2013/07/04 - 2013/07/04
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MILFLORESさん
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マドリード市の西、モンクロア地区にある
服飾博物館へ行ってきました。
Museo del Traje http://museodeltraje.mcu.es
服飾博物館としては2004年にオープン、
それ以前は同じ場所に現代美術館がありました。
スペイン史上の衣服の変化を見ていける、
興味深いコレクション及び展示法です。
入場料 3ユーロ(2013年現在)
住所 Avenida de Juan de Herrera, 2. Madrid
撮影可(フラッシュ不可)
博物館を見た後は、モンクロアの新スポット Mercado de Moncloa
モンクロア市場で食事をしてきました。
サン・ミゲル市場と似たようなコンセプトですが、
こちらは観光客にまだ乗っ取られていず(笑)
地元民がゆっくりと出来る場所です。
***2018年5月追記***
Mercado de Moncloa (モンクロア市場) 残念ながら閉鎖されていました。
跡地にはどこにでもあるチェーン店のファミレスVIPSが入っていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
PR
-
Museo del Traje
http://museodeltraje.mcu.es
住所:Avenida de Juan de Herrera, 2. Madrid
大学都市(Ciudad Universitaria)にあります。
4トラ クチコミには「コスチューム・ミュージアム」と訳されていますが、日本語の適訳があるのにカタカナ語を利用するのは嫌いなため、この旅行記では「服飾博物館」と呼ばせて頂きます。 -
入場料:3ユーロ
開館:
火〜土 09:30 - 19:00
日祝 10:00 - 15:00
閉館:
月曜日 1月1,6日 5月1日 11月9日 12月24,25,31日
館内写真撮影フラッシュ無しならOKです。
(入り口で係員に確認しました)
衣類の展示は保存面で色々と大変なようで、
館内は全体的に薄暗い照明です。 -
この博物館のコンセプトはスペインの服飾史です。
展示物を見ているとベラスケスやゴヤの絵の中の人物画が彷彿としてきます。
コレクションの中でも一番古いものは16-17世紀のもの。
男性の手袋 -
こちらも16世紀のプールポワン(男性の上衣)
この最初の部屋で見られるビデオが、古代ローマ時代からの衣服の進化(型の進化)を面白く説明しています。言葉が分からなくても理解できるビデオです。 -
18世紀にはフェリペ5世の王位継承により、スペイン・ボルボン(ブルボン)朝が始まります。
これにより宮廷には華やかなフランスファッションが広まります。
こんな衣装、ゴヤの絵のカルロス4世王が着ていますねー。
表紙の写真もこの時代のものです。 -
Manto de la Real Orden de Carlos III
カルロス3世騎士団のマント
(1771年に創立) -
現代でも絶対あるこのデザイン!
こんな柄タイツが18世紀にあったとは、驚き。 -
こちらは刺繍が細かい。
(18世紀) -
女性用の手袋にはプリント柄が。
(18世紀) -
ベルトのバックル (18世紀)
-
ポシェット
他に靴や帽子、日傘などの展示もあります。
(18世紀) -
18世紀後半はフランス革命と共にファッションにも変化が訪れます。
女性の衣装は胸のすぐ下にくびれが来るようになります。 -
18世紀後半にスペインで生まれた
マハ・マホ ファッション
まさにゴヤの世界! -
19世紀はロマンチシズムの時代。
家具や小道具を上手く利用して面白い展示。 -
舞踏会や劇場などへ行く際はこんな恰好で・・・
(19世紀) -
19世紀中頃
-
腰のボリュームはこんな風にして出していました。
どうやって座ったの? -
カパ・エスパニョーラ(スパニッシュケープ)
今でも着ます。
マドリードの老舗セセーニャのは有名です。
http://www.sesena.com
我が夫も持っていますが、着たのは1度だけ。
それも日本で(笑)
電車の中でかなり注目浴びていました。 -
スペインの民族衣装の展示もあります。
これはカセレス(エクストレマドゥーラ州)の衣装。 -
20世紀初頭
コレセットなんか付けなきゃいけない時代に生まれなくて良かった! -
20世紀中旬
コルセットから解放されて、自由なファッションに。
働く女性も出始め、女性がカフェなどに出入りするようになる。 -
スペイン市民戦争後に出たスペインの女の子の憧れの人形「マリキタ・ペレス」
色々な衣装を来た人形がありました。当時のファッションが垣間見られるコレクションがこの博物館にもあります。
これはスペイン各地の民族衣装版。
人形を熱心に見ていた私のところへ、監視の係員の女性が近寄ってきて、「一家にひとつの人形を買うのがやっとの家庭ばかりだったから、姉妹みんなでひとつのマリキタ・ペレスを大事にしたものだと、おばあさんが語ってくれた」と。
市民戦争中にバラバラになってしまったおばあさん家族のお話もしてくれました。 -
世界的に有名なファッションブランド「バレンシアガ」の創設者はスペイン、バスク出身のクリストバル・バレンシアガ(1895-1972)。1914年にサン・セバスティアンで創業したが、スペイン市民戦争を逃れるためにパリに移転、それ以来バレンシアガの本店はパリにある。
20世紀を代表するスペインデザイナーとして、バレンシアガのコレクションが展示されています。
なかなか面白い博物館です。
ファッション好きなら行ってみる価値あるでしょう。 -
さて、ランチは今年(2013)オープンしたマドリードの新スポット、メルカード・デ・モンクロアへ行ってきました。
http://mercadomoncloa.es
メルカードという名が付いているものの市場ではなく、中はフードコート風になっています。 -
入ってすぐにはバール
飲み物はここで頼む。 -
入って左側にはお総菜店。
美味しそうな料理が色々と並んでいます。
テイクアウトもできるようです。 -
食べるのはバールのカウンター席、上階と下階に並ぶテーブル、どこに座っても良い。テーブルセッティングされているテーブルはレストラン風に注文をとりに来てくれる。(別メニューがある)
上階下階にも食べ物や飲み物を注文できるバーカウンターがあります。
この日は某自動車メーカーのパーティーがあったようで、上階は貸し切り状態でした。 -
ハム、チーズコーナーもあります。
好きなだけその場で切ってくれて、美味しそうな生ハムを食べられます。 -
さて、何を食べようかな〜?
