2014/05/03 - 2014/05/05
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ウェンディさん
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古から雪山には魔物がすむと云われてきた。
一説によると、その魔物は二足歩行をする猿人のような生物で、全身が毛むくじゃらであることが多いという。
雪山の魔物の伝説は世界中に存在し、北米ではビッグ・フット、ヒマラヤではイエッティ、お隣の中国では野人と呼ばれ、日本の雪山でもヒバゴンと呼ばれる雪男の目撃情報もある。
そして、今回、私が挑戦した【白馬乗鞍岳】、ここにも雪山の魔物は存在した。
しかし、彼の姿は、ヒトの目に触れることはない。
彼の言葉は雪山を流れる風に乗り、彼の吐息は白いガスとなり野山を漂う。
雪山の魔物は、美しく、猛々しく、凛々しい雪山の姿を惜しみなく私に見せつけた。
その光景は、私の心を鷲掴みにし、揺さぶった。
実際に歩いてみなければ体感できない雪山の魅力。
たった1回の雪山登山で、私は雪山に棲む魔物の虜となった。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
5/3 【姫川源流自然探勝園】【栂池自然園】 栂池ヒュッテ宿泊
・旅行記1: 雪山ガールデビュー日!なのにホワイト・アウト遭難寸前
http://4travel.jp/travelogue/10883851
5/4 【天狗原】【白馬乗鞍岳】【栂池自然園】 栂池ヒュッテ宿泊
・旅行記2: 初めての雪山☆登って・転んで・滑る〜
http://4travel.jp/travelogue/10886211
・旅行記3: 5月に降る雪☆桜・雪・水芭蕉の饗宴
http://4travel.jp/travelogue/10888440
5/5 【落倉自然園】
・旅行記3: 5月に降る雪☆桜・雪・水芭蕉の饗宴
http://4travel.jp/travelogue/10888440
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
障子越しに射す朝の光は優しく、柔らかい。
この日の朝は、その朝の光が目覚まし代わりだった。
5:30に目覚めた時、もう辺りは明るく朝の光が雪原に反射してキラキラと輝いていた。
急いで飛び起きて身支度を整える。
そして、栂池ヒュッテの外へと飛び出す。
昇ったばかりの太陽の光がまぶしい。栂池ヒュッテ 宿・ホテル
-
後を振り返ると、真っ青な空に白き山の頂。
小蓮華岳、白馬岳の姿が青い空にくっきりと浮かび上がる。
昨晩見た夕景のピンク色がかった雪原も素敵だったが、朝の光の下で眺める山の方が猛々しさ、凛々しさを感じる。白馬岳 自然・景勝地
-
少しだけ、雪の斜面を登ってみる。
夜間は氷点下近くに冷え込むので、朝の雪原の雪は硬く締まっていて歩きやすい。
スノーシューがなくともサクサク歩ける。
雪原に木々の影が長く伸びる。
静寂な空気の中、樹の影、蒼い空、白い頂が蒼のコントラストを作り出す。
こんな風景に私は惹かれる。栂池自然園 自然・景勝地
-
今朝はガスがかかっていないので、少し森の方へと足を伸ばしてみる。
森へ近づくと、頭上の木から野鳥の声。
何処の樹に止まっているのかは分からないが、多分、すぐ傍の樹なのだろう。 -
常緑樹が多い森の中で、異彩を放つのは広葉樹のカバノキ。
樹皮の感じからカバノキだとは推測できるか、ダケカンバなのか白樺なのかは私には分からない。
青空に映えるその白い姿は、森の守護神の様。 -
青空の下、朝日が照らしだす白銀の雪原散歩を楽しむ。
-
お待ちかねの朝食の時間。
山にいると運動量がいつもの倍以上になるのでお腹が空くのも早くなる。
