2022/05/04 - 2022/05/04
161位(同エリア1272件中)
+mo2さん
2022年5月、妹と甥っ子(ともちゃん・小1)を連れて、大塚国際美術館へ行って来ました。ここは大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年(平成10年)に開設された日本最大級の美術館で、そこに世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を展示と超弩級の美術館です。
ただし名画は本物ではなく大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製したものです。
ロココ美術のフランソワ・ブーシェ、ジョシュア・レノルズ他の作品です。
このあたりの作品は、前回(2016年4月訪問)ほとんど撮っていなかったので新たに作成しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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アントワーヌ・ヴァトー「ピエロ(ジル)」 ルーヴル美術館、パリ(フランス)1718-19年
18世紀フランスのロココを代表する画家ヴァトーの代表作。等身大で描かれたモデルは、当時ピエロ役で名声を博した喜劇俳優ベローニ。このベローニはギリシア人でしたが、パリで喜劇俳優として活躍したのち、1718 年までには引退して、クァンカンポワ通りとオーブリー・ル・ブーシェ通りの角にカフェを開きました。この作品は、開店直後の1717年頃にカフェの看板として描かれたと推測されます -
アントワーヌ・ヴァトー「シテール島への船出」 ルーヴル美術館、パリ(フランス)1717年
ロココ美術の作品が続きます -
フランソワ・ブーシェ「リナルドとアルミーダ」ルーヴル美術館、パリ 1734年
ロココを代表する画家フランソワ・ブーシェの作品 -
フランソワ・ブーシェ「水浴のディアナ」 ルーヴル美術館、パリ(フランス)1472年
描かれているのは、ローマ神話に登場する月と狩猟の女神、ディアナ。処女神であり、侍女のニンフにも純潔を守らせていたことでも知られています。三日月のアクセサリー、狩猟に使われた弓矢、獲物などがディアナを示すアトリビュートとして描かれています。狩猟を終え、水浴をするために衣服を脱いだ女神の、麗しい裸体が印象的な作品です -
フランソワ・ブーシェ「ポンパドゥール夫人の肖像」ウォーレスコレクション・ロンドン(イギリス)
フランス国王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の肖像 -
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール「ポンパドゥール夫人の肖像」ルーヴル美術館、パリ(フランス)1755年
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ウィリアム・ターナー「雨、蒸気、速力:グレート・ウェスタン鉄道」 ナショナル・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1844年
この絵が描いているのは、霧の中を疾走する黒い蒸気機関車と、機関車のスピード感そのものです。
描かれている車体は、19世紀のイギリスの4大鉄道会社の一つで、当時世界最大の鉄道であったグレート・ウェスタン鉄道の蒸気機関車です -
ジョン・コンスタンブル「干し草車」 ナショナル・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1821年
初夏のフラットフォード水車場近くの静かな情景 -
ジョン・コンスタンブル「麦畑」 ナショナル・ギャラリー、ロンドン(イギリス)
1826年
19世紀前半のイギリスを代表する風景画家コンスタブル。30歳頃から故郷イギリスの風景を多く描き始める。この作品もそのうちのひとつです -
ジャン・オノレ・フラゴナール「嵐」 ルーヴル美術館、パリ(フランス)1759年頃
重い荷を載せ、行き悩む荷車、後ろから押す人、喘ぐ牛、駆け下る羊の群れなどが
描かれています。
幌は強い風に煽られ、空には雲が湧き出していて、逆光によってさらに
劇的な情景になっています -
ジャン・オノレ・フラゴナール「浴女たち」 ルーヴル美術館、パリ(フランス)1765-72年
フラゴナールの最も有名な作品のひとつ。ここでは、水浴するニンフというロココ好みの題材を甘美に描いていますが、生命感の躍動する自然描写とドラマティックな明暗の効果は、装飾的なロココ絵画の限界を超えて、19世紀の印象派を先駆けています -
ジャン・オノレ・フラゴナール「ぶらんこ」ウォーレス・コレクション、ロンドン(イギリス)1767年
レースをふんだんに使用してつくられたピンク色のシルクのドレスを身にまとった1人の若い婦人が、日差しが穏やかに降り注いでいる緑豊かな庭園の中で、太い木の枝にロープをくくり付けてつくったブランコに乗って遊んでいる様子が描かれています。婦人は、ブランコの揺れの勢いを使って、ピンク色の小さいミュールを前方に放り出しています。
画面の左端下方で、茂みの中で地面に右ひじをついて横たわり、婦人を見上げている男性は、貴族であり、婦人の愛人です。この男性のモデルは、依頼主の男爵であるとされます。 -
