2012/06/25 - 2012/06/29
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miharashiさん
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2012年の5月末から50日間で二度目の世界一周をしました。南米を周ったあとは、ポルトガルをかわきりにスペイン、ドイツ、イタリアの順にヨーロッパを周遊しました。第五作目はスペイン編で、リスボンからセビリアに飛び、レンタカーでカルモナ、ロンダ、カサレス、グラナダ、フリヒリアナなどアンダルシア地方を周遊した記録です。(表紙写真はサハラ・デ・ラ・シエラ)
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- カップル・夫婦
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6月25日、朝9時の飛行機でリスボンからセビリアへ。飛行機はボリビアで乗ったのと同じ小さなプロペラ機でした。セビリア空港でレンタカーを借り、これから4泊5日でアンダルシア地方を周ります。最初はひまわり畑を求めてA-4をカルモナ方面に走り、途中でA-8025に入ると、さっそくひまわりの咲く畑に出会いました(写真)。さい先は上々です。
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当初はカルモナ市内を迂回していく予定でしたが、道なりに行くとカルモナの街に出てしまったので、セビーリャ門(写真)のそばの駐車場に車を止めて、門をくぐったところにあるカフェで休憩。
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カルモナからは、A-380を南に走ります。まわりは広大な畑が広がっていて、ところどころにひまわり畑が現れてきます。写真はその中で一番大きかったひまわり畑。時期的にやや早かったのか、まだ花の咲いていない畑も見受けられました。
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その後、A-364からA-361と走り、モロン・デ・ラ・フロンテーラでA-8126に入りロンダに向かいます。A-8126に入ると、道はかなり険しい山道に変わりました(写真)。山道を通り抜けると、A-384にぶつかり、左折してロンダ方面へ走ります。
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途中でサハラ・デ・ラ・シエラに入るつもりが、入り口を見逃してしまい(道標はなかった)、途中で引き返すと狭い街の中に入り込んでしまい、人に聞きながらなんとかサハラ・デ・ラ・シエラヘ行く道に入ることが出来ました。道標はあまり頼りにならないので、カーナビをきちんとセットしておくべきでした。やがてダムにでると、ダム湖の向こうにサハラ・デ・ラ・シエラの村が見えてきました。
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村の拡大写真。ダムの堰堤の上には駐車スペースがないので、仕方なく路上に車を止めて撮影。通り過ぎる車がないかどうか気にしながらの撮影でした。
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そのまま村まで近づいていくと、脇に入る道があって車を止めることが出来たので、そこから小高い丘に歩いて上っていくと、目の前に岩山を背にしたサハラ・デ・ラ・シエラの白い村が広がっていました。
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同じ場所からの村の拡大写真。
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村の前には湖が広がっています(上の写真のダム湖)。天気が良くなり水の色がきれいになりました。
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パノラマ撮影で村と湖を一緒に写真にしました(画像をクリックしてください)。
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村からA-2300で湖沿いを走り、A-374に合流してロンダの街を目指します。やがて崖の上にたつロンダの街が遠くに見えてきました。
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ロンダの街に入り、今夜のホテル(Hotel Ronda)に向かいます。街の中は狭くて一方通行の道が多いので、前もってGoogle Earthで調べたら、ホテル近くのストリートビューが見つかったので、それを頼りに行くと難なくホテルに着きました(写真)。ホテルの回りは道が狭く、しかも片側が駐車の列なので、駐車するスペースがありません。いったん荷物を降ろしてホテルに運び込んでから、市内の公共駐車場に車を入れます(ホテルの人が行き方を教えてくれました)。公共駐車場は街の真ん中の地下にあり、そこに行く道も結構狭い道でした。
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車を駐車場に入れた後、街を散策します。ロンダは崖の上に出来た街ですが、その街を深い谷が二つに分けていて、二つの街の間には写真のヌエボ橋がかかっています。車でホテルに行くときもこの橋の上を走りました。
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反対側から見た橋。崖の上に建っているのは、ロンダのパラドールです。
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上の写真の橋の反対側の風景。こちらも深い谷が街を隔てています。
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橋の正面から撮影したヌエボ橋。この構図で撮影するためには、崖の中腹まで下っていく必要があります。
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パノラマで撮影(画像をクリックしてください)。絶景写真は撮れましたが、その後の帰り道が大変。猛暑の中、急坂をあえぎながら登って帰りました。
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街のレストランで夕食を食べた後で撮影した橋の夜景。ホテルが薦めてくれたレストランでガスパッチョとパエリアを食べましたが、ガスッパッチョはおいしく飲めたものの、パエリアは重すぎてあまり口に合いませんでした。
