2001/10/12 - 2001/11/04
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kojikojiさん
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昨日のトマールとうって変わって快晴の朝でした。ここからは当分バスの旅が始まるのですが、今日はその初日です。予約した8時のバスは定刻に出発しました。こんな所にもスペインなどでは感じない日本に通じるものがあるのでしょうか?アレンテージョ(テージョ川の向こう側)への旅は川を越えて1時間もすると荒涼としたアンダルシアのような景色に変わりました。時間通りにエヴォラについて市内観光をします。ここは日本にとっては馴染み深いところで、天正少年使節団はここに滞在して教会でパイプオルガンを演奏したのです。その時のパイプオルガンは残っていますが、日本に帰った使節団を考えると胸にこみ上げてくる物がありました。伊東マンショは司祭に叙階されますが、千々和ミゲルは棄教、中浦ジュリアンは司祭になるも長崎で穴吊りで殉教、原マルティノも司祭になるが追放先のマカオで客死しています。
日本人にとっては暗い雰囲気を引きずりますが、この日は幼児教育の日だったようで、町中に学生や子供が溢れていました。
特に黒いマントの大学生の姿はかっこよかったです。
そしてここでも町で有名なレストランで昼食を楽しみました。来るまではあまり期待していなかったポルトガル料理でしたが、海沿いの国と言うこともあるのでしょうが、オリーブオイルを使いながらも日本人の口にとても合うことを知りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ポルトガル初のバスの旅は時間通りに出発して時間通りに到着しました。城壁を越えて旧市街に入ると白い壁の建物が印象的でした。
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Educacao de Infancia(幼児教育)についてのイベントの日だったようです。
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仮想した大学生がぞろぞろ歩いてきます。
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この先の町でもよく見かけた大学生の制服はカッコ良かったです。汗ばむ陽気でしたが黒いマントが素敵です。これはカパと呼ばれる黒いマントで、後に出版されるハリーポッターのホグワーツの学生が来ているマントに似ています。作者のJ.K.ローリングスは1991年にポルトガルのポルトで英語教師としての職を得ていますので、この時に見たのかもしれませんね。
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街の中心にローマの遺跡が残っています。月の女神ディアナを祀った2世紀から3世紀にローマ人によって造られたコリント式の神殿です。かなり状態よく残されていますが、西ローマはよくこんなイベリア半島の先の地まで進出していたと思います。
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広場には黒いマントを着た大学生が大勢集まりました。でも何のために集まっているのかは分かりませんでした。
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白い家と青い空のコントラストが綺麗でした。通りが狭いのでこんな写真はいくらでも撮れます。
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一瞬の幻のように天使のような女の子が目の前を駆け抜けていきました。
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天正少年使節の一行がローマに向かう途中に立寄ったエボラ大聖堂です。エボラ大聖堂は中世ポルトガルで最も大きな大聖堂で、ゴシック建築の素晴らしい建物です。天正遺欧少年使節の伊東マンショと千々石ミゲルが、ヨーロッパでも2台というイベリアパイプオルガンを演奏してみんなを驚かせたと言われています。
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1549年にフランシスコ・ザビエルが日本へキリスト教を伝えます。それから35年後の1584年に天正遣欧少年使節団がリスボンを訪問した後に、学問と宗教の中心地だったエボラを訪れて一週間滞在しています。
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修道院では映画の撮影の準備中でした。出演者も大道具係りも兼任しているようです。数百年前もこんな一コマがあったかもしれません。
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スペインと近くても全く色使いが違います。
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昨日のトマールと違って強烈な日差しです。ディアナ神殿ももう少し日陰を作ってくれるほど残されていれば良かったのですが。
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エヴォラでは給水塔がまだ現役で頑張っていました。エンブレムが付くと中世の遺構のように見えるのが不思議です。
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お昼は昨日のトマールの郷土料理に味を占めて、エヴォラの町で一番と言われるレストランFIALHOに行きました。
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中に案内されるとかなりの高級店たと感じます。一番奥のニッチになった店全体が見渡せる席に通されました。見る限り一番良い席でした。メニューを見ていると給仕係が前菜のプレートを持って来て勧められました。楕円のお皿にはタコのマリネにソラマメにチョリソとカニミソをあえたマリネにチキンパイが盛られていました。あまりに美味しそうなのでいただきました。メインは地元のドッグフィッシュのアレンテージョ風とアレンテージョ風のソパ(ニンニクスープ)とワインを1本。最高に美味しかったです。デザートのライスプディングもカラメルもクリームも無いけれどサッパリして今まで出一番の美味しさでした。毎日ポルトガル料理の美味しさに驚かされます。ちなみにこのお昼で3,000円程でした。
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エヴォラの町は歩いていると必ずこの神殿に戻って来てしまいます。
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ローマの水道橋を眺めながら中心部へ戻ります。レストランは少し離れた場所にありました。ポルトガルの旅の後は一度マドリッドに行き、セゴビアへも行きました。水道橋の規模はセゴビアやイスタンブールの方がすごかったです。
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広場で子供たちが集まり、人形劇を見ていました。先ほどの広場の大学生もこの劇団も関係がありそうです。ポルトガル版の子供の日だったのでしょうか?
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セサミストリートのような感じです。ちょっとミッキー・ロークっぽいお兄さんが仕切っています。
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結構大きな子供までかぶりつきで見ています。
子供の目がキラキラしています。日本ではあまり見かけない気がします。自分に子供がいないから普段気付かないだけかもしれませんが、ヨーロッパの子供の方が子供らしさを感じます。 -
おばあちゃんと来ていたこの子たちは仲間に入らないのでしょうか?
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水道橋に沿って歩いていたら橋は家に変わっていきます。
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サンフランシスコ教会の後、最後にカタコンベの見学をします。ここまで並ぶと不気味さを越えたデザイン的な意匠に見えてきます。
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東洋的な死生観とは違ったものがキリスト教には流れているように思えます。
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カタコンベの手前にあったアズレージョを見るとホッとします。ゴルゴダの丘へ十字架を担いで登るキリストの姿は素朴です。
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十字架から降架したピエタの場面です。
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イエスも去ったので私もここを去るときが来ました。5時半のバスでリスボンに戻ります。そろそろリスボンを離れて北へ移動するときのようです。
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