2012/06/19 - 2012/06/22
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miharashiさん
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2012年の5月末から50日間で二度目の世界一周をしました。第三作目はブラジル編。南米は、ペルーからボリビア、チリと周り、最後にブラジルを周りました。チリのサンチアゴからサンパウロまで飛び、バスでリオデジャネイロに入って、二日かけて街を巡り、その後サンルイスまで飛び、バヘリーニャスとレンソイスを訪れました。第二部は、サンルイスからバヘリーニャス・レンソイスの周遊の記録です。(表紙写真は、飛行機から見えたレンソイス・マラニャンセス国立公園の中のラグーン)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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6月19日朝、ホテルからタクシーでリオデジャネイロ国際空港に行き、9時過ぎの飛行機でサンルイスに向かいます。離陸するとまもなく、右手にポンジアスカールがかすかに見えました(写真)。約3時間後にサンルイス到着。ブラジルはやはり広いです。サンルイスの空港は、乗降用のゲートが全くない、日本で言えば種子島の空港のような小さな飛行場でした。
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空港からバヘリーニャスに向かいます。サンルイスとバヘリーニャスの間には定期バスもありますが、一日4便で、しかもバスが空港に停車するかどうかわからなかったので(実際には空港の入り口に停車した)、今回はタクシーを利用。バヘリーニャスのホテルのご主人に手配を頼み、タクシー代は180レアル(7000円ほど)でした。写真は、途中の道路の様子(撮影後突然のスコールに会った)。舗装道路で、道標も整備されていて、レンタカーでも走れる道でした。ただ、集落のあるところは、スピードが出せないよう道路に盛り土がされているので、あまり乗り心地は良くありませんでした。
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タクシーは猛スピードで突っ走り、途中一回休憩しただけで、約3時間後にバヘリーニャスの町に到着。いかにも辺境らしいさえない町です。到着前にタクシーのドライバーが携帯で連絡を入れると、町のはずれを流れている川の船着場に宿のボートが迎えに来て、ボートで宿に向かいます。
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10分弱でホテルの船着き場に着きました。
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ホテル(Pousada Sossego do Cantinho)は、コテージ風の部屋が数部屋ある小さなリゾートホテルです。写真は我々が泊まったコテージ。雰囲気は完全に熱帯です。
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コテージの中。
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コテージの前の庭。奥が食堂になっています。宿のご主人はスイス人だそうで、英語が話せ、メールのやり取りも英語でOKでした(先方の英文はかなりめちゃくちゃでしたが)。
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夕食はホテルの食堂で食べられます。チョイスは少ないが、おいしい魚料理でした(写真)。ブラジルに入ってからはじめてのまともなディナー。
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翌日(6月20日)、朝食後にホテルの前の船着場から川向こうを撮影。朝から良い天気です。今日はレンソイス(正式な名前はレンソイス・マラニャンセス国立公園)の一日ツアーに行きます。当初は半日ツアーに行く予定でしたが、目的地のラグーン(Lagoa Bonita)はすでに干上がっているとのこと。今年は雨が少なくて、ラグーンが干上がるのがいつもより早いみたいです。一日ツアーで行くラグーン(Lagoa Verde (Green Lagoon))はさらに奥の方にあり、まだ水があるとのこと。その言葉を信じてツアーに参加します。
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ツアーの車がホテルに迎えに来て、それに乗り込み出発。四輪駆動のトラックの荷台が座席になっていました。トラックは砂漠の中の道なき道を走ります。水溜りがあっても難なくわたっていきます(写真)。
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実際に走った道の様子(帰り道で撮影)。このような道を延々2時間走り続けます。左右上下に揺られどうしで、お尻がたちまち痛くなってしまいました。
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途中の砂丘で一休み。砂丘の周りには、ラグーンが干上がったようなところもありました。
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さらに砂丘を走ると、写真のところに出ました。ただし、ラグーンではなく海でした。
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海辺の砂浜に生えていた植物。良く見ると写真の真ん中に実がなっています。
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その実の中身。毛のようなものがびっしりつまっています。枕に使えるそうです。
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海辺には小さなレストランがあり、そこで昼食を予約してから、さらに砂浜を走ります。ヤギの放牧地になっていて、白や黒のヤギが砂浜を駆け回っています。
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やがてトラックは砂丘の真ん中で停車。これから先は徒歩でラグーンに向かいます。今回マリンシューズを持参し、それを履いて砂の上を歩きましたが、これは大正解で、非常に楽に歩くことが出来ました。砂丘の中を歩いていくと、ラグーンから帰ってきた人たちに出会いました。
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手前にはほとんど干上がったラグーンがありました。もう少し雨が降ればよかったのに残念。
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砂丘の中を40分ほど歩き、ようやくラグーンの近くに来ました。
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ようやく目的のラグーン(Lagoa Verde (Green Lagoon))に到着。私たちのグループより早く着いて泳いでいる人たちがいました。気持ちがよさそうです。
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手前で写真をとっているのは私です。
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我々もさっそく泳ぎます。当然、マリンシューズも履いたまま水に入ります。
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ラグーンの水は結構冷たいので、ラッシュガードを着て入るとちょうど良い具合でした。
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水は冷たいが澄んでいて、気持ちがいいです。
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ひと泳ぎしたあと、砂丘で一休み。あまり長くは入っていられません。
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同じツアーで来た女性のカメラが故障してしまい、カメラを貸してあげましたが、カメラをラグーンの中に持ち込んで撮影したので、こちらもハラハラでした。デジタルカメラは砂や水に弱いので注意が必要です。
