2015/09/22 - 2015/09/22
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redchilipadiさん
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パリから南へ約500km、フランス第二の都市リヨン。
ローヌアルプ地方の首府で、フランス国内の金融の中心でもあります。
ローマ時代から交通の要衝で、中世に絹織物産業で栄えたのだそうです。
ソーヌ川とローヌ川が、この町で出会う。
町は、「2本の川にはさまれた地区」と、
両方の川のそれぞれ外側に「旧市街」と「新市街」
の3つの地区に分かれていて、
それぞれ特徴があり、とてもわかりやすい。
また、丘にそびえるフルヴィエール教会が目印となって、迷子になる心配なく町歩きが楽しめます。
今回は、日本を昼前に発ち、アムステルダム経由でリヨンに夕方到着。
リヨンの歴史地区をたのしんだ後、
ここを拠点に、フランスの地方都市を巡り歩く予定。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
-
フランスに行くときは、いつもCDG空港だったのですが、
今回はアムステルダム経由でリヨンへ。
この空港は、CDGのような巨大空港ではなく、発着便数も少ないので、とてもシンプル。
空港から市街地へのアクセスも、迷うことなくとてもスムーズでした。
いつもは、空港内で荷物受取迄ひたすら歩いたり、シャトルバスに乗ろうかタクシーに乗ろうか迷ったりと、(私の場合)結構時間がかかってしまうのだけれど、今回はロスもストレスもなし! -
リヨンの町は、世界遺産に登録されています。
まずは、丘の上に、ひときわ高く聳えるフルヴィエール教会
「リヨンの象徴」なのだけれど、意外と新しく、19世紀の終わりに建てられたもの。
左の写真で、正面の建物の右奥に、ちらっと見える金色の像がマリア様。
この教会はマリア様の教会。ノートルダム・ド・フルヴィエール。 -
丘の上からリヨンの町全体を眺めるためにこの教会に来たので、実は教会の内部には立ち寄らないで帰ろう、と思っていました。
でも、何気なく、中に吸い込まれるように入っていくと、内部は、1階と地下に分かれていて、結構見ごたえがありました。
来て良かった! -
教会の見学を終えて、教会の裏側へ。
そこからリヨンの市内が一望できます。
水平方向に2本の川が平行して流れているのがわかります。
手前がソーヌ川。向こう側にローヌ川。
ローヌ川は、写真に水の流れは写っていませんが、真ん中を横切る街路樹に沿っています。 -
フルヴィエールの丘と、麓の旧市街の間は、登山電車で。
10〜15分間隔で出発し、2分ほどで到着。
今回、私は、リヨンの中心部からややはずれた鉄道駅の近くに宿泊。
フルヴィエールの丘へは、鉄道駅から、一気に教会の前までタクシーで直行しました。
教会見学後に、麓の旧市街まで、登山電車で降りました。
丘の上の登山電車の駅は、フルヴィエール教会の真正面です。
ちょっと寄り道すると、ローマ遺跡も観光スポットです。 -
登山電車で麓まで降り、旧市街の観光開始。
出発点は、サン・ジャン大聖堂。
丘の上のフィルヴィエール教会と、向かい合う位置にあります。
こちらは結構古くて、1180年から1480年にかけて建設。
1600年、日本では関が原の合戦の年、イタリアのメディチ家のマリアさんとアンリ4世の結婚式が、この教会で行われたそうです。
ちなみに、リヨンには関係ありませんが、ヴェルサイユ宮殿を建てたルイ14世(太陽王)は、彼らの孫にあたります。 -
サン・ジャン大聖堂前の広場に立つと、
そこから、丘に向かう道、ソーヌ川に向かう道、
そして、絹商人の館が並ぶ旧市街の奥へ向かう狭い路地など、
何本もの道が広場から出ています。
どの道も風情があり、どっちへ進もうか、迷います。 -
サンジャン大聖堂とサンポール教会をつなぐ、10分ほどの距離の間は
石畳の両側は、歴史を感じる建物が続き、とてもいい感じ。
辺り一帯は、「リヨンの歴史地区」として、世界遺産に登録されています。 -
この旧市街、クロワ・ルース(Croix-Rousse)と呼ばれる界隈は、
13世紀頃からずっと、絹織物で栄えたところ。
当時は、機織の機械の音があちこちで聞こえていたのでしょう。
表通りに面した厳しいドアの向こうに、細長い路地が奥まで続いています。
京都の町中の商家みたいなつくり。
路地の先は、隣近所の家と共有する中庭に通じています。 -
この路地は、家から家へと、網の目のように繋がっていて、
Googleの地図にはのっていない抜け道、迷路と化しています。
トラブールと呼ばれていて、トラブール巡りもまた楽しい町歩き。
路地から路地へ渡り歩き、やがて表通りに出たら、ここはどこ? って感じ。
昔、絹織物を運ぶのに、雨に濡れないように、とか、
