谷川温泉・湯桧曽温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
春の雪あそびと称して、ネコ耳岳へとトレッキングに行きました。<br /><br />ネコ耳岳は新潟県と群馬県の県境に位置する山で、その山頂部分の稜線部分が二つの耳を持つ猫の頭の様な形をしています。<br />可愛らしい名前のネコ耳岳ですが、ネコ耳岳の呼び方は愛称で、正式名称は谷川岳。<br />ネコ耳の突起はトマの耳、オキの耳と呼ばれる双耳峰です。<br /><br />谷川岳は四季を通じてトレッキングを楽しめる山で、一般的には秋の紅葉の頃が有名ですが、今回はあえて雪山シーズンを選んでみました。<br /><br />雪が残る春山を選んだ理由は、ネコ耳の絶景を味わいたかったから。<br /><br />冬場の二つのネコ耳を繋ぐルートは、雪が描く稜線がナイフの刃の様に切り立つナイフリッジ状で、山の急斜面と風が作り出す尾根雪の形は非常に優雅で美しくそれでいて危うさを秘める諸刃の剣で、多くの雪山トレッカーを魅了しています。<br /><br />私もその光景に魅せられた一人で、雪が作り出すナイフリッジの上を歩き、刃の絶景を愉しんできました。<br /><br />

ナイフリッジの絶景/刃を渡る アドベンチャラスな春の雪遊び@ネコ耳岳

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2018/03/31 - 2018/04/01

9位(同エリア384件中)

旅行記グループ 雪の絶景

4

48

ウェンディ

ウェンディさん

春の雪あそびと称して、ネコ耳岳へとトレッキングに行きました。

ネコ耳岳は新潟県と群馬県の県境に位置する山で、その山頂部分の稜線部分が二つの耳を持つ猫の頭の様な形をしています。
可愛らしい名前のネコ耳岳ですが、ネコ耳岳の呼び方は愛称で、正式名称は谷川岳。
ネコ耳の突起はトマの耳、オキの耳と呼ばれる双耳峰です。

谷川岳は四季を通じてトレッキングを楽しめる山で、一般的には秋の紅葉の頃が有名ですが、今回はあえて雪山シーズンを選んでみました。

雪が残る春山を選んだ理由は、ネコ耳の絶景を味わいたかったから。

冬場の二つのネコ耳を繋ぐルートは、雪が描く稜線がナイフの刃の様に切り立つナイフリッジ状で、山の急斜面と風が作り出す尾根雪の形は非常に優雅で美しくそれでいて危うさを秘める諸刃の剣で、多くの雪山トレッカーを魅了しています。

私もその光景に魅せられた一人で、雪が作り出すナイフリッジの上を歩き、刃の絶景を愉しんできました。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車 徒歩
  • 土曜日の朝六時半に私たちがいたのは関越道の水上インターチェンジ。<br />まだ夜も明けぬ4時半に家を出て、群馬県へとやって来た。<br /><br />東京近辺では桜が満開で春爛漫の陽気だったこの日、群馬の山間部は未だ冬の気配が残り、山の斜面には雪がタップリとついていた。<br /><br />

    土曜日の朝六時半に私たちがいたのは関越道の水上インターチェンジ。
    まだ夜も明けぬ4時半に家を出て、群馬県へとやって来た。

    東京近辺では桜が満開で春爛漫の陽気だったこの日、群馬の山間部は未だ冬の気配が残り、山の斜面には雪がタップリとついていた。

  • この日の目的地は谷川岳で、水上インターから30分程度で天神平へと向かうゴンドラ乗り場へと到着した。<br /><br />天気は快晴だが、気温は0℃。<br />積雪も220cmとまだまだ豊富で、朝の7時と早い時間にも関わらずボーダーやスキーヤーの方でゴンドラ乗り場は賑わっていた。<br />

