ネパール　ナガルコット　ヒマラヤの展望台　朝日　雲海　夕日　アジア周遊158日（13）

2011/11/23 - 2011/11/25

11月23日　タトパニ温泉を早朝に発ちバクタブルへ向かった。

バクタブルで聞くとヒマラヤの展望台といわれるナガルコットまでバスを乗り継げば行けそうだ。
行けるところまで行ってみることにした。

結局、バスの乗り継ぎ3回でナガルコットへ行くことができた。
着いてすぐ、おもしろい出会いもあった。
ヒマラヤの眺望も満喫できてナガルコットはなかなかいいところだ。

写真は宿泊ホテルのテラスから一望する雲海
ナガルコットにて

エリア ナガルコット(ネパール)

早朝６時に宿を出るとウエルカムゲートの温泉切符売り場の前にバスが止まるのが見えた。

バラビセ行きのバスだった。
バスに飛び乗る。

タトパニ温泉からナガルコットまでが11月23日の行程となる。

バラビセ着７：５０

運転手さんがカトマンドゥ？
と聞いてくれたので「バクタプル」と答える。
すぐ後ろのバスだと指差した。

これはラッキー。
チケット売り場で切符を買い、トイレを借り（床がすべって穴に落ちそうになった＾＾）、チャイをテイクアウトしてバスに乗る。

８：１５分バラビセ発

乗り継ぎがスムーズでありがたい。
しかし、最後列に座ったのがバカだった。

未舗装の悪路をスプリングが効かないバスが走るのだ。
揺れてジャンピングして揺れて揺れてジャンピング。

数日後、腰痛に襲われ病院で痛み止めの点滴を打つことになってしまった。
教訓として悪路を走るバスは前の座席に乗ることを学んだ。

右は崖、左は谷底。
乾季でも怖いのに雨季はどうなってしまうのか、という山道を延々走る（スリルありすぎ）

タトパニ温泉は秘湯だったことがわかった。
陸路チベットに行く目的があるならまだしも、
カトマンドゥから温泉目的で行こうものなら恐怖の山道を長い時間バスに揺られることになるのだ。

バスは荷物でいっぱい。
なのに通路に座ってみかんを食べる親子がいて逞しさを感じた。

バクタプルに着いたのは１２時５分前。

地図で着いた場所に検討をつけるとバス通りにいるようだ。
町の中心まで距離がありそうなのでバクタプルに一泊も考えた。
しかしナガルコット行きのバスがあればありがたい。

ミニバスが何台か止まっていた。
「ナガルコット？」
と聞くと、道路の対面がバス乗り場だということがわかった。

信号を渡り対面に止まっていたバスに聞く。

直通はないが乗り換えでいいならこのバスに乗ってけ、
とお兄さん（写真中央）がいってくれた。

名前も知らない町が終点だった。

下車した道を直進し右折するとナガルコット行きバス乗り場がある、とお兄さんが親切に教えてくれた。

言われたとおりに行ってみるとバス乗り場があった。

バスが１台走り出そうとしていた。

「ナガルコット？」
と、聞くとどんぴしゃ！

バスを3回乗り継いで今日中にナガルコットへ行けそうだ。

すれ違うバスを見ると、屋根の上にも人が乗っていた。

一時間ほど走り（途中から九十九折りの道）ナガルコットに着いた。

持参した地図が、1999年発行の旅行人のものなので微妙に変化があるようだった。

ツーリストバス乗り場がある北方向ではなく南方向に歩いてしまった。

写真はカトマンズから日帰りで遊びにきた高校生。

了解を得て撮影しています。

青春真っ只中だね～

了解を得て撮影しています。

→TARA GAUN HOTEL 200m
←VIEW TOWER 2.5km
の表示が分かれ道にあった。

VIEW TOWER に向かえばホテルの一軒でもあるだろう、
と思ったら見当たらない。

バックパックを背負い歩いていると、
雑貨屋兼茶店の前で店主Pさんが「日本人ですか？」と声をかけてきた。
この上にはホテルがないようなことをいっている。

とてもいいホテルを知っている。
そこへ無料で連れて行ってあげる（歩いても１０分だが）
というので話に乗ってみることにした。

Pさんは根っからの商売人でセールストーク炸裂。
とてもいいホテルというのは、新庄に似ている友人が勤めているホテルだった＾＾

Pさんのお店の前にて

これがそのとてもいいホテル「Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎ」

バス乗り場から歩いたら２０分ほどの距離だ。
従業員の感じがよくホットシャワーも朝と午後２時頃なら使えるという。

外観からはわからなかったが二階のルーフトップから
朝日、雲海、夕日の三点セットが鑑賞できる穴場的スポット
だったことがあとでわかった。

北隣りにHotel Belle Viewの廃墟があった。

ほかに建物がない一軒宿だ。

街路灯などなく夜は真っ暗になるので夜道を歩くときは懐中電灯が必要。

Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎの壁に飾ってあったオブジェ

Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎ室内

１泊なら１２００ルピー
連泊なら１０００ルピー／泊
ということなので二泊することにした。

部屋の窓からの景色もなかなかよい

ほかに宿泊客はなく貸し切り状態だった。
二階ルーフトップで洗濯物を干させてもらった。

二階ルーフトップからThe　LANGTANG　HIMALAYAN　RANGEの眺めがすばらしい。

Purbi Chyachu (6660m)、 Ladies Peak(6000m) 、Ganesh　Peak (6722m)、Lenpo Gang (7083m)、 Dorje Lakpa (6988m)、Kansurum(6078m)、 Dome Blanc (6830m)、 Shisha Pangma (8013m）が一望だ。

