タルトゥ [エストニア]・・・・・Lux express でバルト三国を走る

2014/06/21 - 2014/06/22

６月１５日　　名古屋ーヘルシンキービリュニス着　（リトアニア）　ビリュニス泊
６月１６日　　トラカイ　　　　　　　　　　　　　ビリュニス泊
６月１７日　　ビリュニス　　　　　　　　　　　　ビリュニス泊
６月１８日　　リガ　　　　　　　　（ラトビア）　リガ泊
６月１９日　　野外博物館　　　　　　　　　　　　リガ泊
６月２０日　　市内巡り　　　　　　　　　　　　　リガ泊
６月２１日　　タルトゥ　　　　　　　（エストニア）タルトゥ泊
６月２２日　　タリン　　　　　　　　　（エストニア）タリン泊
６月２３日　　タリン　　　　　　　　　　　　　　　タリン泊
６月２４日　　タリンクシリアラインでヘルシンキへ　　ヘルシンキ泊
６月２５日　　ヘルシンキから　６月２６日名古屋着


今日はリガからタルトゥへ向かいます。
リガから２時間。この区間も出発前にネットでＥ−Ｔicket購入。
タルトゥはエストニアで二番目に人口の多い都市。

タリンが政治経済の中心である対しタルトゥはエストニアの文化首都だと地元の人々は自負しているそうです。
過去の歴史の中で一時バルト・ドイツ人の町として発展し１２８０年には「ドルパット(Dorpat) という名前でハンザ同盟の加盟都市となる。
ここにはエストニアで最も優秀な学生が集まるタルトゥ大学があり、
ここはスウェーデンの統治時代グスタフ王によって建てられた歴史ある建物でその後著名な卒業生を輩出したそうです。
エストニアはIT大国で有名なことは知っていましたが、ここタルトゥがその基盤とは知りませんでした。

さて、旧市街はそれほど大きくなく半日あれば主だった場所は回れそうです。
大学カフェの２階のテラスで美味しいランチをとり、楽しいひと時でした。
その後に歩いた大学の裏手にあるトーメの丘は緑豊かで静かな場所でした。
夕食にはトーメの丘をくり抜いて造られた１８世紀の広い火薬庫を利用したというレストランにも行ってみました。酒場のような雰囲気で好きです。
ただ、散歩を楽しむあまり時間を忘れおもちゃ博物館、市民博物館に行けなかったのは残念でした。
また機会があれば。。

DORPAT HOTEL 泊

エリア タルトゥ(エストニア)

• 旅行の満足度: 3.5

今日はリガからタルトゥへ。やはりLUX　EXPRESSです。
ヴィリニュスーリガ間は静かな走りでしたが、リガータルトゥ間は道路がでこぼこでかなり揺れました。

今回は普通席。通路を挟んで左右２席づつ。
このバスは満席に近い状態でした。
やっぱり予約しておいてよかった。

リガ８時４０分発　タルトゥ１２時４０分着　ちょうど４時間です。
一日３便。タルトゥを観光するならこれしかありません。
後は夕方発か夜間発です。

ちょうど２時間でバスはターミナルに到着。
今夜のホテルはバス停のすぐ目の前でとても便利。

バスターミナルのすぐ前には大きなショピングモールがあります。
「ＲＩＭＩ」ここです。

チェックインを済ませ部屋に。前払いでした。

ドルパットホテル。
思った以上に清潔、綺麗なホテルでスリッパ、バスローブもありました!
部屋は６階のリバービューなので窓からの風景が素敵！

あまりの眺めの良さにい備え付けのコーヒーマシーンでエスプレッソを一杯。続けてもう一杯(笑)
座ってばかりのバス旅の疲れをとるのにちょうどいい一服。
あ〜いい香り。美味しい〜。
しばらく窓の外のエマユギ川の美しい景色を眺めつつ。

