2012/12/14 - 2012/12/19
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マラッカ観光に向かう途中、車窓観光したプトラジャヤの官庁街と、下車して見学した水上モスクと首相官邸の紹介です。車窓観光の官庁街は、まるで現代建築の見本市のような光景でした。下車して観光した首相官邸とピンクモスクも素晴らしい建築物でした。国の憲法でイスラム教を国教と定めていますので、首相官邸を初め、ねぎ坊主のような形のドームが数多くありました。(ウィキペディア、るるぶ・マレーシア)
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泊まったホテルを観光バスで出発し、プトラジャヤの政府の官庁街に向かった時の車窓光景です。建物の名前は旅行者のブログなどを参照しました。この建物は、『最高裁判所(法務省)』の建物です。イスラム建築を踏襲した、三つのドームが並んでいました。2000~2003年に建設されたムーア様式などが取り入れられたドーム建築です。(同上)
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官庁街の建物として撮影しましたが、名称は分かりませんでした。代りに、プトラジャヤの建設時の状況を紹介します。開発の契機です。『プトラジャヤの建設は当時のマハティール首相が力を入れた国民車プロトンと関係する。1985年から安価で販売し始めた国民車を多くの人が購入。その結果、KLには車があふれ、さらに人口も激増し、大渋滞が発生しました』(セニョーム)(同上)
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『80年代以前には見られなかった現象で、このため、当時のエリヤス・オマールKL市長が首都機能を移転するよう進言した。しかし、KLは独立当時からの首都で、国会議事堂や国王の公邸もあることから首都移転は難しいと判断した。しかし、政府省庁も市内に散在しているうえ、市内の大渋滞を緩和するためにも何かしらの措置を取る必要があるとして、熟慮のうえ、行政府のみの移転を決断した』(続く)(同上)
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『同首相の自伝によると、当初移転先としてKL北東に位置するパハン州ブキ・ティンギやジャンダ・バイを検討した。しかし、土地買収に費用がかかり、KLからも遠いために断念。そこで目を付けたのが、KLや空港から近く、パーム農園などがあったセランゴール州プラン・ブサール地区だった』(続く)、車窓写真の建物も名称は分かりません。(同上)
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『同州のスルタンに話をしたところ、即座に快諾され、現在の広大な場所を93年までに7億リンギで買収して新都市建設を始めた。街の名称は初代首相のトゥンク・アブドゥル・ラーマン・ハジ・プトラの名にちなんで「プトラ」(王子の意)とつけ、そこに「ジャヤ」(勝利の意)がついて現在の名称となった』(続く)(同上)
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『財務省(Ministry of Finance)』の建物の車窓光景です。2002年8月に完成した財務省コンプレックスです。マレーシア財務省のほか、国家会計局、証券委員会、マレーシア国立銀行などが入っているようです。話が戻ります。『街の建設は260億リンギ以上を投じて95年から始まった。国営石油会社ペトロナスが子会社を設立して開発を担当した』(続く)(同上)
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イチオシ
『約5000ヘクタールの土地に政府職員とその家族を含む30万人が住める街を計画。道路を広くし、緑を多く配置した田園都市にするプランとなった。マハティール首相は特に欧米にあるような、街を突き抜ける一本の直線の大通りを造成することを強く願った』(続く)、写真は、正面から眺めた『財務省(Ministry of Finance)』の建物の車窓光景です。(同上)
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『フランス革命記念日にパリのシャンゼリゼ通りで行われた軍事パレードを見て感銘し、これがきっかけで現在の首相官邸前からまっすぐに延びる大通り(プルダナ通り)がつくられ、独立記念日にはここでパレードが行われる。また、湖の造成にも同首相はこだわりをもった。ワシントンやキャンベラなどの首都には河や湖といった水が近くにあることに気づき、自然豊かな街にしたい強い意向があった』(続く)(同上)
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目的地に到着しました。白いテント越しの首相官邸のドーム屋根の光景です。話を戻します。『その結果できたのが人工的につくり上げたプトラジャヤ湖だが、人口湖への給水の際は、首都や周辺の町への水の供給が止まる騒ぎとなった。同首相は元来、市内を走るモノレール建設にも意欲を示し、トンネル工事に6億リンギを投じた』(続く)(同上)
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『当初2路線26駅が建設される予定であったが、マハティール氏の後継となったアブドラ首相が大型公共事業の縮小を掲げたために2004年に頓挫となった。99年には首相府職員300人が最初にプトラジャヤに引っ越し、その後2005年までに大半の省庁が移転した。2001年にプトラジャヤは連邦直轄区となった。この時、連邦政府はセランゴール州のスルタンへの謝意のため、プトラ・モスク向かいの湖畔に王宮を献上した。多くの奇抜なデザインの建物があるプトラジャヤは現在、観光名所ともなり、今後も開発が続く』(以上)、写真は、首相官邸のドーム屋根のズームアップ光景です。官庁街の中でもよく目立つ大きさの詩首相官邸の建物です。(同上)
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イチオシ
モスクのようなドームを持った建物ですが、プトラジャヤに出来た新しい首相官邸です。日本の国土交通省の『国会等の移転ホームページ』には、1995年にプトラジャヤ建設の開始、1999年に首相官邸と首相府の移転完了、と紹介されていました。移転して10年少しの首相官邸の光景です。『セリ・ペルダナ』の呼び名もあるようです。(同上)
