埼玉の屋久島、それとも白神山地?/森の最終形:極相林が見れる場所
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- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by ウェンディさん(女性)
行田・羽生・加須 クチコミ:10件
玉敷神社、そこは埼玉県の田舎にある小さな神社。
訪れる人も多くはない静かな境内には、落ち着いた空気が漂っている場所。
しかし、神社のその佇まいに反して、玉敷神社は実は平安時代にも遡ることのできる歴史を持つ古い社で、久伊豆神社の本社でもあると云われる社だ。
そして、玉敷神社には豊かな自然がある。
豊かな武蔵野の森、森林の最終形である極相林の森に玉敷神社は囲まれている。
極相林とは、森林の最終段階を表す言葉で、草木が何も生えていない痩せた土地に苔が生え、1年草、多年草と植生がゆっくりと交代し、コナラやクリ等の陽樹の時期を経て、マツやカシ等の日照量の少ない条件でも育つ陰樹が生い茂る林の事で、森林の最終段階の状態が安定した林のことを指す。
極相林の木々はその地域により種類が異なり、シイやカシの木が関東地方の極相林の特徴。
極相林が出来上がるには300年~500年の年月がかかると云う。
日本で極相林として有名なのは、屋久島の屋久杉の森や、白神山地のブナ林。
東京都のベッドタウンとなっている埼玉にそんな自然豊かな場所が残っているとは、少しだけ意外だ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- ふじとあじさいの道 の通り沿い。朝日バス【総合支所前】バス停から徒歩10分以内
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 空いています
- 見ごたえ:
- 4.0
- 神楽殿のかやぶき屋根も素敵だ
クチコミ投稿日:2015/06/16
いいね!:3票
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