上海の奉城鎮老城廟・2010年

2010/06/22 - 2010/06/22

奉賢区
上海市では、あらたに上海奉賢区に残る旧市街の町並みを保存することを発表した。保存が決まったのは、奉城老城廂・奉賢青村港・庄行南橋塘の3カ所。いずれも、オリジナルの姿を基本に保存・整備される。　2004年以後、奉賢区は観光化に注力し、金山区との共同事業として中国最大の海上旅遊基地が建設され、2005年には奉賢区碧海金沙海上楽園が開園している。区名は孔子の弟子である言偃がかつてこの地で学問を教授したという伝承による。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

奉城内の遺跡で保存状態がよいのが清代に作られた曙光中学と明代万仏閣奉古城の城壁です。

南橋汽車站から奉城へ行くので、奉南線。

奉城車站で下車、すぐ近くに曙光中学があるが中を見学する事はできませんでした。役所の許可を取れば見られるが、役所の手続きが大変だろう。過去、日曜日に見学するチャンスがあった

バス停から奉城南街を北へ向って歩いて行く。ここは万仏閣から南に延び県城を東西に２分するメインストリート、北街・南街は車も自由に通れない露店街で、車の通れる道はそう多くなく、路地を行くとあちこちに小さな菜園がある。開発の中心が南橋に移ったせいもあるが、民国期規模の県城がそのまま残っている感じ。ただし家々は新築のものも多く、また旧県城の南側には新市街が広がっている。新市街建設を優先し、旧県城の区画整理等大規模再開発は後回しというところか。

古い街並が続く商店街。

北街に入ると更に狭くなる。奉城老街は十字形に配置され，東街、南街、西街、北街に分かれています。昔大街の北又有一街東西錦亘，奉賢街と呼ばれていた，のちに古游里と呼ばれ，孔子の弟子が游びに来たので付いた。

美味しい紹興酒の匂いが漂う。

防火壁（うだつ）が立派です。

この中に記念館があります。

特に見る物はありません。

特に見る物はありません。

門構えは立派です。

現在工事中です。中国国内の宗教施設（寺、廟、教会）は文化大革命で破壊された物が多く、修復中の施設が多い、崩壊されたままの施設も多い。

現在工事中。

横面も工事中。万仏閣は６００多年の歴史を持ち、明代洪武１９年（１３８６年）、倭寇（日本）の侵略を受け、城壁を構築した。

奉城は小さな鎮だった。一応、旧県城は四角く護城河で囲まれており、万仏閣の北側、浦南運河に面して旧城門が残っている。城壁は、明代に倭寇侵攻に備えて建築されたものだ。

大雄殿。

観音像。

観音像。

鼓楼。

鐘楼。

三観音像。

最近良く見受けられる、開催中の世博入場券（使用済み）の回収だが、１７元前後（１６０元の物）で引き取りデータを改ざんして再使用するのか？

繁華街にあるバス停。

新しく出来たバスターミナル。奉城車站より２〜３先の終点。

郊外の人々を世博へ運ぶ為のバスで、地下鉄のターミナルまで直通運転する。上海市内に３０路線ほどある。これを使って地下鉄８号線　航天博物館站へ戻る、他に乗客なし、ノンストップ、一時間で到着する。

世博用のバスターミナル、利用客が少ないのは世博の人気が無いからか？

今回は開帳していませんでしたが、万佛閣の由来は観音像の台座や壁一面に並べられた万を越える仏像から来ています。