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6月26日、今日はカサレスに寄ってからグラナダまで行きます。ロンダの街を出てA-369に入り、カサレスを目指します。道はずっと山道で、途中小さな白い村がところどころに現れます。写真は、カサレスとの間のちょうど中間あたりにある村、アルガトシン。山の斜面にたたずむかわいい村です。
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やがて道は二手に分かれ、カサレスへはA-377に入ります。写真はその分岐点にあるガウシンの村。A-377を少し下ったところから撮影。山を背にした高台に広がっています。
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A-377をさらに下っていくと、カサレスへの道標があり左に入りますが、なかなかカサレスの村が見えてきません。そのうち広い駐車場があったのでそこに車を止め、その先の丘を登っていくと、写真の光景が目の前に現れました。
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山の斜面にへばりつくように広がるカサレスの村。パノラマで撮影しました(画像をクリックしてください)。
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車に戻り、カサレスの村に入ります。
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車道は村の上を走っていて、村は道の下に広がっています。村に下る道はとても狭いので、車は上の道において、歩いて下りました。写真は村に下る途中の道沿い。車一台がようやく通れるような狭い道です。
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村の中心部の広場。村の中は閑散としています。手前に見えるレストランで昼食。冷たいガスパッチョとバルのおいしい食べ物で暑い中一息つくことができました。
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カサレスからA-377に戻り、その後高速のAP-7に入って、途中ミハスに寄りながらグラナダまで走ります。ところが高速に入った後、一般道のA-7に間違って出てしまい、仕方なくその道を走り続け、途中で休憩すると、そこはコスタデソルの海岸でした(写真)。
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その後、人に聞いたりして散々迷いながらようやくミハスに到着。しかし、これまで散々白い村を見てきたので、村の様子が全然変わり映えしないのと、外が猛烈に暑いため、車から出るのはやめて写真も撮らずに素通り。写真は車の中から撮ったビデオ映像から落とした一こま。ミハスの写真はこれだけ。
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グラナダに向かってさらに高速を走ります(写真)。途中で新しい道(AP-46)を通りましたが、ほとんど車が走っていなくて不思議に思っていたら、最後にゲートがあり有料道路でした。途中でガソリンを入れるためガソリンスタンドに入って休憩しましたが、外はむっとするような猛烈な暑さで(この日の最高気温は40度近かった)、車の外に出るのはかなり勇気が要りました。
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高速からグラナダ方面に分かれA-92を走ります。1時間ほどでグラナダの街が見えて来ました(写真)。今夜のホテル(Hotel Macia Real De la Alhambra)へは、A-92からA-44に入って、その後A-395に入れば行けます。ところが、A-44に入ってからA-395の表示を探しましたがなかなか現れず、そのうち Alhambraの表示があったので、そこを入るとA-395の表示がありました。いったい何のための表示かと腹が立ちましたが、このような表示はここ以外にもあちこちで(スペイン以外でも)見かけました。どうもヨーロッパでは道路の番号をあてにして走るのは難しく、道路の行き先を詳細に知っておかないといけないようです。
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とにかく無事ホテルに到着。写真はホテルの部屋で、モダンな結構良いホテルでした。今回の旅行で初めての日本人の大きな団体にも出会いました。明日はアルハンブラ宮殿を見学します。暑さで体調が良くないので、夕食は部屋で済ませ、早めに休みました。
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6月27日、朝ホテルをチェックアウトしたあと、車をホテルの駐車場に置いて、タクシーでアルハンブラ宮殿へ(タクシー代は5ユーロほどで宮殿の駐車場を使うより安いとホテルが薦めてくれた)。入り口でインターネットで予約した証明書とクレジットカードを提示してナスル朝宮殿の入場券をもらい、宮殿に入ります。朝のうちなので、まだ暑くはありません。ナスル朝宮殿は、入り口からかなり歩いたところにあります。写真はその近くのぶどう酒の門。
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ナスル朝宮殿の入場時間にはまだ時間があるので、その前にアルカサバを見学(写真)。古い要塞の跡です。写真の右上に小さく見える塔はベラの塔。
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ベラの塔から見たグラナダの街並み(アルバイシン地区)。パノラマ撮影(画像をクリックしてください)。白い村ではありませんが、建物はやはり皆白っぽい。
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入場時間がきたので、ナスル朝宮殿に入ります。写真は入り口の扉。
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扉を入った後のメアスールの間。外に見えるのはアルバイシン。
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アラヤネスの中庭。大使の間から撮影。
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上の写真の手前にある大使の間。
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ナスル朝宮殿のハイライト、ライオンの中庭....でしたが、あいにく改修中。入場料を返して欲しい!