野菜、サラダ類も豊富です。 -
メインも美味しそうだ〜
-
エンサラダ・カンペーラ Ensalada Campera と呼ばれるサラダを頼んでみました。
ジャガイモがイマイチだった・・・ 残念
4,85 ユーロ -
メインはロールチキン Muslitos de pollo relleno
これは美味しかった!
4,55 ユーロ -
中にはベーコンと松の実が巻かれていました。
-
飲み物はバールでクララ・コン・リモン(ビールのレモンソーダ割り)を頼んだら、おつまみにオリーブも付けてくれた。
1,80 ユーロ
このオリーブ Aceitunas de Campo Real 、マドリード東のカンポ・レアルで作られる大変美味しいオリーブです。
食べ終わって、つい日本式にお盆を持ってお総菜店に返しに行ったら、「そのままにしておいてもらって良かったのに」と恐縮された。 -
デザートも何か食べたいな〜
お総菜店にはカットフルーツのカップを売っていたけれど、その隣にあるケーキ・菓子パンのディスプレーが、小さいながらも魅力的。
ここも持ち帰りできます。
チョコレートや飴なんかも売っています。 -
お店のお姉さんがお勧めしてくれたメロンムースケーキにしました。
中にマスクメロンの切り身も入っていて、あっさりした甘さで美味しかった。
今度はバールのカウンター席に座って、アイスコーヒーをもらいました。こちらのアイスコーヒーは暑いブラックコーヒーを自分で氷の入ったコップに注ぎ入れて出来上がり! -
強面のお兄さんがテキパキ働くのを見ながらケーキを食べる。
-
白ワイン冷やすのもこんな風にして
単純だけどお洒落に見える。 -
で、ワインが入っているのと同じタイプの大きなボールに氷水に浸かったたくさんのサクランボがあるのを目にして、強面のお兄さんに「あのサクランボは飾りじゃないでしょう?」って聞くと、「2キロ6ユーロで売ってるんだ」と。
「少し頂戴」と頼んだ。
最高に美味しい!
「どうだい?」ってお兄さんが聞くので
「Espectaculares! 素晴らしい!」って答えたら、
強面が微笑んだ。 -
コーヒーとサクランボのお会計を頼んだら、なんと、サクランボはお兄さんが奢ってくれた!
ありがとう!
すごく得した気分。
中心地からはちょっと離れているため、まだ観光客には知られていない Mercado de Moncloa。
隣のホテルの宿泊客以外は地元民のみでした。
マヨール広場隣の Mercado de San Miguel は今では完全に世界中の観光客に侵略されちゃって、ここ数年足を踏み入れていません。地元民も避けてる感じあります。
だから、こういう新名所の誕生、マドリードっ子には嬉しいです。 -
食事の後は、プリンセサ通りをショッピング。
夏期バーゲン 8月31日までです。
快復の兆しを見せつつあるスペイン経済ですが、今年も大幅値下げでお買い得商品色々!
こんなバーゲンの表示見てたら何か買わずにはいられない! -
この日は朝からショッピングモードだった私。
(「我が街の木曜青空市」旅行記もこの日)
ピアス以外は余りしないくせに見るのは好きで、カラフルで可愛い小さなアクセサリー屋に入った。
赤い方に「1ユーロ」という値札が付いていた。色違いの緑の方には何も付いていないけど「同じ値段?」と聞くとそうだと言うので、両方買うことにした。
で、レジで「割引でひとつ0,75ユーロになります」って。
商売になってるの? -
新しいサンダルが欲しかった。
もちろんスペイン製。
29,95ユーロ
割引前の値段は忘れた・・・
履き心地なかなか良い。
スペインの靴って良いんですよ〜
最近は中国製が多く混じるようになってきていますので、買う時にはどこ製かしっかりとチェックしてください。 -
エル・コルテ・イングレスも最大50%引き。
8月に入ったら更に値引きされると思う。 -
でも、この日はコルテで買ったのは台所用のタオルのみ。
10%引きでひとつ 3,15ユーロ
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