2015/05/04 - 2015/05/04
12位(同エリア678件中)
墨水さん
前回、取り上げた「柳生・三境」の続編です。
柳生駅から渡良瀬遊水池、渡良瀬川築堤を廻り、東武鉄道利根川鉄橋までのコース。
此の一帯は、現在では風光明媚な場所と為ってます。
ゴールデンウイークの激混み観光地に目もくれず、長閑に散策しながら歩いてきました。
ただ、暑かった。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
電車に揺られて1時間10分程度で到着。
私以外に、4人ほどの乗客が下車した。
乗客を向かえに来ていた車が立ち去ると、すぐに静寂な駅へと変わった。
ココから出発です。
埼玉県加須市北川辺町。柳生駅 駅
-
埼玉県と群馬県は、田植えが終わっていた。
栃木県は、畑で何が植えられるのかな?。 -
前回取り上げたので、途中省略です。(笑)
「道の駅きたかわべ」へやって来ました。
自販機で、ペットボトル1本を買う。
トイレを拝借した。 -
ふと、県道9号線を観ると、大渋滞!。
ココを通る車の目的地は、佐野アウトレットモールか足利フラワーパークだと思う。
昭和の時代は、此の道路は砂利道だった。道の駅かぞわたらせ 道の駅
-
道の駅きたかわべから、県道9号線を渡る。
目の前に広がる、渡良瀬遊水池。
ココを降りて、グラウンドを横断していきます。 -
遊歩道に出て、ほんの少し歩くと群馬県です。
写真奥が栃木県。
写真右がグラウンド。 -
宮下橋へ到着。(栃木県です。)
渡良瀬遊水池は、バーベキュー禁止、夜間立ち入り禁止です。
渡良瀬遊水池建設に当たり、谷中村を強制廃村とした為、煮炊きの禁止、夜間睡眠に適さない場所(人が住居と定めるには適さない場所)に指定された為です。 -
谷田川(間川、合田川の別名もある、読みは同じで「あいだがわ」)
上流方向を観る。 -
谷田川下流方向を観る。
此の地域の県境が複雑怪奇のは、元々此の川が蛇行していたのが原因で、蛇行するが故に水害被害が多かった事が、足尾銅山鉱毒被害が顕著に表れた場所でもあった。
この事が、悲劇を増大する原因と為った。
現在の渡良瀬川は、渡良瀬遊水池東側を迂回する形で流れていて、遊水池への水の誘導で下流域での水害対策に為っている。
遊水池建設と、河川改修により川の蛇行は無くなっている。
川の蛇行解消と共に、県境も変更されるのが普通だが、「栃木県にだけ責任負わせるのは辞めてよね、相応に分担しろ。」との大人の事情から、県境は変更されず現在に至る。 -
渡良瀬遊水池。
谷中湖であります。
谷中村の地名は、明治政府により地上から完全に抹消されたが「渡良瀬遊水池」の名前が知れ渡ると「谷中湖」と名乗りだし、お茶を濁している。
官僚の、心の小ささを垣間見る。(笑)
沖に見えるカヤック当たりに、栃木県と群馬県の県境がある。
余談だが、バブル期に渡良瀬遊水池をレジャーランド化する話が持ち上がり、栃木県、群馬県、埼玉県の3県で利権争いと為った。(笑)
ご多分に漏れず、計画は頓挫。(笑)
何処で、どう言う利権が発生するか解らない昨今では、そう簡単に県境(利権)を手放すはずもない。(笑)渡良瀬遊水地 公園・植物園
-
さて、渡良瀬遊水池から宮下橋を渡り、遊歩道に戻って歩いて行きます。
-
この辺りが、栃木県と埼玉県の県境。
写真左の繁みの向こうには、谷田川が流れている。
旧北川辺町では、行政サービスが複雑になり(群馬県、栃木県の行政サービスの一部を代行していた。)、何度となく県境変更の請願を県に提出しているが、平成の市町村合併で加須市に編入された。 -
途中、躑躅が咲いていた。
野鳥も、不如帰、雉が啼いていた。 -
野鳥狙いのカメラマン達。
-
お昼時なので、何処かで腰掛けて昼食をと思ったが、立ち止まると藪蚊や虫達の襲撃が有るので、やむなく歩きながらおにぎりを食べる。
ちなみに、今いる所は(たぶん)埼玉県。
写真中央が、渡良瀬遊水池と谷田川の閘門。
此から彼処まで歩いて行きます。
間近での閘門の写真を撮り忘れたので、此の写真しか画がない。(笑) -
