2016/04/30 - 2022/05/04
120位(同エリア1277件中)
+mo2さん
大塚国際美術館へ行って来ました。ここは大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年(平成10年)に開設された日本最大級の美術館で、そこに世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を展示と超弩級の美術館です。ただし名画は本物ではなく大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製したものです。
中世の系統展示はビザンティン美術(5世紀から15世紀の東ローマ帝国で発達した、古代のギリシア美術、ヘレニズム美術、ローマ美術を継承しつつ、東方的、キリスト教的要素を含んだ美術)になります。
【追加】
2022年5月、妹と甥っ子(ともちゃん・小1)を連れて再訪しました。作品(写真)、30枚程度追加しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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古代の部屋の前の通路には、中世のモザイクの作品などが展示されています。
「善き羊飼い、オランス、ヨナの物語」 サンティ・ピエトロ・工・マルチェッリーノのカタコンベ、ローマ(イタリア)
キリスト教が、信仰の自由を獲得するのは4世紀初めで、それ以前にキリスト教美術がいつ、どこで生まれ、どのように展開したのかは定かでありません。ローマのカタコンベを飾る壁画群は、迫害時代のキリスト教美術を知るための、ほとんど唯一の資料といえます。 -
「ウェラティオの墓室壁画」 プリシッラのカタコンベ、ローマ(イタリア)
中世美術のスタートは、初期キリスト教美術。この初期キリスト教美術の特徴的な建築物に、カタコンベがあります。カタコンベは地下墓所のことで、死後の魂の救済を願うキリスト教徒たちによって壁画や天井画が描かれていますが、弾圧者の目をごまかすために暗示や暗号(モノグラム)や、異教美術のモチーフを使った間接的な表現になっています。 -
「紅海を渡るモーセ」 サンタ・マリーア・マッジョーレ聖堂(イタリア)
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(左)「皇妃テオドラと侍女たち」
(右)「皇帝ユスティニアヌスと随臣たち」
サン・ヴィターレ聖堂、ラヴェンナ(イタリア)
サン・ヴィターレ聖堂は、イタリア中北部のラヴェンナにある教会聖堂。ビザンツ芸術を代表する装飾が施されています。 -
「最後の晩餐」 サンタポッリナーレ・ヌオーヴォ聖堂、ラヴェンナ(イタリア)
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「聖ディミトリオスと並ぶ司教と行政官」 アギオス・ディミトリオス聖堂 テサロニキ(ギリシャ)
アギオス・ディミトリオス聖堂は、世界遺産のテッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群の一つです。 -
「善き羊飼い」サンティ・ピエトロ・工・マルチェッリーノのカタコンベ、ローマ(イタリア)450年頃
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「ラザロの蘇生」 ザンクト・ゲオルク聖堂、ライヒェナウ島オーバーツェル(ドイツ)
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「キリストの磔刑」 サンタ・マリーア・アンティークァ聖堂 テオドトゥス礼拝堂、ローマ(イタリア)
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「ベツレヘムヘの旅」 サンタ・マリーア・フォリス・ポルタス聖堂、カステルセプリオ(イタリア)
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「龍を退治する大天使ミカエル」サン・ピエトロ・アル・モンテ聖堂、チヴァーテ(イタリア)
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「キリストの受難」 サンタンジェロ・イン・フォルミス聖堂、カプア、(イタリア)
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「預言者エレミヤ」 サン・ヴィンチェンツォ聖堂、ガッリアーノ(イタリア)
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(左)「福音書記者聖ヨハネの殉教と聖マグヌスの奇跡」 アナーニ大聖堂、アナーニ(イタリア)
(右)「アゾフ海の子供の保護」 サン・クレメンテ聖堂、ローマ(イタリア) -
(左)「聖ラウレンティウスの殉教」 修道士の館の礼拝堂、ベルゼ・ラ・ヴィル(フランス)
(右)「騎士」 サン=ジャン洗礼堂、ポワティエ(フランス) -
「冥府への降下(アナスタシス)」 スヴェティ・ジョルジェ聖堂、クルビノーヴォ(マケドニア)他
大塚国際美術館 美術館・博物館
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「再臨のキリスト」 サン=サヴァン聖堂、サン=サヴァン=シュル=ガルタンプ(フランス)