この日の朝食は和食系。そして翌日は洋食系だった。
2連泊してもメニューは同じではなく、バラエティ豊か。
更に2泊目の朝にはドリップ・コーヒーのサービスも…。
やはり、山小屋というレベルを超えている宿だ。栂池ヒュッテ 宿・ホテル
-
8:00、雪山登山の支度を整えで出発。
歩く場所は基本的には夏山の登山道をトレースすればよいのだが、2mの雪はその道を覆い隠している。
だから、歩く場所は自由。
雪崩の危険区域を避けた安全な順路を登る前にイメージする。
出発時に、私だけはアイゼンを装着する。
その理由は、靴。
私の靴は冬山用ではなく、ただの登山用。
早めに対策を施し、安全第一。
歩きやすそうなところ、安全そうな場所を選んで歩く。 -
朝なので、まだ雪は締まっていて硬い。
緩い坂道を一歩一歩、雪を踏みしめながら歩く。
背中のザックの中にはお昼ご飯と防寒の着替え。
そして、帰りのためにスノーシューを担ぐ。 -
坂が急になってくると、雪山対応の靴で歩く娘と相棒も歩きにくくなり、ここで、彼らもアイゼンを靴に装着する。
-
娘は今年から雪山を初めたので、自分用のアイゼンを持っている。
勿論相棒も。
彼らの使っているアイゼン(上の写真)は12本爪で、つま先にも爪があり、ある程度の冬山でも対応可能なモノ。
しかし、私の靴(下の写真)に装着しているアイゼンは6本爪で、本格的な雪山には不十分なモノ。
今回は春山なので、6本爪で十分かと思っていたが、実際に歩いてみて分かったことは春であっても雪山には12本爪の方が歩きやすいという事。
つま先に爪がない6本爪タイプは、雪の坂道を上がる時につま先に力が掛けられずに足が滑ることもあった。 -
3人ともアイゼンを装着し、再び登り始める。
空にはスジ状の雲が流れ、蒼い空、雲、雪の景色が目の前に広がる。
急な坂道では、前を行く二人が、簡易アイゼン(6本爪)の私のために、雪の中に階段状の踏み跡を作りながら歩く。 -
直登気味に登るので、高度がぐんぐん上がる。
30分前に居たヒュッテが、かなり下に見える高さまで登ってきた。 -
まだ朝も早く、ロープ―ウェーも動き始めたばかりの時間帯なので、山にヒトは少ない。
しばらく歩くと、前を歩く3人パーティに追いついた。
私達よりもかなり年配の方たちだが、楽しそうに歩いている。
楽しく歩いているのは私も同じ。
日頃ろくに運動をしていないので、心臓はバクバクと鼓動しているが、夏山のような苦しさは感じない。
むしろ、さわやかな感じ。 -
雪を切る鋭い音が遠くから聞こえてくた。
上からスキーで降りてきた人だ。
彼は白馬三山を見渡せる場所に立ち、小休止。
こんな天気の良い朝に上から滑り降りてくるのは、気持ちが良いに違いない。
ここまで登ると、白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳の姿がはっきりと分かる。
ヒュッテのある栂池自然園から眺める山の姿も素敵だが、高い位置から眺める方が山の全体像が良くわかるし、カッコいいかも。白馬岳 自然・景勝地
-
斜面の木々は風に倒されて斜めになっている。
そして、本格的な春がやってくれば、木々は天に向けてまっすぐに姿勢を正すのだろう。
夏にまっすぐと立っている木々が冬の間にこんなに斜めになっているなんて、想像していなかった。 -
歩き始めて約1時間半弱で、白馬岳の大雪渓の全体像が見えるポイントへ到達。
子供の頃、両親に連れられて登った夏の白馬岳。
昔に歩いた大雪渓を30年後に眺める。
人間は歳をとり、やがて消滅するが、山の姿は100年程度ではそんなには変わらない。
娘もいつか、むかし、両親と来たよな〜。と思い返す日が来るのかもしれない。 -
本日の第一休憩ポイントの天狗原に到着。
栂池ヒュッテからの時間は約1時間半。
ほぼノンストップで登ってきた。
