2008/09/20 - 2008/09/20
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SUR SHANGHAIさん
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前編では、ドブロヴニクまで200km足らずに迫ったところで山火事に遭遇したこの日のドライブ旅。
アドリア海沿いにドブロヴニクへ向かう道がクローズされてしまったので、やむなく内陸部の道を通ってドブロヴニクを目指すこの日の後半。
事故や災害はいつも予期しない時に起こるものだけど、全然考えてもいなかった道を通る羽目に陥ってしまって、ドブロヴニク到着が何時になるのか見当も付かなくなった…。^^ゞ
しかもそのルートの大部分がボスニア・ヘルツェゴヴィナの領域。
そのルート上にあるクロアチアとボスニア・ヘルツェの国境は、観光客が多く通るとは思えない場所。レンタカーでここを通れるんだろうかというのが最初の懸念。
運を天に任せて前進します。
表紙の画像は、どうにかドブロヴニク到着後にHOTEL MOREの部屋から見たアドリア海の日没。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前編では、アドリア海沿岸を通る8号線でドブロヴニクを目指そうとしていたSUR SHANGHAI一行。
ところがBRELA(ブレラ)という地点から先で山火事に遭遇。
お巡りさんに「ドブロヴニクに行くの? じゃあ、この標識に出ているIMOTSKI(イモツキ)まで行って、あとはボスニア・ヘルツェゴヴィナを通っていくしかないよ。」とアドバイスを受け、まずは39号線でイモツキへの分岐点がある内陸部を目指しております。
そのアドバイスを受けて出発したのは午後の1時40分頃。
目の前に見える岩山はディナラ山脈の一部。
あの山の向こう側にある道を通ってドブロヴニクへ向かおうと言う算段。
しかも、山脈のすぐ向こう側の道も通行止めになったらしいので、この39号線+60号線でイモツキへまず向かいます。 -
イチオシ
BRELA(ブレラ)という地名の場所から先が山火事で通行止めになった8号線。
それを受けて、8号線から内陸へ向かう39号線のあちこちに臨時の道路標識を取り付ける人たちが動員されていた。
お! すごい!
ブレラより先のちょっと先のMAKARSKA(マカルスカ)という町も同じように遠回りになったようだから、火事があったのは、ブレラとマカルスカの中間点なんだろうな。
あれ以上被害が拡大しなきゃいいけど…。
下段の画像は、IMOTSKI(イモツキ)へ向かう60号線への分岐点。
あ、やっぱりここにもドブロヴニクへの臨時標識が出てるよ。
あのお巡りさんが言ってたのは本当だったね。
で、さっきから名前が出ているイモツキという場所は、60号線がクロアチアからボスニア・ヘルツェゴヴィナに入る手前の町。 -
クロアチアがボスニア・ヘルツェゴヴィナと接する国境近くの町の一つIMOTSKI(イモツキ)へと向かう60号線は、一応片側一車線。
あれ〜、今度は渋滞してるよ〜、なんで〜? ^^ゞ
またここでも何かトラブルが? (;^ω^)
60号線はその幅が狭いので、大型車両が来るとすれ違いが困難になるのが原因だった。
今日は本当にプリトヴィッツェを出てきてから、ずっとケチがつきっぱなしの日だよねえ…。(。・w・。)
同行者の親戚Bさんは今日のやたらにトラブル続きのドライブ旅で疲れているはずなのに、決してブツブツと愚痴を言わないのが偉いと思う。
「お前たちのせいじゃないんだから、ね。 大丈夫。」 -
お巡りさんに道を教えてもらった場所の標識には、IMOTSKI(イモツキ)まで47kmって出てたよね。
もうあれから1時間近く経ったんですが…、相変わらず渋滞し続ける60号線。
あの看板に出ている絵の軍人さん(?)がちょっと怖いね。
あの霞んでいるディナラ山脈向こうはアドリア海沿岸なんだよね。火事があった山の煙はアドリア海側だけに流れていたから、こっち側から見るとどの山がそうなのか分からない。
…などと言って気を紛らわせるのも億劫になってきた頃。 -
この画像だとよく見えないんですが、黄色い標識にはIMOTSKI(イモツキ)左折、METKOVIC(正式にはCの上に ' がありました)は右折と出ています。
この町角に着いたのは3時20分…。
METKOVICは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナを通ってからまたクロアチアに戻る国境の町。
これまでSUR SHANGHAIたちはイモツキを目指して60号線をやって来ましたが、その後はボスニア・ヘルツェゴヴィナを横切ってからクロアチアに戻って行かなければならないので右折。
右折方面の車がまた渋滞してるんですが…。(;^ω^) -
上の画像の町角を過ぎたら、急に道幅が広くなったせいか車の流れがスムーズに。
わあ、吹き込む風がフレッシュ!