手前の谷田川橋に寄り道。
此の付近は、栃木県。
ゲートは閉まってますが、横を見ると・・・。 -
こういう状態だった。
開いているのか、閉まっているのか、判断しかねていたら、反対側から釣り人が渡ってきたので、行って見る事に。 -
渡良瀬遊水池の排水機場。
-
此の場所は、渡良瀬遊水池の最南端部に当たる。
渡良瀬遊水池は「ハート型」なので、ハートのとんがった部分に当たる。 -
標識発見!。
-
谷田川橋を見返る。
-
渡良瀬遊水池排水機場を見返る。
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さて、閘門まで来て左、谷田川、右渡良瀬遊水池排水道を見返る。
私の背中側に、閘門がある。(笑)
ちなみに、埼玉県。 -
閘門から程なく分岐、右の道を下っていきます。
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丁字路に突き当たる。
ココを、斜めに栃木県と埼玉県の県境が走っています。 -
車両進入禁止でも、徒歩なので行く事に。
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行き止まりだ!。
まずい!、本日の大事なミッションが・・・。
ふと、左に道が。 -
雉の鳴き声に誘われて、渡良瀬川本流が見えてきた。
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写真中央の川の中が、本日の三県境(埼玉県、栃木県、茨城県)であります。
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閘門に戻り、閘門の脇から下流部を見る。
橋は、通行止めに為っていた。
下流が、渡良瀬川本流。
手前が、閘門の基礎部分。 -
築堤に戻り、歩いて行くと。
ふと、川の方に視線をやっると、こちら側から写真撮影した方が良いのではと思える場所発見。
強行突破で、築堤を降りていく。
川の向こう側は、茨城県。 -
釣り人が釣りをしていた。
渡良瀬川本流で、左方向から渡良瀬遊水池排水道と谷田川が合流している場所。
渡良瀬川本流中央が三県境(埼玉県、栃木県、茨城県)
コンクリートの壁の様な物が、(手前)谷田川と(奥)遊水池排水道を分ける仕切。 -
ミッション完了で、築堤に戻る。
次のミッションは、此の築堤を歩く事である。
実は、東武鉄道が東武日光線を建設するに当たり、当時の政府に提出した当初の計画案では、此の築堤上に軌道を敷設して、渡良瀬遊水池を縦断しようとしていた。
用地買収の必要もないし、良い所に目を付けたかに見えたが、渡良瀬遊水池設置問題が、一応表面的に決着してから30年と立たない時代なので、問題が蒸し返される事を恐れた当時の政府が反対し、東武鉄道に渡良瀬遊水池迂回案を飲ませ、車窓から見えない様に築堤を嵩上げした築堤と為っている。 -
築堤上から見る、東武鉄道新古河駅。
新古河駅と言っても、埼玉県にある。新古河駅 駅
-
子供の頃から、東武鉄道日光線に乗車して、築堤の向こう側を見て見たいと思っていたので、今回念願が叶った。
こんな風景でした。(笑) -
新三国橋の下を通ります。
新三国橋の下に、今日の終着点、東武鉄道利根川橋梁が見えてきた。 -
写真中央の建物が、次の目標地点。
写真では、棟続きのように見えるが、実際は離れて建ってます。
手前の建物が、北川辺防災倉庫。
奥が、北川辺排水機場で、其処へ向かいます。
線路は、東武鉄道日光線。 -
防災倉庫の横にあったヘリポート。
災害時には、大型ヘリも離着陸できるようにした方が良いと思うのは、私だけか。 -
築堤上から望む。
元、蛇行していた渡良瀬川の一部。
現在は、三日月湖と為っている。
ココも、築堤を強行突破して降りて行きます。(笑) -
やって来ました、加須市北川辺排水機場。
-
傍らにモニュメントとして、ポンプとエンジン。
良く見ると、エンジンは6気筒の様である。