    この日の目的地は谷川岳で、水上インターから30分程度で天神平へと向かうゴンドラ乗り場へと到着した。

    天気は快晴だが、気温は0℃。
    積雪も220cmとまだまだ豊富で、朝の7時と早い時間にも関わらずボーダーやスキーヤーの方でゴンドラ乗り場は賑わっていた。

  • 谷川岳はゴンドラで標高1319mの天神平まで行くことができるので、手軽に高山の雰囲気を味わえることでも人気。<br /><br />今回は赤色がポップなゴンドラが私たちを上まで運んでくれる。    <br />

    谷川岳はゴンドラで標高1319mの天神平まで行くことができるので、手軽に高山の雰囲気を味わえることでも人気。

    今回は赤色がポップなゴンドラが私たちを上まで運んでくれる。

    谷川岳ロープウェイ 乗り物

    割引料金で乗る谷川岳ロープウェー/モンベルor JAFの会員証を忘れずに by ウェンディさん
  • 今までゴンドラをマジマジと見たことはあまりなかったのだが、その動作はよく見ると面白い!<br /><br />ズラリと並ぶ小さなタイヤが一斉に廻り、ゴンドラのカーゴを動かしている。

    イチオシ

    今までゴンドラをマジマジと見たことはあまりなかったのだが、その動作はよく見ると面白い!

    ズラリと並ぶ小さなタイヤが一斉に廻り、ゴンドラのカーゴを動かしている。

  • ゴンドラに乗っている時間は10分もないのだが、その車窓から私たちがこの日に目指すネコ耳岳の山頂が見えた。<br />ネコ耳の形をしているの、分かるかな?<br /><br />左側に見える耳が標高1,963mのトマの耳、右側の耳が1,977mのオキの耳で、谷川岳とはこの二つの耳を合わせた名称だ。

    ゴンドラに乗っている時間は10分もないのだが、その車窓から私たちがこの日に目指すネコ耳岳の山頂が見えた。
    ネコ耳の形をしているの、分かるかな?

    左側に見える耳が標高1,963mのトマの耳、右側の耳が1,977mのオキの耳で、谷川岳とはこの二つの耳を合わせた名称だ。

  • 7時半に天神平に到着。<br /><br />ココからは雪の中を歩いて正面に見えているネコ耳岳を目指す。         <br />

    7時半に天神平に到着。

    ココからは雪の中を歩いて正面に見えているネコ耳岳を目指す。     

    谷川岳天神平スキー場 スキー場

    5月の連休まで滑走可能 by ウェンディさん
  • 春先の谷川岳は雪山の初心者コースだが、それでも足を滑らせたりしたら斜面から転がり落ちてしまうので、12本爪のアイゼンとピッケルは必需品だ。<br /><br />白い雪の中に浮き上がるように聳える木々の脇を歩いて行く。<br /><br />

    イチオシ

    春先の谷川岳は雪山の初心者コースだが、それでも足を滑らせたりしたら斜面から転がり落ちてしまうので、12本爪のアイゼンとピッケルは必需品だ。

    白い雪の中に浮き上がるように聳える木々の脇を歩いて行く。

  • 雪はまだ深く、雪の重みで倒された木々の向こうには分水嶺の山々が見えていた。<br /><br />谷川岳は東京から車で2時間で来れてしまう山だが、その峰は険しく谷も深い。<br />グリーンシーズンには岩登りのクライマーさんたちにも人気があるそうだ。<br />

    雪はまだ深く、雪の重みで倒された木々の向こうには分水嶺の山々が見えていた。

    谷川岳は東京から車で2時間で来れてしまう山だが、その峰は険しく谷も深い。
    グリーンシーズンには岩登りのクライマーさんたちにも人気があるそうだ。

  • 山頂への道は、ひたすら登るのみ。

    山頂への道は、ひたすら登るのみ。

  • ルート上には、ときたま岩場が現れるが、靴底に熊の爪のようなアイゼンを付けた状態では岩場の上を歩くのは不安定で、岩場では慎重に足を運ぶ。

    ルート上には、ときたま岩場が現れるが、靴底に熊の爪のようなアイゼンを付けた状態では岩場の上を歩くのは不安定で、岩場では慎重に足を運ぶ。

  • そんな岩場で見つけたのが、自由奔放な方向に成長をしている霜柱たち。<br /><br />平地で見かける霜柱は指で触るとクシャっと崩れてしまうが、山の中の霜柱はその鍛え方が異なるのか、ちょっとやそっと指でつまんだくらいでは割れなかった。<br />