それまで半分眠っていたようなノロノロ運転から解放された! -
クロアチアとボスニア・ヘルツェゴヴィナの国境が近づいた。
ん? この風景って、中国の新疆ウイグル自治区を思い出させる。不思議。
で、渋滞を切り抜けて国境のゲートが近づいて来たら、今度は別の事で心配になってきた…。
こんな普段は観光客が通らないような国境を、クロアチアで借りた車で通れるのかな…。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナへは3ヶ月以内の観光目的ならドイツ人も日本人もヴィザは要らないはずだけど、こんなマイナーな場所からの入国だと面倒なことになったりするんじゃない…? -
3人分のパスポートを素早く提示できるように手元に置いて、まずはクロアチアを出る国境ゲートへ。
その手前に出ていた5ヶ国語の「さようなら!」
ちょっとスペースが欠けてるのもあるな。
クロアチア語のドヴィデェーニャ、
英語のグッバイ、
ドイツ語のアウフ・ヴィーダーゼーヘン、
イタリア語のアッリヴェデールチ、
そしてフランス語のオー・ルヴォワール。
日本語でもSAYONARAと入れて欲しい。(^0^)/〜〜
この先のブースで、ちょっとドキドキしつつパスポートを提示すると、クロアチア出国は問題なし。 -
さて、お次は懸案のボスニア・ヘルツェゴヴィナ側の入国審査ゲートへ。
ここでもドキドキしながら3人分のパスポートを提示すると、SUR SHANGHAIだけが別室に呼ばれた…
…ということは無くて、無事通過。(;^ω^)
別に何も聞かれたりしませんでした。
なあんだ、何も心配する事なかったんだ。ホッ。 -
で、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ側のゲートを無事に通り抜けて最初に入ったのはGORICAという町。
今日のドライブ旅が順調だったらボスニア・ヘルツェゴヴィナに最初に入る街はアドリア海沿岸のネウムだったので、これは思いがけない出来事。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国旗マークがある標識には、交通規則の表示もあった。
市街地の最高速度は時速60km、
市街地ではない場所では80km、
自動車専用道路では100km、
高速道路では130km。
ライトは24時間点灯する事。
そして運転中の携帯電話は使用不可。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナに入ったGORICAの町。
もう少しクロアチアとの国境近くには、国境を行き来する人々相手に衣料品などを売る露店的商店が並んでいた。想像の中の中欧的眺めだったけど、素通りしただけ。
今日はまだこの先、ドブロヴニクまでどの位かかるのか見当もつかないし…。
このGORICAの町を通過したのは午後の4時頃。
順調なドライブ旅だったら、もうドブロヴニクに着いていたんじゃないかなという時刻。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの民族は、イスラム教徒のムスリム人が人口の約50%、セルビア正教徒のセルビア人が約30%、カトリック教徒のクロアチア人が約20%という構成らしい。
西日が差し始めた丘の上に立派な教会が見える。
あれはセルビア正教の教会? それともカトリックの教会? 外観だけで分かるものなんだろうか?
