中国からネパールへ。<br /><br />ネパール側国境のコダリから４キロのところに温泉があるという。<br />地図も宿の情報も持ち合わせていないが行ってみることにした。<br /><br />写真は、湯加減最高のタトパニ温泉うたせ湯

ネパール　タトパニ温泉　中国国境に近い渓流沿いの温泉へ　アジア周遊158日（12）

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2011/11/21 - 2011/11/22

14位(同エリア86件中)

#温泉

旅行記グループアジア周遊158日　2011.10～2012.3

kodeyanさん

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中国からネパールへ。

ネパール側国境のコダリから４キロのところに温泉があるという。
地図も宿の情報も持ち合わせていないが行ってみることにした。

写真は、湯加減最高のタトパニ温泉うたせ湯

エリア

その他の観光地(ネパール)

中国の樟木（ダム）で出国手続き
ネパールのコダリで入国手続き

中国出国時に書類に押すハンコが足りないとかで
ガイドがどこかへハンコをもらいに行く。
１時間半も中国～ネパール国境で待たされたが無事出国できた。

そしてタトパニ温泉を目指す。
ネパールで温泉のことをタトパニという。
タトパニ温泉は温泉温泉になってしまうのがおもしろい。
コダリからのアクセスを模索する。

イミグレで声をかけてきたカトマンドゥ行き乗り合いランクルの客引きの兄ちゃんに聞いてみた。
タトパニまでタクシーで５００ルピーだといっていた。

しかし、そのタクシーを探すも見当たらない。

カトマンドゥ方面へ向かうバスに乗り途中下車すればいいと思う。
が、バスもなかなか見つからなかった。
あちこち聞きまわり、やっとバスを探し出した。
そしてバスに乗りこむと乗客全員が外に出された。

大量の物品（特にラサビール）をバス車内からルーフに載せるのに
乗客と荷物が邪魔で一度全員を外に出した様子。

９時半にネパールに入国しバスに乗ったのは11時。
バスは１０ルピー。
時間はかかったが日本円にして１０円で温泉に着いた。

バスのルーフに乗っている人は落ちないのだろうか。
日本の温泉街のようにウエルカムゲートがあった。

アーチの横にある建物が温泉入口でここで利用料１０ルピー／人を払う。

ゲストハウスの案内板でもあれば助かるがない。
バスを下車したところでダンナに荷物番をしてもらい勘で宿を探す。
温泉街の様子
いくつかゲストハウスをあたる。

ゲストハウスは、数軒あり建築中のものもあった。
客室が多そうなＦＡＭＩＬＹ　ＧＵＥＳＴ　ＨＯＵＳＥは１２００ルピー。
高いといったら９００ルピーに下がった。
ＭＡＩＴＥ　ＬＯＤＧＥと隣りのＴＡＴＯＰＡＮＩ　ＬＯＤＧＥ
どちらも７００ルピー（トイレ洗面所つき）だった。
温泉入口に近く便が良さそうだ。

女将の感じがＭＡＩＴＥのほうがよかったのでＭＡＩＴＥ　ＬＯＤＧＥにした。
ＭＡＩＴＥ　ＬＯＤＧＥの１階は売店と食堂になっている。

ラサビールが買えるが１２０ルピーもした。
ＭＡＩＴＥ　ＬＯＤＧＥ室内

トイレ洗面所共同だと５００ルピー
ＭＡＩＴＥ　ＬＯＤＧＥは、Ｋｏｓｈｉ　Ｒｉｖｅｒ沿いに建っている。
水シャワーしかなかったのでお湯は出ないのか聞くと
窓から温泉施設を指差す。

「あそこが温泉。どうせ温泉に行くんだから必要ないでしょ」
といわれてしまった。
崖崩れが心配になる立地にある温泉地だ。
入湯料２０ルピーなり
２０円で温泉・・泣けてくる
青い屋根の建物が食堂で食堂の下が丸見えの脱衣所だ。

脱衣所の向かいがうたせ湯と共同浴槽になっている。

さらに奥には貸し切り風呂がある。
男女別うたせ湯

湯温は４３から４４度くらいだろうか
若干熱めで冬に打たせ湯で浴びるにはベストな温度
温泉も濃いようで１０分も浴びると湯あたりをおこしそうになった。

湯口の下に腰掛に調度よいステップがありそこに腰掛けながら打たせ湯を浴びるとこれがまた気持ち良い。

若干鉄臭がしたのと停電が頻繁におこる国で加熱するとは考えられず源泉かけ流しの本物の温泉と推測する。
うたせ湯隣りが共同浴槽だ。
動物園の檻のような雰囲気でギョッとした。

こちらの利用料は４０ルピーで別途必要である
２０ルピーで利用できるのは、うたせ湯のみ。
共同浴槽はダンナがいうには、ぬるかったそうだ。
丸見えの脱衣室
この奥が貸切風呂になっている
一人用と二人用あり

ツーリスト価格もある
貸切風呂二人用

ツーリスト価格で３００ルピー（シングルは１５０ルピー）

利用時間は扉に４５分と書いてあった。
貸切風呂二人用

利用後、湯は抜き掃除していた。
やはり裸ではいる温泉は最高だわ。
レストランも利用してみた
フィンガーポテト60ルピー　コーラ45ルピー

このトマトケチャップ風のものは
舐めてみたらすごく変な味がした。
鶏唐揚げは３００ルピーと高い

揚げすぎで硬かった
連日通った食堂「TAPLE　JUNG　RESTAURANT」

弟思いのお兄ちゃんがいつも弟の世話をしている。
夫婦二人で切り盛りしている食堂だ。
ピリ辛麺50ルピー
テレビもゲームもなくても
弟の面倒をみることが楽しくてしょうがない
といった様子なのだ。

この食堂に通いネパールには古き日本の良さがあるような気がした。

ネパールもいい国だな、と思った。