    そんな岩場で見つけたのが、自由奔放な方向に成長をしている霜柱たち。

    平地で見かける霜柱は指で触るとクシャっと崩れてしまうが、山の中の霜柱はその鍛え方が異なるのか、ちょっとやそっと指でつまんだくらいでは割れなかった。

  • 雪道は平たんで歩きやすいところもあるが、<br /><br />

    雪道は平たんで歩きやすいところもあるが、

  • 基本は山頂を目指す直登ルート。<br /><br />夏山の様にトレッキングルートが決められているわけではなく、雪の上の危なくない場所を自分で選んで進んでいく。<br /><br />

    基本は山頂を目指す直登ルート。

    夏山の様にトレッキングルートが決められているわけではなく、雪の上の危なくない場所を自分で選んで進んでいく。

  • 雪原にはクレバスのような割れ目も有り、雪に大きな落とし穴が出来ている。<br /><br />多分だが、地表面の植物が芽吹く熱でゆっくりと下から雪が溶け始め、その亀裂が雪面の上にまで達したのだろう。<br />この小さな雪の切れ目の深さは2m位なので落ちても大きな怪我にはならないが、怖いのはこの亀裂が起こす雪崩。<br /><br />これから更に気温が上がってくるとこの亀裂が横に広がり、ある程度大きくなった時に雪崩のような雪の流れを起こす可能性がある。<br />

    雪原にはクレバスのような割れ目も有り、雪に大きな落とし穴が出来ている。

    多分だが、地表面の植物が芽吹く熱でゆっくりと下から雪が溶け始め、その亀裂が雪面の上にまで達したのだろう。
    この小さな雪の切れ目の深さは2m位なので落ちても大きな怪我にはならないが、怖いのはこの亀裂が起こす雪崩。

    これから更に気温が上がってくるとこの亀裂が横に広がり、ある程度大きくなった時に雪崩のような雪の流れを起こす可能性がある。

  • 通常の山登りの場合、急坂を上る時はつづら折りの道になっていて斜度が緩やかになる様になっているのだが、雪山の場合は良いのか悪いのか、時間短縮型のひたすら直登登山なので地味にキツイ。<br /><br />更に気温が高くなってくると雪が緩んきて、足を踏みだしてもずるりと後方に落ちてしまい、一歩を踏み出したつもりでも実際には半歩位しか歩けていなく、体力だけでなく気力もかなり奪われる。<br /><br />気力が奪われると足の運動力も失われ、もうこのまま下ってしまおうか…なんて弱気にあることも。<br />

    通常の山登りの場合、急坂を上る時はつづら折りの道になっていて斜度が緩やかになる様になっているのだが、雪山の場合は良いのか悪いのか、時間短縮型のひたすら直登登山なので地味にキツイ。

    更に気温が高くなってくると雪が緩んきて、足を踏みだしてもずるりと後方に落ちてしまい、一歩を踏み出したつもりでも実際には半歩位しか歩けていなく、体力だけでなく気力もかなり奪われる。

    気力が奪われると足の運動力も失われ、もうこのまま下ってしまおうか…なんて弱気にあることも。

  • そんな時は、今、登って来た道を振りかえってみる。<br /><br />下に居る人が豆粒みたいな小ささに見える。<br /><br />私、けっこうな高さを上がってきていのだから、もう少し頑張って、登ってみようか。<br />自分に暗示をかけて、頑張る気力を作り出す…のもトレッキングの大事なスキルだ。

    そんな時は、今、登って来た道を振りかえってみる。

    下に居る人が豆粒みたいな小ささに見える。

    私、けっこうな高さを上がってきていのだから、もう少し頑張って、登ってみようか。
    自分に暗示をかけて、頑張る気力を作り出す…のもトレッキングの大事なスキルだ。