宗教に詳しくないSUR SHANGHAIには分からず。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナに入った後は、GORICAの町から6号線でMETKOVICの町方面を目指すSUR SHANGHAI一行。
METKOVICは、またクロアチアのアドリア海沿岸に出る手前の国境の町。
まだまだドブロヴニクへの道は遠い…。
その6号線上の町並みは、ユーゴスラヴィアからの独立戦争やボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦争後に再建されたものなのか、思っていたより新しいという印象。 -
クロアチアのIMOTSKI(イモツキ)までは60号線だった道は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのGORICAに入った後は6号線。
ディナラ山脈の内陸側に沿うように、モンテネグロまで通っているみたい。
その6号線は、地図を見ると特に重要な国道というわけではなさそうなのにガソリン・スタンドがやたら多かった。
この道沿いでは給油はしなかったんですが、ちょっと表の看板を観察。
このスタンドでは、ユーロ98が2.29って書いてあるけど、これはユーロ98が1リットル2.29コンベルティビルナ・マルカ(KM)、って見ればいいのかな。
この編ではそういう事にして記述しようと思います。
そのほか、ユーロ95がリットル2.16KM。
ディーゼルのお値段はここから見えず。
そのほか、24時間営業でカフェ、売店、トイレありと出ています。 -
これも同じくボスニア・ヘルツェゴヴィナの6号線沿いの町。
花屋さんに花が盛大に並んでいるのを見ると、90年代のユーゴスラヴィアからの独立戦争やボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦争はもう遠くなってしまったかのように見える。
その頃SUR SHANGHAIはドイツのドイツ語教室にちょっと通っていたけど、当時はまだユーゴスラヴィアだった各地からの難民学生が多かったっけ。
みんな今頃どうしているのかな。 -
同じくボスニア・ヘルツェゴヴィナの6号線沿いのガソリン・スタンド。
このお店では
ディーゼルがリットル2.37KM、
ユーロ・スーパー95が2.15KM、
ユーロ・スーパー98が2.27KM。
それとは別にスーパー98が2.20KMって出てるけど、これって有鉛・無鉛の違いかなあ?
別のガソリン・スタンドではユーロ・スーパー・プラス98って言う名前もあったっけ。
ちょっとややこしい。
で、このお店では洗車、修理、カフェ、売店、トイレも有り。 -
この画像ではよく見えないんですが、ドブロヴニクへの標識発見!
ここで6号線を離れ、右折して脇道に入って行ったらボスニア・ヘルツェゴヴィナとクロアチアの国境の町METKOVIC(正式にはCの上に ' がありました)までもうすぐ。
もし、ドブロヴニクのホテルを予約していなかったら、ここを直進して行った先の町に泊まっていたかも。
ヘトヘト…。
旦那とSUR SHANGHAIだけのドライブ旅ではよくこんなシーンもあるけど、今回は親戚Bさんも一緒。
看護生活からの息抜きのために、と思って連れて来たBさん。
「お前たちのせいじゃないよ。平気平気。」って言ってるけど、内心怒ってるんじゃないかなあ…。(;^ω^) -
6号線から脇道に入って、ボスニア・ヘルツェゴヴィナとクロアチアの国境の町METKOVIC(正式にはCの上に ' がありました)への道筋。
田舎町の風情だね。 -
お、このあたりの幹線道路17号線との交差点。
この画像だと17号線を左へ行くと石橋で有名なモスタル方面、右に行くとドブロヴニク方面。
今日はもうドブロヴニクへ辿り着くのが第一目的になってしまっているので、モスタルの名を見ても感慨が無いのが悲しい。
もちろんここでは右折したSUR SHANGHAI一行。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの民族は、イスラム教徒のムスリム人が人口の約50%って聞いていたけど、今日通ってきた道筋ではモスクは見なかったなあ。
やっとクロアチアとの国境近くまで来た17号線上で見かけたモスクとその尖塔。
そろそろ夕暮れの礼拝時刻だね。
この手前にはドブロヴニクまであと103kmの標識もあった。
ひゃ〜、やっとここまで来た。最後まで気を緩めずに行こう! -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナとクロアチアの国境の町METKOVIC(正式にはCの上に ' がありました)。
上段の画像は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナを出て行く国境ゲート前。
画像奥の方にはクロアチア側の国境ゲートも見えています。
ここでもパスポートの写真と我ら3人の顔を見比べる位ですんなり通過。ホッ。
下段の画像がクロアチアに入る国境ゲート。
ここではパスポートを差し出しても、受け取りもせずに「行け行け!」の仕草。
この二つのゲートを通り過ぎたのは午後5時20分頃。
GORICAという町でボスニア・ヘルツェゴヴィナに入ったのは4時頃だったから、1時間半近くボスニア・ヘルツェゴヴィナの領土を走った計算。 -
さあ、また戻って来たクロアチア。
道路標識にはドブロヴニクまで82kmって出てる。
はあ、やっとここまで来たね!
