7 タリンのホテル「Metropol」

2011/05/14 - 2011/05/17

旅の楽しさや風景は他の文章上手の方、写真上手の方の素敵な旅行記がありますので、私は旅行の手段についてのみ報告させていただきます。
ホテルの予約についてと、泊まった感想、設備などを報告します。
ホテルの情報は
http://www.metropol.ee/index.php?lang=eng

時系列順にご覧いただいている方は
「ヘルシンキからタリンへ高速艇で到着する」からの続きです。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

予約はオクトパストラベルhttp://www.octopustravel.co.jp/sys/から。
一泊3,400円（朝食なし）という安さはさすがエストニア。
ヘルシンキのホテルから移動してきたので、その広さと設備に感動ものです。ここに３連泊しました。

立地は新市街地のショッピングモールにも旧市街地にも徒歩５分圏で大変便利です。
すこしわかりにくい場所にありますが、メレケスクスや建築博物館がある北側の通りから来るのが一番わかりやすいと思います。博物館を背に南向きに見渡すとホテルの建物がすぐ目に入るはずです。

ホテルの前にはタバコを吸う人々がたむろしていて、ちょっとガラが悪い感じにも見えますが環境が悪いわけではないようです。

フロントの写真です。ヘルシンキのビジネスホテル然とした佇まいとは打って変わって、私には居心地が悪いくらいの立派さです。

フロントの人は愛想がなく、朝「グッドモーニング」と言って前を通っても一度も挨拶を返されたことはありませんでした。
私の発音が悪いのかもしれませんねえ・・・
　　
ここでタリンカードを買いました。小冊子もちゃんとくれます。この小冊子の交通地図がとても便利です。

フロントのあるフロアにレストランやカフェ、エステショップがあります。どれも利用していません。

シングルルームを予約したのですが用意されていたのはツインルーム。なんという広さ！明るさ！
最近アジアの安いホテルばかり泊まっていたので、タオルにホツれがないとか床がざらざらしてないとか、毎日ベッドメイクがきちんと同じセッティングになっているとかいう点で感動してし、めずらしくルームチップを多めに置いてしまいました。よく考えると当たり前ですよね。

部屋にはテレビも冷蔵庫もあるのですが、部屋に入った時にはテレビのコンセントは抜かれたまま、冷蔵庫はスイッチがオフでした。これって結構エコですよね。でも、冷蔵庫のスイッチは忘れずに入れておきましょう。ビールを買って帰った時にショックです。

さすがにバスタブはありませんが、シャワーブースには段差がありシャワーの湯がトイレの方に流れないようになっています。シャワーカーテンもついていました。

ヨーロッパらしくゴミの出るアメニティは一切ありませんが、備え付けボトルのシャンプーはあります。
ドライヤーも壁に備え付けのタイプのがありました。

コップとハンガー以外に備品と言えるものがなにもない室内ですが、酒屋のパンフレットと栓抜きが目立つ所にあります。
ですから、瓶ビールを買って帰っても安心なのです。さすがエストニアですね〜

コップにさしてある花束は私がヴィル門の出店で買ったものです。ちょうどコップに入るサイズだったので買ったのですが、もしかすると何かの目的専用の花かも？ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

そういえば前日泊まったヘルシンキのホテルにもポットや金庫がありませんでした。ヨーロッパはそういうものですかね。

そういえばこのホテル、靴のつや出しスポンジが部屋に置いてありました。あれは本当に助かります。ロビーにも靴磨きマシンがありました。

ホテルのサウナのドアです。

朝の決まった時間、男女入れ替えで宿泊者はサウナが無料だそうです。
入る時間はないけれどちょっと覗こうと思って、７：３０（サウナが女用の時間）ごろ行ってみましたがドアはロックされてました。
日本の大浴場のように勝手に行って入れるものではないようです。

それにしてもサウナ料金２５ユーロは高いですね。
きっと立派なサウナなんだろうな〜
無理してでも入ればよかった。

サウナでのボディケア（マッサージ）のほかに、１Ｆのエステコーナーでのマッサージメニューがありました。実際に利用していないので詳細は分かりませんが、フットマッサージ、ジャパニーズマッサージなど旅行疲れには助かりそうなメニューがたくさん載ってました。

部屋から撮った景色です。日没が２３時ごろなので夕焼けや夜景を撮るのが大変です。

隣の１６ユーロホステル側からメレ大通りに出て左に曲がるとすぐに「Mere Puieste」というバス（トラム）停があります。ここからはタリン駅方面へのトラムにすぐ乗れます。思っていたよりホテルから近くて大変便利でした。

ホテルの周辺はロシアっぽいお店あり、１９世紀ごろの建物をリノベートしたかっこいいデザインのビルあり、スタイリッシュなオフィスあり、怪しげなパブありの面白い地域でした。
特にフェリーターミナル（タリン港）に行く途中にあるメレケスクス（Merekeskus）に代表される、何とも言えない雰囲気のお店（日本人向けのガイドブックにはたぶん紹介されいませんが一度のぞいてみてください）はタリンの旧市街地ばかりに目が行きがちな観光客には、新鮮な驚きがあると思います。
また、レンガ造りの建物の上に、ガラスや金属のスタイリッシュな建物をくっつけた、不思議デザインの建物も見ものです。ホテルからメレ大通りに出る途中にその一つがあります。

ホテルからロセニ通りを南下するとすぐにヴィルケスクスというショッピングモール（地下にはバスターミナル）で、新市街地の真っただ中に出られます。

このホテルに関しては私は大満足です！

時系列順に読んでいただいている方は、
「タリン　City Tour バス」へ。