  • 歩きだして2時間で肩の小屋へと到着。

    歩きだして2時間で肩の小屋へと到着。

  • ココまで来れば、ネコ耳1つめのトマの耳までの登りはほんの少し。<br /><br />

    ココまで来れば、ネコ耳1つめのトマの耳までの登りはほんの少し。

  • そして、トマの耳の先には、今しか見れない絶景が待ち構えている。

    そして、トマの耳の先には、今しか見れない絶景が待ち構えている。

  • 11時過ぎにトマの耳の山頂に到着。<br /><br />山頂は岩場なのだがなだらかな部分は少なく、ここで休憩をするのは難しい。<br /><br />

    11時過ぎにトマの耳の山頂に到着。

    山頂は岩場なのだがなだらかな部分は少なく、ここで休憩をするのは難しい。

  • だから山頂では、記念撮影をして景色を見るだけ。<br /><br />進行方向に見えるピークは、これから向かうもう一つネコ耳であるオキの耳。<br /><br />私たちが立っているトマの耳と前方のオキの耳を結ぶ稜線が本日のハイライトであるナイフリッジの道。<br /><br />稜線に雪庇が張り出しているところを人が歩いているのが分かるだろうか。<br />

    だから山頂では、記念撮影をして景色を見るだけ。

    進行方向に見えるピークは、これから向かうもう一つネコ耳であるオキの耳。

    私たちが立っているトマの耳と前方のオキの耳を結ぶ稜線が本日のハイライトであるナイフリッジの道。

    稜線に雪庇が張り出しているところを人が歩いているのが分かるだろうか。

  • 人が歩いているところを拡大。<br /><br />これから私たちもあそこを歩く。<br /><br />

    人が歩いているところを拡大。

    これから私たちもあそこを歩く。

  • 山の上から眺めると切り立つナイフの刃の様で怖そうだった道も、自分がその場に立つと、その恐怖感はかなり和らぐ。<br /><br />

    山の上から眺めると切り立つナイフの刃の様で怖そうだった道も、自分がその場に立つと、その恐怖感はかなり和らぐ。

  • 歩いている私たちの目線からは切り立つ崖の部分は見えずに、張り出した雪庇の所までしか確認できなく、これから歩くナイフリッジに対する恐怖心はそれほど大きくはない。

    歩いている私たちの目線からは切り立つ崖の部分は見えずに、張り出した雪庇の所までしか確認できなく、これから歩くナイフリッジに対する恐怖心はそれほど大きくはない。

  • しかし、雪庇の部分はいつ崩れるのか分からなく危険なので、出来るだけ雪庇の反対側を歩くようにしてナイフリッジの部分を歩く。<br /><br />

    しかし、雪庇の部分はいつ崩れるのか分からなく危険なので、出来るだけ雪庇の反対側を歩くようにしてナイフリッジの部分を歩く。

  • 歩きながら途中でトマの耳の方を振り返ると、凄い絶景。<br /><br />歩いている時はさして恐怖感は感じなかったが、振り返った時の方が怖いかも。<br /><br />