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「栄光のキリスト(部分)」カタルーニャ美術館、バルセロナ、スペイン(サン・クリメン聖堂、タウイ、スペイン旧蔵)
ロマネスク美術の最高傑作と呼ばれる『栄光の主キリスト像』。高さ8mにも及ぶ巨大な壁画は、カタルーニャ地方のタウユという村にあるサン・クリメン教会から移設してきたものですが、こちらではその一部を復元。 -
「聖母子」 カタルーニャ美術館、バルセロナ、スペイン(サン・ペドロ・デ・
ソルペ聖堂、スペイン旧蔵)
スペイン、バルセロナにあるロマネスク美術の宝庫カタルーニャ美術館、是非とも訪れてみたいです。 -
「聖グレゴリウス・マグヌスと聖ベネディクトゥス」 ハイリゲン・マリア・アム・ノンベルク女子修道院聖堂、ザルツブルク(オーストリア)
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「アダムの創造と原罪」 プラド美術館、マドリード、スペイン(ラ・ベラ・クルス隠修堂、マデルエロ、スペイン旧蔵)
スペインのセゴヴィア、マデルエロのベラ・クルス礼拝堂の中世のフレスコ画。 知られるようになったのは20世紀に入ってから。と同時にスペインの重要文化財に指定され、1950年にプラド美術館に移されています。 -
「キリストの逮捕」ダフニ修道院聖堂、アテネ(ギリシア)
11世紀末のモザイク -
「キリストのエルサレム入城」(一部)パラティーナ礼拝堂、パレルモ(イタリア)
シチリア王国の都のパレルモ、ノルマン王宮の中にあるパラティーノ礼拝堂の壁画です。 -
「キリストの降誕と洗礼」パナギア・ペリブレプトス聖堂、ミストラ(ギリシア)
1350年頃から75年頃に建てられたギリシアの小さな修道院の壁画。キリストの洗礼の場面です。色彩は深く、人体は引き延ばされて手足が細く、空間の大きな独特の様式です。 -
「聖母子と皇帝ヨアンネス2世コムネノスと皇妃イリニ、その息子」アレクシオス・コムネノスハギア・ソフィア大聖堂、イスタンブール(トルコ)
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「十字架降下」スヴェティ・パンテレイモン修道院 主聖堂、ネレズィ(マケドニア)
マケドニア共和国のネレズィという小さな町にあるスヴェーティ・パンテレイモン修道院。多分行くことはないであろうそんなところの壁画が複製され見れるとは、本当に素晴らしい。 -
(左)「マヌエル・ラスカリス・ハツィケスの肖像」
(右)「ベツレヘムヘの旅」
パナギア・パンタナッサ修道院聖堂、ミストラ(ギリシア) -
(上)「キリスト」 アギア・エカテリーニ修道院、シナイ山(エジプト)
(下左)「聖ゲオルギオスと聖テオドロスを伴う玉座の聖母子」 アギア・エカテリーニ修道院、シナイ山(エジプト)
(下中)「聖ペテロ」 アギア・エカテリーニ修道院、シナイ山(エジプト)
(下右)「キリストと聖メナス」 ルーヴル美術館(フランス) -
「聖ニコラオスとその生涯」聖カタリナ修道院、シナイ山(エジプト)
聖ニコラウスは、サンタクロースの原形となった3世紀後半から4世紀前半に活躍したキリスト教の主教・神学者。 -
「聖ペテロ」聖カタリナ修道院、シナイ山(エジプト)6世紀後半-7世紀前半頃
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「キリストと聖メナス」ルーヴル美術館、パリ(フランス)6世紀
右にキリスト左に聖メナスが立っています。
マンガチックですが、抽象化された表現はエジプトに根付いたキリスト教徒の美術、コプト美術の特色だそうです。 -
(右上)「デイシスとキリストの生涯」 (右下)「キリストの受難と復活 」(左)「聖ニコラオスとその生涯」アギア・エカテリーニ修道院、シナイ山(エジプト)
キリスト教正教会の世界最古の修道院である「聖カタリナ修道院(アギア・エカテリーニ修道院)は現存する初期のイコンを数多く収蔵しています。 -
「キリストの受難と復活」(部分拡大)
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「大天使ミカエル」ビザンティン美術館、アテネ(ギリシア)14世紀
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イチオシ
「ウラディーミルの聖母子」トレチャコフ美術館、モスクワ(ロシア)
この作品は1100年頃にコンスタティノポリスで制作され、キエフにもたらされた後ウラディーミルに移されています。 -
「ヤロスラヴリの聖母」トレチャコフ美術館、モスクワ(ロシア)
こちらは1200年頃のもの。 -
「聖キリクスと聖女ユリッタの祭壇前飾り(ドゥーロの祭壇前飾り)」 カタルーニャ美術館、バルセロナ(スペイン)
かなり残酷で生々しい処刑の様子が描かれています。 -
「マドンナ・デッラ・クレメンツァ(慈悲の聖母)」サンタ・マリーア・イン・トラステーヴェレ聖堂、ローマ(イタリア)
製作時期は705年 - 707年という古いものでり、イコンの寄進者は当時の教皇ヨハネス7世です。 -
正面は「キリストの降誕」カリエ・ジャミイ(旧コーラ修道院)、イスタンブール(トルコ)
天井は「キリストの降誕と洗礼」パナギア・ペリブレプトス聖堂、ミストラ(ギリシア) -
(左)エル・グレコ 「東方三博士の礼拝」 ベナキ美術館、アテネ(ギリシア)
(右)フェオファン・グレーク(テオファネス)「キリストの変容」 トレチャコフ美術館、モスクワ(ロシア) -
コッポ・ディ・マルコヴァルド「玉座の聖母子」サンタ・マリーア・デイ・セルヴィ聖堂、オルヴィエート(イタリア)13265?70年