Dorje Lakpa (6988m)、Kansurum(6078m)、 Dome Blanc (6830m)のアップ

まったりしていたら時刻は午後5時近くになっていた。

Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎ前にある西側の丘に人が集まりだした。

インドのバラナシから来たツアー客のみなさんだった

夕景を眺めてビールをいただく

バラナシもいいところだから遊びに来てね、
といってくれた皆さんと日の入りを眺めた。

Pさんがホテルに立ち寄る。
何事かと思ったら、
明日のサンライズに展望台まで往復８００ルピーで送迎するから
行ってみないか、というお誘いだった。

ありがたい話しだ。
朝５時半にホテルまで迎えに来てもらうことにした。

晩御飯は、ホテルレストランからテイクアウト
チキンカレー　チキンサンドで400ルピー
瓶ビールは280ルピー

11月24日　

約束の５時半に門の前で待つも南京錠がかかっている。
Pさんも来ない。

結局やってきたのは６時だ。
３０分の遅刻なのにケロッとしている。
ほかのホテルから送迎を頼まれ一仕事こなしてきたとかいっている。
なんだかなぁ。

それでも日の出に間に合ったからよかった。

写真右端はミニポスター売りのお兄ちゃん。
早朝から頑張っているのに押しが弱く売れない。
記念に1枚買い求めた。

ミニポスター　150ルピー

6：15　展望台の景色

もし展望台まで歩いていたらきつかった。
二股の表示板に書いてあった「展望台まで２.5キロ」より遠く感じた。

野良犬もいてPさんにお願いしてよかった。
遅刻しなければもっとよかった。

6：30

6：32

日の出直前

6：33　

6：34　日の出

6：35

6：37

雪は天から送られた手紙だとすると
山にメッセージを残しているのかな、とも思う。

6：38

6：39

山々が、ぞっとするほど美しい

日の出鑑賞後、
セールストークに乗せられPさんの店で朝食をいただくことになった。

チャイ　トースト　卵焼きで60ルピー／人

PさんにＦｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎまで送ってもらう。

今度はテラスから雲海の絶景を鑑賞する。

7：45　目の前に雲海が広がる

9：30

12：15

テラスでランチ

チキンカツレツ 250ルピー
玉子チャーハン 150ルピー
レモンソーダ 55ルピー

ナガルコット二日目もホテル前から夕景を眺める

夕食はＦｏｏｄＲｅｐｕｂｌｉｃ（ツーリストバス発着所のレストラン）にて。

調理中に停電になり、ガスボンベをロウソク代わりにした。
ぶったまげた。

ＦｏｏｄＲｅｐｕｂｌｉｃ　夕食

チキンシーザー　195ルピー
うまい！

11月25日　

Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎ東側の丘に
フランス人の団体さんが朝日鑑賞にやってきた。

6：32

Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎのテラスから山道を下り
朝日を撮影

6：37

展望台からの眺めもよかったが
Ｆｕｎｋｙ　Ｈｉｌｌ　ｉｎｎからの景色もなかなかよい。

6：39

日の出と雲海

6：45

朝日　雲海　夕日三昧のナガルコット滞在だった。

この旅行記へのコメント （4）

• ４人目のふーさん 2012/01/07 22:36:00

  すべてがすごい！！

  kodeyanさん、こんばんは♪
  
  そして、遅くなりましたが
  あけましておめでとうございます！
  
  そろそろ日本出国でしょうか？？
  関西でゆっくり出来ましたか〜？
  
  一気に旅行記見ました
  すごい！
  何がすごいってすべてが・・・
  
  景色や絵の具で塗ったような水色の湖とか、
  ガイドが来ないとか、野宿しながらチベット横断中のバックパッカーとか！
  自分の知らない世界を一気に見ることが出来て、面白かったです。
  
  健康第一　安全第一で今年も旅を続けてくださいね〜
  

  kodeyanさん からの返信 2012/01/08 08:36:04

  RE: すべてがすごい！！

  ふーさん　こんにちは
  
  こちらこそ遅くなりましたが
  あけましておめでとうございます。
  本年もよろしくです。
  
  打ち上げ花火のような投票もいただき恐縮です。
  チベットはけっこうきつい旅でしたが
  行ってよかったです。
  たぶんもう体力的にも行けないと思うので。
  
  お見送りもありがとうです。
  明後日から再スタート。
  バンコクからです。
  
  では！

• こざくらさん 2012/01/03 22:50:34

  あけましておめでとうございます

  kodeyanさん
  
  チベットのサンライズ、あけおめ。ですね。
  スケールの大きいこと、
  今度はちべっとチベットに行ったのね？
  何所までも秘境トラベラーは行く〜〜。
  じっくり拝ませていただきます。
  今年もよろしくお願いいたします。
  クヌクこざくらは年末年始風邪ッピキで
  軟弱こざくらでやんす。

  kodeyanさん からの返信 2012/01/04 19:12:39

  RE: あけましておめでとうございます

  こざくらさん　あけましておめでとうございます
  
  ちべっとチベットに行ってきました。
  インドにも行ってきてえ〜ど〜いんど〜といきたいところですが
  超がつく寒さでした。
  
  こちらも風邪っぴきでござんすよ。
  鼻水がどっからこんだけ出てくるんだ〜
  というくらい出てきてまいります。
  
  こざくらさんもご自愛ください。
  早く治るといいですね。
  
  ではでは、今年もよろしくお願いします。