ブルターニュ地方最北、ロスコフ

2010/12/25 - 2010/12/26

フランスの国土は、よく手のひらにたとえられる。
その親指の部分にあたるのがブルターニュ地方。

ブルトン人、ケルトの言語や文化の名残が残り
独特の空気が楽しめる。

今日はお天気がとても良いので、ドライブで遠出。
高速をひた走って一気に大西洋まで出る。

エリア フランス

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

ブルターニュのイメージは、この写真の感じ。
フラットな土地、地平線の彼方まで緑が続く。

白壁の家が点在する。

穏やかな冬の日。時折強い風が吹き抜ける。

大西洋へ突き抜けた。
目の前に広がるのはイングリッシュ海峡。

対岸はイギリス。

イギリスからの定期便が通っている。

この辺り、エメラルド海岸とかローズ海岸とか、
ロマンチックな名前の海岸が続く。

また、世界でも有数の潮の干満差が大きいことでも有名。

訪れた日は一面に干上がり、泥沼のような別世界が広がっていた。

ロスコフの町は、こんな感じ。
夏になるとイギリスからの観光客が増えるのだそうだ。

静かにエステでバカンスを過ごす。

ここは玉葱のA.O.Cでもある。

ロスコフの教会。

ロスコフって、謎めいた響きがあると信じたのは
私だけだろうか。
アーサー王と円卓の騎士の伝説の町だ、となんだか勘違いしていた。

ルーブル美術館のRose Lineとも語感が似ていないかしら？

古い教会には、日時計もある。

ロスコフでランチ。
真冬なので開いている店はわずか。
港に面したパブに立ち寄る。（パブって、イギリスっぽい）

ロマンスグレーのかっこいいおじさんと、
賢そうな犬が常連のカウンターにいた。

ロスコフをあとにして、帰り道、古いカトリックの
遺跡に立ち寄る。

ロマネスク
ぼってとした丸みを帯びた石造りの教会。

教会の敷地が塀で囲われているので「囲い地」と呼ばれる。

この辺り一帯に、「囲い地」3箇所ほど残る。

今回は、サン・テゴネック

キリスト生誕の教えを絵巻物風に庶民に伝える、
石造群。細かい細工も施されていて、よくできている。