2011/12/24 - 2011/12/27
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kodeyanさん
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ラジシャヒから夜行列車でダッカへ向かう。
それは、発展途上国と先進国の医療環境の格差に直面した夜汽車旅であった。
ダッカに着きバングラデシュの旅も後半戦に突入というときに緊急事態発生のメールを受信する。
「母危篤 すぐ帰れ」
大至急日本へ戻るべく航空券の手配に奔走するダッカの数日間。
観光どころではなくなった。
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ダッカ行き夜行列車乗車三日前、ラジシャヒ駅へ。
切符を買いに行った -
ラジシャヒ駅ホームにて
-
ラジシャヒ駅の車止め
-
乗車日当日。
列車は1時間遅れで入線した。 -
寝台車は、満席で取れなかった。
ダッカまで夜行列車1等座席を購入。
バングラデシュでは列車名で予約を取るようだ。
購入したのはDHUMKATU EXPRESS。
ClassはSNIGDHA
Coach-Seat No.はKHA 79-80
334タカ(334円) -
ホームに車椅子で生気が抜かれたような様子の女性がいた。
真紅色した液体の点滴をしている。
輸血だろうか。
家族とおぼしき男性が車椅子を押す。
点滴スタンドはない。
妹なのか若い女性が真紅色の液体を顔面蒼白の女性の顔より高く持ち上げていた。
しばらくして駅員が現れ、車椅子から顔面蒼白の女性を降ろした。
そして車椅子をどこかに戻しに行った。
なぜ?
電車が来るまで貸してあげればいいのに。 -
重病の女性家族は私の数列前の座席にいた。
健康体でもきつい夜行列車の。
重病人が座席で移動しなければならない現実を目の当たりにして心が痛む。
日本なら救急車を呼べるのに・・
衰弱し、もはや点滴も受け付けないのか、
いつまでも減らない点滴(輸血?)にアジアの最貧国といわれる現実を見た気がした。 -
眠れぬ夜をやりすごし早朝エアポート・トレイン駅に着く。
降車客に出口へ押され点滴家族の姿は確認できなかった。
ダッカの大きな病院で助かることを祈るのみ・・
日本を離れて気づくことも多い。
特に医療関係だ。
あの痛々しい点滴姿は脳裏から離れない。 -
早朝の駅近くをぶらぶらしていると数人の男性が新聞に広告をはさんでいる。
-
ダッカでも新聞配達があったのだ。
自転車で配るようだ。 -
ダッカの乗り合い三輪には鉄格子があった。
ちょっとびっくり。
ダッカの高級住宅街、ウッタラ地区のホテルあじさいへ向かう。 -
日本食レストラン「ながさき」の上階がホテルあじさいだ。
ホテルのほかに旅行会社も営業している。
このホテルはネット検索でみつけた宿である。
ラジシャヒから電話で予約をいれた。 -
日本人経営の宿で女将は肝っ玉母さんの田中千鶴さん。
田中さんはバングラデシュの貧困層の若者を雇用しレストランで仕込んでいる。
一度会うと女将のファンになる人も多いと思う。
姉御肌で明るくて優しいひとだ。
1階は日本食レストラン「ながさき」 -
ホテルあじさい(1、2泊目の部屋)
1泊朝食(和食)付き3200タカ(3200円)
部屋はマルだが立地なのか乾季でも蚊が多い。 -
ホテルあじさい 浴室洗面所
-
ホテルあじさい(3泊目の部屋)
-
日本食レストラン「ながさき」で頂けるお昼のお弁当。
中国の人件費アップでバングラデシュに工場をシフトする企業が多く、ホテルあじさいも仕事関係の宿泊客が多い。
こちらのお弁当を毎日持参している人もいた。 -
観光へ出発
ウッタラからグリスタン
グリスタンからファームゲイトへ。
バス移動。 -
ダッカにて
-
こちらは「ドイ」というヨーグルトムースだ。
