2010暮、韓国紀行22(8/25)：12月21日(7)：済州島・城山日出峰、万丈窟

2010/12/20 - 2010/12/23

世界遺産の城山日出峰紹介の続きです。石段が千段程ありますので、頂上までは中々骨が折れます。城山日出峰見学の後は、同じ世界遺産の万丈窟を見学しました。こちらは、マグマが創り出した巨大なトンネルです。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

• 交通手段: 観光バス

木々の間から眺めた済州島の本土方面の光景です。中間辺りに市街地光景がありました。遠くに霞んでいるのは、ハルラサンでしょうか。

かなり高い位置まで登ったようです。家並みが次第に小さく見えるようになりました。入口が殆んど塞がって、池のように見える湾です。

大きく立ち塞がる岩の横から眺めた麓の光景です。山が見えていますから、西方面へ向かっての撮影だったようです。

手前には池のような海の光景が、遠くにはいくつもの山が見える光景です。細く繋がった陸地には、高架道路のようなものが見えます。

岩の間から眺めた海の光景です。左手には、白い灯台が小さく見えています。その東大方面に向かう船の姿もあります。

北側方面の撮影だったようです。遠くに見える屋かは、地尾峰でしょう。牛島の位置が、右手方面になる東側になります。

海岸線の光景です。海の色に濃淡があるのは、牛島の西浜白沙の海岸でも眺めたように、黒い溶岩による岩礁があるためのようです。

見下ろして眺めた、城山日出峰の真下の海の光景です。平地らしい部分はなく、海からいきなり切り立った崖ばかりのようです。

断面図のイラスト入りの説明看板です。城山日出峰の生成に関する説明でしょうか。城山日出峰は、約5000年前、浅い海に沈んでいた溶岩台地の海底火山噴出によりできた凝灰丘とされます。

『城山日出峰タフコーンの噴出作用』のタイトルがある日本語の説明看板です。この説明看板に、5000年前に上昇したマグマが水性噴出が続き、更のような地形になったと説明されていました。日本では、縄文時代のことです。

『日出峰頂上・標高180メートル』の標識です。韓国観光協会等のHPでは、海抜182メートルと記されていますから、最高地点の表示ではありません。

柵で仕切られた中に更に高い場所がありました。ここが182メートルの最高峰のようです。若い人が柵を乗り越えていましたが、係員さんから注意されていました。

万丈窟の頂上からの光景が続きます。頂上に出来たクレーターに向かって、正面から左側の光景です。多分、立入り禁止でしょう。

頂上に出来たクレーターに向かって、正面から右側の光景です。内側から眺めるとなだらかな淵の光景ですが、外から眺めれば切り立った崖です。

クレーターの中程に、1本だけ生えていた、それ度度大きくない木です。周りは茶色に枯れていましたが、この期だけが緑でした。

クレーターの中央付近のアップです。シルエットになったクレーターの縁の岩越しに眺めた海の光景です。

クレーターの右端付近のアップです。シルエットになったクレーターの縁の岩越しに眺めた海の光景です。

同じく、よく整備された頂上の見学コースの光景です。順路が矢印で記されていました。通路の両脇に頑丈な柵があるのは、コースからはみ出して見学しないためと、危険防止の目的にもなっていました。

頂上には桟道が造られて、見学路が整備されていました。この通路から外れての見学は出来ない仕組みでした。世界自然遺産保護のためでしょう。

これで城山日出峰の紹介はお終いです。最後の紹介になりましたが、クレーターの深さは90メートル、長さは、東西450メートル、南北350メートルの円形です。大小の99の岩が取り囲むとされます。

城山日出峰の見学を終えて、次の世界遺産、万丈窟の見学です。城山日出峰から、それ程離れていない場所です。10年以上前の見学から、2度目となりました。

済州島全体の観光案内地図です。今回見学予定の3箇所の世界遺産もすべて、写真入りで記されていました。万丈窟(マンジョングル)は、北東に当たる右上方面にあります。

万丈窟の日本語説明看板です。拾い読みしますと、全長が7.4キロ、高さが23メートル、幅が18メートルの規模は、世界有数の溶岩洞窟です。最大の見所は、見学できる最終地点の高さ7.6メートルの世界最大規模の溶岩石柱とも記されています。

7.4キロほどの万丈窟の内、見学できる1キロほどの断面が記された案内看板です。見学ポイントの写真も付いていました。

一番左が万丈窟の入口です。その入口写真のほか、前半には、3箇所の見学ポイントがあります。写真は左から溶岩流線、亀岩とサメ肌の天井光景です。

後半の案内図です。左側2つは、紹介済みの亀岩とサメ肌の天井です。その右は溶岩爪と一番の見所の溶岩石柱です。

全長4.7キロとされる万丈窟全体の説明看板です。見学出来るのは、オレンジ色で表示された左側から2番目の区間です。その他アの区間の見所も写真紹介されていました。

万丈窟の地上部分の光景です。広々としたここは駐車場ではなく、別の場所にありました。遠くに先程紹介した万丈窟の観光案内図が見えます。

左側から、韓国語、英語、日本語と中国語の順で書かれた万丈窟の説明看板です。日本語の部分は、先にアップして紹介しておきました。

一通り、気が付いた看板類は撮影しておきました。万丈窟が世界遺産に登録されたことを示す説明看板です。日本語の説明文も右下にあります。