2008/10/23 - 2008/10/23
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redchilipadiさん
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フレンチバスクの中心的な町、バイヨンヌ。バスク語ではバイヨナ。
2008年10月末と、2009年9月に訪れた。2回ともお目当ては生ハム。
短い時間の滞在だけれど、ビストロのテラスでランチを楽しんだ。
バイヨンヌの町の中心を流れるアドゥール川。
Wikipediaによると、
「バイヨンヌという地名はバスク語で「川」を意味する語に由来する」
この川の上流一帯は、有名な岩塩の産地。
上質な塩は、美味しい生ハムづくりに欠かせない。
たっぷりの生ハムに、ちょっとピリ辛のピクルスを添えて。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 飛行機
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-
一回目の2008年の訪問は、列車で。
ボルドーからバイヨンヌまでTGVで約2時間。
緑の美しい丘を左手に見ながら列車は走る。
バイヨンヌ駅に到着。
街歩きとランチの後、またこの駅からスペインへ向かう予定。 -
GARE DE BAYONNE
バイヨンヌ駅。
比較的新しそうな駅。駅舎の中も、構内も近代的。
だけど、ロッカーとか荷物預かり所がないのが泣き所。 -
バイヨンヌ駅の駅舎。
今日は、見事な快晴。
雲ひとつない抜けるような青空が広がって、イメージ通り、海バスクって雰囲気を満喫。 -
駅から5分程度歩くと、大きな川に遭遇。
バイヨンヌの町を縦貫するアドゥール川。
この写真は、サンテスプリ橋を渡り、駅の方を振り返ったもの。
アドゥール川より山側はサンテスプリ地区と呼ばれる。
16世紀後半にイベリア半島から異端審問によって追放されたユダヤ人たちがサンテスプリに移り住んだのだそうだ。 -
アドゥール川は、まもなく大西洋に続くビスケー湾に到達する。
ほんの4〜5km。もう海はすぐそば。
昔は捕鯨やタラ漁で栄えた港町だったのだそうだ。 -
サンテスプリ橋からさらに5分程度歩くと、市庁舎前に到着。
ここから、観光ポイントが集まっているエリア。
この辺りで、町のもうひとつの川、ニーヴ川が、アドゥール川に合流する。 -
ニーヴ川を挟んで、グランバイヨンヌ(大きなバイヨンヌ地区)と、プチバイヨンヌ(小さなバイヨンヌ地区)が向かい合う。
写真はグランバイヨンヌ側。
ニーヴ川沿いに、たくさんのビストロが並んでいる。 -
参道には、バスクの旗が賑やかにはためく。
カラフルな家並み。 -
カラフルな窓枠。
バイヨンヌだけではなく、近郊のフレンチバスクの町もスパニッシュバスクの町も、
街並みは、どこもよく似ている。 -
グランバイヨンヌは、聖堂を中心に栄えた門前町のような風情。
写真の正面に見える2本の尖塔が聖堂。
ここは、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」のひとつとして世界遺産に登録されている。
海沿いにサンティアゴを目指すルートなのかも。 -
グランバイヨンヌの中心にカテドラルがある。
カテドラルから放射状に道が広がる。
市庁舎の辺りからカテドラルへ続く道は、日本の門前町の参道の風情。
正面に見える塔を目指してアーケードを進む。
お菓子とか雑貨とか、目移りする! -
町のあちこちに、ショコラティエの小さいショップがある。
ショコラティエめぐりはいかが?
16世紀にスペインから移住してきたユダヤ人は、チョコレートを持ち込んだ。
当時はスィーツではなく、滋養の薬のような存在。
その後に、この辺り一帯が、フランス王族のリゾートとして注目された頃、町にショコラティエが一杯誕生したのだそうだ。 -
聖堂へ続く商店街の一角に、老舗のショコラティエ。
ショコラムースが有名なカズナーヴ(Chocolat Cazenave)
たっぷりと生クリームを添えて。 -
グランバイヨンヌのアーケードには、バスクの旗がたなびく。
パプリカの赤、にんにくの白、パセリの緑。
運動会のような、お祭り気分。 -
10月下旬。ちょっと肌寒かったけれど、鳩が公園の噴水で日向ぼっこしていた。
観光地だけれど、平日だからか、人は多くなく、全体にのんびりした感じ。 -
グランバイヨンヌの中心にあるカテドラル。
サント=マリー大聖堂 -
グランバイヨンヌの中心の聖堂。
中庭と回廊は必見!
特に何か有名なモニュメントがあるわけではないのだけれど、光が差し込む回廊は、どこから撮っても絵になる感じ。 -
二度目の2009年9月は、スペイン方面からレンタカーでやって来た。
写真をクリックして見て。看板に、Bayonneのバスク語が併記してあるのがわかります。
この日の夕方に、バイヨンヌに近いポー・ピレネー空港で車を返して、パリへ発つ予定。
今回の旅、バスク最後のランチをバイヨンヌで。 -
ランチの後は、プチバイヨンヌをお散歩。
ニーヴ川を渡る。 -
グランバイヨンヌが門前町、観光エリアであるのに対して、プチバイヨンヌは商業地区と呼ばれる。
でも、閑静な住宅地、という感じ。 -
プチバイヨンヌも、家の並びはとてもかわいらしい。
赤、青、緑・・・ばらばらなんだけれど、なんだか統一感がある。 -
プチバイヨンヌは、道が狭い。
お向えの家と、窓越しに会話できそうな距離。 -
プチバイヨンヌの中心にあるマドレーヌ寺院。
中学校の下校時刻。一瞬にして静かだった広場は学生で溢れかえった。 -
プチバイヨンヌは、小さなエリアなので、迷うことはないはず。
グランバイヨンヌから橋を渡った後、川を垂直に伸びる小径は、すべてプチバイヨンヌの真ん中の教会へ通じる。
(道は、放射状に伸びている)
それにしても、一本裏通りに入ると、人の気配もなくひっそり。 -
プチバイヨンヌに店を構える、ピエール・イバイヤルド。
生ハムのショップ。
店の隣のハム工房を見学することができる。 -
ハム屋さんのディスプレイ。
生ハムは、小分けで真空パックなので旅行者にも買いやすい。
帰国時は申請して、検疫が必要かもしれないけれど。 -
Pierre IBAIALDE
ピエール・イバイヤルド。
店名の上のロゴは、店のロゴではなくて、バスクの十字架マーク。
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