春の陽射しは暑く、防寒具なんて着ていたら汗ダクになってしまう。
この天狗原、天狗伝説があるのかと思いきや、ここにあるのは竜神伝説。
むかし、むかし、この天狗原には半分が龍、半分が人間である怪物が住んでいて、ヒトを待ち伏せしていたとか…。 -
天狗原の岩の上には小さな祠。
その伝説の基となる様な事が本当にあったのだろうか。 -
此処からは、一気に230mの雪山を登る。
目の前にそびえたつ雪の壁。
ちょっと気分が萎える。
写真の雪山の右上。
ゴマ粒の様な7人の人影があるのが分かるだろうか。
彼らは多分、ヘリスキーをするために天狗原近くまで、ヘリコプターで上がってきた方たち。
どこまで登るのだろうか。 -
雪山の中腹まで来ると、前を歩くスキーヤーの方たちの姿もかなり分かるようになってくる。
-
麓からスキーヤーやボーダーを運搬するヘリコプターは次から次へとやって来る。
ヘリの音が近くでするな。と思い、振り返ったら、天狗原の上でヘリが一機、クルクルと旋回し、どうやら着陸練習をしているみたい。 -
暫くすると、ヘリがもう1機現れて、2機のヘリはまるで鬼ごっこをするかの様に空中を飛び回る。
その様子は大空を泳ぐヤンチャなメダカの様。
どう見てもヘリコプターで遊んでいるようにしか見えなかったのだが、何かの訓練だったのだろう。 -
日は高くなり、気温も上がる。
腕まくりしても暑くって…。
春の紫外線は強い。
日焼け止めを何度か塗りなおしたが、見事にサングラス焼け…。 -
先ほどまで、目の前にそびえたっていた雪の壁を登り切った。
写真では分かりにくいが、立っている場所が雪の壁の上。
そして中央右の黒いところが天狗原の祠の場所。
写真中央下に見える小さな点々は木々ではなく、登ってくる人達。
続々とヘリスキーやヘリボードの方が歩き始めている。 -
此処からはハイマツ帯の脇の雪原の上を歩く。
-
「こんなところにはライチョウ(雷鳥)がいるんだよね〜」と話をしながら歩くと、ハイマツの中でガサゴソと音が…。
見るとライチョウが頭を覗かしていた。 -
ライチョウはヒトを怖がらない。
ハイマツ帯の中から出てきて、私達の目の前をヒョコヒョコ歩く。
さすが山の鳥だけあり、腿の筋肉が素晴らしく発達している。
ライチョウの羽毛の色は夏羽毛へと変わり始め、黒と白のツートンカラーの体色。
更にこのライチョウは目の上に真っ赤なアイシャドーを入れていた。
ということは、このライチョウは男の子なのだろう。
彼はクルクルクルという喉を鳴らすような鳴き声をだし、私達を案内するかのように歩く。 -
彼は岩の上に登り、ポーズをとるかのよう。
-
もっとライチョウを見ていたかったが、先を急がなくてはならない。
そして、更に歩いていくと、今度はつがいのライチョウが…。
宿の人の話によると、この山頂付近には3組の雷鳥のつがいが確認されているとのこと。
その中の1カップルを見られたというのは、ラッキー☆ -
午前10:00、左側のハイマツ林が途切れると、目の前には眺望が…。
The☆Snow Mountainという感じかな。
春になり、雪解けが始まった白馬連邦の峰。
黒い岩肌部分と白い雪の部分。
そのコントラストが絶妙。
今朝はピカピカの青空だったが、この時間は、空には薄い雲が広がり始めている。
山は、朝の天気が1日の中で一番いいのかもしれない。 -
白馬乗鞍岳のケルンが見えてきた。
ケルンまでもう一息。
アイゼンをひっかけ無い様にゴロゴロの岩を乗り越える。 -
10:30、白馬乗鞍岳の山頂に到着。
ヒュッテからは3時間半。
思っていたよりも近かったカナ。
雪山って怖いのだろうな。と思っていたのだが、実際に歩いてみて、全然怖くない。
勿論、今日の天気が良かった。と云うのも怖く感じなかったポイントだと思う。
雪山登りで吹雪いていたりしたら、絶対に怖いに違いない。