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あらためて見ると結構大きなラグーンです。
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最初に写真を撮った砂丘をさらに上に登って撮影。泳いだラグーンの先にもまだラグーンが広がっています。
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上の写真の右上に写っている砂丘を登っていくと、先ほど泳いでいたラグーンに続いてさらに大きなラグーンが広がっていました。
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拡大するとこちら側でも数人が泳いでいました。
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うしろは干上がったラグーンと砂丘が広がっています。
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さらに砂丘を登っていき、眼下に広がるラグーンを撮影。
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上の写真の左側。
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砂丘も波打っています。
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さらに右にカメラを移動して撮影。
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パノラマ撮影によるLagoa Verdeの全景(画像をクリックしてください)。先ほど泳いでいたのは、写真の中の左端の部分のラグーンでした。
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ラグーンをあとにして、また砂丘を歩いて戻ります。そのあと、昼食を予約したレストランでランチタイム。写真は、我々が注文したランチで、ブラジルで食べた中でいちばんおいしい食事でした。
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付けあわせに出た豆の煮込んだもの。あっさりした味でごはんと一緒に食べます。その上に半分見える黄色い粉みたいなものもごはんやおかずにかけて食べます。ちょっとくせのある味でした。
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行くときに通った砂丘の悪路を、再びトラックに揺られながらホテルまで戻ります。当初は明日も別のラグーン (Blue Lagoon)に行く予定でしたが、今日行ったラグーンより規模が小さいのと、また悪路を揺られるのはしんどいので、明日のツアーは中止して、サンルイスに戻ることにしました。写真は、ホテルに戻った後、ホテルの船着場で撮影した夕やけの風景。夕食は、ホテルでパスタ料理を作ってもらい、おいしく頂きました。
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6月21日、朝9時発の定期バスでサンルイスに戻ります。写真は、バヘリーニャスのバス乗り場。バス会社のオフィスがあり、中で切符を買います。中にはいすもトイレもありません。オフィスの前にはすでにバスが待機していました。けっこうまともなバスで、エアコンも効きました。
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バス乗り場のそばには、きれいな教会が建っていました。
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バスは途中で一回トイレ休憩のための休憩所に寄ります。写真はそこで売っていた食べ物で、ジャガイモのような黄色い粉を固めて揚げたもの。結構いける味で、ボリュームがあり、お昼の代わりになりました。
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約4時間かけてバスはサンルイスに到着。終点は市内のはずれにある長距離バスターミナルで、その前に空港の入り口に停車しました。バスターミナルからはタクシーで予約したホテル(Hotel Luzeiros)に直行。海辺の立派なホテルで、部屋から海が一望できました。
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ベランダからの眺め。
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部屋のベランダから撮影した夕やけの海。
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この日の夕食は、ホテルの隣のシーフードレストランで魚料理(写真)。ブラジルで二度目のまともなディナーになりました。
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6月22日、今日はブラジルをあとにしてポルトガルに渡ります。出発は午後なので、その前にバスでサンルイスの旧市内に行ってみました。写真はバスの中。前から乗ると途中にゲートがあり、切符を買うとゲートの中に入れてくれます。我々は最初セントロに行かないバスに間違えて乗ってしまいましたが、ゲートに入る前に気がついたので、次のバス停でお金を払わずに降りることが出来ました。
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サンルイスの旧市内。タイル張りの建物が特徴的です。旧植民地時代の面影は確かに残っていますが、街自体が古びていて色あせている感じがあり、正直わざわざ見に行く街とは思えませんでした。
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同じくタイル張りの建物。 みすぼらしいです。
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旧市内の真ん中にある教会。
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教会の内部。
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このあと街の中をしばらく歩いていたら、突然のスコールに会い、しばらく雨宿り。雨はすぐ止んだので、来るときと同じバスで戻りましたが、循環バスだったため、帰りは長時間混雑したバスに乗る羽目に。冷房がないので汗だくになってしまいました。ホテル前のバス停で降りたとたん再びスコールに会い、びしょぬれになってしまいました。
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ホテルの部屋で衣服を乾かしたあと、チェックアウトしてタクシーで空港へ。空港の狭い待合室は乗客でいっぱいで、座る席を何とか確保して、フォルタレザ行きの飛行機の出発を待ちます。ところがフォルタレザの天候が悪く、一時間半遅れでようやくサンルイス空港を離陸。写真は、飛行機から見えたレンソイスの砂丘とラグーン。
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眼下の砂丘はしばらく続きます。
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上記の写真を拡大してみました。
フォルタレザについた後は、ポルトガル航空(TAP)に乗り継ぎ、ポルトガルのリスボンへ。しかし、空港内の表示や誘導が不十分で、セキュリティの前で空港税を払っていないと追い返されたり(実際はビジネスなので支払い済み、TAPのカウンターで支払い証明をもらった)、セキュリティの入り口を間違えて誘導され国内便のゲートに入ってしまったりと、いろいろトラブルに会ったあと、なんとかリスボン行きの飛行機に搭乗。でもTAPのビジネスクラスは非常に快適でした。
レンソイスのラグーンを見る時期は、雨季が終わった後の乾季のはじめ(6月から7月)が良いといわれていますが、実際にはその年の天候により変わり、行っても水がなかったり、多すぎて行けなかったりと無駄足になりかねません。必ず現地の様子を確認してから行くのがいいでしょう。今回は運よくラグーンを見れましたが、一回行けばもう充分かなというのが正直なところでした。
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