    歩きながら途中でトマの耳の方を振り返ると、凄い絶景。

    歩いている時はさして恐怖感は感じなかったが、振り返った時の方が怖いかも。

  • でも、コレが私が見たかった景色。<br /><br />オキの耳とトマの耳の間を渡るナイフリッジの絶景だ。<br /><br />

    イチオシ

    でも、コレが私が見たかった景色。

    オキの耳とトマの耳の間を渡るナイフリッジの絶景だ。

  • そして、オキの耳の山頂へと向かう途中で、一枚パチリ。<br /><br />

    そして、オキの耳の山頂へと向かう途中で、一枚パチリ。

  • オキの耳への到着は11時半。<br />途中休憩を抜いてゴンドラの駅から約3時間の所要時間だった。<br /><br />

    オキの耳への到着は11時半。
    途中休憩を抜いてゴンドラの駅から約3時間の所要時間だった。

  • オキの耳の山頂の岩場は広いので、比較的スペースに余裕のあるランチタイム。

    イチオシ

    オキの耳の山頂の岩場は広いので、比較的スペースに余裕のあるランチタイム。

  • 360度のパノラマの絶景を眺めながらのランチタイムだ。

    360度のパノラマの絶景を眺めながらのランチタイムだ。

  • 今回歩いたコースは雪の谷川岳の中では入門コースで、他にももっと面白いルートがあるらしいのだが、今の私のスキルでは到底危なくて連れていけない…とのこと。<br /><br />私的には刺す虫のいない冬山は歩きやすくて好きなのだが、更にすごい絶景を眺めるためには、まだまだトレーニングが必要らしい。<br />

    今回歩いたコースは雪の谷川岳の中では入門コースで、他にももっと面白いルートがあるらしいのだが、今の私のスキルでは到底危なくて連れていけない…とのこと。

    私的には刺す虫のいない冬山は歩きやすくて好きなのだが、更にすごい絶景を眺めるためには、まだまだトレーニングが必要らしい。

  • 向かい側にちょこんと突き出たネコ耳の片割れ;トマの耳をインスタグラム風に。<br /><br />お昼の時間帯は登山者の数も多く、多くの人がトマの耳からナイフリッジを伝ってオキの耳方向へと向かっていた。<br />

    向かい側にちょこんと突き出たネコ耳の片割れ;トマの耳をインスタグラム風に。

    お昼の時間帯は登山者の数も多く、多くの人がトマの耳からナイフリッジを伝ってオキの耳方向へと向かっていた。

    谷川岳 自然・景勝地

    ナイフリッジの背を愉しむ春☆雪山ビギナーでも楽しめる♪ by ウェンディさん
  • そして、12時過ぎに下山開始。

    そして、12時過ぎに下山開始。

  • 再びナイフリッジのちょっぴり危険な道を戻る。

    再びナイフリッジのちょっぴり危険な道を戻る。

  • 下山はその名の通り、本当に下るだけ。<br /><br />登る時は障害となったズルズルと滑る雪も、下りではうまく利用すればスピードアップの手助けとなり、下りに要した時間は1時間半だった。<br />

    下山はその名の通り、本当に下るだけ。

    登る時は障害となったズルズルと滑る雪も、下りではうまく利用すればスピードアップの手助けとなり、下りに要した時間は1時間半だった。

    天神平 自然・景勝地

  • そして下山した私たちが向かったのは、頑張ったトレッキングのご褒美であるスイーツ・カフェ。<br /><br />水上の山の中には昔は無かったオシャレなカフェ;GARBAが出来ていて、何でもそこはバームクーヘンが絶品だというコトで、立ち寄ってみた。<br />

    そして下山した私たちが向かったのは、頑張ったトレッキングのご褒美であるスイーツ・カフェ。

    水上の山の中には昔は無かったオシャレなカフェ;GARBAが出来ていて、何でもそこはバームクーヘンが絶品だというコトで、立ち寄ってみた。

  • GARBAの売りはバームクーヘンを基調にしたケーキで、今回は3人とも異なるケーキをオーダー。<br /><br />ケーキセットは飲み物付で880円~1050円とそれほど高くはない。<br />ケーキの見た目が可愛いのはチョココーティングされた物や抹茶バームなのだが、お勧めはバオバブと言う名のバームクーヘンのセットで、しっとりと焼き上げたバームクーヘンは、バームクーヘン好きの私を唸らせるほどだった。<br />

    GARBAの売りはバームクーヘンを基調にしたケーキで、今回は3人とも異なるケーキをオーダー。

    ケーキセットは飲み物付で880円~1050円とそれほど高くはない。
    ケーキの見た目が可愛いのはチョココーティングされた物や抹茶バームなのだが、お勧めはバオバブと言う名のバームクーヘンのセットで、しっとりと焼き上げたバームクーヘンは、バームクーヘン好きの私を唸らせるほどだった。