もっとも、吹雪いていたら登らないけどね。
白馬乗鞍岳は標高2469mなのだが、このケルンがあるのは2436mの地点。
春山のこの時期は2469mのポイントへ入っていくのは難しいので、此処が本日のゴール地点。
岩に座り、アミノ酸ゼリーを飲んで体力補給の小休止。乗鞍岳(白馬大池) 自然・景勝地
-
白馬乗鞍の山頂から少し下ると、白馬大池がある。
白馬大池は、大昔の火山の噴火により造られた池で、夏になると青々とした水を湛えた姿を現すのだが、今、大池があるのは2m以上の雪の下。
この写真だと、真ん中から左の雪の平原はほとんどが青い池となる。
しかし、その姿をこの雪原から想像するのは難しい。
白馬大池の畔には白馬大池山荘。
山荘は連休中はまだ休業中で、半分位雪に埋もれている。
山荘の周りには色鮮やかなテント。
雪山を縦走している方たちかもしれない。 -
大池まで下ろうかとも考えたが、結構足が疲れている。
これから山を下ることも考えて、体力の温存も必要であると判断し、大池を眺めるのは此処から…。
スキーで見る雪山とは全く異なる世界。
今まで、雪山を食わず嫌いしていたことをチョッピリ後悔。 -
白馬乗鞍岳の頂上でゆっくりと景色を堪能した後は、下るだけ。
天狗原に向けて、一気に下る。
上から天狗原を見下ろして、少しビックリ。
1時間前までは、数えるほどしかいなかった登ってくる人達の数…。
1・2・3…10…20…数えきれないほどの人達が白馬乗鞍を目指して登ってきている。
ボードを担ぐ人、スキーを担ぐ人、歩く人、様々な人たちが一心不乱に登っている。 -
下り道は楽チン。
雪がクッション材となり、膝への負荷も小さい。
息も全然上がらない。 -
11:30、天狗原に戻ってきた。
天狗原は朝の静寂な祠の風景とは一転して、沢山の人達の休憩所となっていた。
ざっと見た感じでは、ヘリコプターで上がってきた人たちが、此処で小休止をして、装備を整えている感じ。 -
私達もここで昼食休憩。
ヒュッテで作ってもらったおにぎり弁当(おにぎり2個、鮭、ウィンナー、卵焼きに竹輪で800円)とカップ麺。
カップ麺のお湯を温めるためにわざわざコンロも相棒が担いできた。
山で食べるカップ麺は地上で食べる時の何倍も美味しい。 -
太陽の熱で雪原の雪も柔らかくなり歩きにくくなったので、アイゼンから背中のスノーシューに履き替える。
さあ、あと1時間の下り、頑張ろう! -
スノーシューは、平原を歩く分には歩きやすいのだが、坂道の下りとなるとちょっと苦手。
足が滑って転んでしまう。 -
其れならば、カニ歩きで降りれば大丈夫…だと思ったのだが、もっと簡単に楽しく降りることの出来る方法があった。
-
そ・れ・は、シリスキー。
漢字で書けば尻スキー。
お尻をついてソリの要領で坂道を滑り降りる。
私と娘は風よけに防水のパンツをオーバーズボンとして履いていたので、そのまま雪面に体育座りをし、滑り降りる。 -
スピードコントロールは足と背中で。
スピードが出過ぎた時は足でブレーキ。
このシリスキー、なかなか楽しい。 -
若干1名が“暑いから”という理由で、オーバーズボンを履いていなかった。
だから、彼のズボンは溶けた雪でビショビショ。
早くヒュッテに戻って着替えなくっちゃ。 -
楽しくってワクワクしながら歩いた春の雪山登山も、もうお終い。
雪山が怖いなんて思っていた昔の私は、もういない。
雪山って楽しい!! 心からそう思った日だった。
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この旅行記へのコメント (14)
-
- 潮来メジロさん 2014/06/10 19:01:49
- ライチョウ物語・・・。ヾ(^o^)
- ウェンディさん、こんばんは! ヾ(^o^)
またまた、お邪魔していま〜す。
> 「こんなところにはライチョウ(雷鳥)がいるんだよね〜」と話をしなが
