2009/05/14 - 2009/05/21
8205位(同エリア16398件中)
ka3さん
【オルセー美術館(8)】
ロダン美術館からタクシーで数百円。若ければ地下鉄で行った筈ですが、年とともに体力&気力が衰えました。なにせ一駅乗って乗り換えてまた一駅なんですけど、地下に降りたらすぐに改札口があるわけでもなく、乗り換えも延々と歩かなければならなかったりします。それでもオルセーから次のオランジュリー美術館までは歩きました。遠いんですけどセーヌ川の向こうに見えているので・・・(^^ゞ
なお、絵と印象派の話はジヴェルニーに行った時の観光バス(My Bus社)のガイドさんの説明を元にしています。感謝♪
5/14-16 パリ(3泊)
5/17 モンサンミッシェル(1泊)
5/18-20 パリ(2泊)
5/21 帰国
- 同行者
- 友人
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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入口を入ったところ
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ミレー:落穂拾い
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ミレー:晩鐘
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ミレー:羊飼いの少女
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ロートレック:ムーランルージュの踊り
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ロートレック
上のもこれも、人の背丈以上ある大きな絵です。 -
ゴッホ:昼寝/午睡/ミレーを見て
ミレーが同じような絵(昼寝)を描いたのを、ゴッホが模写しました。でも彼が見たのは左右が反転したモノクロ版画だったので、二つの絵の印象はかなり違います。 -
ゴッホ:アルルの寝室
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ゴッホ:オヴェールの教会
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ドガ:バレエのレッスン
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ドガ:舞台のバレエ稽古
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ドガ:青い踊り子たち
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ドガ:踊り子
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ルノワール:浴女達
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ルノワール:ムーラン・ド・ラ・ギャレット
光が躍っています。 -
ルノワール:モデルの肖像
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ゴーギャン:シェフネッケル家
ポール・ゴーギャンは脱サラして妻子を実家に帰して絵描きに専念したものの、生きている間は不遇だったようです。一時アルルでゴッホと暮らし、ゴッホの耳切り事件で別れます。実は二人が喧嘩をしてゴーギャンが彼の耳を切り、ゴッホはそれにつき黙して語らなかったのだという説もありますが、真偽のほどは不明。 -
ゴーギャン:シェフネッケル夫人
その後タヒチに渡るわけですが、描きためた絵を持って帰国したら全くの不評で、再びタヒチに戻ります。タヒチでの生活は、合計3人の現地妻と暮らします。彼女達が40過ぎのゴーギャンと暮らし始めたのは13-4歳頃、何というロリコン !! -
ゴーギャン:イエナ橋からみたセーヌ川
結局、貧乏と娘の病死を知った失意で、彼の最高傑作と言われる「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(日本に来ましたね)を描いた後に自殺を図り、その時は死ねませんでしたが54歳で心臓発作で亡くなりました。 -
ルソー:戦争
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マネ:草上の昼食
1863年のサロンに落選した絵を集めた展覧会が開かれ、その中のマネが描いた「草上の昼食」は大変な物議をかもしました。それまでは、「歴史上の英雄を美しく描く」のが絵というものでしたし、女性の裸体は女神に限られていたのです。それなのにマネは普通の女性の裸体を描き、しかも彼女はマネと特別な関係にありよく知られた娼婦でしたから大変なスキャンダルになりました。ちなみに2年後のサロンに出品された「オランピア」も同じ女性がモデルで、さらなるスキャンダルを巻き起こしたのでした。 -
モネ:サン・ラザール駅
さて、この落選展を見に行った観衆の中に、モネとルノワールとピサロ(たぶん?)がいました。
3人は同じ絵塾で学ぶ友達で、マネの絵に衝撃を受けます。
「そっかぁ、絵ってこんなふうに描いてもいいんだぁ!」 -
モネ:ルーアン大聖堂
彼らはその足で塾を止め、新古典主義に別れを告げました。これが印象派の出発で、それ故にマネが「印象派の父」と呼ばれる謂れですが、マネ自身は印象派展に自分の作品を出品することはありませんでした。 -
モネ:日傘の女(戸外の人物習作)
印象派は光と影の芸術だと言われます。それまでの絵は影を表現するのに黒かこげ茶が使われましたが、印象派の画家達はさまざまの色の濃淡で影を表現しました。モネの「日傘をさす女」は女性の顔がはっきり描かれていません。実はこの絵のポイントは傘の裏側なのです。モネは光及び影を表現する練習にこの絵を描いたので、合計7枚ある「ルーアン大聖堂」も同じです。 -
モネ:モントルグイユ街の祝日
ところで印象派に多大な影響を与えたのは何だと思いますか? 日本の浮世絵です。ルネサンス(芸術復興)に影響を与えたのはギリシャとローマの芸術ですが、浮世絵はそれに匹敵する影響を印象派に与えているのです。オルセー美術館ができて最初の特別展をやった時、そのテーマに選ばれたのがジャポニズムであるのも、それを証明しています。 -
クローデル:壮年(又は、分別盛り)
ロダン美術館に同じ物がありますね。現在(2014年)は展示場所が移動しています。 -
ブールデル:弓を射るヘラクレス
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オルセーのレストラン
年配のウェイター氏が片言の日本語でもてなしてくれました。 -
牛肉カレー味、下はクスクス
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蟹のアボガド和え、下はほうれん草
いずれも、特に美味しいものではありませんでした。
続きはこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/10934577
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