが
入らないシィ〜・・・
>
> この雪山では顔を覆ってはいましたがそれでも鼻の頭が日焼けして、皮がペロリと行ってしまいました。
> 春先の紫外線は強いので怖いですね。
・・・丁寧にケアしてくだされ! 日本から美人が減るのは
のんき茂野には耐え難い事件ですから・・・
今日の蒸し暑さには扇風機では、ちと辛い・・・
8匹の居候ヤンバン猫が敷き毛皮になっています!
これも見るだけで暑苦しい・・・・・・・・・ のんき茂野から
>
> ウェンディさんへ
>
-
- スイカさん 2016/06/13 00:21:36
- たいしたもんだなぁ
- こんばんは、ウェンディさん
いやはや、大したもんですねぇ。
元気で元気で…。
献立黒板は見なければ良かったですね(^_^;)
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2016/06/13 21:13:23
- RE: たいしたもんだなぁ
- スイカさん こんばんは。
> いやはや、大したもんですねぇ。
> 元気で元気で…。
って、そんなに大したものではないんです。
基本、運動は大嫌いだし、スポーツジムなんてどうしてあんなところにお金かけるんだろう…て思っています。
一度、自分を騙して頑張ってジムに1年間通いましたが、ランニングマシーンをやっていると自分がネズミになってクルクル回る車輪の中を廻っている気分になり、あほらしくなってやめました。
私の運動の基本は、歩くだけです。
歩くのならば何時間でも平気で、幾らでも歩きます。
とはいうモノの、最近は年齢と共に体脂肪の落ち方が鈍っているので、ちょっとだけスクワットして歩くのに必要な筋肉は落ちない様にはしていますが…。
そんな私なので、今回の雪山でもコースタイム以上に時間を要してしまいました。
でも、コースタイムなんて気にしない♪
自分の心拍数さえきちんと把握していれば、自分の息の上がらないペースで歩けますし、写真を撮りながら歩くので、コースタイムが遅くなるのは当たり前!と割り切っています。
立山の雪山は私には若干レベルが高かったですが、景色もスリルもたっぷり楽しんできました。
立山3日目の旅行記は蜃気楼海岸へと続きます。
ウェンディ
-
- tadashiさん 2016/06/12 22:38:55
- 姉妹に見えます。
- BANK ROBBERの格好だとまったく見分けがつきませんね。
一家そろって共通の趣味、それも山なんて、素晴らしいです。
素敵な立山の雪景色に、雪山の疑似体験できました。
ありがとうございます。
- ウェンディさん からの返信 2016/06/12 23:50:38
- RE: 姉妹に見えます。
- tadashiさん こんにちは。
(銀行強盗実行犯の)姉妹に見えるとのお言葉、ありがとうございます。
最近では、娘の身長も私とほぼ等しくなり、体力的には私の方がもうすでに負け始めているかもしれません。
子供が大きくなるとなかなか家族一緒に…という機会が減ってしまい、我が家でも3人で遠出をするのは年に数回位あれば良い方です。
まあ、それが親離れ・子離れなのでしょう。
雪山は危険と背中合わせの遊びでなかなか簡単に手は出せませんが、始めてしまうとその魅力の深さに驚かされます。
今年の様なピッケルを使う雪山も楽しいですし、カンジキ(スノーシュ)を使うようなハイキングも良いですね。
ウェンディ
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