    GARBA グルメ・レストラン

    しっとりバウムのバオバブがお勧め by ウェンディさん
  • この日の旅はバームクーヘン・カフェで終わりではなく、温泉宿泊付。<br />谷川岳からは少し離れてしまうが、奥利根の温泉に一泊した。<br /><br />宿泊したのはスキー場の真ん前にある宿;ホテル・サンバード。<br /><br />

    この日の旅はバームクーヘン・カフェで終わりではなく、温泉宿泊付。
    谷川岳からは少し離れてしまうが、奥利根の温泉に一泊した。

    宿泊したのはスキー場の真ん前にある宿;ホテル・サンバード。

    奥利根温泉ホテルサンバード 宿・ホテル

    女性に嬉しいホテル by ウェンディさん
  • 私達が利用した宿泊プランは、2回の貸切露天風呂(朝・夕各一回)に会席料理の夕食付(朝食はバイキング)で1万円(休前日料金)というかなりお得なプラン。<br /><br />更に女性にはカワイイ和柄の巾着に入ったアメニティ・セットのプレゼントが有ったり、色柄の浴衣が選べたり出来るサービス付で、娘も大満足。<br /><br />相棒も娘が同行するとなると、宿探しにも熱が入り、良い処を見つけてくれる。<br />

    私達が利用した宿泊プランは、2回の貸切露天風呂(朝・夕各一回)に会席料理の夕食付(朝食はバイキング)で1万円(休前日料金)というかなりお得なプラン。

    更に女性にはカワイイ和柄の巾着に入ったアメニティ・セットのプレゼントが有ったり、色柄の浴衣が選べたり出来るサービス付で、娘も大満足。

    相棒も娘が同行するとなると、宿探しにも熱が入り、良い処を見つけてくれる。

  • ホテル・サンバードは昔ながらの観光旅館という雰囲気ではあったが、夕食のお料理も美味しく、良かった。<br /><br />ただ、ファミリー層をターゲットにしているので、会席料理の筈なのに+αで洋風のお料理がついてくるのが残念かな。<br /><br />料理は品数よりも質が大事。<br />洋風料理は必要ないので、その分、デザートのケーキを飛行機の機内食のようなケーキではなく、もう少し手の込んだ洋菓子にしてほしかったかな。<br />

    ホテル・サンバードは昔ながらの観光旅館という雰囲気ではあったが、夕食のお料理も美味しく、良かった。

    ただ、ファミリー層をターゲットにしているので、会席料理の筈なのに+αで洋風のお料理がついてくるのが残念かな。

    料理は品数よりも質が大事。
    洋風料理は必要ないので、その分、デザートのケーキを飛行機の機内食のようなケーキではなく、もう少し手の込んだ洋菓子にしてほしかったかな。

  • そして、翌日の帰路は寄り道をして、サクラを眺めながら。<br /><br />今年(2018年)は桜前線が例年より早くに北上しているので、群馬の山沿いも見頃かと思っていたら、さすがに桜はまだ蕾。<br /><br />ということで、私たちが立ち寄ったのは、埼玉県本庄市のこだま千本桜。<br />

    そして、翌日の帰路は寄り道をして、サクラを眺めながら。

    今年(2018年)は桜前線が例年より早くに北上しているので、群馬の山沿いも見頃かと思っていたら、さすがに桜はまだ蕾。

    ということで、私たちが立ち寄ったのは、埼玉県本庄市のこだま千本桜。

  • こだま千本桜は小山川の河川敷の5kmにわたり1100本以上の桜が植えられていて、春になると河川敷が桜色に染まる場所で、埼玉県内でも人気のスポットだ。

    こだま千本桜は小山川の河川敷の5kmにわたり1100本以上の桜が植えられていて、春になると河川敷が桜色に染まる場所で、埼玉県内でも人気のスポットだ。

    こだま千本桜まつり 祭り・イベント

  • ホームページによると、こだま千本桜も満開は二日前の3/30(金)。<br /><br />私たちが訪れたのが日曜だったので、どうかな…と思っていたのだが、間に合ったようで枝先までびっしりと着いた花はもう満開の限度まで来ている感じで、樹によっては風が吹くとハラハラと桜吹雪を舞わせていた。<br />

