2010/12/23 - 2010/12/23
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redchilipadiさん
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ノルマンディは酪農製品で有名。チーズやバターのA.O.C.もたくさんある。
A.O.C.とは原産地統制呼称。
その中でも、白カビのカマンベールチーズの本拠地カマンベール村。
それと、ウォッシュチーズのポンレヴィックや、リヴァロなどが近接している。
各村の、チーズファクトリーを訪ねてまわった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
-
カマンベール・ド・ノルマンディ
絵の女の子が左手にもつのはルーシュ(お玉)
これでミルクをすくって、枠の中に入れて固める。
本場のカマンベールチーズは、だんだん手に入らなくなっている?なんて噂が。 -
ホテルからカマンベール村方向へ、地方道をちょっと走る。
やどり木が目立つ。
結構、この地方では幹線道路のはずなんだけれど、すれ違う車なし。
追い抜いていく車もなし。 -
雪は降っていないけれど、雪が積もる道を進む。
クリスマス直前。
さすがに今日は、なんだかチーズづくりに勤しんでいる感じではなさそう。 -
カマンベール村に到着。
車で5分も走れば、村はずれに出てしまうほどの、本当に小さな村。
世界中に知れ渡った「カマンベール」だというのに! -
A.O.C.とは、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(Appellation d'Origine Contrôlée; AOC)。
フランスの農業製品、ワイン、チーズ、バターなどに対して与えられる認証。 -
カマンベール村では、認証の取得が大変遅れ、各地で既にカマンベールチーズが作られてしまった。
それで、本家本元のこの村で作られたチーズは、「カマンベール・ド・ノルマンディー」と呼ばれることになった。
ここがカマンベール村の村役場。 -
メゾン(工房)は右の方
本日はさすがに駐車場はがらっとしていましたが、
普段は、大型の観光バスが連ねてくるそうです。
カマンベールチーズ専用のアウトレットモールのような感じ。 -
購入。即、開封。
なんだかとっても白い!
白カビの力で熟成。とろりと美味しいカマンベールチーズ。 -
カンパーニュを買って、ドライブの途中にいただくことに。
外は寒いので、もうちょっと待って、適温になってからいただく。 -
カマンベール村を後に。
羊が見送ってくれました。 -
ポンレヴィックへ向かう。
ここはウォッシュチーズのA.O.C.
ウォッシュチーズとは、熟成に白カビも青カビも使わない。
チーズの表面を洗って、熟成を進める。
熟成が進むとアンモニア臭が出てくるので、それを、香りの良いお酒で洗って消すのだそうだ。この辺りは林檎のブランデー、カルバドスで洗う。 -
ポンレヴィックの町。
ここは村というより町。 町中にはチーズ工房はなく、郊外へ。 -
町はずれのファクトリ&アウトレット
扉を開けると、わっー!
ウォッシュチーズ独特の、すごい臭い。
それでも大好きなウォッシュチーズ。 -
ポンレヴィックは、四角い木箱入り。うーん、すごいミルキー。
うちは1箱だけ購入。この先旅を続けるので、このままでは日本に持ち帰れない。
もちろん、日本でも、チーズ専門店で、同じものがた易く手に入ります。 -
ポンレヴィックの隣町、リヴァロ
ここもウォッシュチーズのA.O.C.
郊外にファクトリーショップがある。
クリスマス間近だからか、店は地元の人、近郊の人で大賑わい。
みんなびっくりするほど大量に買い込んでいた。 -
一日に定期的にファクトリー見学がある。
フランス語のみ。
見学はしなかったのだけれど、展示スペースにチーズ作りの道具が陳列されている。 -
なんだか、バターの工房でも、同じような形の器具を見たことがあるけど。
-
ノルマンディの目の周りが黒い牛
と、リヴァロチーズ
リヴァロのファクトリーショップで。 -
リヴァロのチーズは円筒形。
これはプチサイズ。
もう、既にぷんぷん臭っている。 -
リヴァロの表面は、白ではなく、カルヴァドス色。
横の5本のリボンは、リヴァロチーズの特徴。(これは紙だけれど)
昔は茅で結わえて、溶けて型崩れするのを防止していたのだとか。
将校さんの階級みたい -
今回は、カルヴァドス県の、カマンベール、ポンレヴィック、リヴァロの3つのA.O.C.だったけれど、もうひとつ、ノルマンディ地方には、ヌーシャテルという白カビチーズのA.O.C.がある。
ルーアンの東側。
これはハート型をしていて、日本ではバレンタインデー前後に大人気なのだそうだ。 -
ホテルの夕食は、地方特産のメニュー。
私は、Menu Du Terroir (Terroirって、テリトリー)
一皿目のりんごとポークのミルフィーユに、
ポンレヴィック(Pont l'Eveque)のチーズが記されている。 -
これがセットメニューの一皿目。
チーズは溶けて、写真では確認できないけれど、お味は、チーズ味濃厚。
a la creme Pont l'Eveque -
こちらは、チーズには関係ないのだけれど、メインディッシュの鴨のコンフィ。
お隣のルーアンは鴨が有名。
焼トマトもジューシーで甘くておいしい。 -
これもチーズとは関係ないけれど、
ビッフェも充実していました。
主人はOptimumをオーダー。本日のお勧め。
前菜のビッフェと、メインと、デザートビッフェ。 -
メインはポークの何かしら。
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