織物のデザインが盗まれないように、トラブールを使って運んだ、
とか、いろいろな説があるようです。 -
観光インフォメーションでもらった地図には、見学可能な
トラブールが記してあります。
よそのうちの中へ勝手に入っていく感じは、ちょっとスリリング。
トラブール巡りの途中、建物の奥の中庭は、どこもとても素敵でした。 -
表通りに面した建物は、いかめしいつくりで、
壁の色も地味、窓も重厚で、画一的な感じですが、
中庭に面した建物は、とてもカラフルで、窓辺も家ごとに個性的です。
中には、井戸があったり、螺旋階段があったり、ベンチがあったり。
そして緑にあふれていました。 -
リヨンのシンボル、「ライオン」
美術館の裏に立派なライオン像がありました。
リヨン市の紋章にもライオンが描かれています。
クレディリヨネ(銀行)のマスコットもライオン。
自転車のツールドフランスの表彰台で見られるライオン君です。 -
リヨンの観光スポットは、写真のようなメモリアルのマークが掲示されていて、わかりやすい。
フランス語と英語で解説つきです。
交差路には地名の表示、家々には番地の表示があり、
普通に歩いていても、町全体がとてもわかりやすいです。
ただ、旧市街はアップダウンがあるので、地図では予想していなかった急な坂道や階段が突然現れるので町歩きのプランニングの際は要注意。 -
旧市街からソーヌ川の方向をふと見ると、川中の地区にSaint-Nizier 教会が見えました。
美しいマリア像で有名です。
教会の2本の塔。 一見、左右対称のようで、そうではない。
フランスの教会って、正面から見て、非対称なところが多いですよね。 -
旧市街を抜けて、ソーヌ川を渡ると、
ソーヌ川とボーヌ川にはさまれた界隈に、ひときわ立派な広場があります。
ベルクール広場。フランスで3番目に大きい広場なのだそうです。
広場中央のルイ13世の騎馬像。
その足元には、男性像と女性像。
男性像はボーヌ川、白い台座の裏側の女性像はソーヌ川の象徴なのだとか。 -
広場の片隅には、リヨンで生まれたサン・テグジュペリの像もあります。
彼の肩には、星の王子様。
作家のサン・テグジュペリは、郵便配達機のパイロットだったのですね。
この広場の近くのアパートの住人だったとか。地方貴族の家柄だったのですね。 -
星の王子様といえば、、、、
リヨンの国際空港、サン・テグジュペリ空港でも、星の王子様がお出迎え。 -
市庁舎前の広場は、とてもクラシック。
テロー広場
正面が、市庁舎、右側は美術館。もと修道院だったのだそうです。
写真ではわかりにくけれど、左手中央に噴水が見えます。
自由の女神を造った彫刻家、フレデリク・オーギュスト・バルトルディ作の噴水。 -
リヨンは、ローヌ・アルプ経済圏の中心都市。
リヨンは美食の町としても有名ですが、リヨン周囲のチーズも楽しみ。
リヨン南東部、アルプスへの途中にドーフィネと呼ばれる地域があります。
フロマージュ・マルシェ(チーズ市場)で薦めてもらった、ドーフィネ地方の
Saint Marcellin
小さめの白カビチーズ。とてもミルキーでやさしい味。 -
リヨン名物のプラリネ・ルージュ。
真っ赤な、甘い甘い、クラッシュアーモンドの砂糖かけ。
ブリオッシュにも、たっぷり練りこんであります。
ポールボキューズ市場のブーランジェリーで購入。
ポールボキューズは、フランス料理界を牽引する有名なシェフ。
氏の経営するレストランやブション(ブラッセリー)が、リヨン市内にありますが、このマルシェも、氏の経営だと思っていたら、そうではなくここは公設の市場。常設、屋内市場。ゆっくりと楽しめます。 -
プラリネ・ルージュ
クラッシュ・アーモンドとカラメルを混ぜあわせて赤く着色したお菓子。
パイに乗せたり、ブリオッシュやマカロンに練りこんだり。
リヨンのお菓子屋さん、パン屋さんのショーケースは、どこも真っ赤。
色はどぎついですが、甘くて香ばしくておいしい! -
リヨンの名物だと思っていたら、サヴォア地方の郷土菓子なのだとか。
サンジェニ(St-Genix)という町の奇跡の伝説にもとづいているそうです。
この赤は血の色!? ブリオッシュっておっぱい? なんてちょっとおどろおどろしい話なのですが。 -
最後になりましたが、
フランスの地方の町を旅するなら、パリでなくリヨンを拠点にするのも
よいな、と今回の旅で実感しました。 次の旅もきっとまたリヨンを玄関口に。
忘れないよう、空港から中心部へのアクセスもメモしておきます。
リヨンの国際空港、サン・テクジュペリ空港から中心部を結ぶトラム。
15分に1本の間隔で、所要時間は30分弱。正確に時間が読めるのも何より!
リヨン郊外の住宅地の中を通りぬけていきます。
切符は、車内で車掌さんから買えます。クレジットカードもOKです。
もちろん乗車前に、駅の自動券売機で購入可能。
改札はありません。
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