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名前:『カンナ』
分類:カンナ科カンナ属
分布:熱帯アメリカ原産。
その他:日本には江戸時代初期に渡来しました。真っ赤な花が、ピンク・モスクの近くで咲いていました。(同上) -
名前:『カンナ』
分類:カンナ科カンナ属
分布:熱帯アメリカ原産。
その他:半耐寒性多年草の球根植物です。花カンナの呼び名もあります。前方に見えるのは人造湖のプトラジャヤ湖です。(同上) -
ピンク・モスクのドーム屋根と、ミナレットの下部の光景です。ピンク・モスクは蔵相で、正式名はプトラ・モスクです。1999年に完成した建物モスクです。ドームの高さは50メートルとされます。一度に15,000人の崇拝者を収容することができる大きさのモスクです。(同上)
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イチオシ
プトラ・モスクのドーム屋根とミナレットの光景です。ミナレットの高さは、116メートルとされます。ドーム数は、あわせて9基です。ピンク色のドームが特徴のプトラ・モスクは、バラ色がかった花崗岩を使用して建設されています。1997年からモスクの建設が開始され、2年後の1999年に完成しました。世界で4番目に高いミナレットとのネット情報もありました。またミナレットが1本だけなのも珍しい造りのようです。(同上)
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プトラ・モスクのミナレットのズームアップ光景です。モスクの名前は、人造湖のプトラジャヤ湖があるペルダナ・プトラの地名に因むようです。スンニ派に属しています。スンニ派は、イスラームの各宗派間では、最大の勢力を擁します。2009年のピュー研究所の調査では、世界のイスラーム教徒15億7000万人のうち、スンニ派の信者は87%から90%を占め、約14億人ほどの信徒を持つとされます。スンナ派とも日本語表記されます。(同上)
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名前:『カンナ』
分類:カンナ科カンナ属
分布:熱帯アメリカ原産。
その他:花色は、赤 ・白 ・桃 ・黄 ・薄黄・橙・黄色をはじめ多色です。日本でも馴染みの花で、日本での花期は6~10月です。(同上) -
赤いカンナの花越しに眺めた、人造湖のプトラジャヤ湖の対岸の光景です。前方に近代的な橋やビルの姿が見えていました。先に紹介しましたが、人造湖の造成にこだわりを持ったのは、マハティール首相のようです。(同上)
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マレーシアで最も美しい橋の一つ言われている、斜張橋の『スリ・ワワサン橋』の光景です。プトラジャヤの中心部と周辺の住宅地区を結んでいます。斜張橋とは、塔から左右斜めに何本もケーブルを張り、それに橋桁を吊るして支える構造の橋のことです。芸術作品のような外観に見えました。(同上)
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赤いカンナの花越しに眺めた、新しい官庁街の光景です。この場所にやってくるとき、観光バスで前を通りましたが、名前が分かった官庁街の建物は、『最高裁判所(法務省)』の建物と、『財務省』の建物だけでした。(同上)
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プトラジャヤ湖の紹介です。1998~2002年に造られた人造湖で、その広さは、650ヘクタールの規模を持ちます。船によるクルージングも行われています。ネット情報で目にしましたが、一番の見所は、湖上からの『プトラ・モスク(ピンク・モスク)』の光景でした。(同上)
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プトラジャヤの案内看板の光景です。主な施設が写真入りで紹介されていました。中心は、背景写真の『セリ・ペルダナ』と呼ばれる首相官邸、丸い円の中の写真には、『プトラ・モスク(ピンク・モスク)』、コンベンションセンターなどがありました。(同上)
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白いテント軍の屋根越しに眺めた、首相官邸の光景です。建物はペルダナプトラ(オフィス複合施設)と建築を共有しています。この官邸の最初の居住者はマハティール・モハマドです。VIP ホール、会館、スラウ、バンケットホール、首相の本館、管理事務所、クォーターズハウス、サウス ガーデンとノース ガーデンから構成されます。(同上)
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名前:『カラス(烏)』
分類:カラス科カラス属
分布:世界中に分布します。
その他:鳥類の中では頭が非常に良く、黒い鳥として代表的な存在です。このカラスさんは、首の辺りが茶色に見えました。ハシボソガラスとは別種のようです。(同上) -
名前:『ブーゲンビリア』
分類:オシロイバナ科ブーゲンビリア属
分布:中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林原産。
その他:和名は、イカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)です。(同上) -
名前:『マンゴスチン』
分類:フクギ科フクギ属
分布:東南アジアから南アジア、一部中南米で栽培されます。
その他:強い甘み、爽やかな酸味、上品な味わいで、『果物の女王』と呼ばれます。(同上) -
名前:『ドラゴンフルーツ』
分類:サボテン科ヒモサボテン属
分布:メキシコまたは中南米の熱帯雨林原産。
その他:豊富な果汁を含み、一面に胡麻粒のような黒い種子があります。(同上) -
名前:『パパイア』
分類:パパイア科パパイア属
分布:メキシコ南部から西インド諸島が原産。
その他:薬用としても、各種の効能があります。(同上) -
名前:『リュウガン(竜眼、龍眼)』
分類:ムクロジ科ムクロジ属
分布:中国南部やインドが原産。
その他:中国で伝説の神獣の龍の眼に見立てた名前で、ロンガンとも呼ばれます。(同上) -
名前:『ドリアン』
分類:アオイ科ドリアン属
分布:東南アジアのマレー半島原産。
その他:『果物の王様』と呼ばれています。(同上)
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