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ライオンの中庭に続く二姉妹の間。
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ナスル朝宮殿を出たところにあるバルタル庭園。これで宮殿の見学は終了。肝心の場所が改修中だったこともあり、やや不満足。昨日までのような猛烈な暑さに見舞われなかったのは幸いでした。
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ホテルに戻り、グラナダをあとにしてA-44を南に走ります。今夜の宿(Casa Jazmin)は、山を越えたところにあるオルヒバという町にあります。A-44からA-348に入り、グラナダから1時間ほどで到着。町は山の緩やかな斜面に出来ていて、町の上まで登っていき、案内板がある坂を入った行き止まりにホテルはありました。写真はホテルの庭で、大きなルリマツリが咲いていました。小さなホテルですが、のんびりした雰囲気のホテルで、朝食は庭で食べました。
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翌朝(6月28日)、ホテルから出ると、町の中はマーケットで道路が占領されていて、回り道をして町を脱出。いったん背後の山の上の村(パンパネイラ)を目指すが、かすんでいてあまり見通しが良くないので、途中で引き返し、A-44に戻ってさらに南に走ります。写真はA-44に出る道の途中で撮影したオルヒバの町。その右上にはパンパネイラもかすかに見えます。背後のシエラネバダ山脈は完全にかすんでいました。
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同じ道沿いには、きれいな人造湖も見えました。
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A-44を南に走り、モトリルでA-7に出て海岸沿いをマラガ方面に走りはじめると、前方に写真の町が現れます。サロブレーニャという町でした。行く前は全くノーマークでしたが、これまでで一番大きいな白い村(村にしては大きいので町?)でした。
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しばらく走って、アルムニェカル(Almunecar)というリゾート風の町のバルで休憩したあと、A-7をさらに西に走り、ネルハに入る道(A-5105)を反対方向に走ってフリヒリアナに到着。手前の道路に車を止めて、村を撮影(写真)。前方に海を望む南斜面に広がっていて、カサレスとは対照的な開放的な雰囲気の白い村でした。
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手前に咲く花を入れて。
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フリヒリアナからA-5105を戻り、今夜のホテル(Hostal Avalon)に向かいます。ホテルは、ネルハの手前でN340を右に入ったプンタ・ララというところにあります。ところが、プンタ・ララに着いても、Hostal Avalonの表示が見つからずそのまま素通り。引き返して再度表示を探したら、El Avalonという表示があり、そこが予約したホテルでした。高台に建つ見晴らしの良いホテル。写真は泊まった部屋。
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部屋の前にはテラスがあり、写真はそこからの眺め。遠くに見える町はネルハです。
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上の写真の左側。きれいなホリデイハウス(マンション)が建ち並んでいます。
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ホリデイハウスの向こうには、今日立ち寄ったフリヒリアナと背後の急峻な山並みが見えました。夕食は、ホテルのレストランで景色を楽しみながらいただきました。
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6月29日、今日はマラガ空港まで行って車を返すだけなので、朝ゆっくりしてからホテルを出ます。道標はあてにできないので、カーナビに行き先をマラガ空港にセットしてから、A-7を西に走ります。ミシュランの地図では、空港に行くには、A-7の235番からMA-21に出るようになっていましたが、案の定、235番まで来ても空港やMA-21の表示がありません。そのうちカーナビから高速を出ろという指示。高速を降りると、今度は高速の逆方向に入るよう指示があり、半信半疑で逆方向に入ったところ、ようやく空港の表示が出てきました。なんともわかりにくい行き方でした。空港のハーツの返却場所に着いても(地下にある)、誘導がなく一回パスしたあと車を返却。ルフトハンザのカウンターが2時間前に開くのを待ってチェックインし、搭乗ゲートにはいると、写真のような立派なビジネスラウンジがありました。
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午後5時、飛行機はフランクフルトに向けて飛び立ちます。飛行機は、これも珍しい横4列の席で、ビジネスクラスなので2席を一人で占有。写真は眼下に見えた街(たぶんトレモリノス)。ポルトガルでは驚くほどクリアな快晴の天気に恵まれましたが、スペインでは暑すぎたせいか、晴れてはいても最後までクリアな天気には出会えませんでした。
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