2010/12/20 - 2010/12/23
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韓国の天然記念物378号に指定されている、天帝淵瀑布の紹介です。長い石段を下りて、二段になった滝を見学しました。
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青空をバックに、真赤な色が目を惹きました。満開の花ではなく、木の実でした。日本では見たことがない樹かと勘違いしました。
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近寄って撮影した真赤な木の実です。僅かに残った少し厚手の葉から、クロガネモチではないかと判断出来ました。日本語が堪能な現地ガイドさんに確認したところ、間違いなく、クロガネモチの樹でした。
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目に鮮やかなクロガネモチの木は、1本や2本ではなく、天帝淵瀑布界隈に沢山植樹されていました。万丈窟の駐車場で見たクロガネモチは、日本の木と同じように常緑樹としての葉を付けていましたので、この光景は不思議でした。
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クロガネモチの真赤な木の実越しに眺めた、『天帝楼』です。時間がなく、『天帝楼』には入場しませんでした。
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同じく『天帝楼』の甍の光景です。天帝淵瀑布を眺めるの適した場所に建てられたようです。青色を帯びた甍の色は格式を感じさせます。
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天女が刻まれた立派な石碑です。文字ははっきりと写りませんでしたが、英文の方にウォーター・フォールズの文字が見えましたから、天帝淵瀑布の説明のようです。
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正面から眺めた『天帝楼』の光景です。少し長い石段が続いていました。『天帝淵』は、神に仕える7人の天女が、夜になると舞い降りてきて、こっそりと水を浴びたり、水遊びをしたりした後、天に昇ったという由来から名付けられました。日本で言えば羽衣伝説です。
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同じく、『天帝楼』の光景です。羽衣伝説、浦島伝説、赤鬼・青鬼伝説など、数々の伝説が東南アジアに伝わっているようです。日本神話の国作り神話も同様です。
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何度も撮影した、赤い実を付けたクロガネモチの樹です。ヒヨドリ等の餌には格好です。近くでは、メジロの鳴き声もしていました。今度は『仙臨橋』をバックにしての撮影です。
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『仙臨橋』の側面のアップです。赤い橋の側面に見える白い部分は、七人の天女像のようです。側面からは、はっきりとは分かりませんでした。
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今度は、カメラアングルを縦にしての『仙臨橋』の光景です。近くから眺めるより、少し離れた場所から横からの全景を眺めた方が見応えがあります。これは、バスの中からの見学でしたから、写真はありません。
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六角形に造られた、『仙臨橋』の石碑です。建設年月日などを記したプレートは撮影出来ませんでした。橋と一緒に設置されたと思われる石碑は、まだ新しいようでした。
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『五福泉』と呼ばれる噴水です。中央部分以外に、周囲に甕や豚など、五つの噴水口が付いています。五福とは、亀の長寿、豚の富裕、龍の名誉、鴛鴦の愛情と鯉の子宝のご利益とされます。
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水は出ていませんでしたが、龍の頭をした噴水口です。流は中国では皇帝のシンボルでしたから、『名誉』のご利益とされます。
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この噴水口は水が出ていました。首の辺りに、鳥の毛のようなものが彫刻してありましたから、鴛鴦(オシドリ)です。オシドリは、『愛情』のご利益があるとされます。
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こちらは、豚の顔をした噴水口です。豚は、『祐福』のご利益があるとされます。数年前の中国の干支は、『金豚』でした。おぼろげな記憶ですが、60年に一度くらい、特にお目出度い『金豚』が回ってくるようです。日本の干支では『亥(猪)』に相当します。
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巾着の形でしょうか。中々上手くいきませんが、この中にコインを投げ入れると、願いが叶うようです。五つの願いごとによって、投げ入れる方向も決まります。ツアーメンバーの何人かの人が、うまくコインが巾着に収まりました。
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太鼓橋になっていた『仙臨橋』の光景です。ネット情報では、全長が128メートルの記載がありましたが、その数字の出所は分かりませんでした。
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『仙臨橋』の上から眺めた川の上流の天帝淵瀑布の光景です。第1滝と第2滝を眺めることが出来ます。第1滝の上流には、白い橋が見えていました。
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『仙臨橋』の上から眺めた川の光景です。目が眩むような高さでした。恐る恐るの撮影です。高所恐怖症の方ですと、覗きこむのは大変かも知れません。
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同じく、『仙臨橋』の上から眺めた川の光景です。水の流れは僅かでした。岩だらけの川底です。この川も、ハルラサンを水源とする川の一つです。
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『仙臨橋』の上から眺めた、ハルラサンの遠望です。朝鮮半島全体では、中国との国境に近い北朝鮮区域にある白頭山が2744メートルの最高峰ですが、現在の韓国では最も高い、標高1950メートルの山です。
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『仙臨橋』の上から眺めた、下流方向の眺めです。遠くに海が霞んで見えています。ハルラサン方向が北側、海の方向が南側になります。
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天帝淵からも済州島の中心に位置するハルラサンが遠望できました。冬には冠雪し、日本で言えば、富士山に当たるようです。
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橋を駐車場の方向に向かって渡った場所です。ここにも沢山のクロガネモチの木がありました。本当に見事な赤い実が生った光景です。
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済州島四・三事件の慰霊碑です。済州島四・三事件トは、1948年から1954年にかけて起きた、為政者による白色テロです。済州島民の2割に当たる6万人が虐殺され、家屋の7割が焼き尽くされました。この事件を機に日本に逃れ、在日コリアとなった済州島出身者も多いとされます。1957年までに8万人が虐殺された説など、事件の真相は完全解明には至っていません。
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済州島四・三事件の話題の続きです。現地ガイドさんも、日本に親戚があると話され、在日の済州島出身者は多いと話されていましたが、その背景については語られていませんでした。以前、私の行きつけのお寿司屋さんに勤められていた在日三世の若い女性の方も、済州島出身と話されていました。
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横から眺めた天帝楼の建物光景です。内部は見学する時間がありませんでしたが、ネット情報によれば、天から舞い降りた7人の天女が描かれているようです。
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滝の見学コースの途中にあった樹木の説明看板です。イイギリ科の常緑低・高木、日本名がクスドイゲでした。和名の由来は,ハリネズミの古名『クサフ:刺』の意味を表す九州の方言『イゲ』を組み合わせた『クサフノイゲ』が転訛したものとされます。
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見学路の脇の光景です。小さな疏水がありました。どこかで、本流に合流しているのでしょう。この疏水も、ハルラサンを水源としているのでしょうか。
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