空の青が川面にこんなに美しく映ってます！

部屋でのティータイムの後、ホテルを出るとすぐ散歩にぴったりの歩道があるので歩いて旧市街へ。

空は真っ青でなんと気持ちいいこと！

今夜のホテル。最高の立地です。
川沿いの歩道を散歩しながら旧市街へ。

川沿いを少し歩くと旧市街が見えてきた。
どうやらこの枠から見てください「市庁舎を！」ということでしょうか。
面白い発想。

これが市庁舎。可愛い建物です。

散歩道の左手には市庁舎の見えるこじんまりとした旧市街。
右手はこんな橋がかかっていてその向こうは広大な公園。

さすが〜、バルト三国っぽい可愛い人形。

市庁舎に向かってこのようにずらーっとテントが伸びてます。
その割にはお客さんはほとんどいない
おそらく夏のシーズンには満席になるのかも。

この光と影。眩しいくらいに明るい空。

マンホールの蓋。興味あり＾＾

広場のシンボル、キスの噴水。

ＩＮＦＯ。立ち寄りませんでした。

市庁舎の横の脇道に入るあたりにあった壁画。

左の白い建物がタルトゥ大学。
正面がヨハネ教会。
私たちは大学カフェでお昼を食べることにしました。
遅い昼食ですが。

ここがカフェ入り口。

とても愛想のいい女性に案内され２階へ。

壁にこんな面白いものが。

２階に案内されたが「テラスもありますよ。」と言われこちらに決めた。
日蔭は冷えるので膝かけが置いてあります。

まずはいつものようにビールで乾杯。お疲れ様＾＾

ここからの眺めは素晴らしい。
雲の流れが激しく真っ青の空になったり、雲が広がったり。

注文したのはこれ。バルト３国はどこでもとても手頃なお値段なので嬉しい＾＾

ランチにしては遅すぎるので二人でビールのおつまみに。

真ん中にあるのがヨーグルト味のソースだったかな。
どれもこれもとても美味しいでした。
右下のはパン。これもいい味。

そして可愛い絵柄のメニュー。

せっかくだからデザートも食べたい。タルトタタンを注文。これがまたおしゃれ〜な盛り付け。
思わずにっこり＾＾

その後大学に寄って懲罰室を見学。

シーンと静まり返っていたので誰もいないと思ったのですが、それらしきドアを開けるといました。女性が二人。

頼むと懲罰室に案内してくれました。
なかなか興味深い。
ここで不良学生が確か一週間ここに閉じ込められたそうです＾＾
１９世紀の話。

壁にはいろんな落書き。

確か最上階だったような記憶が。。

大学を出るとすぐ目に着いた面白い窓、窓。
とってもユーモラス。
この中には卒業生の著名人もいるのかも。

カフェに行く時は背中側になるので気付かなかった。
タルトゥ大学美術館？

これ、子供が顔を出すと可愛いな。

さあ、つぎはトーメの丘へ。
ここは侵略者を防ぐ要塞であったと同時に、様々な伝説に彩られた神聖な場所だったとのことです。

静かで爽やかな森のような雰囲気。

ここには
歴史博物館、大聖堂があります。

歩き進むと見えてきたこれが黒ずんだ悪魔の橋。最初のエストニア共和国が誕生する５年前、１９１３年ロマノフ王朝３００周年を記念してロシア皇帝に捧げられ造られたそうですが「悪魔」とは圧政、侵略に対してに込められた気持ちが表れているような。。
おそらく後に「悪魔」となったんでしょうが＾＾

こちらクリーム色の明るい雰囲気の「天使の橋」１８３８年初代学長に捧げられた橋。

夕食に来ようとホテルに戻る前に探しておいたプスィロフ・ケルデル。
なるほど丘がくり抜かれています。

入り口に飾ってあったナスタチウム元気いっぱいに咲いてました＾＾

ここも夏にはお客さんでいっぱいになりそう。

中は木造りでなかなかワイルドな感じ。

インテリアとして数多くぶら下がってるカップ。書いてあるのは人の名前かな？
日本の印鑑みたいに(笑)　ふと、想像しました。

ビールを注文したらここにはこの地方の［ｓａｋｕ」という銘柄しかないとのこと。

ペッパーステーキ。ボリュームたっぷり。
お料理はバルト３国、どこで食べてもよい塩加減。私たちには＾＾

鳥肉のフリッター。こちらもたっぷりです。これも揚げ物なのにさっぱり美味しかった。

お皿に山ほど盛り付けられ。

ホテルでの朝食。

翌朝出発までに時間があるので散歩。

自転車置き場も何やら文字がアレンジしてあり面白い。

昨日は閉まっていた市場。私の好きな「ぶた」がシンボル？

新鮮そうなお肉が種類も多く並べられてます。

日曜日だからか釣り人の姿も。へぇ〜、こんなところで釣れるんだ。

対岸は緑

橋を渡って行ってみました。
この先が新市街のようです。

橋には全面にこのように大きく引き伸ばしたいろいろな写真が展示されてました。
その一部です。