2010/10/01 - 2010/10/01
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旅人のくまさんさん
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古都・京都の世界遺産の一つ、石庭で有名な龍安寺の紹介の続きです。東から5個、2個、3個、2個、3個の、合わせて15の大小の石が配置されています。その意味合いには、多くの説があります。
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龍安寺の『石庭』のミニチュアモデルです。実物の『石庭』を見学する前の予備演習での石並びのチェックです。実物は、幅 25 メートル、奥行 10 メートルほどの白砂の空間です。
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イチオシ
東側から眺めた五つの群の、合わせて15個の庭石の光景です。ただし、『石隠し』説によれば、1個以上の石は必ず隠れてしまいます。この後は説明の都合上、五つの石群を東から、A群~D群と呼ぶことにします。その医師の数は、A群5個、B群2個、C群3個、D群2個、E群3個です。
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『七転び八起き』の説の場合、西側のC群~E群の三つの石群は合わせて8個、『八起き』の石になります。右下がE群の3個です。
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『七転び八起き』の説の場合、西側のC群~E群の三つの石群は合わせて8個、『八起き』の石になります。右下がE群の3個です。
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C群の3個の石と、D群の2個の石のズームアップ光景です。併せて5個の石が全部見えています。
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C群の3個の石のズームアップ光景です。C群だけで鑑賞するなら、正面向きのイメージです。メインの石も見栄えのいい姿です。
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D群の二つの石のズームアップ光景です。この石組が見栄えのする正面光景になるようです。
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2個の石が配された、B群のズームアップ光景です。東西に並んだ2個の石です。背後は、『油土塀』とよばれる築地塀です。『築地塀』を、さらに強固にするため、粘土に『菜種油』や『もち米の研ぎ汁』を混入して防水性と接着性を高めた壁です。
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同じく、2個の石が配された、B群のズームアップ光景です。2個の石が一体に見えてしまう角度です。中央手前の離れ石は、A群のものです。
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A群の5個の石組光景です。写真には飛び石1個が入っていませんから、4個の光景です。中央の大きな石の右側にかろうじて1個が見えています。
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同じく、A群の5個の石組光景です。この写真には飛び石の1個だけが写っていない3個の石組光景です。
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イチオシ
A群の5個の石ですが、1個は大きな石の裏側に隠れてしまったようです。飛び石2個を加えて4個が見える光景です。
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『石庭』の西端の光景です。D群の2個と、E群の3個が見える光景です。
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東北方面から眺めた『石庭』の光景です。『石庭』の作庭の意味合いには、『瞑想するための装置』説もあります。著名な建築家の磯崎新(1931~)氏は、『庭は瞑想のための装置である。空白を感知せよ、静寂の声を聞け、空虚の浸透を想え』と述べています。『石庭』の存在そのものを昇華したような考えに思えます。
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同じ場所から眺めた『石庭』の光景です。通常の枯山水の庭園と比べ、圧倒的に空間が多く、白砂が主役とも思える空間です。その主役が存在感を主張しなければ、残るのは磯崎さんが主張する『空間と静寂』かもしれません。
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観光客が少ない時間帯に、静かな環境で「石庭」を鑑賞できたのが何より一番でした。『石庭」の見学を終えて寺内を移動中の庭の光景です。石庭とは場面が変わった、これから秋に向かう緑の光景でした。
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『方丈林泉・龍安寺」と題された古文書の拡大コピーのようです。尾張地区には、尾張名所図会がありますから、京の名所図会かも知れません。現在目にする石庭と、借景を含めてそっくりのようです。
(追記) 江戸時代後期に都名所図会(みやこめいしょずえ)が刊行されています。 -
室内を移動途中に目にした、阿弥陀如来坐像らしい祭壇の光景です。後光が射したような、背後からの照明がしてありました。
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同じく、室内を移動中に目にした襖絵の光景です。金箔らしい下地に描かれた、屋外での人物群像です。親子の別れの場面のようでした。
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物語風に描かれていた、金箔下地の襖絵の紹介です。右端に、ゲームを楽しんでいるらしい人達が描かれていました。
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イチオシ
衾の右端に描かれていた、ゲームを楽しんでいるらしい人達が像のズームアップ光景です。囲碁でも、将棋でもないゲームのようです。実物の道具を目にしたことがないゲームでした。
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先に紹介した襖絵のズームアップでの紹介です。二人に手を引かれながらも、別れを惜しむように後ろを振り返る子供の情景です。
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山水画風に描かれた岩と樹木の光景です。子供が振り返った、親らしい人がいた方面の光景です。
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襖絵が自由に観覧できた広間の光景です。部屋の個別の名前は分かりませんでしたが、庫裏から方丈に向けて通り抜けた部屋の数々です。
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焼失していたと思われた龍安寺の襖絵の内、4枚の衾に描かれた『群仙図襖』の話題の紹介です。龍安寺から東本願寺へと売却された後 筑豊の石炭王・伊藤伝右衛門の手に渡りました。2010年にアメリカのアートオークション・クリスティーズの競売に出品されために、過去の代々の持ち主がつまびらかとなりました。焼失したと思われていた時期には、別府の杉乃井ホテルが所有していたようです。
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何枚かの襖に連続して描かれた山水画の光景です。先ほど紹介した、クリスティーズの競売で競り落とされた4枚の襖絵は、落札した人が善意の匿名で、無償で龍安寺に襖絵を寄贈しました。『群仙図襖』は、長い旅を終え龍安寺に115年振りの帰還を果たしましたが、まだ公開展示はされていません。
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通り抜けができた、竜安寺の広間の光景です。衾が開け放たれ、欄間の上の空間が1間か、それ以上にはあるような開放感に満ちた室内光景でした。龍安寺の襖絵は、『群仙図襖』以外にも保存されたものがあり、その一部はニューヨーク・メトロポリタン美術館の所蔵となっています。
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同じく、通り抜けができた、竜安寺の広間の光景です。開け離れた衾の中には、机が仕舞い込んでありました。この光景は閉め忘れか、作業途中かも知れません。
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広間の間仕切りの衾は、すべて中央部分が開け放たれていました。最高レベルの見学環境でした。
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まるで、貸切りのような環境で見学できた、大雲山・竜安寺の広間光景です。縁側の廊下のような板張りではなく、畳の上を歩くことができました。
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