2012冬16　カンボジア(アンコール遺跡 Krol Ko/Banteay Prei...)

2012/02/05 - 2012/02/26

訪れる人の少なそうな遺跡を３つ巡ります。

遺跡に一人ぼっちというシチュエーションは、遺跡の魅力が5割ほどUPするように思います。
但し、危険も同じだけUPするのでしょうね。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自転車
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【クオル･コー(Krol Ko)】12世紀末〜13世紀初


まさに　ひっそり　という感じ

だぁれもいません。

かなり崩壊しているが、浮き彫りは美しい

屋根が落ちてしまっている

経蔵は比較的きれいに残っている。

デバター

塀を破壊しながら成長する木

その前には、彫刻の施された石が置かれている

『クリシュナ（ヴィシュヌ神の化身）が、ゴーヴァルダナ山を持ち上げ牛飼いを守る』という神話のレリーフ


なるほど、一番下の段には牛が描かれている。

彫刻をつぶさにみていくと面白い。

これは『マカラ』の彫刻

これは、もはやお馴染みになってきた『カーラ』

クオル･コーを後にして、次の遺跡『バンテアイ･プレイ』へ。

【バンテアイ･プレイ(Banteay Prei)】


未舗装道路を少し走って到着。

2本の木が突き出ているのが印象的。

木はかなり大きい

内部はこんな状態

誰もいないこの遺跡は、なんともいえない雰囲気がある。

白茶けて見えるほど明るい陽射しの中にいるのだけれど、少し不安になるほどの静けさ。

地面には･･･


なんだろう？

内部は荒廃しているにもかかわらず、デバターはとても美しい。

このデバターは髪型が凝っている。

深く彫られている。

手鏡を持つデバター

環濠も残っている。

【プラサット･プレイ(Prasat Prei)】


来た道を少し戻る。

周壁が崩れ落ちて、赤みを帯びた石材が散らばる

中央祠堂

偽扉が開いてしまいそうになっている

髪をしぼる仕草がなんとも艶っぽい。

誰がこんな粋なことを？

損壊してしまった頭部に花の冠が載せられている。

キツネ目のデバターは必見。







『アンコール遺跡　プリア･カン』へ続く→
http://4travel.jp/traveler/252525/album/10651915/