フランス・ブルゴーニュ地方へ列車の旅-１１

2014/06/07 - 2014/06/17

ノートルダム寺院の裏側を眺めながらセーヌ川を渡り、国鉄のオーステルリッツ駅へ向かっています。ヴェルサイユ宮殿への行き方は4通りあるので、ホテルの場所から近い駅を利用されるといいと思います。

6/7　羽田からパリへ
6/8　シャルルドゴール空港からTGVでリヨンへ（リヨン2泊）
6/9　シュバルの理想宮、リヨン旧市街
6/10　午前はリヨン旧市街観光、午後ボーヌへ移動（ボーヌ2泊）
6/11　オテル・デュ＆ワイン・ツアー
6/12　ディジョンへ移動、フクロウの順路散策（ディジョン2泊）
6/13　ディジョン美術館＆ツアー・バス
6/14　パリへ移動、オルセー美術館（パリ2泊）
★6/15　ヴェルサイユ宮殿
6/16　オランジュリー美術館＆国立近代美術館、夕方帰国へ

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

（１）パリからC5線に乗って終点のVersailles Rive Gauche下車、徒歩5分。C5線のどこからでも乗れるので、私達はAusterlitz駅から乗って乗換え無しでした。途中からC7線に行く電車があるので要注意です。

（２）パリ・モンパルナス駅からフランス国鉄（SNCF）利用、Versailles Chantiers駅下車、徒歩15分。帰りはこちらを利用しました。

（３）パリ・サンラザール駅からフランス国鉄（SNCF）利用、Versailles Rive Droite駅下車、徒歩15分。

（４）メトロ9号線の終点Pont de Sevres駅からバス。171番・Versailles Place d'Armes行きで30分前後、終点の宮殿前で下車。

ルイ14世がお出迎え

門を入ったら、日曜日だったせいかすごい行列、これは荷物検査でした。友人に並んでもらって切符を買いに行きました。インターネットでチケットを買った人は直接「A」の入口へ行きます。
オーディオガイドを借りるのに、またすごい行列だったのでオーディオガイドはパスしました。

金ぴかでまぶしい、右が入口

ヘラクレスの間

宮殿内で一番大きな部屋です。

豊穣の間

参内した王侯貴族達をもてなす部屋で、ワインやジュース、シャーベットなどのブッフェがありました。

ヴィーナスの間の天井

天井にはヴィーナスやさまざまな神が描かれていて、戦士姿の太陽王立像があります。

鏡の回廊

宮殿見学のハイライトです。長さ73m、幅10.5m。

王妃の寝室

寝室といえども公の部屋なんです。朝目覚めると、目の前には挨拶に来た貴族の女性達が居並んで！、出産の様子まで公開されたそうで可哀相！

ベッドの両横の壁には隠し扉があり、王妃のプライベートルームに続きます。

祭典の間

ルーブル美術館にある「ナポレオン１世の戴冠式」絵とほぼ同じ絵があります。絵ではナポレオンが妻（ジョセフィーヌ）に冠を乗せようとしていますが、実際はナポレオンは自分の頭に乗せたんですって！

ルーブル美術館の絵との違いが2個所あり、一つは絵の中央より少し左に立っている4人の若い女性(ナポレオンの妹達) のドレスが、ルーブルのは皆白っぽいのにベルサイユでは一人がピンク色であること。二つ目は、中央の高い席に座っている年輩の女性 (ナポレオンの母親) が、ベルサイユではベールを被っていることです。
ちなみに、若い女性に手をひかれた小さな男の子は後のナポレオン3世です。

王室礼拝堂

毎朝ミサが行われ王や王族が参列しました。マリー・アントワネットの婚礼はここで行われました。

17世紀史の回廊

王の寝室

「朝の引見」と「夜の引見」も毎日ここで行われました。

ヴィクトワール王女の寝室

王女達（メダム）の居室、ここではオーディオガイドを借りることができました。ルイ15世には6人の娘（夭逝した王女含まず）がいましたが結婚したのは長女だけ、二人死に一人は修道院に入ったので残りの二人が未婚でした。王女に釣り合う家系がそんなになかったからです。

ヴィクトワール王女の居間

アデライド王女の寝室

居室といってもヴィクトワール王女には、第一の控えの間、第二の控えの間、大客間、寝室、小部屋、図書室が続き、アデライド王女には小部屋、寝室、大客間、射手の間があります。でもこれらの部屋は公で気が休まらないので、大抵は宮殿の外で暮らしていたようです。

アデライド王女の大客間

王女達の前にはかのポンパドゥール夫人（ルイ15世の公妾）達が住んでいました。ルイ15世といえば、公妾5人、愛妾が10人もいたんですって！

マリー・アントワネットの肖像画-1

マリー・アントワネットの肖像画-2

マリー・アントワネットの肖像画-3

大運河

移動用のプチトラン

今回初めて、離宮を訪れました。移動はプチトランです。

貸し電気自動車もあります。

続きはこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11039814