    ホームページによると、こだま千本桜も満開は二日前の3/30(金)。

    私たちが訪れたのが日曜だったので、どうかな…と思っていたのだが、間に合ったようで枝先までびっしりと着いた花はもう満開の限度まで来ている感じで、樹によっては風が吹くとハラハラと桜吹雪を舞わせていた。

  • 土手では市民の方たちがお弁当をもってピクニックをしているのだが、5kmも桜並木が続くので、場所取りの必要性なんて無縁の場所。<br /><br />みんなが思い思いの場所で桜ランチを楽しんでいた。<br /><br />

    イチオシ

    土手では市民の方たちがお弁当をもってピクニックをしているのだが、5kmも桜並木が続くので、場所取りの必要性なんて無縁の場所。

    みんなが思い思いの場所で桜ランチを楽しんでいた。

  • お爺ちゃんと一緒に自転車を練習する子供の周りを桜吹雪が覆い、通り過ぎて行く。<br /><br />まるで、サクラがガンバレ♪と応援しているような雰囲気でほのぼの。<br /><br />

    お爺ちゃんと一緒に自転車を練習する子供の周りを桜吹雪が覆い、通り過ぎて行く。

    まるで、サクラがガンバレ♪と応援しているような雰囲気でほのぼの。

  • 首都圏に居ると、花見は人ごみのイメージで好きではなかったのだが、こんな風にのんびりと過ごせるならば、レジャーシートをひいて、桜の下でお昼寝…なんていうのも悪くはないよね…と思えてくる。<br /><br />今回の雪と桜を愛でた二日間のショートトリップのプランナーは、相棒。<br /><br />1年間、大学生を頑張った娘へのご褒美、<br />ちょっとお疲れ気味の私へのいたわり、<br />そして、娘との共有する時間をもっと沢山作りたい相棒の下心、<br />その3つが合わさって、この旅が出来上がった。<br /><br />彼のお蔭で娘も楽しく過ごせたようだし、私も雪山、温泉、サクラを満喫した。<br />そして、彼も…。<br />1泊2日の日程の中で(最近はあまり遊んでくれない)娘との時間の共有もできたようだ。<br /><br />さぁ、充電ができたら、また4月から色んな事を頑張らなくっちゃね♪<br /><br />

    首都圏に居ると、花見は人ごみのイメージで好きではなかったのだが、こんな風にのんびりと過ごせるならば、レジャーシートをひいて、桜の下でお昼寝…なんていうのも悪くはないよね…と思えてくる。

    今回の雪と桜を愛でた二日間のショートトリップのプランナーは、相棒。

    1年間、大学生を頑張った娘へのご褒美、
    ちょっとお疲れ気味の私へのいたわり、
    そして、娘との共有する時間をもっと沢山作りたい相棒の下心、
    その3つが合わさって、この旅が出来上がった。

    彼のお蔭で娘も楽しく過ごせたようだし、私も雪山、温泉、サクラを満喫した。
    そして、彼も…。
    1泊2日の日程の中で(最近はあまり遊んでくれない)娘との時間の共有もできたようだ。

    さぁ、充電ができたら、また4月から色んな事を頑張らなくっちゃね♪

  • 旅行記の最後に【こだま千本桜】の駐車場情報を。<br /><br />こだま千本桜の駐車場は無料で、河川敷などに自由に停めることができる。<br />私たちが訪れたのは満開の日の11時頃だったが、特に渋滞することもなく楽勝で駐車場所を見つけることが出来た。<br />河川敷の近くには【有料駐車場500円】と名前のある空地もあるが、どうしてもの理由が無ければ有料を利用するメリットは無いのではないかな…。<br />