ジャン・オノレ・フラゴナール「勉強(歌)」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1769年頃
歌、又は学習とも呼ばれる本作は、おそらくは声楽家が歌を終え、観客の方を向いた姿を基にして描かれた女性像。フラゴナールが諸学芸に携わる(又は芸術を生み出す)力を画題にして描いた、現在までに15作品が確認されている半身肖像画、所謂≪フィギュール・ド・ファンテジー(幻想的肖像画)≫作品の中でも、特に有名な作品のひとつ -
ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「パイプと水差し」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1737年頃
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ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「赤エイ」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1726年
この作品によって、シャルダンは王立絵画彫刻アカデミー正会員の地位を得ることとなりました。画家としての彼の能力と、名を馳せた静物画の表現力の両方を大胆に宣言したこの作品は、静物画が地位の低いものとみなされていた当時においても、幻想的で衝撃的なものでした -
(左)ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「買い物帰りの召使い」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1739年
(右)ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「食膳の祈り」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1740年頃 -
ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「カードのお城(トランプの城)」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1736-37年頃
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ジャン=バディスト・シメオン・シャルダン「独楽遊びをする少年」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1738年
この絵のモデルは当時10歳。銀行家、宝石商の息子で、のちに重要な絵画収集家となりました -
ジャン=パティスト・グルーズ「村の花嫁」ルーヴル美術館・パリ(フランス)1761年
ジャン=バティスト・グルーズは、道徳的主題に基づいた風俗画や、堅実性を感じさせる肖像画、そして寓意性を漂わせたあどけない少女像作品を主に描きました。
本作品では、ある村において「結婚する娘と一家、そして花婿」の光景が描かれています -
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「画家と娘」ルーヴル美術館、パリ(フランス)1786年
ヴィジェ=ルブランは、18世紀に最も有名だった女流画家で、マリー・アントワネットに気に入られ、何枚もの肖像画を残したことで知られています。これは自画像ですが非常に美人です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ウィリアム・ホガース「当世風の結婚:結婚してまだ日も浅いというのに」ナショナル・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1743年
英国近代絵画の父ウィリアム・ホガース随一の代表作『連作:当世風結婚』より -
ウィリアム・ホガース「古きイギリスのロースト・ビーフ」 テート・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1748年
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トマス・ゲインズバラ「ポメラニアン犬の親子」テート・ギャラリー、ロンドン1777年
18世紀イギリス美術界の最も重要な画家のひとりトマス・ゲインズバラの作品。 -
トマス・ゲインズバラ「蝶を追う画家の娘たち」 ナショナル・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1756年
この作品はトマス・ゲインズバラの2人の娘、5歳のメアリーと3歳のマーガレットを描いています。魅力的な姉妹が夢中になって蝶を追う一瞬の動きを、画家が捕えたいと願ったかのような作品となっています -
トマス・ゲインズバラ「犬を抱き壺を下げる少女」アイルランド国立美術館、ダブリン 1785年
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ジョシュア・レノルズ「天使の頭部」テート・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1787年