その下の方にNEUM(ネウム)と出ているのは、アドリア海に面したボスニア・ヘルツェゴヴィナの街。
ここでクロアチアが分断された形になってますが、そのボスニア・ヘルツェゴヴィナの領域になっている部分の2号線(E65号線)は距離的には10km位。 -
やっとまたアドリア海沿いの道に戻って来た。
このスプリット方面とドブロヴニク方面を結ぶ道は、前編で山火事を起こしていた8号線(E65号線)の続き。
E65号線はクロアチアの沿岸を北から南に通っている道。地図を見てみると、北はスロヴェニアとの国境近くのリエカから、南はモンテネグロとの国境近くまで延びています。
スプリットとドブロニクの間のネウム(ボスニア・ヘルツェゴヴィナの領土)あたりを境にして、北側は8号線、南側は2号線とも表示されているので混乱にご注意を。
遠くにネウムの街が見えてきた。
上の画像の説明でも言いましたが、そのネウムの街を挟んでクロアチアが南北に分断された形になっています。 -
ネウムは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは唯一アドリア海に面した街。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの領域になっているその部分の2号線(E65号線)は距離的には10km位。
それでも国境ゲートがあって、一応パスポートを提示する事になってます。
ここで見えているのは、ネウムに入る前のボスニア・ヘルツェゴヴィナの国境ゲート。
ここもチラッとパスポートを見る程度で何も聞かれず通過。 -
イチオシ
夕日の中のネウムの街を見るために、ちょっと車から降りてみる。
ふう! 6号線でボスニア・ヘルツェゴヴィナを横切っていた時には車から降りなかったから、これがボスニア・ヘルツェゴヴィナの土地を踏む最初の一歩。
ああ、結構きれいだね!
あれ? でもよく見ると、なんだかガラ?ンとした感じの街。誰も道を歩いていないよ…。 -
何とはなしに荒廃した雰囲気を漂わせるネウムの街と同じようにゴミが散乱していた駐車スペース…。
侘しく悲しい眺め…。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナで唯一アドリア海に面しているネウムの街は、2号線沿いだけがちょっと賑やかな感じ。
夏のシーズンが終わった後だからかな。 -
光の具合が変になってしまいましたが、これはネウムを過ぎ去ってまたクロアチアに入る国境ゲート。
やれやれ、今日はクロアチアとボスニア・ヘルツェゴヴィナの間を4回国境を越えた計算だね。
ここでもまたパスポートは用意していたのに、「行け行け」サインで通過。 -
ああ、アドリア海に日が沈んでいく。
もう今日はプリトヴィッツェからのトラブル続きの移動だけで終わってしまったんだ〜。
長〜い一日の終わり。
目指すドブロヴニクまではもう一息! -
イチオシ
これは、初代クロアチア共和国大統領と同じフラニョ・トゥジマンの名を持つ橋。
ドブロヴニクの市街地に入る前の入り江に架かっています。
この橋ができる前は、入り江をぐるりと迂回して市街地とを行き来していたのだそう。
この橋のありがたさを実感したSUR SHANGHAIたちはこの後めでたくドブロヴニク入り。 -
イチオシ
ドブロヴニクで予約しておいたホテルは、ラパド地区にある五つ星のHOTEL MORE。
早く宿に着いて一息入れたいと思っていたのが通じたせいか、地図だけで一発発見。
チェックインが済んで部屋に入ったのはもう午後の7時20分。
これはそのHOTEL MOREから見たアドリア海の落日。
いや?、やれやれ、お疲れ様?。
プリトヴィッツェを出てから、途中のあれやこれやで11時間近くかかった…。
順調だったら7時間位じゃなかったのかなあ。
親戚Bさんは、「よくやったね。今日はみんな早く休もうよ、ね。」
いえいえ、Bさんもお疲れ様でした?。
このあとは近くにあったレストランで夕食。
HOTEL MOREの紹介は次編に回す事にして、今日はこの長かったドライブ旅に終わりを告げようと思います。
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