2001/10/12 - 2001/11/04
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kojikojiさん
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マドリッドには最後に2泊しました。少し疲れて体調も良くなかったので「JANATOMO」花友という日本レストランに連続で食事に行きました。久し振りに日本人に出会ったので聞くとは無しに隣のテーブルの声が聞こえました。ツアーで来た夫婦が3組で最後の食事だったようです。マドリッドからグラナダのアルハンブラに行った時のことが話題で、同行した一人(中学の先生)が「あんな遠くまで日帰りするほどのことは無かった。テレビで観たのと同じ。」と言った事が話題で、「許せない。あんな先生に教わる子供が可愛そう。自分の力で行く事に意義があってテレビで観るのとはちがうと思う。」とと熱弁しています。ツアーっていうのは村社会の縮図のようなもので恐ろしいと思いました。でも、自分の力って・・・、ツアーバスに乗って寝ている間に着いちゃうのは違うのでは?とも思いました。お店の主人と旅の話をして顔見知りになったので、翌日は座ったとたんに日本の新聞を持ってきてくれました。今度は隣に出張中のサラリーマンが先に来ていたのですが、後から来た私に新聞が出されたのが気に入らないらしくずっと文句を言っていました。
このレストランは3年前にスペインを1カ月旅した最後に具合が悪くなって、中華も食べたくないほどだったので日本食レストランを探してたどり着いた店でした。この2回目の旅でも同じような体調だったので迷わずここに決めていました。それは15年後の旅でも同じでしたが、ご主人はリタイアされて息子さんの代に変わっていました。ここで何とか力を付けた後は前回の旅ではまったフラメンコの鑑賞です。どうしても行きたかったカフェ・デ・チニータスと、場所的に便利だったトレース・ベルメハスという店に行きました。迫力やダンサーの力量はカフェ・デ・チニータスの方は断然上でしたが、トーレス・ベルメハスの華やかさも良かったです。ただその後はいろいろなタブラオも出来て、15年後にはマドリッドのフラメンコ事情もだいぶ変わっていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エル・エスコリアルからバスでマドリッドに戻りました。バスターミナルの近くにゴヤのパンテオンがあるので行きましたが、前回の旅に続き今回も閉鎖されていました。3度目の正直と言う訳には行きませんでした。
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宿泊していたホテルはプエルタ・デル・ソルの近くのカナレハス広場に面していたので否応なしにこの看板が目に入ってきます。今回はマドリッド市内の観光はしないで、ヤーネスの本店で買い物したくらいでしょうか。2階の応接で係りの人とテーブル越しに商談するのは楽しかったです。たとえ100ドルの買い物でも10万ドルの買い物でも応対は一緒です。「この店で一番安い指輪を見せて。」と言っても丁寧に応対してくれますよ。
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3度目のスペイン旅行は妻と一緒だったのですが、この時泊まっていたホテルの前で妻とガイドさんはアフリカ系の二人組にひったくりに遭っていました。ヴィオレータという有名なキャンディー屋のある交差点です。この時の妻の旅行は散々だったようで、一緒にいた現地在住のガイドさんは怪我をしたためにプラド美術館にも行けず、次に行ったバルセロナでは飛行機に預けた荷物が無くなったそうです。そのリベンジのために2018年に二人でスペインに行きました。
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グラン・ビアとアルカラ通りにつながる交差点の角にある美しい彫刻が施された綺麗な建物がメトロポリス保険会社のビルです。屋根のドームには勝利の女神ニケの彫像が飾られていて有名なビルです。この近くに花友という日本料理屋さんがり、そこで2晩連続で夕ご飯をいただきました。
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最初の晩はカフェ・チニータスです。この当時はマドリッドはあまり治安が良くなくて、この店に行くにはタクシーを使うようにガイドブックには書いてありました。
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午後10時くらいだというのに欧米人の団体さんで賑わっていました。正面ではないけれど、かぶりつきの席に案内されました。1ドリンク付きなのでサングリアを頼んだらカラフェで出てきました。閉店するまで十分にもちました。
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遅い時間になればなるほど上手な人が出てきます。詳しいことは分からないので雰囲気と心に響く踊りとステップを楽しみました。
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3年前の旅ではグラナダの洞窟タブラオでフラメンコを初めて観て魅了され、予定を変更してセビリアのロス・ガリョスにも行きました。今回の旅で念願のカフェ・デ・チニータスに来ることが出来ました。
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カフェ・デ・チニータスの名前はフェデリコ・ガルシア・ロルカが収集したスペインの民謡集「13のスペイン古謡」に由来するものです。
カフェ・デ・チニータスで パキーロが弟に言ってのけた
「おれはおまえより勇敢で闘牛士らしく、ヒターノだ」
カフェ・デ・チニータスでパキーロがフラスクエロに言ってのけた
「おれはおまえより勇敢でヒターノらしく、闘牛士だ」
元々は1857年にマラガの旧市街にあったカフェで、
今でもその場所にプレートが掲げられているそうです。 -
この女性の踊りは素晴らしかったです。通常であれば男性が躍るパートを踊っていたようでした。
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でも艶やかな女性の踊りの方が好きでした。
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ただ、15年後に行ったスペイン旅行では男性の踊る激しいフラメンコが気に入りました。
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この当時は照明も少なく怪しい雰囲気の中で踊りと音楽が進んでいきましたが、現在はパカンと明るいステージで踊りを観ることになります。
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当時のフィルムカメラのせいもありますが、こんな雰囲気はもう味わえません。
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最高に素晴らしいタブラオでした。この当時はこのタブラオがマドリッドでは一番だったと思います。次に行ったときかカサ・パタスの方が素晴らしいダンサーでした。
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翌晩はトーレス・ベルメハスに行きました。
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こちらのタブラオの方が繁華街の中にあるので行きやすいと思います。店の内装もアラブ風で豪華な感じがしました。1ドリンクついていますがこちらはロンググラスでサングリアが出てきました。
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この時は男性の踊り手は無かったと思います。女性ばかりの大人数の踊りが印象に残っています。
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店がはねる頃にはお客は殆どいなくなっていました。観光客が多いので仕方ないかもしれません。
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前回に続き旅の終わりはスペイン広場です。ドンキホーテにお別れして帰国するのが習慣になってきました。3度目のスペイン旅行でもお別れしようとしたのですが、体調が悪くて来れなかったのが残念です。
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