2012/06/12 - 2012/06/14
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miharashiさん
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2012年の5月末から50日間で二度目の世界一周をしました。第ニ作目はチリ編で、ウユニ塩湖で絶景を堪能したあと、サン・ペドロ・デ・アタカマからバスでチリ北端の海沿いの都市アリカまで行き、レンタカーを借りて海抜0mのアリカから標高3500mの村プトレまで往復しました。プトレには二泊して、その間に宿のご主人のガイドでラウカ国立公園を周遊しました。第二部はラウカ国立公園を周遊した記録です。(表紙写真は、チュンガラ湖とパリナコタ山)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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6月13日朝8時半、宿のご主人のフラビオの運転する四輪駆動車でプトレの村を出発。道は昨日と同じような舗装道路ですが、徐々に高度を上げ、やがて標高4500mを超える広々とした峠に到着。
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前方に見えるパリナコタ山(右、6342m)とポメラペ山(左、6282m)。朝方はやや逆光ぎみ。
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峠を下るとリャマやアルパカの放牧が行われている広々とした平原に出ます。フラビオが到着すると、一頭の白いリャマが近寄ってきました。このリャマ君、また後で登場します。
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ラグーンの向こうに見えるプトレ山と古い住居跡。水面にはアンデアン・グースの姿も見えます。
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同じ場所からパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。
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ここまでくると、道路も改修中のところが目に付きます。
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道路沿いは湿原になっていて、その先にプトレ山が見えます(左側の山)。
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プトレ山を背景に、草を食むリャマやアルパカ。
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拡大して撮影。リャマとアルパカの違いは、リャマの方が体が大きいのと、顔の形が違うとのこと。
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同上。
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湿原にはアンデアン・グースの姿も多く見られました。
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標高4500mにあるチュンガラ湖に到着。朝のうちは風がないので、湖面に山々が姿を映しています。写真の山々はすべて火山で、一番右の山は、現在も活動中だそうです。
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湖の真ん中付近に見えた山。パリナコタ山は、この山のさらに左側にありますが、完全逆光なので、撮影はおあずけ。
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湖畔まで降りてくると、上の写真の山が湖面に姿を映していました。
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上の写真の山の左手には、さらに険しい白い山が湖面に映っていました。ボリビア側にある山で、Google Earthで調べたらNavado Sajama(6542m)とありました。
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我々だけでなく、動物たちも続々と湖畔に集まってきました。
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ようやくパリナコタ山とチュンガラ湖を撮影。まだ幾分逆光ですが、ラウカの代表的な絶景です。
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時間が経つにつれ、パリナコタ山の光線の具合が段々良くなってきました。
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水辺を歩いていくと動物や鳥たちに出会います。まず最初はアルパカです。
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次は黒い鳥。たぶんGiant Coot(オニオオバン)(フラビオから説明されたはずですが忘れてしまいました)。この鳥は湖面に葉っぱで巣を作っていました。
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湖面の巣の上にたたずむ黒い鳥(Giant Coot?)。
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湖沿いの道をしばらく歩きます。
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鳥の巣の背後に白く輝くパリナコタ山。ようやく順光になってきました。
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湖畔にはトイレもありました。
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チュンガラ湖から引き返し、溶岩地帯とパリナコタ山を一望する展望台で一休み。
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上の写真の手前に写っている緑色の植物。岩に繁殖する珍しい植物ですが、コケではなく、花も咲きます。
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その花の拡大写真。白っぽく写っているのがそうです。
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溶岩地帯の中にはラグーンがたくさん点在しています。
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トレッキングコースが書かれていました。
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溶岩地帯とパリナコタ山のパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。
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標高4000mを超える小さな村、パリナコタ村に立ち寄ります。かわいい白い教会の鐘楼。
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教会の正面から撮影。
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パリナコタ村から戻る途中の湿原地帯。この場所は、ビスカッチャ(後で登場します)の繁殖地になっていて、ラグーンには様々な鳥が泳いでいました。湿原の中の道はすごい悪路で、四輪駆動車でないと走れない道でした。
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水面に自分の姿を映す鳥。フラビオも熱心に撮影していました。
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湿原の後方にそびえるパリナコタ山とポメラペ山。
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朝方立ち寄った放牧地に戻ってくると、朝に出会った白いリャマと2頭のアルパカが車に近寄ってきました。
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パリナコタ山を見つめる?黒いアルパカ君。
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彼らはほんとうにフラビオと仲良しです。
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白いリャマ君は、顔を車の中に入れんばかりに近づけて、我々を見送ってくれました。
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放牧地の中にはビクーニャの姿も見えました。立ち去る前にパリナコタ山を背景に撮影。
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ラグーン越しに見る最後のパリナコタ山とポメラペ山。完全に順光になり、雪を抱いた美しい姿が青空に映えていました。
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道路沿いを駆けるビクーニャの群れ。ラウカを代表する動物ですが、警戒心が強くて敏捷なので、中々容易には見ることが出来ません。ビクーニャの毛は希少価値のため、ものすごく高価だそうです。
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ビクーニャを捕らえるわな。現在は使われていない。わなの最上部に登ると、フラビオはビクーニャがこのわなにかかる理由を実演で説明してくれました。
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横から撮影。
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乾燥地帯です。
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温泉のあるところで停車して、周りを散策。この小屋の中に温泉がありました。
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散策中にラウカの人気者、ビスカッチャ(ビスコチャ)に出会いました。ウサギに似た動物で、非常に警戒心が強いとのこと。それでも岩の上にのんびり寝そべっていました。
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こちらのビスカッチャは岩の上に立っていますが、実は寝ている?