> ら歩くと、ハイマツの中でガサゴソと音が…。
>
> 見るとライチョウが頭を覗かしていた。
ウェンディさんの念力が通じたんですね。すご〜い。(@。@)
私は、ライチョウは夏羽しか見た事がありません。
真っ白い冬羽のライチョウを一度見たかったのですが、ちょっと無理でしょうね。
20代の頃、飲酒運転の車にはねられて、九死に一生を得たのですが、股関節に後遺症が残り、無理できないのです。(T-T)
ウェンディさんの素敵な旅行記を拝見して、楽しませて戴きました。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- ウェンディさん からの返信 2014/06/10 21:26:12
- RE: ライチョウ物語・・・。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん、こんばんは♪
沢山のコメントをありがとうございます。
潮来メジロさんは、大きな事故に遭われたことがあるのですね。
そして、股関節に…。お大事になさって下さいね。
5月初旬の栂池は見える景色はまだまだ冬ですが、森の木々の枝の間からは春の到来を喜ぶ鳥たちの鳴き声が聞こえていました。
きっと今はもう雪も溶け、湿原の植物たちがニョキニョキ天に向かって伸びている頃だと思います。
雨がシトシトと降る中、霧が立ちこめた森の中を歩く木道散策も楽しそうですね。
この時期、鳥たちの囁きを拾いに森に入るのも面白そうです。
-
- aoitomoさん 2014/05/12 15:01:01
- 気持ち良さそう〜
- ウェンディさん
朝から快晴で良かったですね〜
美しい雪山の景色は高いところから見るとなおさら美しいです。
御主人も娘さんも、雪山を登っていく姿が格好いいです。
黄緑のジャケットのウェンディさんもきまってます。
ウェンディさんも早速12爪アイゼン購入しないといけませんね〜(笑)
来年はテントを張って雪山縦走しそうですね〜
それが普通なウェンディさん一家だと思ってましたよ。
シリゾリには驚きました。(笑)
乗鞍のなだらかな地形ならならソリしやすいかもしれませんね。
ソリやミニスキ−担いで行っても下りで楽しめそう〜
まさかの展開で御主人さんが一杯食わされましたね〜
気持ちのいい旅行記
楽しませていただきました〜
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2014/05/13 19:09:13
- RE: 気持ち良さそう〜
- aoitomoさん こんにちは♪
前日の雪原散歩はホアイトアウトで途中棄権でしたが、この日の天気は朝からお日様がピカピカ。
雪山と青空のコントラストの美しい景色を見ることができました。
昨年の春までは、雪山って、寒くって、辛くって、雪崩があるかもしれないし、凍傷になるかもしれないし…と雪山に対してかなり失礼な印象を持っていましたが、実際に自分で体験すると180度の方向転換。
雪山って、楽しくて、面白くて、歩けば暖かいし、雪崩の危険がある処は近づかなければ一応は安全だし…、凍傷の出きる真冬は避ければいいのだし…。
初めての春の雪山ハイクを全身で楽しみました。
お蔭でその晩から筋肉痛の嵐でしたが、筋肉痛がすぐに出る分だけヨシとしましょう。
最後に挑戦したお尻で滑るシリスキ−(尻橇)、プラスチックの薄い携帯ソリがあればもっと楽しかったかもしれませんが、スピードが出過ぎて怖いかも…。
でも、やってみたい気もします。
-
- shiroumaさん 2014/05/12 00:21:35
- 実現しましたね
- 最初の雪山が白馬乗鞍とは驚きました。
山男のご主人が霧を呼び、晴れ女のウェンディさんが青空を呼び、以前いただいたコメントの通りになりましたね!!
