2013晩秋、イギリス旅行記2(2/44)：11月29日(2)：インチョンからヒースロー国際空港へ、陸路コッツウォルズ地方へ

2013/11/29 - 2013/12/04

　インチョン国際空港でのトランジット時間は1時間半程でした。11時30分頃に到着し、13時05分にイギリスのヒースロー国際空港に向けて飛び立ちました。着陸寸前に、時間調整のための旋回などがあり、到着したのは現地時間の16時30分頃でした。

エリア イギリス

インチョン国際空港のターミナルビルの光景です。数多くの免税店が店を並べ、ハブ空港に相応しい規模の空港です。それに比べ、日本の国際空港の数は多いものの、アジアのハブ空港としては立ち遅れているように見えます。

インチョン国際空港は、コリアン・エアー(大韓航空)のハブ空港ですから、空色の機体が目立ちます。場所を変えれば、アシアナ航空の機体も勢揃いしています。

出発ロビーの窓際近くの光景です。外側に大きく傾斜した窓の設計で、空間を広く見せているようです。

『カフェー・Vita』の看板があったコーヒーとベーカリー(パン・ケーキ類)のお店です。雰囲気のあるお店の造りでした。

ハロー・キティ・カフェのお店です。キティーちゃんは日本生まれのサンリオの長寿キャラクター、擬人化された白い小猫さんです。今では世界70カ国以上で事業展開する人気キャラクターです。

『免税店・パッケージド・フーズ』の看板のお店です。店の中には『正官庄』の文字がありました。『正官庄(』は、韓国人参公社が製造・販売する高麗ニンジン(朝鮮ニンジン)食品です。この分野の高級品の8割以上の売上を占めるようです。

同じく、『免税店・パッケージド・フーズ』の看板のお店です。チョコレートや韓国海苔が並んでいました。お土産用の食料品店でした。右奥に『パクチャンヒ・和菓子』の文字が見えます。ハングル語の『パクチャンヒ』でネット検索しましたら、『韓国製菓名匠第一号に輝く韓国の和菓子名匠パクチャンヒ』の紹介文がありました。直接的には、日本のお菓子を意味するものではないようです。

青色の大きなシャンデリア風の飾りがあった天井光景です。このメインストリートのT字路から分岐した手前側が、今回の出発ゲートの15番がある方角です。

『国際線出発』の漢字表示の電光番です。便名などのその他の表示もすべて日本語表記でした。現在時刻は12時19分、ロンドン往きのKE907便は、定刻の13時05分と15番ゲート・搭乗準備の表示がありました。あと15分ほどで搭乗開始の予定です。

実質1時間程のトランジットの時間でしたが、運良く、韓国歴史絵巻のイベントを見学できまました。『王族家族の行幸』と言ったイベントのスタート前の記念撮影です。

『王族家族の行幸』の始まりです。右手の垂幕に、副題の『朝鮮王朝の王族文化(チョウスン・ダイナスティズ・ロイヤル・カルチュア)』の文字がありました。

従者を従えた行進が始まりました。中央やや後方に見えるのが、王と王妃の衣装に身を包んだお二人のようです。

ハングルでの説明をされる方が王と王妃の前を歩いていました。その方も民族衣装のピンクのチマ・チョゴリ姿でした。王の横には、刀を携行した側近らしい従者の姿がありました。

観客の方に手を振りながらの行進です。観客は観光客の方たちばかりですが、元々、観光客のためのサービス・イベントです。

今回のイギリスへの出発は15番ゲートです。優先順位の高い方達からの搭乗が始まりました。1998年のイギリス旅行も韓国経由でしたが、当時の国際空港は金浦(キンポ)空港でした。

定時にインチョン国際空港を飛び立ちました。偏西風に逆らって飛ぶ、イギリスのヒースロー空港までは12時間程のフライトです。

眼下に見えていた、インチョン国際空港がある永宗島から次第に離れていくところです。飛行機の前に記された緑の線は、最短コースを表しているようですが、この線に沿って飛べば、北朝鮮の領空です。左に逸れて海上上空を中国方面に向かうはずです。

北朝鮮領域を避けて、西向きに飛んでいるフライト軌跡です。それでもまだ、前方の緑の線は北朝鮮領域を過っています。更に西向きへの飛行が必要です。

機体前方の緑の線が、やっと北朝鮮領域から外れました。緑の線が過っている半島は、中国の遼東半島です。その中国も領空件を巡ってややこしくなってきました。

暗くなった室内では、専らクラシック映画を楽しんで時間を過ごしました。ショパンの20番のノクターンが流れる『戦場のピアニスト』等でした。前方にウラル山脈が見える場所までフライトしてきました。

ロシアの最西端付近をフライト中の画面です。地名は記されていませんが、サンクトペテルブルクの上空辺りのようです。前方右手には、ストックホルムが表示されています。

目的地のロンドン、ヒースロー空港が目前となってきました。バルト海から北海上空の飛行経路です。

ヒースロー空港に着陸寸前の飛行軌跡です。時間の調整の管制指示があったらしく、ヒースロー空港の手前で、旋回とS字に軌跡を描きました。

ロンドンのヒースロー空港に着陸した時の画面です。画面をオートプレイに設定しておきましたら、空港付近の詳細画面が映し出されました。

ヒースロー空港に到着、入国審査に向かう途中での撮影です。バッゲージ・リクレームと1〜5番の到着ターミナルの表示に従っての進行です。

入国審査を終え、預け荷物も受け取った後での撮影です。『ヒースロー』の文字が記された到着ゲートの出口光景です。最終日にもお世話になった日本人スタッフの方が出迎えてくれました。

到着ゲートの出口の前にあったオープン・カフェーの光景です。待合せや、時間調整のために便利な場所のようです。

到着ターミナルビル内の光景です。全員が揃うまで暫く待ちました。預け荷物などのトラブルはなかったようでした。

同じく、到着ターミナルビル内の光景です。左手お気に見える『WHスミス』の看板はコンビニ店です。旅行計画書には夕食は記されていませんでしたから、このお店でミネラルウォーターとサンドイッチを購入しておきました。アルコール類の販売はありませんでした。軽い機内食だけでは、夜中にお腹が空きそうでした。

ヒースロー国際空港の駐車場の光景です。この付近で迎えのバスを待ちました。空港からは、コッツウォルズ地方まで陸路での移動、21時頃のホテルへのチェックイン予定です。