    旅行記の最後に【こだま千本桜】の駐車場情報を。

    こだま千本桜の駐車場は無料で、河川敷などに自由に停めることができる。
    私たちが訪れたのは満開の日の11時頃だったが、特に渋滞することもなく楽勝で駐車場所を見つけることが出来た。
    河川敷の近くには【有料駐車場500円】と名前のある空地もあるが、どうしてもの理由が無ければ有料を利用するメリットは無いのではないかな…。

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雪の絶景

この旅行記へのコメント (4)

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  • ねもさん 2018/04/03 17:16:38
    通年の旅人!
    ウェンディさん ご投票ありがとうございます。
    このところ暖かすぎて、スキーや花粉症には辛いですが、こういう活動には最適ですね。私も先々週末、近郊の低山にキスミレ見物に行ってきました。
    相変わらずやりますね。お天気にも恵まれてご家族一緒に気持ち良さそうです。帰り道の桜もとてもきれいです。
    ネコ耳岳って初めて聞きました。失礼ですがググってみたら(笑)谷川岳以外にも、このニックネームの山はあるんですね。要するに双耳峰のこと!?
    谷川岳は雪がない季節に2回登っていますが、どちらもネコ耳ではイマイチな天気でした。うらやましく拝見しました。

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2018/04/04 12:09:49
    RE: 通年の旅人!
    ねもさん こんにちは。

    谷川岳は20年ほど前行ったっきりで、それ以来はいつも眺める山でしたので、今回は久々でした。
    昔は天神平へのアクセスもスタイリッシュなゴンドラではなくでっかいロープウェイでしたので、変わりましたね。

    今回は雪が描くナイフリッジの稜線が目的だったので、お天気もよく、目標達成となりましたが、山の天気は気まぐれなので、当日の朝まで天気がよいのか悪いのかドキドキでした。

    ネコ耳岳の呼び名は多分、日本中のあちこちでありそうですね。
    きっと双耳峰の山は、どこに言ってもネコ耳なのだと思います。

    ウェンディ
  • fujickeyさん 2018/04/03 17:01:05
    本気の雪遊びですね。
    ウェンディさん、こんにちは!

    みなかみへ雪遊びに行かれるとコメントをいただいていましたが・・・
    やっぱり本格的なものでしたね。

    わが家の雪原をキャッキャ歩いているのとは違った。。
    スノーシューで眺めていた山の景色が見られたので感動です。
    湯檜曽川沿いを歩いている時、
    お天気が良ければ山を移動している人が見えるときがありますよ。

    さらに!GARBAにも行かれたんですね。
    みなかみの地元に住んでいる方はほとんど行かないと話していましたが
    観光客的には許容範囲内の価格ですよね。
    さらに美味しいし。
    しっとりしているのでそのままで食べてもパサパサしないし。
    ラフティングの帰りに立ち寄るの事が多いので、次に行くのは5月かな。

    もしも、川遊びにも興味をもたれたら連絡ください(笑)

    fujickey

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2018/04/04 12:07:36
    RE: 本気の雪遊びですね。
    fujickeyさん こんにちは♪

    遊びも仕事も本気で取り組む(仕事に関しては、…しようと思っている)私。
    雪山遊びにも全力でぶつかってきました。
    ネコ耳岳(谷川)は首都圏からもアクセスしやすくって、日帰りでも十分楽しめますね。
    雪の谷川の絶景は以前から面白そうと思ってはいましたが、厳冬期はやはりビギナーには難しいということで、春にいけるチャンスを狙っていました。

    今回は雪山にオプションをつけて、バームクーヘン・カフェ(価格は首都圏価格ですね)や温泉も投入して、遊びのあとにもリラックスタイム。
    少しは4月からの活力を補ってきました。

    土合への道の途中で、fujickeyさんの旅行記に登場するMAXーさんのベースを見つけ、妙に親近感を感じてしまいました。
    ラフティングなどの川遊び興味ありますが、体が足りません。
    やりたいことがたくさんありすぎて・・・。

    春の雪遊びは今回がラスト。
    5月からは再び海の外へと修行に行ってきます。

    ウェンディ

ウェンディさんのトラベラーページ

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