6気筒の場合、ピストンが停止した位置によっては、1本のピストンの爆発力で残り5本を回転させないと行けないので、エンジンの再始動が難しい欠点があるので、現在では8気筒が主流である。
此のエンジンが現役だった頃は、エンジニア泣かせで有っただろうと想像する。
6気筒は馬力もないし、台風シーズンは昼夜を問わず必死で動いた事だろう。
エンジニアは、何時もヒヤヒヤ物だったに違いない。 -
現在の排水機場。
横に有る木は桜だったので、桜の時期が綺麗かな。 -
傍らの畑の脇に藤棚があった。
-
東武鉄道日光線。
奥に利根川橋梁が見えます。
ふと、線路脇というか田圃沿いに橋梁まで行こうかと考えたが、築堤に戻る事に。 -
築堤に戻る。
此の築堤の先が、渡良瀬川と利根川の合流点なので、築堤も大きく湾曲している。
兎に角、暑い!。
腕が日焼けしている事に気が付く、腕まくりしていた袖を伸ばす。
途中、やっとベンチ発見!、休憩ス。
ペットボトルと、水筒の水を飲み干した。 -
ベンチの傍らに有った標柱。
この先が、渡良瀬川と利根川の合流点。
当初、合流点まで行く事を考えていたが、暑さで心が折れた。(笑)
標柱を写真に納め、茶を濁す。
(クレーム来そうで怖い。)
川の合流点は、現代風に言うと「パワースポット」なので、行こうと思っていたが心が折れた。(遙拝ス。)
写真後方に微かに見える川は、利根川です。 -
眼前の利根川橋梁。
前方より自転車が一台、通りすぎていった。
その先に、撮り鉄が一人居たので、今日の獲物を聞いてみたら、臨時列車が来るそうで、其れを待っていると。 -
やって来ました、今日の最終ポイント!!。
東武鉄道が築堤を目指していたが、迂回させられたポイントが御判り頂けたでしょうか。
此の写真を撮る為に、はるばる歩いてきたのよ。(笑)
おしまい。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ちゃおさん 2019/07/16 21:31:20
- 古代蓮
- 今頃の季節、この辺りは古代蓮で満開でしょうね。あの剣、わかたけるの銘でしたか・・。この辺りは古代から栄えていたんですね。江戸時代の忍藩、2万石も思い出されます。
- 墨水さん からの返信 2019/07/18 22:46:17
- RE: 古代蓮
- ちゃおさん、書き込み有り難う御座います。
> 今頃の季節、この辺りは古代蓮で満開でしょうね。あの剣、わかたけるの銘でしたか・・。この辺りは古代から栄えていたんですね。江戸時代の忍藩、2万石も思い出されます。
え〜〜〜と、4トラでは区域が同じに区分されてるのでしょうが無いんですが・・・。
場所が違う・・・・。(笑)
忍藩と渡良瀬遊水池は、離れてるので・・・・。
コメントのしようが無いです。
次回から、コメントしやすい様な書き込みで御願いしますね。m(_ _)m
墨水。
-
- ふわっくまさん 2016/03/24 12:45:12
- はじめまして・・☆
- 墨水さん、こんにちは。
表紙のキレイな景色に吸い寄せられるような感じで、訪問させていただきました。
関東ご在住のようで(同じ日本でも)あまり見かけられない風景で・・・
また少しずつ、訪問させていただきたく思っています。
何卒よろしくお願いします。 ふわっくま
- 墨水さん からの返信 2016/03/26 22:40:30
- RE: はじめまして・・☆
- 初めまして、ふわっくまさん今晩は。
書き込み、有り難う御座います。
稚拙な旅行記に投票頂きまして、重ね重ね有り難う御座います。
> 関東ご在住のようで(同じ日本でも)あまり見かけられない風景で・・・
渡良瀬遊水池は、歴史の中に忘れ去られた様な場所です。
色んな思いが込められた場所を、旅行記として取り上げてみました。
> また少しずつ、訪問させていただきたく思っています。
何時でも歓迎いたします。
> 何卒よろしくお願いします。
こちらこそ、宜しくお願い致します。
墨水。
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