2001/10/12 - 2001/11/04
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kojikojiさん
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1週間のリスボンと近郊の旅を終えいよいよ北への移動です。移動が日曜日でオビドス行きの直通バスが無かったのもありますが、途中のカルダス・ダ・ライーニャに立ち寄りました。リスボンで見た彩釉のタイルに魅せられたからです。リスボンのアンティーク店で尋ねると現在もボルダロ社で造っている事が分かりました。ボルダロ社は一時日本でも流行ったキャベツの葉の形をしたお皿やボールを造っている会社です。小さなバスターミナルでは荷物を預けられなかったので、広場の脇のインフォメーションで事情を話すと快く預かってくれました。日曜日でもあり広場には市が立っていました。インフォメーションは午後1時までなので3時間ほどしか時間が無いのが残念でしたが駆け足で温泉病院と美術館とボルダロ社の見学をしました。ボルダロ社のショップではB級品(と言っても素人目にはどこがダメなのか分かりません。)が驚くほどの安さで売っていました。紫の釉薬に緑のカエルのレリーフが連続した美しいフラワーベースに目が奪われて思わず買ってしまいました。直径45センチで高さが20センチ、梱包したら一回り大きくなりました。この先3週間どうやって旅をするのだろうなんて考えていたら急にドシャ振りの雨になって気分は更に凹みました。インフォメーションで荷物のパッキングをし直してオビドスへ向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いよいよリスボンともお別れです。カンポ・グランデのバスターミナルにはクラシックなバスが展示してありました。リスボンを午前9時に出発して、カルダス・ダ・ライーニャには10時過ぎに着きました。
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カルダス・ダ・ライーニャのバスターミナルは小さくて、切符売り場しか無いので荷物は預かってもらえなさそうでした。仕方ないので広場の前にあるツーリストインフォメーションまで荷物をガラガラ引きながらの移動します。小さな街の割に立派な案内所で、荷物も快く預かってもらえました。日曜なので午後1時までという制約はつきましたが。
空身になって表に出ると目の前の広場一杯に日曜市が立っていました。立派なキャベツが売っていました。この町で有名なボルダロ社はこんな形のお皿やボールを造っています。 -
15世紀にポルトガル王妃レオノール・デ・ヴィゼウによって造られた温泉病院からこの街が出来たそうです。街の名前は直訳すると「王妃の温泉」だそうです。アールヌーヴォ風の建物が並ぶ美しい街並みを抜けると目当ての工房がありました。
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芸術家ラファエル・ボルダロ・ピニェイロがデザインしたキャベツをかたどったスープ皿が有名な工房です。ラファエル・ボルダロ・ピニェイロは19世紀のポルトガルで文化と政治と芸術の各分野で大きな影響力を持った人物です。彼の活動は陶磁器の製作だけにとどまらず、ドローイングや痛烈な風刺画などの芸術作品もたくさん残しています。
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上薬をかけた陶磁器ロウサ・ダス・カルダスと言うそうですが、ボルダロの作品はポルトガル人の日常生活から影響を受けた物が多く、ルネッサンスやナチュラリズム、アールヌーボーやスペインやアラブの様式などからの影響も多く見られます。ボルダロの独特な視点から作られた製品は、130年も前に作られた物とは思えない現代的なものもあります。
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これがリスボンで気に入ったタイルです。色遣いと言い東洋の交趾釉に似た渋さがあります。
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このような人形に至ってはもうたまりません。バナナの木の下で愛を語らうカエルの恋人たちなんて…。
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リスボンの骨董店で見たのはこのバッタのタイルと蝶のタイルでした。ただかなり古いものでしたので昔から同じ型で製造されていたのでしょう。
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イソップの寓話を題材にしている物が多かったです。日曜日なので博物館はお休みでした。台座のカエルと鼻のイメージフラワーベースのモチーフになっています。
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唐三彩のような釉薬のかかった怪魚が鎮座しています。
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日本の城郭の屋根に乗る鯱のようにも見えます。
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巨大な蜂は幾つかのパーツに分かれていました。こんなスズメバチに刺されたら即死ですね。
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ジャポニスムを感じさせるデザインと色遣いです。
このタイルに使われているカエルと地色の紫色のフラワーベースを購入しました。正直この後の3週間以上の旅で担いで歩くのは大変でした。今では家の居間に鎮座していますが。 -
カルダス・ダ・ライーニャの後はオビドスからナザレと移動して、漁師のおばさんたちが編んだセーターを姪や甥のお土産に買いました。そのセーターで包んで運びましたが、正直大変でした。
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ただ20年近く経ってもその美しさは変わりません。
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もう一度この工房へ行って、同じものが売っていたらもう一つ買いたいくらいです。
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ツーリストインフォメーションで荷物を入れ替えて、オビドス行のバスに乗りました。オビドスではポウサーダという歴史的なホテルを予約してあります。
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