さっぱりしているのにコクがありクセになる。 -
パパピチャというものらしい。
変な味の甘いお菓子でわたしは苦手。 -
タマゴのコクが濃厚なプディング。
うまし! -
ダッカにて
-
ダッカにて
-
楽しみにしていたバングラデシュ国会議事堂。
バングラデシュ国会議事堂は壁による二重皮膜を大々的に用いた例として有名な建築だ。
ルイス・カーンに設計が委嘱されたのが1962年。
完成は1983年。
完成まで紆余曲折の20年だったに違いない。バングラデシュ国会議事堂 (ジャティヨ ションショッド) 現代・近代建築
-
1971年に始まる独立戦争で工事は中断、
カーンは1974年に竣工の姿を見ず世を去った。バングラデシュ国会議事堂 (ジャティヨ ションショッド) 現代・近代建築
-
バングラデシュ国会議事堂と向き合うのは赤レンガの官舎。
ダッカの冬は、明け方が特にひどい霧である。 -
外観は白っぽい打ち放しコンクリートに白大理石のボーダーがアクセントになっている。
時代を感じない芸術的な建築だ。バングラデシュ国会議事堂 (ジャティヨ ションショッド) 現代・近代建築
-
二重皮膜とは、格子状の日よけをつける代わりに円形や三角形にくり抜いた壁を窓から距離をおいて建てているものだ。
日差しを避けるために窓から距離をおいて壁を立て、それに円形や三角形の孔をあけ表情をつくりだしているというわけだ。バングラデシュ国会議事堂 (ジャティヨ ションショッド) 現代・近代建築
-
二重皮膜はインドやバングラデシュなど灼熱の地で威力を発揮する建築だ。
これをアメリカ人建築家であるルイス・カーンが美しい意匠で設計しているのもすごいことだ。バングラデシュ国会議事堂 (ジャティヨ ションショッド) 現代・近代建築
-
某有名ガイドブックに国会議事堂から旧アユブ中央病院まで1kmと書いてある。
が、これは違うでしょ。
歩いたら遠いこと。
やっと病院の正面玄関が見えたときは、ヤレヤレだ。 -
1963年に「アユブ中央病院」として設立され、その後シャヒード・スフラワルディ病院に名前が変更された。
場所はダッカのシェール・エ・バングラ・ナガルに位置している。 -
病院入口のアーケード、
-
旧アユブ中央病院は1969年に診療部門と職員宿舎をルイス・カーンが設計した。
国会議事堂は近寄れないが、この病院は間近で見られるのがいい。
-
レンガを使い単純な空間をアーチ構造の反復で造っている。
-
モダンでありながらイスラム建築との連続性を感じさせるものがある。
限られた建築材で、芸術的意匠の建築を生み出すルイス・カーンはやっぱりすごい建築家だ。 -
ホテルでノートパソコンを開くと緊急メールが入っていた。
義母が緊急手術することになり大至急帰国せよと。 -
ロケットスチーマーに乗り南下する予定だった。
が、それどころではない。
日本を発つときは、あんなに元気だったのに・・
日本までのルートを考える。 -
マレーシア経由も考えたがカトマンドゥでネット予約したダッカ~バンコク~ヤンゴン便のダッカ~バンコク間の搭乗日が変更できることがわかった。
この便をまず変更しバンコクまではの足は確保する。
次はバンコク~関空の航空券だ。 -
タイに勤務する日本人駐在員の帰国と重なり年末のチケット手配は大変だった。
それでも、女将をはじめBD Travel HomesのNさん、Nさんの仕事関係のお仲間であるYさんの多大な助けがあり目処がたった。
深く感謝、感謝。 -
お二方のお力添えで12月27日バンコク発関空行きのJAL便が手配できた。
ただしクレジットカードは使えずドルをタカに両替しタカ払いであった。
日本語で相談できたのは心強かった。 -
ダッカ発バンコク行きのバンコクエアウェイズの搭乗日変更手続きも済んだ。
-
いよいよダッカを発つ前日、
「ショドルガット」フェリーターミナルへ行ってみた。