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ツアーの最後に出会った野性の馬。脅かさないようにそっと近づいて撮影。
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拡大すると、たてがみが普通の馬よりずっと長いことがわかります。馬の背後には、ビクーニャの姿もありました。
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この写真はフラビオが撮ったもの。彼は、自分が撮った写真を翌日の朝こちらが持っていたUSBメモリにコピーしてくれました。
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ホテルに戻りました。写真は、センスのあるインテリアのホテルのロビー兼食堂です。今日のツアーはアリカからの日帰りツアーよりは高いが、それでも二人で1万円ほど。説明は英語でしてくれて、フラビオが元カメラマンということもあり、動物の居場所や写真の構図など丁寧に教えてくれるので絶対お勧めです。ただ、彼はこれまで一箇所に長くとどまったことはなく、世界の各地を転々としてきたので、行くなら早い方が良いでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- タマゴさん 2013/12/07 21:39:03
- 質問させて下さい
- こんにちは。
旅行記楽しく読ませていただきました。
年末にラウカ国立公園に行く予定で、レンタカーで行くか、ツアーに参加するか迷っております。
国立公園を良く見るためにはガイド付きツアーの方が良いとのことですが、入れるエリアが違うのでしょうか?それとも解説付きの方がやはり楽しめるという意味合いでしょうか?
また、国立公園内も車で移動するのでしょうか?その場合やはり四駆を借りる必要がありますでしょうか?
色々と質問してしまいまして、申し訳ありません。
できれば、自分たちだけで運転して楽しみたいと思っているのですが、それで十分楽しめないのも嫌なので迷っております。是非アドバイスいただければ、と思っております。よろしくお願いします。
- miharashiさん からの返信 2013/12/07 23:57:57
- RE: 質問させて下さい
- タマゴさんへ
私たちがラウカへ訪れたのは冬だったので、ツアーで行けるかはっきりしなかったことと、ツアーで日帰りすると、ほとんどの人が高山病にかかり、せっかくの絶景がたのしめないということを知り、いろいろ検討した結果、レンタカーでアリカからプトレまで行き、プトレに宿泊して高度順応してから、宿のプライベートツアーでラウカ国立公園を見て回りました。
レンタカーで行く場合は、プトレから先の道はダートの箇所もあり、脇道に入るとかなりの悪路になるので、4輪駆動車か車高の高い車の方が良いと思います。またプトレから先は何もないので、途中パンクやガス欠になった場合のことも考慮が必要です。
左ハンドルのマニュアル車に慣れていて、ガソリンを積んで行ければ、レンタカーのほうが自由がきいて、いいのはもちろんですが、リスクがあることと費用がかかることも考えなければなりません。12月の場合は多くのツアーが挙行していると思いますので、事前に高度順応されていれば、ツアーの方が安全だと思います。
ちなみに、短時間で公園を見る方法としては、ラパスからアリカまでのバスに乗れば、国境付近で公園の景色は見られると思います(逆も可)。ただし、ボリビア側の道はかなりの悪路でハードだという話もあります。
いずれにせよ、公園は非常にいいところなので、是非楽しんで行ってきてください。
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