18世紀ロココ期の英国を代表する肖像画家の作品 -
ジョシュア・レノルズ「マスター・ヘア」ルーヴル美術館、パリ(フランス)1788年
18世紀イギリスの最も重要な画家のひとりジョシュア・レノルズが手がけた子供をモデルとした肖像画の傑作。1788年に手がけられた本作は、アンナ・マリア・シップレイのために、同氏の甥≪フランシス・ジョージ・ヘア≫をモデル制作された肖像画作品です -
ジョシュア・レノルズ「コクバーン夫人と三人の子供たち」 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)イギリス1773年
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ジョン・シングルトン・コプリー「ブルック・ワトソンと鮫」ナショナル・ギャラリー、ワシントン 1778年
後にロンドン市長となったブルック・ワトソンがハバナ港でサメに襲われた場面を描いた作品です。 -
トーマス・ローレンス「ジョン・アンガースタイン家の子供たち」ルーヴル美術館、パリ(フランス)
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ライト・オブ・ダービー「空気ポンプの実験」ナショナル・ギャラリー、ロンドン 1768年
イングランドの画家ジョセフ・ライトはライト・オブ・ダービーと称され「産業革命の精神を初めて表現した画家」として高く評価されています -
ライト・オブ・ダービー「サンタンジェロ城の花火(ジランドーラ)」 ウォーカー美術館、リヴァプール 1776年頃
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ライト・オブ・ダービー「酋長の未亡人」ダービー美術館・ダービー(イギリス)1783-84年
ジェイムズ・アデアーの『インディアンの歴史』(1775年)をもとにして、描いた作品。インディアンの妻は、夫が戦いで死ぬと、その後一月間、夫の武具を吊るした木の下で過ごすのが、喪に服する、ということになります -
ヨハン・ハインリヒ・フュースリ「夢魔」デトロイト美術研究所・デトロイト(アメリカ)1781年
一番有名な作品。眠っている女性を夜な夜な襲う不埒な悪魔と、好色のシンボルである馬 -
ヨハン・ハインリヒ・フュースリ「真夏の夜の夢」チューリッヒ美術館・チューリッヒ(スイス)1794年
フュースリの作品は大半が文学作品や神話、伝説に基づいており、この絵はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の一場面。台詞に沿って描かれた主役の二人と、画家の想像によって幻想性豊かな世界が展開されています -
カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ「月を眺める二人の男」ドレスデン近代美術館・ドレスデン(ドイツ)
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カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ「氷海:希望号の難破」ハンブルク美術館・ハンブルク(ドイツ)1823-24年
18世紀から19世紀のドイツロマン派の画家、カスパル・ダーヴィト・フリードリヒの代表作です -
カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ「山上の十字架(テッチェン祭壇画)」ドレスデン近代絵画館・ドレスデン(ドイツ)1807-08年
一般的にはテッチェン祭壇画と呼ばれている、フリードリヒの《山上の十字架》は、モミの木で覆われた山頂にある大きな十字架を描いています。雲で満たされた空は、赤、ピンク、紫の色調で描かれ、画面の下に向かうにつれて明るくなっています。5つの光線が、目に見えない遠くの地平線から発せられています -
フィリップ・オットー・ルンゲ「朝」ハンブルグ美術館・ハンブルク(ドイツ)
フィリップ・オットー・ルンゲは19世紀のドイツ・ロマン主義の画家。才能に恵まれながらも、生来、病弱だった為、僅か33歳で亡くなっています。
彼が繰り返し取り組んだテーマとして、「朝・昼・夕・夜」があり、生涯、スケッチ、版画、油彩画などの形で取り組みましたが、油彩画の方は「朝」の他は、彼自身の夭逝の故もあり、未完成にて残されました -
ジョージ・スタッブズ「馬と川のある風景」 テート・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1780年
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ウィリアム・ブレイク「ダンテとベアトリーチェ」テート・ギャラリー・ロンドン(イギリス)1824年
18世紀イギリスの詩人、画家、銅版画職人、ウィリアム・ブレイクの作品。
ブレイクは英国ロマン主義の先駆者と言われ、作品に秘められた哲学的で神秘的な意味とその創造力から、英国で最も重要な芸術家の一人とされています -
ウィリアム・ブレイク「ニュートン」テート・ギャラリー、ロンドン(イギリス)1795年
一心不乱にコンパスを使っているのがニュートンです。科学一辺倒に対する批判が込められていると言われています
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