大連から瀋陽行き１３時５０分発普通快速硬座の切符2枚が購入できた。<br /><br />ケンタッキーのＡセット３３元とＢセット２８元をテクアウトし乗車する。<br />通路まで人で埋め尽くされた車内でケンタッキーがみつめられている。<br /><br />視線が痛い。<br />瀋陽まで硬座が４９元、ケンタッキーは高級品なのだった。<br />忘れられない６時間をすごし瀋陽に着いた。<br /><br />瀋陽に一泊した翌朝、瀋陽から110ｋｍ離れた調兵山に向かう。<br />飛び込みで宿を決めSL撮影許可証を入手するまでの旅行記です。<br /><br />写真は瀋陽南站（旧奉天駅）<br />１９１０年竣工　当時の満鉄最大の駅<br /><br />大田毅設計　赤レンガの壁にオーダー、つけ柱を装飾したフリークラシック様式（東京駅を設計した辰野金吾が流行させた様式）<br /><br /><br />

中国遼寧省　瀋陽　調兵山　アジア周遊158日（5）

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2011/11/04 - 2011/11/06

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#バックパッカー

旅行記グループアジア周遊158日　2011.10～2012.3

kodeyanさん

大連から瀋陽行き１３時５０分発普通快速硬座の切符2枚が購入できた。

ケンタッキーのＡセット３３元とＢセット２８元をテクアウトし乗車する。
通路まで人で埋め尽くされた車内でケンタッキーがみつめられている。

視線が痛い。
瀋陽まで硬座が４９元、ケンタッキーは高級品なのだった。
忘れられない６時間をすごし瀋陽に着いた。

瀋陽に一泊した翌朝、瀋陽から110ｋｍ離れた調兵山に向かう。
飛び込みで宿を決めSL撮影許可証を入手するまでの旅行記です。

写真は瀋陽南站（旧奉天駅）
１９１０年竣工　当時の満鉄最大の駅

大田毅設計　赤レンガの壁にオーダー、つけ柱を装飾したフリークラシック様式（東京駅を設計した辰野金吾が流行させた様式）

エリア

瀋陽(中国)

瀋陽で当てにしていた宿に行くと
前は日本人を泊めていたが今はダメになったと断られた。

外は暗いので駅に近い和平賓館へ。
交渉したら２００元が１５０元（１９００円）になったので即決する。
和平賓館
和平賓館　
バイキングの朝食付き
朝食後、街の散策で屋台をみつける。

玉子、野菜、ソーセージがはいったクレープのようなものが美味しそうだった。
夜に行ったらいなかったので朝限定だったようだ。
残念。
東北地方は寒いので焼き芋の屋台もあった。
茶葉蛋
ウイグル人が営んでいる串焼き屋台は盛況だった。
タシュクルガンやカシュガルを思い出した。
昼食
排骨米飯　小份　15元
酸菜抎肉　毎份　16元

中国東北地方は食べ物が美味しい。
瀋陽站もじっくり見てまわった。
瀋陽站
瀋陽站

こちらは柱の装飾。
一見の価値ありの駅舎だと思う。
瀋陽站前
瀋陽駅前のバス乗り場
翌日に備えて調兵山行きバス乗り場を確認しておく。

筆談で聞いて教えてもらった。
バス乗り場確認OK
中山路（旧浪速通り）の大原街郵政局は旧奉天郵便局。
旧奉天郵便局
中国の郵便ポストは緑色だった。
秋林公司は旧藤田洋行だった。
同じく秋林公司
旧朝鮮銀行（現・華夏銀行）

中山広場の旧朝鮮銀行奉天支店だった建物
旧朝鮮銀行奉天支店（現・華夏銀行）　
朝鮮銀行奉天支店旧址　石碑の案内板
中山広場　旧奉天警察署

現在は瀋陽市公安局
旧奉天警察署
旧奉天警察署
奉天警察署旧址　石碑の案内板
中山広場　遼寧賓館
旧奉天ヤマトホテル　１９２９年竣工

設計コンペで優勝した小野木横井共同事務所が設計
1927年に当時の満鉄によって建設された
旧奉天ヤマトホテル（大和旅館）

アールデコ調の装飾が施された建物は、
中国を代表するオールドホテルの一つとなっている。
中山広場　旧東洋拓殖株式会社　奉天支店　（現・盛京銀行）
東洋拓殖株式会社　奉天支店旧址　石碑案内板
旧横浜正金銀行奉天支店
今は中国工商銀行瀋陽分行中山広場支行
中山広場からさらに人民公園へ向かっていくと
ほかにもレトロな建物が残っていた。
当時はどれほど美しい街だったことか
街歩きが楽しい
散策していてワクワクする
しかし建物が老朽し1階店舗が退去しているところも多い。

そのうち取り壊されて高層ビルになるのだろうか。
中山広場　毛沢東像
旧満洲赤十字奉天分社
翌日

バスで調兵山（ダオビンシャン）へ向かう。
南一馬路上に乗り場があることは確認済み。

瀋陽から調兵山まで110ｋｍ　汽車（バス）で所要３時間弱。
藩陽→調兵山客運新站　バス運賃は30元
調兵山客運新站に到着し、
火車站と書いた紙を見せたら大通りの向こうから
ミニバスに乗ればいいと教えてくれた。

これがその２番のミニバス。運賃1元。
町のはずれにある調兵山客運新站から
調兵山駅までミニバスで３０分かかった。

右の建物が調兵山站。
大きいのでびっくり。
調兵山站
站のまわりに３軒ほど賓館があり聞いたらすべて日本人ＮＧ。

選択肢は宝平国際賓館しかなさそう。
高そうなのでびびる・・
飛び込みで聞くと特別価格提供期間中だったらしく
ツインで１５８元（２０００円）と幸運な展開に。
今まで泊まった中国の宿では最高のコストパフォーマンスの宿だった。
綺麗で清潔
エアコンは効くしお湯も満足、朝食つき。
宿を確保しランチタイム。

「県金麻辣香鍋」と看板のある店に直感で入店した。
鍋ではなく選んだ食材を炒めてくれる店だった。
この店が大正解。
うまいのなんの。

中国うまうま大賞だ。
二人で１５元（２００円）でおなかいっぱい。
昼食後、調兵山駅1階の遼寧火車頭国際旅行社へ。
ＳＬの撮影には許可証がいる。

許可証代１００元を払い首から下げる許可証をもらう。
SL撮影許可証　裏面
鉄煤集団専用鉄道の時刻表をいただく。

調兵山站１４：２６発
大青行き３０３列車がＳＬ牽引なのでこれに乗車決定。

SL撮影編につづく