いつか天候を選んで八方尾根か小遠見山に行って見てください。
晴れてさえいれば写真では伝わらないほどの白馬乗鞍以上の壮大な景色が味わえますよ。
あとスノーシューのいいところは、スキーと違って麓でも楽しめるということで、今回行かれた姫川源流の森や、そこから広がる田んぼの雪原や夏の林の散歩コース、河原など、冬でしか味わえない景色をのんびりと味わって欲しいなと思います。
しろうま
- ウェンディさん からの返信 2014/05/12 22:35:44
- RE: 実現しましたね
- しろうまさん こんにちは。
昨年の春に拝見した、しろうまさんの旅行記。
宇宙の青の様な空と雪山のコントラスト。
それまで気にもしていなかった雪山に呼ばれている気がしました。
そして、自分の足で歩き五感で感じた雪山。
スキーなどのゲレンデ遊びとは異なる楽しさと充足感。
蒼い空をキャンバスに刻々と変わる白い雲の様子。
登るたびに表情を変えて行く峰々の姿。
全てが初めてで、新鮮な光景。
久しぶりに味わう“登る楽しさ”。
とにかく雪山、面白かったです。
スノーシューも初めてでしたが、雪原を歩き回るのは子供の時に戻ったよう。
長野が我が家からもう少し近ければ、冬のスノーシュー散歩にチャレンジできるのに…。
雪山対応の登山靴、買うことに決めました。
-
- 琉球熱さん 2014/05/12 00:19:44
- 覚醒
- ウェンディさん、こんにちは
栂池の旅行記に投票いただき、ありがとうございます。
まさにこのGWに行かれていたんですね。
栂池〜天狗原〜白馬乗鞍〜白馬大池と、大変懐かしい思いで拝読いたしました。
2012年秋に栂池に行き、その景観の素晴らしさに魅了され、翌年白馬縦走をするまでの様々な思いがよみがえってきました。
縦走の下山ルートは大池から栂池に至るものでしたが、その時もまだ雪が残っていて、やはり「楽だな」と感じたものです。
前年に天狗原から少しだけ登ってみたのですが、岩だらけの路はなかなか上り応えがあるなという印象でしたので、雪があるのとないのとではこれほどに違うものかと驚きました。
実は、2013年の白馬縦走記でも書きましたが、一番楽しみにしていた肝心の縦走は朝から強い雨に見舞われ、白馬岳から栂池自然園に降りるまで、たったの一枚も写真を撮っていないのです。
美しい高原植物は網膜に焼き付けたのみ。ライチョウも見ていません(笑)
なので、このエリアには忘れ物が沢山あるのです。
できれば今夏、その忘れ物を取りに行きたいと思っているのですが、さてさて実現できるか?
そんな思い入りがあるだけに、2編の旅行記をとても興味深く読ませていただきました。
- ウェンディさん からの返信 2014/05/12 20:24:45
- RE: 覚醒
- 琉球熱さん こんにちは。
琉球熱さんをはじめ、様々な方の旅行記で予習をした栂池そして白馬乗鞍へと行ってきました。
白銀の世界で、多くの旅行記で拝見した夏の景色を想いだし、目の前の景色との違いを楽しみながら歩きました。
今回が初めての雪山だったので、ちょっとドキドキだったのですが、“案ずるより産むが易し”ですね。
スノーシューで歩く雪原も、アイゼンで登る雪の山も楽しくって!!
グリーン・シーズンの山とは異なる面白みにあふれていました。
今は、夏の栂池の花の美しさにも惹かれ、夏にも行ってみたいな〜。と思い始めています。
琉球熱さんも、大事な忘れ物を受け取りに行ってもっと素敵な贈り物を見つけてくるのでしょうね。
夏の風景、楽しみにしています。
-
- 讃岐おばさんさん 2014/05/11 23:13:05
- 雪山が素晴らしい!
- こんばんは〜
登りましたね、とうとう!