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グィード・ダ・シエナ「玉座の聖母子」パラッツォ・プッブリコ(サン・ドメニコ聖堂旧蔵)、シエナ(イタリア)
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イタリアのアッシジにある世界遺産サン・フランチェスコ聖堂のフレスコ画などが展示されてます。
大塚国際美術館 美術館・博物館
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「十字架上のキリスト」ウンブリア国立美術館、ペルージャ(イタリア)
聖フランチェスコの画家によるもの。 -
聖フランチェスコの画家 「小鳥への説教」 サン・フランチェスコ聖堂 下堂、アッシジ(イタリア)
聖フランチェスコが、野原で地面にいた鳥たちに説教を始めると、木に止まっていた鳥たちも次々に舞い降りてきて聞き入ったという有名なエピソードに基づくもの。 -
ジョット 「小鳥への説教」 サン・フランチェスコ聖堂 上堂、アッシジ(イタリア)
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ジョット 「父イサクの祝福を求めるエサウ」 サン・フランチェスコ聖堂 上堂、アッシジ(イタリア)
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ジョット派「キリストの降誕」 サン・フランチェスコ聖堂下堂、アッシジ(イタリア)
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ドゥッチョ「マエスタ(荘厳の聖母)」 シエナ大聖堂美術館、シエナ(イタリア)1308-11年頃
シエナ大聖堂のためにドゥッチョが制作した大装飾画『荘厳の聖母』、通称マエスタ。同画家の最高傑作とされ、本来の姿は前背面ともに物語場面や聖人像などで装飾されていましたが、現在は解体され、一部が散逸しています。 -
ドゥッチョ「マエスタ(荘厳の聖母)」(裏画)
荘厳の聖母の裏側の物語場面や聖人像など -
「十字架上のキリスト」ピサ国立美術館、ピサ(イタリア)
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「十字架上のキリスト」 ピサ国立美術館、ピサ(イタリア)
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「わが唯一の望みの」(「一角獣を従えた貴婦人」より) クリュニー美術館(国立中世美術館)、パリ(フランス)
ともちゃん(小1)が見たかった作品。NHK・Eテレの人気番組びじゅチューン!の「貴婦人でごめユニコーン」の元ネタ作品です。 -
「一角獣を従えた貴婦人」(部分拡大)
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「貴婦人と龍」アンジェ城タピスリー美術館(フランス)
高さ5メートル、長さ百メートルのタピストリーの一部です。 -
(左)ジュンタ・ピサーノ 「十字架上のキリスト」 サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ聖堂美術館、アッシジ(イタリア)
(右上)聖フランチェスコの画家 「十字架降下と聖母の哀悼」 ウンブリア国立美術館、ペルージャ(イタリア)
(右下)ファエンツァの画家 「キリストの降誕、十字架降下とキリストの埋葬」 ボローニャ国立絵画館、ボローニャ(イタリア) -
ファエンツァの画家「キリストの降誕」、「十字架降下」と「キリストの埋葬」ボローニャ国立絵画館(イタリア)13世紀後半
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サン・マルティーノの画家「玉座の聖母子、ヨアキムとアンナの物語」ピサ国立美術館、ピサ(イタリア)
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「ナルボンヌの祭壇飾り布」ルーヴル美術館、パリ(フランス)
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アンゲラン・カルトン「アヴィニョンのピエタ」ルーヴル美術館、パリ
このプロヴァンス派の傑作は、長い間作者不詳だったが、同じ場所にあるカルトジオ会修道院のために、1453?1454年頃に描かれた《聖母戴冠》(ヴィルヌーヴ=レ=ザヴィニョン美術館)の作者アンゲラン・カルトンの作とされました。 -
アンドレイ・ルブリョフ「 聖三位一体」 トレチャコフ美術館、モスクワ(ロシア)
アンドレイ・ルブリョフはロシアの修道士、15世紀ロシア、モスクワ派(ルブリョフ派)における最も重要な聖像画家(イコン画家)のひとりで、正教会では聖人とされます。本作は、彼の作品のうち、もっとも重要なもので、創世記17章に材を取った『至聖三者』(聖三位一体)のイコンです。 -
「聖母子」 カリエ・ジャミイ(旧コーラ修道院)、イスタンブール(トルコ)
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ピエトロ・カヴァッリーニ「キリストの神殿奉献」 サンタ・マリーア・イン・トラステーヴェレ聖堂、ローマ(イタリア)
本館1Fの区間表現に展示されている作品です
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