伝統的な外輪船「ロケットスチーマー(Rocket Steamer)」が発着する巨大フェリーターミナルだ。 -
係留していた夜行フェリーを眺めいつか乗船できることを夢見た。
-
ダッカを発つ日の朝、これからブータンに向かうご夫婦と同席し朝食。
ロケットスチーマーに乗ったものの霧で数時間遅れ予定した観光もままならなかったとのこと。
クルナからバスでダッカへとんぼ返り10時間乗車したと話していた。
鉄道も霧で運休になることもある。
昆明発ダッカ行きの飛行機に乗った人は。
ダッカが霧のため大幅に到着が遅れたそうだ。
冬は霧に要注意である。 -
空港へ。
ホテルから空港まで歩いてみた。
8時5分あじさい出発
8時20分駅前の陸橋着
空港着8時半。 -
冬のダッカ名物の霧のため早朝3時15分発が10時50分発に変更になった。
当初、一時帰国がなければ朝6時45分にバンコク着、9時15分発ヤンゴン行きに乗り換える予定だった。
予定通りだったら危なかった。 -
出国審査にて。
陸路でインドから入国したのか?
バングラには何日滞在したのか?
どこをまわったのか?
バングラデシュはよかったか?
バングラデシュは好きか?
またこの国に来たいか?
と気さくにニコニコしながら尋ねられた。
出国審査通過後素焼きの器入りドイを食べた。
ここのは酸っぱかった。 -
1時間遅れでダッカ出発。
チキンのクリーム煮とポテトのミルフィーユ。
機内食は意外に美味しかった。
ビールはLEO BEER、ワインのおかわりもOK -
写真と関係ない余談だが・・
荷物は、通常自動的に到着地にリレーされるが、バングラデシュ発券では、システムがアナログなため、一度出国手続後荷物を自分で受け取る必要がある。(eチケットではないため)
これがややこしかった。
航空会社の案内所で聞いたら最終目的地に届くはずとの回答。
アナログ式が採用されている国が存在することなど知るよしもない。
心配になりベルトコンベアーへ行ってみたら、かわいそうに荷物が端に放置されえいた。
荷物を受け取り、チェックインカウンターへ。
スタッフの姿はなく、トランジットにもかかわらず、通常通りのチェックインタイムまで出発ロビーで待つはめになった。ややこしい・・ -
乗換えに疲れ、JAL便でバンコクから関空へ、そして神戸へ。
危ない状況だった義母は手術後少しづつ快復していった。
義母が個室から大部屋へ移動したのを見届けて旅の後半を再開することとした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- カスピ海さん 2014/01/06 10:31:22
- ルイス・カーンのバングラデシュ国会議事堂
- kodeyanさま
新年おめでとうございます。
今年もワレワレを導いてくださるすてき旅行記を楽しみにいたしております。
kodeyanさんの旅行記ではじめて知ったバングラデシュ国会議事堂を見に行きました。ダッカに行ったら絶対行こうと決めていました。ありがとうございます。よくわからない素人なりにも、すごかったです。
公園側から眺めたのですが、近くには水辺があったのですね。あっらー、そこ見てないです。。
旅自体はパハルプール行きがストで市外へ出るバス全線がストップして、めためたでしたが、この建物が見られて満足です。紹介してくださったおかげです。行ってよかったです!
カスピ海
- kodeyanさん からの返信 2014/01/06 17:02:30
- RE: ルイス・カーンのバングラデシュ国会議事堂
- カスピ海さん こんにちは
あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
旅行記拝見しました〜
なんと、なんとバングラデシュでしゅか!
感想を書きにカスピ海さんのところに
お伺いしますね。
ではでは☆彡
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