素晴らしい景色を一緒に楽しみました。
私も行ってみたいけど、やっぱり無理でしょうね。
やはり装備をちゃんとしておかないと、そしてお天気ですね。
来年のGWは5連休(娘は土日祭日しか休めません)になるので、どこへ行こうか悩みどころです。
讃岐おばさん
- ウェンディさん からの返信 2014/05/12 20:10:18
- RE: 雪山が素晴らしい!
- 讃岐おばさん こんにちは。
初夏の頃とは一味違う雪の白馬連邦の景色、綺麗ですよね。
初めての雪山ハイクでしたが、天気に恵まれたこともあって、本当に楽しかったです。
来年のGWは五連休…、そして9月のお休みも…。
我が家も娘が学生なので、カレンダーは暦通り。
なかなか長期の休みにはなりません。
来年の5月は多分、家族で国内だと思いますが、9月は一人旅もいいかなぁ…と。(勿論、相棒がOKしてくれればの話ですが…)
旅のプランニングは楽しいですね。
-
- きなこさん 2014/05/11 22:33:13
- まるで姉妹
- 凄く楽しそうですねぇ
姉妹が滑り台を楽しんでいるみたいですよ
私 雷鳥を初めてみました
サンダーダードは何度となく乗っているんですが(笑)
ほんと素晴らしい景色ですね
空の色と雪の色が 別世界です
きなこ
- ウェンディさん からの返信 2014/05/11 23:33:52
- RE: まるで姉妹
- きなこさん こんにちは。
雪山ハイクを最初から最後まで愉しんできました。
最後のそり遊びはちょっとしたオマケです。
相棒が、此処ならば危なくないから滑ってもOKと言ってくれた場所で、娘と二人、そして彼もお尻で滑るシリスキーを楽しみました。
そり遊びって、童心に帰れますよね。
雪山でスキーをすることはあっても、そり遊びなんてするのは娘が幼児だった時以来だから、何年ぶりになるのかな。
行く前は、私に歩けるのかな?と不安もありましたが、蓋を開けてみれば、楽しい・面白い!雪山でした。
私と娘が姉妹に見えるとは、ありがたい褒め言葉です。
雪原がレフ版の役目をはたして、少しは若く見えたかな?
-
- ぶうちゃんさん 2014/05/11 22:26:55
- 楽しそうですね
- こんばんは。
アイゼンやスノーシューでの雪原を歩いてみたいと結構あこがれているものですので、見入ってしまいました。
でも思ったより大変そうですね。
でも、そのぶん楽しそうですね。
青い空と白い雪は本当に綺麗ですよね。
お疲れ様でした。
- ウェンディさん からの返信 2014/05/11 23:19:58
- RE: 楽しそうですね
- ぶうちゃんさん こんにちは。
旅行記を見ていただいてありがとうございます。
雪山は食わず嫌いだった私が、白馬乗鞍岳の雪山ハイクにチェレンジしてきました。
雪山はお天気がいいと、本当に気持ちがよくって、スキップしたくなるくらいです。
目の前に広がる白い雪原と青い空を見ているだけで幸せな気分になれました。
今回の雪山ハイクの師匠は、私の相棒。
彼はそれなりに経験があるので、私的には安心してついて行けました。
もし、ぶうちゃんさんが初めて雪山にトライするならば、最初は山岳系の旅行会社が主催するツアーに参加する方がいいかもしれませんね。
雪山には魔物(今回の旅行記の様にふざけたものではなく)がいるので、天候の急変や雪崩の危険性など雪山が初めての人では判断ができないところが多くあります。
私も今回は春山だからと甘く見て6本爪のアイゼンでしたが、これではかなりの役不足。
きちんとした装備や予備知識は重要です。
声を大きくして宣伝してしまいますが、
“雪山を楽しみたいならば、まずは春の雪山がいいですよ〜”。
是非、チャンスがあるならば春先の雪山ハイク、楽しんでみてくださいね。
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栂池ヒュッテ
3.25
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旅行記グループ 雪の絶景
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