17 土砂降りのタルトゥ

2011/05/16 - 2011/05/16

この旅行記は時系列的に「タリンからタルトゥへ列車で向かう」からの続きです。

２０１１年５月１６日月曜日、タリンから列車でタルトゥに向かいました。

列車については
「タリンからタルトゥへ列車で向かう」をご覧ください。

タルトゥの街についてはこちらで調べられます。
http://www.visittartu.com/?set_lang_id=2

エリア タルトゥ(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

タルトゥはエストニア南東部の主要都市です。
列車で到着した１０：４０ごろはまだ雨は小降りでした。

駅は郊外にあるので歩いて主要な見所にむかいます。

写真は歩いて２０分程で到着した「大聖堂」。
半分廃墟のようになっています。廃墟のように見える部分に塔があって登れるらしいのですが、入口などがよくわからないうえ、遠足か何かの子供たちがたくさんいて近づけませんでした。

しっかりした建屋の部分は博物館になっていますがその日はお休みでした。

大聖堂のある丘には「悪魔の橋」と「天使の橋」という二本の橋があります。
丘を貫くLossi通りをまたぐ形でかかっています。

タイトル写真が悪魔の橋でこれが天使の橋。
なぜそう呼ぶのかは知りませんが、天使の橋より悪魔の橋のほうがカッコいいです。
しかも天使の橋はなぜか落書きだらけでした。

丘の上から見たタルトゥ。

とんがり屋根は聖ヨハネ教会。
私が撮影しているのは元火薬庫を利用した「世界一天井が高いパブ　プスィロフ・ケルデル」のちょうど上です。
丘をくりぬいているので外側からはわかりづらいですが。

丘を下ってラエコヤ広場に到着。
大聖堂から直行すれば５分も程度の距離です。

奥の建物が市庁舎でツーリストインフォメーションが入っています。
雨の中消防署関連のイベントの準備中でした。
月曜日なので観光客も少ないようで、さびしいラエコヤ広場です。

ラエコヤ広場東端にあるタルトゥ美術館。

ガイドブックによると「バークレイ」の家という傾いた建物を美術館として利用しているそうです。
傾いた家にどうやって美術品を展示しているのか興味がありますが、残念ながらこちらも今日はお休みです。

だんだん雨脚は激しくなってきています。

聖ヨハネ教会。
ここも５月まで月曜もお休みなのです。

建物がぎっしりつまっているタリンと違い、こうして教会全体を引いて撮影できるのがちょっと新鮮です。

タルトゥ大学です。

本日ただ一つ入場できた場所で、中に大学美術館があります。
美術館そのものはあまり広いものでもなく、これといった重要な展示物があるわけでもないですが、大学の中に入れるのは面白いです。

リュートゥリ通り。

聖ヨハネ教会裏からラエコヤ広場にまっすぐ伸びる道。
歩きやすいレンガ敷きで、休日にはにぎわいそうな感じです。

リュートゥリ通りをMunga通りでエマユギ川方面へ曲がるとこんな建物が。

地図のマークで教会だということはわかりますが名前がわかりません。

川沿いの大通り、Vabaduse通りをバスターミナル方面に歩いていくと、豚の銅像に遭遇。

この像の前の建物は市場でした。
中ではもちろん豚肉を売ってます。
肉だけでなく野菜もパンもチーズも売ってます。
魚はバスターミナルの先にある別の市場で売っていました。

タルトゥを貫くエマユギ川。

平らな国の川はゆったりと流れています。
しかし雨が午後には横殴りの土砂降りになり、川面も波立ってきました。
橋を渡って見たのですが、さえぎる物のない川の上では傘が飛ばされそうなほどの降りで、鞄も靴も、スカートまでびしょぬれ。
現地の人があまり傘を使わず、フード付きのパーカーで歩いているのも納得。
パーカーだけでは足が濡れてしまうではないかと思っていましたが、あんな降りでは傘をさしていてもどうせ足は濡れてしまうのです。

タルトゥで昼食を食べた店です。

店を探し歩くゆとりもないので、ラエコヤ広場のカフェです。
パスタを食べましたがおいしかったです。

帰りはタリンまで直行のバスで帰りました。

「タルトゥからタリンへバスで戻る」へ進んで頂くと時系列的につながります。